532 / 574
VSメボシ
VSメボシ 4
しおりを挟む
お互いに距離を取り、魔法の応酬合戦になる。
離れている兵にも伝わる程の熱波を放つ業火が空に上がったかと思うと、無数の氷の欠片達がそれを消す。
雷が落とされると、土壁が一瞬で現れ、ぶち当たり壁が崩れる。
その壁の土砂を巻き込んだ風がメボシ向かい飛び、矢のように注ぐ。
だが、それらは防御壁に全て弾かれる。そこめがけてムツヤが走り、剣を振り下ろした。
壁に傷が付き、そこを中心にヒビが入る。
「流石にやりますねぇ!」
恐怖するどころか、嬉しそうにメボシは笑っていた。
ムツヤは地上に立つと、目を瞑り集中する。
そんなムツヤ目掛けて、剣を片手に握り、メボシが急降下した。
青いオーラを身に纏い、ムツヤは目を見開いた。剣と剣がぶつかり合ったとは思えないような轟音が響く。
「ほう、それがあなたの本気ですか」
先程より更に数段速いムツヤの動きを見てメボシは感心する。
一般人では目に追えない剣さばきでムツヤは敵を叩き斬ろうとしている。
躱され、弾かれ、地面を足で強く踏む。土の槍がメボシを襲った。
防御壁で防ぐも、ムツヤはその壁を右手で殴りつける。なんと、その一撃で綺麗に割れてしまった。
「なっ!」
メボシの心に少しだけ焦りが芽生える。力を見誤ったかと。
「あなたのその能力。長くは持たないようですね。時間稼ぎをさせて貰いましょうか」
空に飛び上がり、そこから光弾を撃ち牽制をする。
しかし、ムツヤはそれを物ともせずに跳び上がった。魔力を込めた手で光弾を弾き飛ばし、メボシ目掛けて突っ込むが、ムツヤと言えど空中で方向転換をすることが出来ず、軽く躱されてしまう。
そんなメボシの背後に現れる影があった。気が付いて振り返るより早く刃が肩を貫く。
「っち、肩か」
勇者サツキである。アシノ達はムツヤが戦っている間に、勇者達の治療を行っていたのだ。
「ムツヤさん。上手く使ってくださいね!!」
サツキは竜巻を起こし、風力でムツヤをメボシに向けて発射する。
すれ違いざまの一瞬に十数回、剣がぶつかり合い、メボシに切り傷を与えた。
そして、ムツヤが飛ばされた先にも竜巻が待っており。それで回転をしてまた射出される。
そんな事を数回繰り返している内にメボシの体には傷が増えていった。
内心、少しまずいかと考えるメボシ。そんな次の瞬間。気配も感じさせずに下から無数の光の刃が飛んできた。
「俺もカッコいい所見せなくっちゃあな!!」
離れている兵にも伝わる程の熱波を放つ業火が空に上がったかと思うと、無数の氷の欠片達がそれを消す。
雷が落とされると、土壁が一瞬で現れ、ぶち当たり壁が崩れる。
その壁の土砂を巻き込んだ風がメボシ向かい飛び、矢のように注ぐ。
だが、それらは防御壁に全て弾かれる。そこめがけてムツヤが走り、剣を振り下ろした。
壁に傷が付き、そこを中心にヒビが入る。
「流石にやりますねぇ!」
恐怖するどころか、嬉しそうにメボシは笑っていた。
ムツヤは地上に立つと、目を瞑り集中する。
そんなムツヤ目掛けて、剣を片手に握り、メボシが急降下した。
青いオーラを身に纏い、ムツヤは目を見開いた。剣と剣がぶつかり合ったとは思えないような轟音が響く。
「ほう、それがあなたの本気ですか」
先程より更に数段速いムツヤの動きを見てメボシは感心する。
一般人では目に追えない剣さばきでムツヤは敵を叩き斬ろうとしている。
躱され、弾かれ、地面を足で強く踏む。土の槍がメボシを襲った。
防御壁で防ぐも、ムツヤはその壁を右手で殴りつける。なんと、その一撃で綺麗に割れてしまった。
「なっ!」
メボシの心に少しだけ焦りが芽生える。力を見誤ったかと。
「あなたのその能力。長くは持たないようですね。時間稼ぎをさせて貰いましょうか」
空に飛び上がり、そこから光弾を撃ち牽制をする。
しかし、ムツヤはそれを物ともせずに跳び上がった。魔力を込めた手で光弾を弾き飛ばし、メボシ目掛けて突っ込むが、ムツヤと言えど空中で方向転換をすることが出来ず、軽く躱されてしまう。
そんなメボシの背後に現れる影があった。気が付いて振り返るより早く刃が肩を貫く。
「っち、肩か」
勇者サツキである。アシノ達はムツヤが戦っている間に、勇者達の治療を行っていたのだ。
「ムツヤさん。上手く使ってくださいね!!」
サツキは竜巻を起こし、風力でムツヤをメボシに向けて発射する。
すれ違いざまの一瞬に十数回、剣がぶつかり合い、メボシに切り傷を与えた。
そして、ムツヤが飛ばされた先にも竜巻が待っており。それで回転をしてまた射出される。
そんな事を数回繰り返している内にメボシの体には傷が増えていった。
内心、少しまずいかと考えるメボシ。そんな次の瞬間。気配も感じさせずに下から無数の光の刃が飛んできた。
「俺もカッコいい所見せなくっちゃあな!!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる