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21 ハレンチバッグ
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「大体何をするんだ?何をしたら勝ちなんだ?」
イオリの問いに答えるかのように、ドラッグクイーンの声が店内に響いた。
『それじゃあ参加した皆さんは互いに愛を表現し合うのよ!熱く熱く燃え上がるようなパッション!……でも最後までここでしようと思わないでね!それは帰ってからよ~!』
『ハハハハハハハ!』
『一番情熱的なキスをした二人組に……いや三人組かもしれないけどなんてねっ!一番熱いキスをした二人組が優勝なんだからフォレフォレトゥナイッ!スタートっ!』
店内のEDM風のBGMがより一層大きくなって、店中の赤いライトがチラチラ動き始めた。すごい熱気に包まれている。
でもキスかぁ……。他の人はみんなしてるのかな?私は半個室の檻から顔を覗かせて、向かい側の席の様子を見た。
ブロンドヘアのセクシーな女性とリーマン風の眼鏡の男性が熱いキスをしていた。うぉぉ……!
「イオリ、あの人たちキスしてる……!あの人たちも!」
「それはそうだ。そういうイベントなんだから。さあ、帰るぞ。」
イオリが立ち上がろうとしたので、私は彼の肩を掴んで座らせた。イオリが目を丸くした。
私はイオリの肩を掴んだまま無理矢理隣に座った。太ももと太ももが服越しに触れている。
「でもリュック欲しい。」
「どうしてもあのオリジナルがいいのか?なら……店主に言って、仕入れ値の十倍の値段で買う。」
「お金が勿体無い。」
「心配することはない、それぐらい。だから……。」
何だかイオリは本当に困った顔をしている。そりゃそうか、サラがいるから。
「じゃあ、いい。別のバッグが欲しい。」
そうだ、そうだよね。迷惑かけたな。諦めることにした。私はテーブルの折り鶴を丁寧に畳んでポケットに入れた。ポケットは一つしかないから、慎重に瓶の隣に寝かせた。
「折り鶴なんて持ち帰るのか?ゴミになるだけだ。」
「ゴミじゃないから持ち帰りたい。行こう行こう!」
私はイオリの腕を引いて、半個室から出た。彼を引っ張るようにして通路を進んだ。赤いライトが私の体をなぞるように照らしている。通路脇の席、檻越しに何人も熱いキスをしているのを見た。
テーブル席を通り抜けてレジ台に来ると、そこにいた店員さんが目を見開いた。
「あれ?もうおかえりですか?確か……お二人はイベントに参加されたかと。」
「もうお会計。」
私はイオリを見ないでレジのお姉さんにそう言った。お会計するのはイオリだけど。
お姉さんは「は、はい。」とレジを操作した。私の隣にきたイオリはポケットから渋みのある赤い色の手帳型ケースがついたノアフォンを出した。
レジに金額表示されて、イオリはノアフォンをかざして会計を済ませた。彼はそれをポケットに入れた。
「あ、因みに、」
「はい?何でしょう?」
イオリがお姉さんに話しかけた。バッグのことかもしれない。私はイオリの腕を掴んで言った。
「イオリ、私もういいよ。欲しくない。わがままでごめんね。」
イオリは私を見なかった。ずっとどこかを見て、何か考えてからお姉さんに聞いた。
「あの景品のバッグですが、在庫があれば特別に購入する事は出来ませんか?値段はそちらの言い値で構いません。」
「あーそれはー」お姉さんが苦い顔をした。「在庫はあるんですけど、ちょっと待ってください、ボスを呼びますから。」
お姉さんがレジの横についているマイクで『ボス、五番ですー!』と店内放送をした。
私はイオリに言った。
「いいよもう、あのバッグはもういい。」
「あまり言いたくないが……、リアが何かを欲しがるのは珍しいはずだ。だから俺は、それを尊重したかった。あのバッグ、本当は欲しいのだろう?俺はあれをお前にあげたい。」
「もういいって。」
「じゃあキスすればいいじゃない。」
太い声が聞こえたので振り返ると、そこにはあのステージに立って店内を盛り上げていた、赤いスパンコールドレスのドラッグクイーンが立っていた。ボスってこの人なのか……。
イオリが彼女?に近づいた。彼女は我々を交互に見て、腰に手を当てて下唇を尖らせている。不満げだった。
