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meishino

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2 キルディアのターン

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 シャツをするりと脱がせると、ジェーンの肌が露わになった。彼のコロンの匂いが、フワッと広がった。また目眩がして、白目をむきそうになったが、どうにか堪えた。


「ど、どうだろう。脱がせたけど……。そ、そうか、そうだよね。」


「何が?そうなのでしょうか?」


 ジェーンが小声で私に尋ねた。ここまでジェーンのリードで進行してきたが、それではジェーンは満足しないだろうと思ったのだ。


 リンによると、ジェーンだって、同じようにリードされたいはずだ。私だって、攻めなければならないだろう……!


 さっきは、撫でたらとても反応してくれたことを思い出した。ならば、もっと撫でてみてはいかがだろうか。


 そう思った私は、触れるか触れないかの際どい感じに、彼の腰から背中をスッとゆっくり撫でてみた。するとジェーンが、息を荒くして、目を閉じてしまった。


「くすぐったかった?」


 彼は首を振った。


「解析不能でした……。もう一度行ってください。」


「り、了解。」


 もう一度、腰から背中を左手ですーっとなぞってみた。するとジェーンが急に私に抱きついてきた。彼の背中が大きく揺れている。背中に触ってみると、とても熱かった。


 変な好奇心がまた湧いた。自分にしがみついている彼の腰を両手で、円を描くようにソワソワと撫でてみた。彼の鼻息が荒くなった。やばい、他のことなどもう頭に入らないくらいに彼に夢中になりそうだ。


 スッと両手を下ろして彼のお尻を触った。その時に、私の耳元で彼が「はあっ」と艶かしい声を漏らした。


 私は絶句した。ここで怯んでちゃダメだ。きっとジェーンはもっとすごいことを望んでいるはずだ……!


 私は彼のスラックスの中に手を入れたくなった。となるとベルトが邪魔になる。一度彼のことを更に力強くギュッとハグをしてから、彼の首筋にキスをしつつ、その隙にベルトを外す作戦を取ることにした。


「……キルディア、何を?」


「秘密です……!」


 ここである問題が発生した。ジェーンのベルトは普通のバックルではなかった。


 私は焦った。なんとかスタイリッシュにさらりとベルトを取ってやりたかったのに、どこにも留め具っぽいものがなく中々外れない。


 真四角の金属が私の行方を阻んでいる。ジェーンが私がベルトを外そうとしていることに気づいたのか私の両手首を掴んでしまった。


「キルディア!……それはまだ時期早々です。」


「ち、違うよ!なんていうか、ズボンを脱がすつもりはなくて、ベルトだけを取りたかったの。でもどうやって外すの?これ……。」


 ジェーンが慣れた手つきでバックルのサイドに付いている、かなり小さなボタンを押した。


「このメーカーのベルトは独自の構造を持ったバックルを使用しています。ボロビアというブランドのベルトで、シンプルで洗練されたデザインなので私は愛用しております。こうしてボタンを押すことで、簡単に外れます。確かに見た目だけでは判明しづらいかもしれませんね、ふふ。」


「あ、ああそうなんだ。ボロビア……すごいな。」


 ブランドに疎い私だけど、以前、騎士の捜査で、そのブランド名を聞いたことがある。


 帝国内では有名で、多分だけどこのベルト一本でウォッフォン十台は軽く買えるだろう……。すげえ、どうなってるんだ彼の貯金は。この世界に来てまだ四年なのに。


 兎に角、ベルトを外すことに成功した私は、それを丁寧にベッドの上に置いて、またジェーンを抱きしめた。ジェーンもぎゅっと抱きしめ返してくれた。もう何も考えずに彼と仲良くして良い。それが本当に幸せだと感じた。


