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蜘蛛と男
蜘蛛と男 11
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まだ朝日が登るか登らないかの時間にムツヤの連絡石から声がした。
「ムツヤくん、ムツヤくん、起きてくれ」
目を覚ましたのはムツヤではなく、魔力をもらうために手を握って一緒に寝ているヨーリィだった。
ヨーリィはムツヤの頬を軽くペチペチと叩いて起こす。
「うーん? おはようヨーリィ」
「起きたかムツヤくん」
「あぁ、ギルスさん。おはようございます」
「朝早くにすまないね、探知盤に反応があったんだ。北西の方角から裏の道具持ちが近づいてきている」
裏の道具という言葉を聞いてムツヤは一気に目が覚めた。
「わがりました、すぐに皆と行きます!」
ムツヤは皆を起こして周り、事情を説明する。
「まったく、朝っぱらからキエーウの奴らもご苦労なことだね」
宿屋の外に出るとアシノがぼやいた。ひんやりとした朝の空気が心地よい。
「北西って言うとあの山の辺り? 私もう山登りしたくなーい!!」
ルーは駄々をこねるがアシノに襟首を掴まれて連れて行かれる。
探知盤をルーが持ち後衛に。前衛はモモとユモトだ、裏の道具持ちに合うまでは2人の訓練も行う。
襲いかかる魔物をモモは切り裂き、ユモトは氷の魔法で貫き、雷で黒焦げにする。
そんな調子で戦いながら進むと探知盤で分かる裏の道具の場所付近までムツヤ達はたどり着いていた。
ムツヤは探知魔法で周辺に人の気配が無いか調べていた。するとある事に気づいてルーに告げる。
「探知盤の裏の道具の場所に2人居ます」
「まずいな、裏の道具持ちふたりを相手に戦うのか」
アシノは少し不安そうに言った。
「まぁまぁ、大丈夫よ。こっちにはムツヤっちもいるしー」
「そうだな……、悩んでいても仕方ない、ゆっくり近づくぞ」
前衛をムツヤとヨーリィに任せて一行は歩き始めた。
ムツヤなら不意打ちにも対応できるし、ヨーリィは1度ぐらい致命傷を負っても枯れ葉から再生ができるからだ。
「そろそろね」
ルーがそう言ったその時だった。少し開けた場所に居たのは、クモの体を持ち、上半身が人間の。
アラクネだった。
「ムツヤくん、ムツヤくん、起きてくれ」
目を覚ましたのはムツヤではなく、魔力をもらうために手を握って一緒に寝ているヨーリィだった。
ヨーリィはムツヤの頬を軽くペチペチと叩いて起こす。
「うーん? おはようヨーリィ」
「起きたかムツヤくん」
「あぁ、ギルスさん。おはようございます」
「朝早くにすまないね、探知盤に反応があったんだ。北西の方角から裏の道具持ちが近づいてきている」
裏の道具という言葉を聞いてムツヤは一気に目が覚めた。
「わがりました、すぐに皆と行きます!」
ムツヤは皆を起こして周り、事情を説明する。
「まったく、朝っぱらからキエーウの奴らもご苦労なことだね」
宿屋の外に出るとアシノがぼやいた。ひんやりとした朝の空気が心地よい。
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ルーは駄々をこねるがアシノに襟首を掴まれて連れて行かれる。
探知盤をルーが持ち後衛に。前衛はモモとユモトだ、裏の道具持ちに合うまでは2人の訓練も行う。
襲いかかる魔物をモモは切り裂き、ユモトは氷の魔法で貫き、雷で黒焦げにする。
そんな調子で戦いながら進むと探知盤で分かる裏の道具の場所付近までムツヤ達はたどり着いていた。
ムツヤは探知魔法で周辺に人の気配が無いか調べていた。するとある事に気づいてルーに告げる。
「探知盤の裏の道具の場所に2人居ます」
「まずいな、裏の道具持ちふたりを相手に戦うのか」
アシノは少し不安そうに言った。
「まぁまぁ、大丈夫よ。こっちにはムツヤっちもいるしー」
「そうだな……、悩んでいても仕方ない、ゆっくり近づくぞ」
前衛をムツヤとヨーリィに任せて一行は歩き始めた。
ムツヤなら不意打ちにも対応できるし、ヨーリィは1度ぐらい致命傷を負っても枯れ葉から再生ができるからだ。
「そろそろね」
ルーがそう言ったその時だった。少し開けた場所に居たのは、クモの体を持ち、上半身が人間の。
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