「それが、キスは出来ないんだ。リアと俺は恋人じゃない。」
「ふーん……でもバッグ欲しいんだ?」
「ああ。」
「ふーん……。」
クイーンが私を見た。目を細めてジロジロと見られて気まずいので、つい目を逸らした。すると何かを決めたのか、クイーンが私の隣に来て、私の肩を抱いた。
「じゃああたし、この子とキスをする!そしてあたしが情熱的だと感じたら、記念にこのリュックをあげちゃう~!」
「でぇぇ……!?」
私は盛大に顔を引きつらせた。クイーンと目が合うと何故かウィンクされた。
「はは、はは……。」
イオリの笑い声が聞こえた。まあそうだろうね、他人事と考えたらこれって笑えるかもねと彼の方を見ると、笑い声を出している割にはかなり引きつった顔をしていた。
「じゃあやるね、あたし、女の子とキスしたことないんだけど!やっちゃう!」
「でも気持ちの準備が待て待て待てブーーーーー!」
今私は、宇宙の狭間に放り出された。ミルキーウェイの星々の中で繰り返される幾多の歴史。長い時を経て、やっとこの世界に産声を上げた私。
幼い頃、草に寝転がり、星に手を伸ばしたあの記憶。いくら掴んでも星が手に入らないように、私には普通の人生が手に入らないんだと分かっていた。
ある日、ゴミ捨て場でプラスチックのおもちゃの双眼鏡を拾った。
それはすぐに私の宝物になった。少しでも星を近くで見たいから、それを使って眺めた。スコープを覗くのが好きになった。いつしかスコープの先は、星ではなく人になった。
何をしてきたのだろう、私は。何をやっているんだろう、私は。特に今、何やっているんだろう。その質問しか頭に浮かばない。何してんの?ねえ。
店員のきゃーという楽しげな叫び声が耳に響いている。クイーンは唇を合わせるどころか、ねっとりと甘噛みするようなキスを私に与えている。
彼女は目を閉じている。エメラルドのアイシャドウのラメが赤い照明でキラキラ輝いている。ばちばちの睫毛がゆっくりと上がってくると、彼女の黒い瞳が私を捉えた。
私も一応、動きに合わせて唇を動かしてみた。ここまで来たからリュックは欲しい。情熱を演じようと思った。演じるのは慣れている、夫に対してやっていたから。
すると、彼女が私の腰を熱く抱いて、キスをしながら、またウィンクをした。
「……も、もういいのではないか?」
イオリの声が聞こえた。その声を聞いたクイーンは唇をハムハムする速度を上げて激しいキスに変えてくると、いきなり私のことを押してきて、私は壁にぶつかった。
私の頭の両サイドに手をついたクイーンは、口を開けて舌を滑らせてきた。少し笑いそうになったけど、私もどうにか応じて、彼女の大きな舌をなぞった。
その時だった。私とクイーンの顔の間にスッと大きな手が差し込まれて、彼女の舌を舐めていた私はそのまま手のひらを舐めてしまった。
ギュッと腕を引かれて、体がよろけて、気が付くと目の前に紳士の体があって、ギュッと抱きしめられた。
信じられないけど、このチャコールグレーのシャツ、それに白いベスト、それからセクシーな香りのコロンはイオリだった。彼が私をハグしてる。驚きが隠せず、私は手の先をピンとしたまま固まった。
「も、もういいと言っているではないか!聞こえないのか!貴様……!」
「あらぁ……ほんっとうに聞こえなかったのよ。」
彼の胸が激しく上下している。怒ってるの?
私はそっとイオリから離れた。イオリは酷くクイーンを睨んでいた。もう一歩離れようとしたが、彼に腕を掴まれたままだった。
変に胸がドキドキしている。どうしてイオリは守ってくれたんだろう。どうして?
「ふふっ……まあ、兎に角あたしは満足したわよ!」
急に大声を出してきたからびっくりした。クイーンは嬉しそうに微笑んで、背中にかけていたリュックを私に差し出してくれた。私は彼女に聞いた。
「い、いいの?情熱オッケーだった?」
「オッケオッケー!あなた、素質あるわよ!リュックあげるから、またお店に遊びにきてねーーー!あ!そうそうお名前は~?」
「リア……あっ」
まだ自己紹介の途中だったのに、イオリが私の腕を引いて歩き始めてしまった。クイーンとレジのお姉さんがニコニコ微笑みながら手を振ってくれた。
店から出ると、裏路地に立つ怪しげなライトが、私の新品ピカピカのリュックを照らした。可愛い。こんなに素敵なバッグを手に入れたのは生まれて初めてだ!
