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第四章(下)
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前回のあらすじ、逃げる四天王。
料理を提供しているものを除き、市場のほとんどの店はすでに片付けを終わらせていた。
幼く見える銀髪の男は、大きく腫らした顔や、腕に刺さったナイフの傷を気にせずに、市場の通りを堂々と歩いている。
道中、自然に流れるような動作で、店じまいの支度をしている洋服店からローブをくすね... その目立つ髪と傷を隠すよう全身を覆う。
「まだ起きねえのかこいつ... まあ良い、あの投げナイフ使いの能力は素肌や顔を視認するか、心臓の鼓動音や呼吸音を使うものだということを、一人目の四天王、チャームが突き止めた。なら、ひとまず全身を隠せばすぐにバレる事はないだろう」
男はまるで近所の酒場へ向かうかのように、何でもない軽やかな造作で歩き続ける。辺りを深く観察したり、男が歩いてきた、少女たちを置いてきた方向を警戒したりはしていないようだ。
「このまま人通りの無い路地に身を隠すのは賢い選択じゃない。あの二人の女が先にそういう場所を探すだろう。俺が影に身を隠すのと同じように、こいつの体を隠すためにはもっと人混みの中を歩かなければ... どうやら本当に人けの無い路地を探し始めているようだしな... 」
すでに酔い始めている屋台の客の歌声や笑い声が耳に届く中、男が少し俯かせた顔を前に向けると...
『なあメイ、スズたちを探すっていうのに、こんな賑やかな市場に来て良かったのか?』
『スズ様はなんらかの軽食を調達されに宿をお出かけになられたと、勇者様は仰いました。ですので、市場に面する人通りの少ない路地を当たるのがよろしいかと存じます』
「はっ?」
ローブ姿の男は思わず目と口を大きく開き、向かいから歩いて来る少女と少年を凝視してしまう。だがそれは一瞬の事で、すぐに顔を俯かせ、自分の進行方向に薄く伸びる自分の影を見つめ、平然を装う。
「スズ... 勇者... ということはあいつが勇者か。奇襲をかけてやりたいが、今は駄目だ。ここで暴れればあの頭のおかしい女どもにバレてしまう... 」
『タイランは慌ててどこかに行っちゃったけど、何か当てでもあるのかな... 』
『... 存じ上げません。タイランお嬢様のあの表情は、何かをお考えになっているような... はたまた何もお考えになっていないような... そんなお顔でした。ですがもしかすると、あの自信に満ちたご表情から察するに... 四天王を探す方法を思いつきになられたのかもしれません』
その四天王という単語に男はより一層耳を傾けるも、周りからは平然と見えるように体を動かし続ける。
『へえ... まあでも考えがあるのなら、俺たちとわざわざ別行動を取るような事はしないだろうしな... 』
『... はい』
向かいから来るその二人と、ローブ姿の男がすれ違う瞬間... ローブ姿の男は姿勢も呼吸も乱さない。二人に気取られないよう、周りに必死に溶け込む。一瞬の事のはずなのに、男には途方も無い時間に感じられた。
『お、あっちの路地とかはどうだ?』
『いえ、あそこからは浮浪者達の声が聞こえてきます。騒ぎになっていないということは... 』
二人と男は、何事も無く、ただ市場で歩いている大多数の人間と同じようにすれ違い、そのまま別々の方向に歩いていく。
「... このまま店にでも入るか」
ローブ姿の男が安堵しかけたその瞬間、男の後頭部に、小さい、か弱い何かがすとんとぶつかる。
普段であれば、普通の人間であれば、気にも留めないような柔らかな感触だ。だが気を張っていた男はすぐに違和感に気付く。
「っ!?」
すぐに振り向こうとするが... 自身の影に重なるのがスカート姿の少女の影だと気付き、自身の首に当てられている金属の冷たさを感じると、表情を平然したものにする。
「フードの隙間からの銀髪... 少年... 弟さま、ですよね... 振り向かないようお願いいたします。いくつかの質問に答えていただきたいのです」
ローブ姿の男は、背後に立っているのがメイド服の少女であると理解する。
**********
海の見える綺麗な町の、大きな展望塔にて。
そこから見える水平線の縁は少し暗くなっている。そのため少し暗い水平線とそこに面した赤い空とで、見た者の目を惹く美しいコントラストを生み出している。
日中は、町の住人や観光客たちが、海を見て落ち着こうと集まる展望塔だが... 辺りが暗くなってきたこの時間は、上るにも下りるにも足元に気を遣うため、展望塔の上に行こうとする者は少ない。
そんな展望塔の上、縁の所には、美しい海になど目もくれず、町の様子を裸眼で見つめている一人の少女の姿だけがある。
その赤髪の少女は、うつぶせに寝転び、片手に手帳を、もう一方の手に鉛筆を持ち、普通の人間ならば観察しようとも思わない距離にある市場に目を向けている。
「ローブを盗む... なるほど、人混みに紛れるんですね... リリーさんとスズ王女殿下は手当たり次第に路地を... これは逃げられましたかね... 」
手帳には目を向けず、遠く離れた市場を見つめ続けながらメモを取る。すると、ふと鉛筆を持った手を耳に当てる。
「第一の四天王、チャーム... なるほど、リリーさんの能力の詳細もバレて...」
ゴンッ...
