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番外編 出産までの長い道
第12話 俺のスパダリ♡
俺は転移魔法を使って、キサラの側に転移した。移動は光の速度で飛ぶから一瞬だ。瞬く間に着いちゃうんだよな。お腹にいる子も再構築しなきゃならないとはーーー……、おしっ、バッチリじゃん!
そっと目を開けると、そこにはキサラがいて、俺をしっかりと抱き上げてくれてた。
「ーーアディ、どうした?」
「キサラ……、なんだその格好は……」
「看守だ」
「ーーーやべ、鼻血でるかも……」
濃い緑の看守服ーー、似合いすぎて怖いぞ。
「体調が悪いのか?お腹が?」
そういうヤバさじゃないんだよ。変わらないなーー、キサラのカワユさは。一生そのままでいてくれよ。
「ーーそうだ!キサラ、おろしてくれ!」
「何でだ?」
「いいから!」
不満そうなキサラの腕から降りて、俺は彼と向き合った。
「アディ?」
「ここ、さわってみて」
「ーー痛むのか……」
「違うって」
言われた通りに、キサラが俺の下腹あたりにふれる。その優しいさわり方、ホントにもうキサラったら~。
「強く押したほうがわかると思う」
「え……、ーーあっ……」
「わかった?」
「ああ……」
キサラの澄んだ緑色の瞳が、光って見えるぐらい煌めいた。
「ホント、さっきからなんだ」
「ーーーそうか……」
ーーなんと、キサラジュニアが動きだしたんだぞ~~~!ひゃっほ~~~い!ピクピクッ、ってなんてカワイイ動きなんだよな♡ラブリーすぎるよ♡
「動いている………」
俺のお腹に手をあてたまま、キサラが呆然と目を見開いている。
「そうなんだ!俺が動かしてるんじゃないんだ!不思議だよな!?カワイくて仕方ないよな~~~。キサラに似てるといいなぁ」
気が早い俺がニヤつきながら言うと、愛しの旦那様は首を振った。
「アディに似たほうがいい」
「そんなことないよ、絶対にキサラに似てほしいなぁ………」
笑ったままの形の俺の口に、キサラの薄い唇が重ねられた。
う~~~、キサラ……、俺元気になったよ。がんばるからなーー……。俺はおまえのことばっかり考えて生きてるけど、おまえだってそうだもんな。うん、100%そうだ、間違いない。
「アディ……、愛してる」
「うん、うん……。俺なんかもっと愛してるからな……」
「……」
ギュッと抱きしめられ、キサラの硬い手が俺の髪を撫でた。ーーあ……、早くその指でアレやあそこにもさわってほしい……、って、いやん~、それ以上は言えないわん(言ってるよ)。
ーーでもって、ナカを気絶するぐらい攻めてくれ。うん……、びっちゃびちゃのぐっちょぐちょの、とろんとろんになるまで、えっちしたい……。ーーげへっ、俺ってば、なんて幸せな悩みなんだかーー……。
「……んっ、……はぁ」
熱がでそうなぐらいアツいキスを交わしながら、ーー俺はうっとりした目でキサラを見た……。キサラもせつなげな吐息をもらし、俺の首にもキスをしてくれてーー……。
「ーーあ~~~!局長!ま、まさか浮気ですか!!」
「おや……」
「いやいや、局長に限ってーー」
「うわぁ、最低ーー、そんなひとでしたっけ!?」
キサラの背後から次々に批判的な叫び声があがり、俺はひょいっと声のほうに顔を向けた。あれ?ここ、テント?いまさらながら、自分がどこに転移したのかを気にしてみる。なんだか遊牧民の家みたいだなーー。
「!!!」
そこにいた全員の目が点になったよ。ーーお騒がせして申し訳ない、俺で~す。
「で、殿下ぁぁぁ~~~?」
「こら、叫ぶなハロン。ーー何故こんなところに?」
「あーー、レノウッドさんにハロンさん。その節は大変ご迷惑をかけまして……」
きちんとお礼を言ってなかったな……。失礼な俺だよ。
「とんでもございません!」
「お元気そうで何よりでございますーー」
泡くってるクリクリ目のハロン君に、冷静沈着な渋いお顔のレノウッドさん。対照的なふたりだよね。
「ご結婚おめでとうございますーー」
このイケオジは副局長のムサさんだな。ムサシとかじゃないのかな?
