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当て馬にスパダリ(やや社畜)婚約者ができました。編
第1話 お帰りなさい ☆
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「では、坊ちゃま。おやすみなさいませーー」
「ああ」
「どうぞ良い夢をご覧くださいーー」
「?」
何だ?いままでそんなこと言ったことなかったのにーー。
不思議だなーー、と思いながらベッドに横になる。昔からアディオンがお気に入りの、バックスベアって会社が作ってるブランケットをかけて。うん、俺も気に入ったんだけどさ……。
って言うと、?、って思うよな。
俺は最初からアディオンだったわけじゃないんだ。
元は木更津与一、ってしがない大学生よ。それが向こうの世界で死んで、こっちでそのとき偶然にも死んじゃったアディオンに入っちゃったんだよ。
噂によく聞く、異世界転生、ってやつ?
それからは、アディオンとして生きてるんだ。ん?アディオンって何それ、だよな。
アディオンはアディオン・クロノ・アンガーティ・エウローペー、って、エウローペー国のアンガーティさん家のアディオン・クロノ君。父親のレディガンと兄貴のリディアンと弟のセディランの4人家族なんだ。なんとびっくり、このエウローペーって国の第2王子様よ。
母親は、って?
全然面白くない話なんだけど、この世界女性がいないんだよ。魔法科学センターでは、「数人いるらしい」、みたいな話はしてたけど、それはそれで可哀想だよな。俺だったら絶対に見つからないように隠れてるよ。
ああ、そうだーー。人類が滅びないように、魔法科学を異常に発達させて、男でも子供が産めるようになったんだ。
それが、『アザ花種』、そのひと達は子供を産むと、『お腹様』、とか呼ばれるんだけど、俺は母ちゃんと呼ばれたいと思っている。
残念ながら俺達の母ちゃんは、弟を産んですぐに亡くなった。珍しい話だが、親父は国王なのに再婚してないんだー、すごいだろ。
んで、ここ重要な話なんだけど、俺は生まれたときは普通で、途中からアザ花種になっちゃった珍しい人間だ。冗談きついよな。けど、いまとなってはそれがありがたいことになったんだよ~~~♡
何でだってーー?
それは、だね。
キイ………。
ほぼ、音もなくバルコニー側から彼の気配が入ってきた。俺はベッドのうえに上半身を起こして、そのひとを見る。
「ーーキサラ」
「よお」
ベッド脇に置かれた光石ランプをつける。これ、自然に光る光石を、スイッチひとつで発光を制御する優れものなんだ。室内や街灯の灯りは、すべてこの石でできてるんだぜ。エコロジーだよな。
えっ、それより、ちょっと待て。
帰ってくるのって、明日じゃなかったかーー?
「ーーマルスさんが風呂用意してくれてるから、入ってくる」
「え?」
マルス~~~、なぜ俺に言わない!絶対にわざとだろっ!!
「じゃ、じゃぁ、俺、ほ、ほぐしとこーー」
「ーー後で俺がやる」
くぅーーーーーッ!
いつ見てもイケメンだ。
俺、アザ花種になってよかったーー。いや、別にアザ花種じゃなくても結婚はできるけど、ほら、どうせなら子供がーーーーー、ぎゃぼぼぼっ!!
まっ、いろいろあって(はしょりすぎだよな)、婚約した俺達は、キサラが多忙なためほぼ会っていない。
彼は隣領へブリーズの領内捜査局という、ニホンでいう公安みたいな仕事をしていて(FBIのほうがしっくりくるか)、部下と一緒にあちこちで潜入捜査をしている。極秘な内容が多いから、仕事の話はしないけど、無事に帰って来てくれると、ほんとホッとする。
イケメンで仕事ができる、って最強だけど、ちょっと、いや、かなりさみしくはあるんだよなーー。1ヶ月会えないなんて、ざらだし……。なんか、魔法でワープとかできないか……。
ドキドキして待っていると、浴布で髪の毛を拭きながらキサラが戻ってきた。
「………」
全裸だ。
お、おいっ、全裸だよーー、ってまあそうなんだけど、も、もう自然に顔が火照ってくるなぁ。
「み、水あるよーー」
「ああ、悪い」
冷えた水を入れたコップを受け取り、キサラがぐっと飲む。
かぁ~ッ!、色ッペ~な~~~ッ!
ちなみに、毎晩マルスが置いてくれる水差しは、蓄冷ガラスでできている。これは冷たい温度を保ってくれるすばらしい素材を使ってるんだ。ーーってことは、その逆、畜温ガラスもあるんだよ~、便利だろ?
「ーー元気だった?」
「問題ない」
コップを置く音に俺はドキッとした。
だ、だって、これからするんだぜー。やる前ってそわそわするだろ?なんのクッションもなくはじまるほうが、緊張はしないと思うんだけどーー。何だろう、恋人時間っての?見てるだけで胸がいっぱい、っていう甘酸っぱいやつよーー。
「アディ……」
キサラが俺の髪を梳いた。
骨ばった手が、何度も髪の毛を撫でる。
ーーほら、こういう、、、えっちの前の空気感、慣れないーー。恥ずかしいんだよーー、苦しくて、どこ見ていいかわかんなくて、早くとどめを刺してほしいんだよ!