突如、思案を巡らせる彼女の後方から、何の前触れもなく音が鳴る。
彼女の耳が良すぎるためか、すぐ近く、彼女の後ろで放たれた、石がこすれる音に、敏感に反応してしまう。
市場から目を離しはしないが、突如鳴ったその小さな音に彼女は冷や汗をかく。
「展望台をただ上りに来た観光客じゃない... 今の音は階段から鳴った音じゃないし、こんなすぐ近くまで、私に一切気付かれず、音も立てずに上る事なんて普通は出来ない... 」
彼女が市場の方をじっくり注意深く観察すると、ちんちくりんな少女、杖持ちの少女、勇者、そして最後に四天王の姿を確認し... 一つの結論を出す。
「四天王の場所が分からねえのなら... リリー達がどこに行ったのか分からねえのなら... 分かる奴に聞けば良いんだよ... そしてその人物は、町のあちこちをよく観察出来るこの展望塔にいるはずだよな!」
実に百メートルはある展望塔の上に赤髪の少女に気付かれずに上ったその人物は、大剣持ちの少女だ。
それを赤髪の少女が理解すると、同時に右手の甲がヒリヒリとする感触を覚える。それは彼女が数日程前にボタンの狙撃を受けた場所だ。
「なななな... 何の用ですか!?記事の確認ならちゃんとしてもらいますから... 」
背後からの威圧や数日前の逃走撃を思い出すも、彼女は決して市場から目を離しはしなかった。
市場では勇者とメイド服の少女が歩いており、ローブを被った四天王がその二人とすれ違おうとしているところだった。
「四天王はどこだ、戦いはどこで起こっている」
「えっと... あそこの、井戸がある開けた場所は見えますか?あそこから市場の道に出て、およそ左に五十メートルほど歩いたところで... メイさんと勇者様が、四天王に気付かずに、今すれ違おうとしています... 」
言い終わるが早いか、大剣持ちの少女は展望塔の端の方、赤髪の少女の隣まで歩いていき、右手を真っ直ぐ市場まで伸ばす。
「えっと... 何を?」
「何となく分かるぜ、奴の位置がよ... メイとへっぽこが気付かずにすれ違おうとしているっていうのなら二人に知らせなくちゃいけねえ」
大剣持ちの少女のポニーテールがそよ風に揺れたかと思うと... 伸ばした腕を少し右上にずらし、手に持った何かを弾く。
瞬間何か小さな物が空を裂き... その反動からか展望塔には風が吹き荒れる。
視力の良い赤髪の少女は、それが自分を撃ったことのあるボタンであるとすぐに気付いた。
そのボタンが四天王の後頭部にぶつかった事を直観で理解すると... 思わず大剣持ちの少女の方を見てしまう。
「っち、空気抵抗が面倒くせえな。奴に当たるころにはほとんどエネルギーが残っていねえ」
「何キロメートル離れていると思っているんですか... 」
すると大剣持ちの少女は赤髪の少女の方を向き...