「ありがとうございます。ーー式には参加してもらえそうですか?」
「はい!皆急ピッチで、仕事を終わらせる予定です!」
ーー悪人相手にそんな突貫工事みたいなことできるの?無茶しなければいいんだけど……。
「ーーもう、局長ったら、ラブラブすぎますよ~。他のひとには厳しいのに~~」
このこの、ってキサラをつつくハロン君。キミってばイイキャラしてんねー。
「……悪いな」
「何を言ってるんだハロン。局長はいいんだ、他の奴はだらしなさすぎるから厳しくするんだろ?まったく、潜入捜査先で誘惑に負けるとか……」
やれやれって困った顔のムサさんに、ハロン君が指を振る。ちっちっちっ、てやつだ、ひさしぶりに見たなーー。いや、この世界初じゃないか?
「そんなの、マニイやウズラぐらいのもんでしょ」
「え?」
「それは、違いないーー」
ーーいま、ハロン君、マニイとウズラって言ったよな?マニイは、ロンドスタッドで悪さしてたベリアドの恋人で、ウズラって、それってまさかーー。
「ーーウズラって、……ミミクリー商会の?」
俺の声の調子があがったからか、キサラの眉がかなり寄っちゃった。
「……ああ。ーーそうか、王都にも店を出していたな」
「ーー髪が真緑の……、ーーキサラの元恋人……」
あーー、口にしたくもない……。
「は?」
「「「え!?」」」
思わずつぶやいてしまった俺の言葉に、全員が疑問の表情を返してきた。んーー?違うの?
「ーーって本人が言ってたけど、違うのか?」
あれ?言ってはなかったかな……?いや、思わせぶりな発言はしたよな?側夫希望してるぐらいだしーー。
「最低だな……、あいつ……」
ムサさんが、ふぅー、と悲しそうにため息を吐いた。その横でハロン君もぷりぷり怒ってる。
「ミミクリーの代表とできちゃって、仕事放棄したんですよ!」
「真緑?金髪では……?」
ポツリ、とレノウッドさんがつぶやく。
「魔法で変えたんじゃないですか?」
「真緑に……?」
ハロン君はあっさりしてるけど、レノウッドさんは不思議そうな顔で首をかしげた。たしかに、珍しい髪色だったな。
「え……?でも、父から結婚しろって言われてるって言ってたし……、キサラの側夫希望だってーー」
俺が俯きそうになったからか、三方向から励ますような声が飛んできた。
「その父とできてしまったんですよ。養子にまでなってーー。しかし、ご心配なく!局長はまったく相手にしておりませんから!」
「局長は公私をきちんと分ける方です!」
「ご安心ください!我々が害虫は徹底的に追い払っておりますから!」
必死な3人の勢いに負け、口が挟めないキサラが可愛すぎてヤバい。
「そもそも局員内は恋愛御法度で、もしそうなったらどちらかが辞めないとダメなんですよ……」
「副局長、それで伴侶さんが辞めたんでしたっけ?」
「ーーそれを言うな」
「隠れて付き合えばよかったのに、バレバレなことをするからーー」
「はははっ」
やいのやいのと局員さんが騒ぐなか、キサラはそれを見てるだけだ。会話に加わらないのかなーー、って俺が顔を見ると、キサラは不本意な表情をしながら、はっきりと言った。
「ーー違うからな」
疑われたくもないーー、って顔に書いてあるよ。………俺のこと心配してくれてる……?ふふふっ、キサラってば……。ーーだよな、俺が何より大事だもんな。
「………ホント?」
「おまえ以外、誰もいるわけがないーー。じじいのことがなくても、それは確かだ」
「………ん……、俺も……」
俺がキサラのほうにこっそり手を伸ばすと、彼はすぐに気づいて指をからめてくれた。
しっかり恋人つなぎだよ……。
「へへっ」
「………」
キサラの手……、このままずっと握ってたいなーー………。ホントこのままふたりで………、ーーあれ?俺、何しにここに来たんだっけ???
