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43 まさかのクルー
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あれから一週間が過ぎた。特にやることもないし、お金も無いし、と言う状況の積み重ねで我々はずっと部屋にいた。
イオリは毎日乾パンやランチョンミート、チキンや魚の缶詰を使って、ちょっとした料理を作ってくれた。二人で食べるのかと思っていたけど、少しならと私にもくれた。
とても美味しかった。オリーブオイルとスパイスで味をつけた魚のソテーは、ほろほろ口の中で溶けたのを思い出す。サラもおいしいと言って食べていた。
食事が終わると、イオリはため息をついた。それもそうだ、紙のお皿にちょこんと乗っかった魚だけしか食べていない。彼のお腹が満たされていなかったからだ。
私の分は一口程度だったけど、それをあげると言っても彼は食べなかった。そのうちその食事量に慣れてきたと言って、頑張って満足していた。
でもイオリは結構痩せた。対してサラはちょっと太った。彼女も食事は彼と同じ量だが、彼女にはお菓子があった。それらは全部檻の中にあって、一人でパリパリ食べていた。
だから逆に太った……ように見える。顎にちょっと肉がついてる気がする。彼にもお菓子を分けてあげればいいのにと思ったけど、私は口に出さなかった。
週末には皆で一緒にノアフォンを使って犯人はティーカップの中を視聴した。イオリは「三話からどんだけ登場人物を増やす気だ!」と怒りを露わにしていた。
そして今日はGGプロジェクトをする日だ。お揃いのサングラス姿の私とイオリはシーサイド通りを歩いて、指定の位置に向かっている。この日は快晴で、カラッとした湿度だけど、結構暑かった。
「ああ……暑いな。だが風が涼しい。」と、グラデーションシャツに水色のチノパンを履いたイオリが言った。「どうだ、俺は普通にトロピカルバイス人に見えるか?」
「うん、見える。それにそういうポップな格好も、とても似合うよ。」
「どうもな……。」
私のリュックが歩くたびにゆらゆら揺れる。中にイオリのリボルバーと、例のおもちゃが入ってるからだ。それが重りとなってグラグラ揺れる。
「今日は何をするんだろうね。先週の話し方だと、どこかに襲撃するみたいだけど。」
「その場合は、明らかにリアの出番だな……俺は運転手にでもなる。」
「トリガーを引くのはイオリだけど。ふふ。」
「ふふじゃない」とイオリが肩で軽くぶつかってきた。「今回は俺以外にもレイヴという俺らのボスがいるんだろう?彼にトリガーを引いてもらえ。お前のこと……気に入ってるみたいだしな。」
「気に入ってるのかな。」
「じゃなきゃ、あんなにしょっちゅう電話してくるか?二日に一回はかけてきている。いや、三日に二回だな。」
「よく覚えてるね。」
「……。」
彼は何も答えなかった。通りすがりの細いスレンダーな若い女性が、イオリにウィンクをした。そして隣にいる私をチラッと見て、すれ違ってから後ろで友達に「妹かな?」って聞いた。
「兄妹だと思われたよ。」
「へえ。余計なお世話だ。」
どういう意味なんだろうかそれは。私とイオリは一緒に次の角を曲がった。ビーチ用品やビーチバーなどが立ち並ぶ、活気のある通りだ。
指示通りにパイナップルの看板のビーチバーの隣の脇道に入った。お店の換気扇で少し狭い道で、あまり掃除されていないのか汚い。私が先に歩いた。
その狭い道をすり抜けると、裏路地に出た。一台、何の変哲もない白の乗用車が停まっている。あれの中にレイヴがいるのかなと近寄ろうとした時に、ノアフォンと繋がってるイヤーピースからオリオン様の声が聞こえた。
『今回のミッションは知っているだろうが、レイヴも一緒だ。』
「はい。」「ああ。」私とイオリが同時に答えた。
『それと、もう一人役に立ちそうなのを用意してある。やつは既にその車に乗っているよ。今日のミッションは四人でうまくやれ。場所はトロピカルバイス郊外のグレイタウンだ。絶対に失敗はするな。』
「何をするの?」
私の質問に、一瞬オリオン様が黙った。
『レイヴが説明をする。彼はもうすぐ到着する。』
通信が切れた。オリオン様の仰るとおりに、レイヴが反対側の路地からテクテク歩いてきて、私に気づいて笑顔で手を振ってくれた。
そして私の隣を見て、「……はぅあっ!」と後ずさった。私の隣のやつも、「はぁっ!?」と少し叫んだ。
……え?どうしたの?
