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いざ王都へ
いざ王都へ 2
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馬車を預けると皆は街の中を歩き出す。ムツヤだけでなくユモトとモモもその立派な街並みに目を奪われていた。
「ここから少し行ったホテルに招待をされている。向かうぞ」
アシノの後を付いて行くと、一際大きな建物の前へたどり着く。
「ここみたいだな」
「へぇー、立派な所じゃない」
流石に国からの招待というだけあり、それは外装から分かるぐらいの一流ホテルだった。
外に立つボーイに声を掛けられ、招待状を見せると「お待ちしておりました」と中へ通される。
まるで城のような内装にムツヤは心躍らせていた。
「お荷物お預かりいたします」
「えぇ、お願いします」
アシノに習って皆が荷物を預けると、部屋まで案内され、ドアの向こうを見るなりユモトまで思わず「うわー」っと声が出る。
今まで見たことが無いぐらい豪華な部屋がそこにはあった。広い部屋に大きなベッド。なんと部屋に風呂まであるらしい。
「何か御用がございましたら備え付けの連絡石でお呼び下さいませ」
ボーイの姿が見えなくなると同時にムツヤはベッドに走ってダイブした。
「ユモトさんすげー、大きいですよー」
「ふふっ、そうですね」
ユモトは歩いてベッドに座り、ヨーリィもムツヤのベッドの端にちょこんと座る。
その頃一方女子部屋はと言うと。
「ふふっ、優雅な私にピッタリの部屋ね」
淹れてもらった紅茶にミルクを入れて、優雅とは程遠くクッキーをモシャモシャ頬張りながらルーは言った。
モモは大きな鏡付きの化粧台の前に座ってみる。
「後3日、いや、式典が終わる日も考えると4日はこの部屋で世話になるわけか、悪い気はしないな」
アシノはベッドに寝っ転がりながらそう言った。
皆は観光に出ることにした。ホテルを出てしばらく歩くと露天商がズラッと並ぶ通りへ着く。
「ここは露天市場だ、珍しいもんが売ってたりするが、胡散臭いものや偽物も売ってるから気をつけろよ」
アシノの注意を聞いているのかいないのか、皆はその光景にワクワクとしていた。
「お小遣いは1人1000バレシまで!! バラバラになったら集合は1時間後!! それじゃ皆行くぞー!!」
ルーの掛け声と同時に人混みの中へとそれぞれ消えていく。
最初にユモトが何かを見付けて立ち止まる。
「あ、これ、面白そうですね」
古い魔法の事が書かれている本だった。しゃがんでそれを見ると露天商はユモトに声をかける。
「お嬢ちゃん、本もいいが、お嬢ちゃんにはこういうモノのほうが良いんじゃないか?」
そう言って露天商は魔石が埋め込まれたブレスレットを差し出す。
「あ、いえ、ぼ、僕は男で……」
「ユモトさん、それ似合うんじゃないですか?」
一緒に居合わせたムツヤが言うと、しめたとばかりに露天商は営業する。
「お、彼氏さんかい? 彼女にプレゼントしたら喜ぶよー?」
「だ、だから僕はっ……」
そんなやり取りを遠い目で見つめるモモ。
「それじゃ俺が買います!!」
「お、良いね兄ちゃんそうこなくっちゃ!! 600バレシね!!」
「そ、そんな、悪いですよ!! それなら自分で買います!!」
慌てて財布を出そうとするユモトだったが、ムツヤが支払いを終えてしまった。
「いいですよ、プレゼントです」
「あ、えっ、はい…… 大切にしますね!」
ユモトは顔を赤くして目線を下にしてモジモジとしている。そんな2人にモモが声をかけた。
「ムツヤ殿、私と一緒に見て回りませんか?」
「あ、はーい、モモさんわかりました! それじゃユモトさんまた後で!」
「ここから少し行ったホテルに招待をされている。向かうぞ」
アシノの後を付いて行くと、一際大きな建物の前へたどり着く。
「ここみたいだな」
「へぇー、立派な所じゃない」
流石に国からの招待というだけあり、それは外装から分かるぐらいの一流ホテルだった。
外に立つボーイに声を掛けられ、招待状を見せると「お待ちしておりました」と中へ通される。
まるで城のような内装にムツヤは心躍らせていた。
「お荷物お預かりいたします」
「えぇ、お願いします」
アシノに習って皆が荷物を預けると、部屋まで案内され、ドアの向こうを見るなりユモトまで思わず「うわー」っと声が出る。
今まで見たことが無いぐらい豪華な部屋がそこにはあった。広い部屋に大きなベッド。なんと部屋に風呂まであるらしい。
「何か御用がございましたら備え付けの連絡石でお呼び下さいませ」
ボーイの姿が見えなくなると同時にムツヤはベッドに走ってダイブした。
「ユモトさんすげー、大きいですよー」
「ふふっ、そうですね」
ユモトは歩いてベッドに座り、ヨーリィもムツヤのベッドの端にちょこんと座る。
その頃一方女子部屋はと言うと。
「ふふっ、優雅な私にピッタリの部屋ね」
淹れてもらった紅茶にミルクを入れて、優雅とは程遠くクッキーをモシャモシャ頬張りながらルーは言った。
モモは大きな鏡付きの化粧台の前に座ってみる。
「後3日、いや、式典が終わる日も考えると4日はこの部屋で世話になるわけか、悪い気はしないな」
アシノはベッドに寝っ転がりながらそう言った。
皆は観光に出ることにした。ホテルを出てしばらく歩くと露天商がズラッと並ぶ通りへ着く。
「ここは露天市場だ、珍しいもんが売ってたりするが、胡散臭いものや偽物も売ってるから気をつけろよ」
アシノの注意を聞いているのかいないのか、皆はその光景にワクワクとしていた。
「お小遣いは1人1000バレシまで!! バラバラになったら集合は1時間後!! それじゃ皆行くぞー!!」
ルーの掛け声と同時に人混みの中へとそれぞれ消えていく。
最初にユモトが何かを見付けて立ち止まる。
「あ、これ、面白そうですね」
古い魔法の事が書かれている本だった。しゃがんでそれを見ると露天商はユモトに声をかける。
「お嬢ちゃん、本もいいが、お嬢ちゃんにはこういうモノのほうが良いんじゃないか?」
そう言って露天商は魔石が埋め込まれたブレスレットを差し出す。
「あ、いえ、ぼ、僕は男で……」
「ユモトさん、それ似合うんじゃないですか?」
一緒に居合わせたムツヤが言うと、しめたとばかりに露天商は営業する。
「お、彼氏さんかい? 彼女にプレゼントしたら喜ぶよー?」
「だ、だから僕はっ……」
そんなやり取りを遠い目で見つめるモモ。
「それじゃ俺が買います!!」
「お、良いね兄ちゃんそうこなくっちゃ!! 600バレシね!!」
「そ、そんな、悪いですよ!! それなら自分で買います!!」
慌てて財布を出そうとするユモトだったが、ムツヤが支払いを終えてしまった。
「いいですよ、プレゼントです」
「あ、えっ、はい…… 大切にしますね!」
ユモトは顔を赤くして目線を下にしてモジモジとしている。そんな2人にモモが声をかけた。
「ムツヤ殿、私と一緒に見て回りませんか?」
「あ、はーい、モモさんわかりました! それじゃユモトさんまた後で!」
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