そっと目を開けると、そこにはキサラがいて、俺をしっかりと抱き上げてくれてた。
「ーーアディ、どうした?」
「キサラ……、なんだその格好は……」
「看守だ」
「ーーーやべ、鼻血でるかも……」
濃い緑の看守服ーー、似合いすぎて怖いぞ。
「体調が悪いのか?お腹が?」
そういうヤバさじゃないんだよ。変わらないなーー、キサラのカワユさは。一生そのままでいてくれよ。
「ーーそうだ!キサラ、おろしてくれ!」
「何でだ?」
「いいから!」
不満そうなキサラの腕から降りて、俺は彼と向き合った。
「アディ?」
「ここ、さわってみて」
「ーー痛むのか……」
「違うって」
言われた通りに、キサラが俺の下腹あたりにふれる。その優しいさわり方、ホントにもうキサラったら~。
「強く押したほうがわかると思う」
「え……、ーーあっ……」
「わかった?」
「ああ……」
キサラの澄んだ緑色の瞳が、光って見えるぐらい煌めいた。
「ホント、さっきからなんだ」
「ーーーそうか……」
ーーなんと、キサラジュニアが動きだしたんだぞ~~~!ひゃっほ~~~い!ピクピクッ、ってなんてカワイイ動きなんだよな♡ラブリーすぎるよ♡
「動いている………」
俺のお腹に手をあてたまま、キサラが呆然と目を見開いている。
「そうなんだ!俺が動かしてるんじゃないんだ!不思議だよな!?カワイくて仕方ないよな~~~。キサラに似てるといいなぁ」
気が早い俺がニヤつきながら言うと、愛しの旦那様は首を振った。
「アディに似たほうがいい」
「そんなことないよ、絶対にキサラに似てほしいなぁ………」
笑ったままの形の俺の口に、キサラの薄い唇が重ねられた。
う~~~、キサラ……、俺元気になったよ。がんばるからなーー……。俺はおまえのことばっかり考えて生きてるけど、おまえだってそうだもんな。うん、100%そうだ、間違いない。
「アディ……、愛してる」
「うん、うん……。俺なんかもっと愛してるからな……」
「……」
ギュッと抱きしめられ、キサラの硬い手が俺の髪を撫でた。ーーあ……、早くその指でアレやあそこにもさわってほしい……、って、いやん~、それ以上は言えないわん(言ってるよ)。
ーーでもって、ナカを気絶するぐらい攻めてくれ。うん……、びっちゃびちゃのぐっちょぐちょの、とろんとろんになるまで、えっちしたい……。ーーげへっ、俺ってば、なんて幸せな悩みなんだかーー……。
「……んっ、……はぁ」
熱がでそうなぐらいアツいキスを交わしながら、ーー俺はうっとりした目でキサラを見た……。キサラもせつなげな吐息をもらし、俺の首にもキスをしてくれてーー……。
「ーーあ~~~!局長!ま、まさか浮気ですか!!」
「おや……」
「いやいや、局長に限ってーー」
「うわぁ、最低ーー、そんなひとでしたっけ!?」
キサラの背後から次々に批判的な叫び声があがり、俺はひょいっと声のほうに顔を向けた。あれ?ここ、テント?いまさらながら、自分がどこに転移したのかを気にしてみる。なんだか遊牧民の家みたいだなーー。
「!!!」
そこにいた全員の目が点になったよ。ーーお騒がせして申し訳ない、俺で~す。
「で、殿下ぁぁぁ~~~?」
「こら、叫ぶなハロン。ーー何故こんなところに?」
「あーー、レノウッドさんにハロンさん。その節は大変ご迷惑をかけまして……」
きちんとお礼を言ってなかったな……。失礼な俺だよ。
「とんでもございません!」
「お元気そうで何よりでございますーー」
泡くってるクリクリ目のハロン君に、冷静沈着な渋いお顔のレノウッドさん。対照的なふたりだよね。
「ご結婚おめでとうございますーー」
このイケオジは副局長のムサさんだな。ムサシとかじゃないのかな?