「どうしたのレイヴ。こちらは私のパートナーの「イオリだろ!?イオリ・アルバレス!馬鹿やろおおおおお!」
私は地団駄を踏んで何かの感情に悶え苦しむレイヴに聞いた。
「どうしたの?彼にノアズでお世話になったことがあるの?」
私の質問に答えたのはイオリだった。
「お世話したよな、ああしたさ……母さんがいない時に寝かしつけてやったり、学校の授業じゃ追いつけないからって根気よく勉強を教えてやった!そうだろうが!ユウリ・アルバレス!」
「本名で俺を呼ぶなあああああぁ!」
レイヴが両手をイオリに向けて突っ込んでいき、二人はすぐに取っ組み合いの喧嘩をし始めた。
……なるほど、レイヴはイオリの……その。
「レイヴはイオリの弟なの?あっ。」
「あって何!?」
レイヴの質問に答えた。
「いや、よく見たら目元が似てる。肌の感じも似てる。でもイオリの方が若干背が小さい。」
「あっはっは、よく言った!さすがリアちゃんだ!」
レイヴはゲラゲラ笑い、イオリは私をめちゃくちゃ睨んでいる。ここはフォローしておくべきだと私の生命の勘が訴えた。
「あ……でもイオリの方が顔が整ってる。」
「え……?」
レイヴがぽかんとした一瞬の隙に、イオリが柔術で彼を投げた。イオリが腕を掴んでいたので、彼は尻餅だけですんだ。
「いてぇぇぇ……もー!」とレイヴが立ち上がった。「こんなことある!?なんでよりによって人生で一番大事なプロジェクトに役立たずのガリ勉兄貴を連れて行かないといけないのー!」
「ガリ勉だったの?」
ガシッとイオリに頭を掴まれたので、「違いますね、はい」と答えておいた。イオリは真顔で何度も頷いた。
『痴話喧嘩はそこまでにしろ。』オリオン様の声だ。皆も聞こえているのか、一瞬で静かになった。『先程も説明したが、もう一人仲間を用意している。そいつについて説明すれば、少し前から俺の自宅で暮らしている者だ。』
「それは同棲ですか?」
私が聞くと、レイヴがやめろやめろ!的な顔をしてきた。でもオリオン様は笑った。
『はっはっは……違うが、近い。ただのルームメイトだ。奴もうまく使え。失敗はするな。あとはレイヴ、お前に全てを託す。』
「かしこまりました……。」
レイヴが答えると、通信は切れた。そして彼は言った。
「現場に向かおう。こうなった以上、お前らは俺の部下っ……!」
真剣に話し始めたレイヴのお尻を蹴ったのはイオリだった。彼は意地悪な笑みを浮かべた。
「もう一度俺を部下と称したら、これから貴様が見る全ての夢を悪夢に変えてやる!」
「なんだそのサイキック!もー嘘ですー!じゃあファストフード店みたいにクルーって言うよー!それでいいだろ!もう俺は車に乗るから!」
レイヴは怒り肩で運転席に座った。イオリは助手席に向かったので、私は後部座席に座ろうと思った。
イオリは毎日乾パンやランチョンミート、チキンや魚の缶詰を使って、ちょっとした料理を作ってくれた。二人で食べるのかと思っていたけど、少しならと私にもくれた。
とても美味しかった。オリーブオイルとスパイスで味をつけた魚のソテーは、ほろほろ口の中で溶けたのを思い出す。サラもおいしいと言って食べていた。
食事が終わると、イオリはため息をついた。それもそうだ、紙のお皿にちょこんと乗っかった魚だけしか食べていない。彼のお腹が満たされていなかったからだ。
私の分は一口程度だったけど、それをあげると言っても彼は食べなかった。そのうちその食事量に慣れてきたと言って、頑張って満足していた。
でもイオリは結構痩せた。対してサラはちょっと太った。彼女も食事は彼と同じ量だが、彼女にはお菓子があった。それらは全部檻の中にあって、一人でパリパリ食べていた。
だから逆に太った……ように見える。顎にちょっと肉がついてる気がする。彼にもお菓子を分けてあげればいいのにと思ったけど、私は口に出さなかった。
週末には皆で一緒にノアフォンを使って犯人はティーカップの中を視聴した。イオリは「三話からどんだけ登場人物を増やす気だ!」と怒りを露わにしていた。
そして今日はGGプロジェクトをする日だ。お揃いのサングラス姿の私とイオリはシーサイド通りを歩いて、指定の位置に向かっている。この日は快晴で、カラッとした湿度だけど、結構暑かった。
「ああ……暑いな。だが風が涼しい。」と、グラデーションシャツに水色のチノパンを履いたイオリが言った。「どうだ、俺は普通にトロピカルバイス人に見えるか?」
「うん、見える。それにそういうポップな格好も、とても似合うよ。」
「どうもな……。」
私のリュックが歩くたびにゆらゆら揺れる。中にイオリのリボルバーと、例のおもちゃが入ってるからだ。それが重りとなってグラグラ揺れる。
「今日は何をするんだろうね。先週の話し方だと、どこかに襲撃するみたいだけど。」
「その場合は、明らかにリアの出番だな……俺は運転手にでもなる。」