「あ?誰だお前。テラーじゃねえな」
「... いえ、あの... テラーです」
大剣持ちの少女の顔を確認しようと、赤髪の少女が眼鏡をかけると... 眼鏡越しの彼女は納得したように手をポンと叩く。
「おお、テラーだ。ありがとうな!」
「い、いいえ。大したことでは... え?」
瞬間、赤髪の少女は目を見開く。
言い終わるが早いか、大剣持ちの少女が百メートル近くある展望塔から飛び降りたからだ。
「... 」
その事を少しの時間をかけて理解をすると... 左手に持つ手帳に『タイラン様 展望塔 ボタン 飛び降りる』、と断片的に文字を書き... 最後に『異常な行動』と記す。
料理を提供しているものを除き、市場のほとんどの店はすでに片付けを終わらせていた。
幼く見える銀髪の男は、大きく腫らした顔や、腕に刺さったナイフの傷を気にせずに、市場の通りを堂々と歩いている。
道中、自然に流れるような動作で、店じまいの支度をしている洋服店からローブをくすね... その目立つ髪と傷を隠すよう全身を覆う。
「まだ起きねえのかこいつ... まあ良い、あの投げナイフ使いの能力は素肌や顔を視認するか、心臓の鼓動音や呼吸音を使うものだということを、一人目の四天王、チャームが突き止めた。なら、ひとまず全身を隠せばすぐにバレる事はないだろう」
男はまるで近所の酒場へ向かうかのように、何でもない軽やかな造作で歩き続ける。辺りを深く観察したり、男が歩いてきた、少女たちを置いてきた方向を警戒したりはしていないようだ。
「このまま人通りの無い路地に身を隠すのは賢い選択じゃない。あの二人の女が先にそういう場所を探すだろう。俺が影に身を隠すのと同じように、こいつの体を隠すためにはもっと人混みの中を歩かなければ... どうやら本当に人けの無い路地を探し始めているようだしな... 」
すでに酔い始めている屋台の客の歌声や笑い声が耳に届く中、男が少し俯かせた顔を前に向けると...
『なあメイ、スズたちを探すっていうのに、こんな賑やかな市場に来て良かったのか?』
『スズ様はなんらかの軽食を調達されに宿をお出かけになられたと、勇者様は仰いました。ですので、市場に面する人通りの少ない路地を当たるのがよろしいかと存じます』
「はっ?」
ローブ姿の男は思わず目と口を大きく開き、向かいから歩いて来る少女と少年を凝視してしまう。だがそれは一瞬の事で、すぐに顔を俯かせ、自分の進行方向に薄く伸びる自分の影を見つめ、平然を装う。
「スズ... 勇者... ということはあいつが勇者か。奇襲をかけてやりたいが、今は駄目だ。ここで暴れればあの頭のおかしい女どもにバレてしまう... 」
『タイランは慌ててどこかに行っちゃったけど、何か当てでもあるのかな... 』
『... 存じ上げません。タイランお嬢様のあの表情は、何かをお考えになっているような... はたまた何もお考えになっていないような... そんなお顔でした。ですがもしかすると、あの自信に満ちたご表情から察するに... 四天王を探す方法を思いつきになられたのかもしれません』
その四天王という単語に男はより一層耳を傾けるも、周りからは平然と見えるように体を動かし続ける。
『へえ... まあでも考えがあるのなら、俺たちとわざわざ別行動を取るような事はしないだろうしな... 』
『... はい』
向かいから来るその二人と、ローブ姿の男がすれ違う瞬間... ローブ姿の男は姿勢も呼吸も乱さない。二人に気取られないよう、周りに必死に溶け込む。一瞬の事のはずなのに、男には途方も無い時間に感じられた。
『お、あっちの路地とかはどうだ?』
『いえ、あそこからは浮浪者達の声が聞こえてきます。騒ぎになっていないということは... 』
二人と男は、何事も無く、ただ市場で歩いている大多数の人間と同じようにすれ違い、そのまま別々の方向に歩いていく。
「... このまま店にでも入るか」
ローブ姿の男が安堵しかけたその瞬間、男の後頭部に、小さい、か弱い何かがすとんとぶつかる。
普段であれば、普通の人間であれば、気にも留めないような柔らかな感触だ。だが気を張っていた男はすぐに違和感に気付く。
「っ!?」
すぐに振り向こうとするが... 自身の影に重なるのがスカート姿の少女の影だと気付き、自身の首に当てられている金属の冷たさを感じると、表情を平然したものにする。
「フードの隙間からの銀髪... 少年... 弟さま、ですよね... 振り向かないようお願いいたします。いくつかの質問に答えていただきたいのです」
ローブ姿の男は、背後に立っているのがメイド服の少女であると理解する。
**********
海の見える綺麗な町の、大きな展望塔にて。
そこから見える水平線の縁は少し暗くなっている。そのため少し暗い水平線とそこに面した赤い空とで、見た者の目を惹く美しいコントラストを生み出している。
日中は、町の住人や観光客たちが、海を見て落ち着こうと集まる展望塔だが... 辺りが暗くなってきたこの時間は、上るにも下りるにも足元に気を遣うため、展望塔の上に行こうとする者は少ない。
そんな展望塔の上、縁の所には、美しい海になど目もくれず、町の様子を裸眼で見つめている一人の少女の姿だけがある。
その赤髪の少女は、うつぶせに寝転び、片手に手帳を、もう一方の手に鉛筆を持ち、普通の人間ならば観察しようとも思わない距離にある市場に目を向けている。
「ローブを盗む... なるほど、人混みに紛れるんですね... リリーさんとスズ王女殿下は手当たり次第に路地を... これは逃げられましたかね... 」
手帳には目を向けず、遠く離れた市場を見つめ続けながらメモを取る。すると、ふと鉛筆を持った手を耳に当てる。
「第一の四天王、チャーム... なるほど、リリーさんの能力の詳細もバレて...」
ゴンッ...