「ありがとうございます。ーー式には参加してもらえそうですか?」
「はい!皆急ピッチで、仕事を終わらせる予定です!」
ーー悪人相手にそんな突貫工事みたいなことできるの?無茶しなければいいんだけど……。
「ーーもう、局長ったら、ラブラブすぎますよ~。他のひとには厳しいのに~~」
このこの、ってキサラをつつくハロン君。キミってばイイキャラしてんねー。
「……悪いな」
「何を言ってるんだハロン。局長はいいんだ、他の奴はだらしなさすぎるから厳しくするんだろ?まったく、潜入捜査先で誘惑に負けるとか……」
やれやれって困った顔のムサさんに、ハロン君が指を振る。ちっちっちっ、てやつだ、ひさしぶりに見たなーー。いや、この世界初じゃないか?
「そんなの、マニイやウズラぐらいのもんでしょ」
「え?」
「それは、違いないーー」
ーーいま、ハロン君、マニイとウズラって言ったよな?マニイは、ロンドスタッドで悪さしてたベリアドの恋人で、ウズラって、それってまさかーー。
「ーーウズラって、……ミミクリー商会の?」
俺の声の調子があがったからか、キサラの眉がかなり寄っちゃった。
「……ああ。ーーそうか、王都にも店を出していたな」
「ーー髪が真緑の……、ーーキサラの元恋人……」
あーー、口にしたくもない……。
「は?」
「「「え!?」」」
思わずつぶやいてしまった俺の言葉に、全員が疑問の表情を返してきた。んーー?違うの?
「ーーって本人が言ってたけど、違うのか?」
あれ?言ってはなかったかな……?いや、思わせぶりな発言はしたよな?側夫希望してるぐらいだしーー。
「最低だな……、あいつ……」
ムサさんが、ふぅー、と悲しそうにため息を吐いた。その横でハロン君もぷりぷり怒ってる。
「ミミクリーの代表とできちゃって、仕事放棄したんですよ!」
「真緑?金髪では……?」
ポツリ、とレノウッドさんがつぶやく。
「魔法で変えたんじゃないですか?」
「真緑に……?」
ハロン君はあっさりしてるけど、レノウッドさんは不思議そうな顔で首をかしげた。たしかに、珍しい髪色だったな。
「え……?でも、父から結婚しろって言われてるって言ってたし……、キサラの側夫希望だってーー」
俺が俯きそうになったからか、三方向から励ますような声が飛んできた。
「その父とできてしまったんですよ。養子にまでなってーー。しかし、ご心配なく!局長はまったく相手にしておりませんから!」
「局長は公私をきちんと分ける方です!」
「ご安心ください!我々が害虫は徹底的に追い払っておりますから!」
必死な3人の勢いに負け、口が挟めないキサラが可愛すぎてヤバい。
「そもそも局員内は恋愛御法度で、もしそうなったらどちらかが辞めないとダメなんですよ……」
「副局長、それで伴侶さんが辞めたんでしたっけ?」
「ーーそれを言うな」
「隠れて付き合えばよかったのに、バレバレなことをするからーー」
「はははっ」
やいのやいのと局員さんが騒ぐなか、キサラはそれを見てるだけだ。会話に加わらないのかなーー、って俺が顔を見ると、キサラは不本意な表情をしながら、はっきりと言った。
「ーー違うからな」
疑われたくもないーー、って顔に書いてあるよ。………俺のこと心配してくれてる……?ふふふっ、キサラってば……。ーーだよな、俺が何より大事だもんな。
「………ホント?」
「おまえ以外、誰もいるわけがないーー。じじいのことがなくても、それは確かだ」
「………ん……、俺も……」
俺がキサラのほうにこっそり手を伸ばすと、彼はすぐに気づいて指をからめてくれた。
しっかり恋人つなぎだよ……。
「へへっ」
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キサラの手……、このままずっと握ってたいなーー………。ホントこのままふたりで………、ーーあれ?俺、何しにここに来たんだっけ???
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