「トリガーを引くのはイオリだけど。ふふ。」
「ふふじゃない」とイオリが肩で軽くぶつかってきた。「今回は俺以外にもレイヴという俺らのボスがいるんだろう?彼にトリガーを引いてもらえ。お前のこと……気に入ってるみたいだしな。」
「気に入ってるのかな。」
「じゃなきゃ、あんなにしょっちゅう電話してくるか?二日に一回はかけてきている。いや、三日に二回だな。」
「よく覚えてるね。」
「……。」
彼は何も答えなかった。通りすがりの細いスレンダーな若い女性が、イオリにウィンクをした。そして隣にいる私をチラッと見て、すれ違ってから後ろで友達に「妹かな?」って聞いた。
「兄妹だと思われたよ。」
「へえ。余計なお世話だ。」
どういう意味なんだろうかそれは。私とイオリは一緒に次の角を曲がった。ビーチ用品やビーチバーなどが立ち並ぶ、活気のある通りだ。
指示通りにパイナップルの看板のビーチバーの隣の脇道に入った。お店の換気扇で少し狭い道で、あまり掃除されていないのか汚い。私が先に歩いた。
その狭い道をすり抜けると、裏路地に出た。一台、何の変哲もない白の乗用車が停まっている。あれの中にレイヴがいるのかなと近寄ろうとした時に、ノアフォンと繋がってるイヤーピースからオリオン様の声が聞こえた。
『今回のミッションは知っているだろうが、レイヴも一緒だ。』
「はい。」「ああ。」私とイオリが同時に答えた。
『それと、もう一人役に立ちそうなのを用意してある。やつは既にその車に乗っているよ。今日のミッションは四人でうまくやれ。場所はトロピカルバイス郊外のグレイタウンだ。絶対に失敗はするな。』
「何をするの?」
私の質問に、一瞬オリオン様が黙った。
『レイヴが説明をする。彼はもうすぐ到着する。』
通信が切れた。オリオン様の仰るとおりに、レイヴが反対側の路地からテクテク歩いてきて、私に気づいて笑顔で手を振ってくれた。
そして私の隣を見て、「……はぅあっ!」と後ずさった。私の隣のやつも、「はぁっ!?」と少し叫んだ。
……え?どうしたの?
「どうしたのレイヴ。こちらは私のパートナーの「イオリだろ!?イオリ・アルバレス!馬鹿やろおおおおお!」
私は地団駄を踏んで何かの感情に悶え苦しむレイヴに聞いた。
「どうしたの?彼にノアズでお世話になったことがあるの?」
私の質問に答えたのはイオリだった。
「お世話したよな、ああしたさ……母さんがいない時に寝かしつけてやったり、学校の授業じゃ追いつけないからって根気よく勉強を教えてやった!そうだろうが!ユウリ・アルバレス!」
「本名で俺を呼ぶなあああああぁ!」
レイヴが両手をイオリに向けて突っ込んでいき、二人はすぐに取っ組み合いの喧嘩をし始めた。
……なるほど、レイヴはイオリの……その。
「レイヴはイオリの弟なの?あっ。」
「あって何!?」
レイヴの質問に答えた。
「いや、よく見たら目元が似てる。肌の感じも似てる。でもイオリの方が若干背が小さい。」
「あっはっは、よく言った!さすがリアちゃんだ!」
レイヴはゲラゲラ笑い、イオリは私をめちゃくちゃ睨んでいる。ここはフォローしておくべきだと私の生命の勘が訴えた。
「あ……でもイオリの方が顔が整ってる。」
「え……?」
レイヴがぽかんとした一瞬の隙に、イオリが柔術で彼を投げた。イオリが腕を掴んでいたので、彼は尻餅だけですんだ。
「いてぇぇぇ……もー!」とレイヴが立ち上がった。「こんなことある!?なんでよりによって人生で一番大事なプロジェクトに役立たずのガリ勉兄貴を連れて行かないといけないのー!」
「ガリ勉だったの?」
ガシッとイオリに頭を掴まれたので、「違いますね、はい」と答えておいた。イオリは真顔で何度も頷いた。
『痴話喧嘩はそこまでにしろ。』オリオン様の声だ。皆も聞こえているのか、一瞬で静かになった。『先程も説明したが、もう一人仲間を用意している。そいつについて説明すれば、少し前から俺の自宅で暮らしている者だ。』
「それは同棲ですか?」
私が聞くと、レイヴがやめろやめろ!的な顔をしてきた。でもオリオン様は笑った。
『はっはっは……違うが、近い。ただのルームメイトだ。奴もうまく使え。失敗はするな。あとはレイヴ、お前に全てを託す。』
「かしこまりました……。」
レイヴが答えると、通信は切れた。そして彼は言った。
「現場に向かおう。こうなった以上、お前らは俺の部下っ……!」
真剣に話し始めたレイヴのお尻を蹴ったのはイオリだった。彼は意地悪な笑みを浮かべた。
「もう一度俺を部下と称したら、これから貴様が見る全ての夢を悪夢に変えてやる!」
「なんだそのサイキック!もー嘘ですー!じゃあファストフード店みたいにクルーって言うよー!それでいいだろ!もう俺は車に乗るから!」
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