私はそれをギュッと抱きしめた。
「買ってやると、言ったのに……。」
「いいの、いいの!」
リュックのファスナーを開けると丁寧に内ポケットが豊富についていた。テンション上がった。その小さいポケットにイオリの折り鶴を入れて、レモンの瓶も入れると、私はそれを背負おうとした。
でも腕が引っ掛かった。見るとイオリがまだ私の腕を掴んでいた。それに気づいたイオリはパッと手を離して、何も言わないで歩き始めた。
……リュックをしっかりと背負ってから、私も彼について行った。
イオリの問いに答えるかのように、ドラッグクイーンの声が店内に響いた。
『それじゃあ参加した皆さんは互いに愛を表現し合うのよ!熱く熱く燃え上がるようなパッション!……でも最後までここでしようと思わないでね!それは帰ってからよ~!』
『ハハハハハハハ!』
『一番情熱的なキスをした二人組に……いや三人組かもしれないけどなんてねっ!一番熱いキスをした二人組が優勝なんだからフォレフォレトゥナイッ!スタートっ!』
店内のEDM風のBGMがより一層大きくなって、店中の赤いライトがチラチラ動き始めた。すごい熱気に包まれている。
でもキスかぁ……。他の人はみんなしてるのかな?私は半個室の檻から顔を覗かせて、向かい側の席の様子を見た。
ブロンドヘアのセクシーな女性とリーマン風の眼鏡の男性が熱いキスをしていた。うぉぉ……!
「イオリ、あの人たちキスしてる……!あの人たちも!」
「それはそうだ。そういうイベントなんだから。さあ、帰るぞ。」
イオリが立ち上がろうとしたので、私は彼の肩を掴んで座らせた。イオリが目を丸くした。
私はイオリの肩を掴んだまま無理矢理隣に座った。太ももと太ももが服越しに触れている。
「でもリュック欲しい。」
「どうしてもあのオリジナルがいいのか?なら……店主に言って、仕入れ値の十倍の値段で買う。」
「お金が勿体無い。」
「心配することはない、それぐらい。だから……。」
何だかイオリは本当に困った顔をしている。そりゃそうか、サラがいるから。
「じゃあ、いい。別のバッグが欲しい。」
そうだ、そうだよね。迷惑かけたな。諦めることにした。私はテーブルの折り鶴を丁寧に畳んでポケットに入れた。ポケットは一つしかないから、慎重に瓶の隣に寝かせた。
「折り鶴なんて持ち帰るのか?ゴミになるだけだ。」
「ゴミじゃないから持ち帰りたい。行こう行こう!」
私はイオリの腕を引いて、半個室から出た。彼を引っ張るようにして通路を進んだ。赤いライトが私の体をなぞるように照らしている。通路脇の席、檻越しに何人も熱いキスをしているのを見た。
テーブル席を通り抜けてレジ台に来ると、そこにいた店員さんが目を見開いた。
「あれ?もうおかえりですか?確か……お二人はイベントに参加されたかと。」
「もうお会計。」
私はイオリを見ないでレジのお姉さんにそう言った。お会計するのはイオリだけど。
お姉さんは「は、はい。」とレジを操作した。私の隣にきたイオリはポケットから渋みのある赤い色の手帳型ケースがついたノアフォンを出した。
レジに金額表示されて、イオリはノアフォンをかざして会計を済ませた。彼はそれをポケットに入れた。
「あ、因みに、」
「はい?何でしょう?」
イオリがお姉さんに話しかけた。バッグのことかもしれない。私はイオリの腕を掴んで言った。
「イオリ、私もういいよ。欲しくない。わがままでごめんね。」
イオリは私を見なかった。ずっとどこかを見て、何か考えてからお姉さんに聞いた。
「あの景品のバッグですが、在庫があれば特別に購入する事は出来ませんか?値段はそちらの言い値で構いません。」
「あーそれはー」お姉さんが苦い顔をした。「在庫はあるんですけど、ちょっと待ってください、ボスを呼びますから。」
お姉さんがレジの横についているマイクで『ボス、五番ですー!』と店内放送をした。
私はイオリに言った。
「いいよもう、あのバッグはもういい。」
「あまり言いたくないが……、リアが何かを欲しがるのは珍しいはずだ。だから俺は、それを尊重したかった。あのバッグ、本当は欲しいのだろう?俺はあれをお前にあげたい。」
「もういいって。」
「じゃあキスすればいいじゃない。」
太い声が聞こえたので振り返ると、そこにはあのステージに立って店内を盛り上げていた、赤いスパンコールドレスのドラッグクイーンが立っていた。ボスってこの人なのか……。
イオリが彼女?に近づいた。彼女は我々を交互に見て、腰に手を当てて下唇を尖らせている。不満げだった。
「それが、キスは出来ないんだ。リアと俺は恋人じゃない。」
「ふーん……でもバッグ欲しいんだ?」
「ああ。」
「ふーん……。」