突如、思案を巡らせる彼女の後方から、何の前触れもなく音が鳴る。
彼女の耳が良すぎるためか、すぐ近く、彼女の後ろで放たれた、石がこすれる音に、敏感に反応してしまう。
市場から目を離しはしないが、突如鳴ったその小さな音に彼女は冷や汗をかく。
「展望台をただ上りに来た観光客じゃない... 今の音は階段から鳴った音じゃないし、こんなすぐ近くまで、私に一切気付かれず、音も立てずに上る事なんて普通は出来ない... 」
彼女が市場の方をじっくり注意深く観察すると、ちんちくりんな少女、杖持ちの少女、勇者、そして最後に四天王の姿を確認し... 一つの結論を出す。
「四天王の場所が分からねえのなら... リリー達がどこに行ったのか分からねえのなら... 分かる奴に聞けば良いんだよ... そしてその人物は、町のあちこちをよく観察出来るこの展望塔にいるはずだよな!」
実に百メートルはある展望塔の上に赤髪の少女に気付かれずに上ったその人物は、大剣持ちの少女だ。
それを赤髪の少女が理解すると、同時に右手の甲がヒリヒリとする感触を覚える。それは彼女が数日程前にボタンの狙撃を受けた場所だ。
「なななな... 何の用ですか!?記事の確認ならちゃんとしてもらいますから... 」
背後からの威圧や数日前の逃走撃を思い出すも、彼女は決して市場から目を離しはしなかった。
市場では勇者とメイド服の少女が歩いており、ローブを被った四天王がその二人とすれ違おうとしているところだった。
「四天王はどこだ、戦いはどこで起こっている」
「えっと... あそこの、井戸がある開けた場所は見えますか?あそこから市場の道に出て、およそ左に五十メートルほど歩いたところで... メイさんと勇者様が、四天王に気付かずに、今すれ違おうとしています... 」
言い終わるが早いか、大剣持ちの少女は展望塔の端の方、赤髪の少女の隣まで歩いていき、右手を真っ直ぐ市場まで伸ばす。
「えっと... 何を?」
「何となく分かるぜ、奴の位置がよ... メイとへっぽこが気付かずにすれ違おうとしているっていうのなら二人に知らせなくちゃいけねえ」
大剣持ちの少女のポニーテールがそよ風に揺れたかと思うと... 伸ばした腕を少し右上にずらし、手に持った何かを弾く。
瞬間何か小さな物が空を裂き... その反動からか展望塔には風が吹き荒れる。
視力の良い赤髪の少女は、それが自分を撃ったことのあるボタンであるとすぐに気付いた。
そのボタンが四天王の後頭部にぶつかった事を直観で理解すると... 思わず大剣持ちの少女の方を見てしまう。
「っち、空気抵抗が面倒くせえな。奴に当たるころにはほとんどエネルギーが残っていねえ」
「何キロメートル離れていると思っているんですか... 」
すると大剣持ちの少女は赤髪の少女の方を向き...
「あ?誰だお前。テラーじゃねえな」
「... いえ、あの... テラーです」
大剣持ちの少女の顔を確認しようと、赤髪の少女が眼鏡をかけると... 眼鏡越しの彼女は納得したように手をポンと叩く。
「おお、テラーだ。ありがとうな!」
「い、いいえ。大したことでは... え?」
瞬間、赤髪の少女は目を見開く。
言い終わるが早いか、大剣持ちの少女が百メートル近くある展望塔から飛び降りたからだ。
「... 」
その事を少しの時間をかけて理解をすると... 左手に持つ手帳に『タイラン様 展望塔 ボタン 飛び降りる』、と断片的に文字を書き... 最後に『異常な行動』と記す。
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