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裏の道具を装備していくかい?
裏の道具を装備していくかい? 5
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ツーサイドアップにした銀色の髪をたなびかせてルーはけらけらと笑った。
「僕は男なのでちゃん付けは…… やめてください」
ユモトは右手を軽く握って口元に当てながら言った。その仕草からは男っぽい感じが伝わってこない。
「ごめんごめん、でもユモトちゃんの服って『ゴイチ一族の服』でしょ?」
「はい、僕もその血を受け継いでいますから」
「そう言えばそうだったな」
ルーとユモトとアシノの間で話が進み、ムツヤとモモは蚊帳の外だった。
「ゴイチ一族って何ですか?」
ムツヤが疑問を口にすると、モモもずっと聞いてみたかったことを話してみる。
「そうだ。その服は母上の形見で、着ていると魔法の威力が上がるとは聞いていたが、それ以上の事は知らなかったな」
「そうですね」と言ってユモトはうーんと目を閉じてどこから説明するかを悩んでいた。
「ゴイチ一族ってのはね、簡単に言ってしまえば有名な魔法使いの一族なのよね」
ユモトの代わりにルーが説明を始める。だがこの世界で生きていたはずのモモはその一族の名前を聞いたことがなかった。
「そうなのですか、知りませんでした」
「仕方ないですよ、ゴイチ一族よりも有名な魔法使いの一族なんて沢山いますから」
少し照れた顔をしてユモトは続ける。
「それにゴイチの一族は、何ていうか…… シャイな人達が多くて表舞台に立ちたがらないんですよ」
なるほどなと、モモはユモトを見て思った。確かにユモトが有名な魔法使いの一族だと自慢している姿は想像が出来ない。
「それで、ユモトちゃんが着ている服はゴイチの一族が着ると魔力のコントロールがしやすくなるってわけ」
「そうなんです、それと……」
1つ間をおいて恥ずかしそうにユモトは話し始める。
「これはお母さんの形見ですから…… 恥ずかしいですけど着ていると安心するんです」
ユモトは照れながらニコッと笑って言った。
白を基調として、胴回りや袖に青色や金色でアクセントを付けたそのローブは機能性の良さもあるが、それ以上にユモトの精神面で必要なものなのだと全員が理解した。
「それだったら、ローブの下に何かを着ておいた方が良いんじゃない?」
「それだったらこれはどうですか?」
ムツヤが取り出したのはパッとしない鎖帷子だった。
「おっ、これも魔法でかなり強化されてるわね! これ着たほうが良いわよユモトちゃん!」
ルーの助言を聞き入れてユモトはムツヤから鎖帷子を受け取る。体力のないユモトにも羽のように軽いそれであれば負担にはならないだろう。
「僕は男なのでちゃん付けは…… やめてください」
ユモトは右手を軽く握って口元に当てながら言った。その仕草からは男っぽい感じが伝わってこない。
「ごめんごめん、でもユモトちゃんの服って『ゴイチ一族の服』でしょ?」
「はい、僕もその血を受け継いでいますから」
「そう言えばそうだったな」
ルーとユモトとアシノの間で話が進み、ムツヤとモモは蚊帳の外だった。
「ゴイチ一族って何ですか?」
ムツヤが疑問を口にすると、モモもずっと聞いてみたかったことを話してみる。
「そうだ。その服は母上の形見で、着ていると魔法の威力が上がるとは聞いていたが、それ以上の事は知らなかったな」
「そうですね」と言ってユモトはうーんと目を閉じてどこから説明するかを悩んでいた。
「ゴイチ一族ってのはね、簡単に言ってしまえば有名な魔法使いの一族なのよね」
ユモトの代わりにルーが説明を始める。だがこの世界で生きていたはずのモモはその一族の名前を聞いたことがなかった。
「そうなのですか、知りませんでした」
「仕方ないですよ、ゴイチ一族よりも有名な魔法使いの一族なんて沢山いますから」
少し照れた顔をしてユモトは続ける。
「それにゴイチの一族は、何ていうか…… シャイな人達が多くて表舞台に立ちたがらないんですよ」
なるほどなと、モモはユモトを見て思った。確かにユモトが有名な魔法使いの一族だと自慢している姿は想像が出来ない。
「それで、ユモトちゃんが着ている服はゴイチの一族が着ると魔力のコントロールがしやすくなるってわけ」
「そうなんです、それと……」
1つ間をおいて恥ずかしそうにユモトは話し始める。
「これはお母さんの形見ですから…… 恥ずかしいですけど着ていると安心するんです」
ユモトは照れながらニコッと笑って言った。
白を基調として、胴回りや袖に青色や金色でアクセントを付けたそのローブは機能性の良さもあるが、それ以上にユモトの精神面で必要なものなのだと全員が理解した。
「それだったら、ローブの下に何かを着ておいた方が良いんじゃない?」
「それだったらこれはどうですか?」
ムツヤが取り出したのはパッとしない鎖帷子だった。
「おっ、これも魔法でかなり強化されてるわね! これ着たほうが良いわよユモトちゃん!」
ルーの助言を聞き入れてユモトはムツヤから鎖帷子を受け取る。体力のないユモトにも羽のように軽いそれであれば負担にはならないだろう。
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