クイーンが私を見た。目を細めてジロジロと見られて気まずいので、つい目を逸らした。すると何かを決めたのか、クイーンが私の隣に来て、私の肩を抱いた。
「じゃああたし、この子とキスをする!そしてあたしが情熱的だと感じたら、記念にこのリュックをあげちゃう~!」
「でぇぇ……!?」
私は盛大に顔を引きつらせた。クイーンと目が合うと何故かウィンクされた。
「はは、はは……。」
イオリの笑い声が聞こえた。まあそうだろうね、他人事と考えたらこれって笑えるかもねと彼の方を見ると、笑い声を出している割にはかなり引きつった顔をしていた。
「じゃあやるね、あたし、女の子とキスしたことないんだけど!やっちゃう!」
「でも気持ちの準備が待て待て待てブーーーーー!」
今私は、宇宙の狭間に放り出された。ミルキーウェイの星々の中で繰り返される幾多の歴史。長い時を経て、やっとこの世界に産声を上げた私。
幼い頃、草に寝転がり、星に手を伸ばしたあの記憶。いくら掴んでも星が手に入らないように、私には普通の人生が手に入らないんだと分かっていた。
ある日、ゴミ捨て場でプラスチックのおもちゃの双眼鏡を拾った。
それはすぐに私の宝物になった。少しでも星を近くで見たいから、それを使って眺めた。スコープを覗くのが好きになった。いつしかスコープの先は、星ではなく人になった。
何をしてきたのだろう、私は。何をやっているんだろう、私は。特に今、何やっているんだろう。その質問しか頭に浮かばない。何してんの?ねえ。
店員のきゃーという楽しげな叫び声が耳に響いている。クイーンは唇を合わせるどころか、ねっとりと甘噛みするようなキスを私に与えている。
彼女は目を閉じている。エメラルドのアイシャドウのラメが赤い照明でキラキラ輝いている。ばちばちの睫毛がゆっくりと上がってくると、彼女の黒い瞳が私を捉えた。
私も一応、動きに合わせて唇を動かしてみた。ここまで来たからリュックは欲しい。情熱を演じようと思った。演じるのは慣れている、夫に対してやっていたから。
すると、彼女が私の腰を熱く抱いて、キスをしながら、またウィンクをした。
「……も、もういいのではないか?」
イオリの声が聞こえた。その声を聞いたクイーンは唇をハムハムする速度を上げて激しいキスに変えてくると、いきなり私のことを押してきて、私は壁にぶつかった。
私の頭の両サイドに手をついたクイーンは、口を開けて舌を滑らせてきた。少し笑いそうになったけど、私もどうにか応じて、彼女の大きな舌をなぞった。
その時だった。私とクイーンの顔の間にスッと大きな手が差し込まれて、彼女の舌を舐めていた私はそのまま手のひらを舐めてしまった。
ギュッと腕を引かれて、体がよろけて、気が付くと目の前に紳士の体があって、ギュッと抱きしめられた。
信じられないけど、このチャコールグレーのシャツ、それに白いベスト、それからセクシーな香りのコロンはイオリだった。彼が私をハグしてる。驚きが隠せず、私は手の先をピンとしたまま固まった。
「も、もういいと言っているではないか!聞こえないのか!貴様……!」
「あらぁ……ほんっとうに聞こえなかったのよ。」
彼の胸が激しく上下している。怒ってるの?
私はそっとイオリから離れた。イオリは酷くクイーンを睨んでいた。もう一歩離れようとしたが、彼に腕を掴まれたままだった。
変に胸がドキドキしている。どうしてイオリは守ってくれたんだろう。どうして?
「ふふっ……まあ、兎に角あたしは満足したわよ!」
急に大声を出してきたからびっくりした。クイーンは嬉しそうに微笑んで、背中にかけていたリュックを私に差し出してくれた。私は彼女に聞いた。
「い、いいの?情熱オッケーだった?」
「オッケオッケー!あなた、素質あるわよ!リュックあげるから、またお店に遊びにきてねーーー!あ!そうそうお名前は~?」
「リア……あっ」
まだ自己紹介の途中だったのに、イオリが私の腕を引いて歩き始めてしまった。クイーンとレジのお姉さんがニコニコ微笑みながら手を振ってくれた。
店から出ると、裏路地に立つ怪しげなライトが、私の新品ピカピカのリュックを照らした。可愛い。こんなに素敵なバッグを手に入れたのは生まれて初めてだ!
私はそれをギュッと抱きしめた。
「買ってやると、言ったのに……。」
「いいの、いいの!」
リュックのファスナーを開けると丁寧に内ポケットが豊富についていた。テンション上がった。その小さいポケットにイオリの折り鶴を入れて、レモンの瓶も入れると、私はそれを背負おうとした。
でも腕が引っ掛かった。見るとイオリがまだ私の腕を掴んでいた。それに気づいたイオリはパッと手を離して、何も言わないで歩き始めた。
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