 その幸せムードのまま、私は彼の腰を両手で撫でていき、しれっとスラックスの中に手を入れた。


 その時、予想外のことが起きた。私はもう彼の生のお尻を触ってしまっているのだ。そうだった、忘れてたけど彼はいつでもTバックだった……。


「キルディア……あ、あの、あまり、天秤が、傾きすぎているかと。」


「そ、そりゃあさ、私はまだ何も脱いでないもんね。でもジェーンのTバックのこと忘れてて、お尻の周りには下着があると思ったんだ……ごめん。でも、柔らかい。」


「そ、そうですか?ならば、許可します。」


「い……!」


 いいの?と聞こうとした言葉を飲み込んで、折角、彼が許可してくれたのだから、私はジェーンの生のお尻を少し揉んだ。


 とても柔らかい。こんな比喩をしたら失礼になるだろうが、まるで赤ちゃんのほっぺのようだった。全国の赤ちゃんごめんなさい。


 うああ、どうしよう。もっと奥まで触ってみようか。私はお尻を包むように、両手を下の方へと滑らせた。


 お尻の下側までくると、ジェーンが苦しそうな息をして、私の肩に彼のおでこをぐいっと押し当ててきた。何かしてしまったかと私は慌てて、自分の手を少し手前まで戻した。


「大丈夫?どうしたの?ジェーン。」


「……もう我慢出来ない。キルディア。」


「それは下のパーツの話?」


「それもそうですが……声です。声が、出そうになります。恥ずかしい。」


 私は一瞬気を失いかけた。それ程に、脳天直撃する言葉だった。私はこれほどに変態だったのかな。変な罪悪感を持ってしまったけど、その声というものが聴きたくなった私は、ずっと彼のお尻を揉んだ。


「はっ……」と、ジェーンが身体をビクつかせて、私に強くしがみついてきた。目が合うと、どちらからでもなくキスをした。


 私はその間も、ジェーンのお尻を揉んだ。ジェーンは鼻から「……んっ」と、何度も甘い吐息を漏らした。


 彼の腰が揺れている。甘ったるい空気に支配されている。私の腰だって、とても甘く疼いている。今日この場で、彼と繋がりたい気持ちになった。


 つい、また私の中の好奇心が芽生えた。舌の絡んだキスをしながら、私はジェーンのスラックスから一度手を引いて、今度は彼の太腿を撫でた。彼は両手で私の頬を包み、熱いキスにうっとりとしている。


 何度もキスに意識が持っていかれそうになるが、どうにか意識を保って、彼の太腿から足の付け根へと手を滑らせた。しかしどうも様子がおかしい。彼の左足の付け根が、右と比べて、異様に膨らんでいた。


 それを触った。スーパーの精肉コーナーで売っている、太いサラミの棒を思い出した。キスを止めたジェーンが掠れた声で言った。


「キルディア、もうそろそろ交代しましょう?次は私の番です。」


「待って待って、まだ私の番だよ。これは、この大きいのは何……?」


「……、」彼が照れた表情で、私を見つめてから言った。「私の男の部分です。」


 私は顎が外れそうなほどに大口を開けて驚いた。こんなに大きくなるものなのか?


 いや、あの動画で見たそれは、そこまで大きくは無かった。港でリンが言っていた、私が大型バスに乗ろうとしているの意味は本当にこういうことだったのだ。


『普通に考えて、身長高い人は……その、あれが、大きいって。』


 あの時のリンの言葉を鮮明に思い出した。やばい、これほどまでとは……。どう考えても、私の中にこれが入るイメージが浮かばない。いや、とは言っても同じ人間だ。どうにかなるはずだ。多分……。


 ジェーンが私に心配そうな視線を向けた。


「キルディア、私の大きさに不安になりましたか?」


「え?あ!ああいや、まあ……あまりにも、大きいよね……恥骨の辺りまで膨らんでる。」


「ふふ、そうですね。私のは大きめかもしれません。私としても、無理に進めたくはありません。あなたの負担にならないように十分に解してから、繋がりたい。それは今夜でなくても構いません。時間をかけて、あなたが私の大きさに慣れていけたらと考えますが……どうでしょうか?」


「そ、そうだね、そうしよう。じゃあ、触るね。」


「あっ。」


 私は膨らんでいる、それを触った。硬いけど柔らかい。新感触だった。ジェーンは私にしがみついて、荒々しく呼吸を繰り返している。どこをどうしたら彼はもっと喜ぶだろうか。私は膨らみに沿って、撫でることを繰り返した。


「キルディア……!おかしくなりそうです。こうまで思考が遮られる経験はありません……何も考えられず、感覚だけが、私の頭を支配……あっ。」


「だって、男性だから、一人でするでしょ?その時だって、これくらい……!」


「な、何を!?……確かにそれは必要な事です。しかし私は在庫処分の為に義務的に行っていたに過ぎません。興味の無い地質学の本でも片手に、何も考えずに行っておりました。あ、あなたに触られるのとは、比較になりません!」


 それはすごい。今の発言を地質学者のタージュ博士が聞いたら、とても複雑な気持ちになるに違いない。そっか、でもそれほど気持ちいいんだ。私はまた優しく撫でた。


 恥骨あたりまで続いている膨らみの先っぽの部分が、一際固かった。と言うか、さっきよりも全体的に固くなっている気がする……。


 ほお……私は今、ジェーンで勉強をしている真っ最中だから、どの反応も新鮮だ。


 もっと触りたい。私は、彼のスラックスを脱がすことに決めた。彼ばかりが裸になっていくが、それは仕方のないことだ。流れがそう言う流れなのだから!


 私は興奮しながら彼のスラックスのホックを外して、チャックを下ろした。


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