あっ、…目が合ったーー。
……好きだな………。
ゆっくりと髪を梳く指が、そのまま頬にきた。あーー、心臓がドクドクうるさいや。
「ーー痩せたか?」
「ん!?あ、ああ、っていうか俺、アザ花種に変異しただろ?それで、見た目がなよっちくなってきてるみたいなんだよ」
「そうか……」
「いや、力や体力は全然落ちてないと思うんだけどーー。後、魔法科学センターで診てもらってさ、子供ができるのはもうちょっと後になるかもだって」
「子供ーー」
あっ、これはよけいな話だった。いきなり子供の話なんかきついって、俺はほんとにデリカシーないなぁ。
「アディ……」
「ああ、うん。ごめん、変な話してーー」
これからそこと直結することするのに、萎えるよな……。
ちゅっ、とかわいい音のキスが唇におとされる。
「ん?」
ここはもっとぶちゅ~っときてくれないとさーー、と不満げな俺に、キサラがふれてははなれるようなキスを繰り返しーー、
「大事にする」
と、強い口調で言った。
「……」
その言葉に俺のときはとまる。
ど、どうしちゃったんだ?、キサラーー。
その真剣な、曇りなき眼に俺の心が動揺する。こんな顔をするひとだったんだな……。
「アディ……」
いつもより優しい唇に、俺の心臓がマキシマムを振り切る勢いでバクバクする。
「い、いや、だ、大事にするより、いまは、めちゃくちゃにしてほしい、っていうかーー」
わけのわからんことを言うな、俺はほんとにもうっ!!
「ああーー、」
キスが深くなる。
これもバックスベア社のさらさらした寝衣を脱がされ、俺の身体をキサラの唇が這っていく。優しく、少し痩せた身体を確かめるようなくちづけに、俺は赤面するしかない。
な、なんか受けのほうって、何するんだ?俺も男だから、あっちの国の動画で攻めるほうは勉強したよ。
けど、反対側は考えたことなかったからなーー。
いや、攻めの反対だから……、途中までは一緒だよな?……なら、アレもやるのかな……。いつも俺だけやってもらってるから、いい加減なんか動かないとキサラも嫌だろうしーー。
俺はキサラの下半身に手を伸ばそうとして、その手を恋人つなぎにされた。
「あ……」
また彼の唇が俺の口を覆う。柔らかくてしっかりした唇が、舌を吸い出すような動きをする。俺が舌をだすと、まるで飲み込むかのようにキサラの口のなかに引き込まれた。
いやらしい音をたてながら、俺達はしつこいぐらいに舌をからめあう。すぐに、俺の頭がボウっとなってきた。キサラとキスをするといつもこうだ。頭の中が冷静でいられない、勝手に涙もでてくるしーー、はっきりいって、変だ。
唇が離れ、垂れた唾液を手でぬぐうーー、何をやっても色気がヤバいよな。
「キサラ……」
下半身、というよりははっきり言おう。俺の尻の穴がムズムズしてきている。久しぶりにあの快感がくるのだと期待して、俺のムスコよりも異常に反応しまくってるんだよ~~~。
「ーー早く、ほしい……」
あー、言っちゃったーー。俺ってばはしたないーー。呆れた顔してるじゃん、もうっ!
「ああ……」
すまん、急かしちゃだめだよなーー。キサラのペースがあるもんな。
キサラが俺を横たえて、腕枕に頭を乗せた。
「!」
身体はぴったりと密着し、その状態で横から俺の尻に手をはわせて、穴をいじりだす。
ーーこ、これはっ、俺だけ感じちゃうパターンじゃないか……。しかも、キサラの超目の前でーー、と理性が働くのは一瞬だ。
彼の指に思考がとけていく。脳みそが、「大歓迎よ~♡」、とえっちなモードに切り替わる。
「き、キサラ……ッ」
腹に濡れた先端があたって、俺の身体にゾクゾクが走った。こ、これがこれから俺のナカにはいって、あんなことやこんなことをするんだよーー。
ーーいやん……。
「ーーいけるか……」
ーーもちろんだ!いつでも来い!
俺はゴールキーパーになった気分で(俺のポジションはFWだったが)、キサラのゴールを待ち構える。そう、すべてを受けとめる覚悟だ!
腕枕をはずされ身体がベッドに沈む。彼によって俺の足は広げられ、片足はとくに大きく開かれた。恋人は片手で俺の頬や髪を愛撫し、唇にはキスの雨をふらせていく。
ーーほわわ~ん~~。
「あ……ッ!」
その間にも下は下の行動だ。俺の尻穴にぐっときたアレが、ゴールに押し込まれる。これはもう、これはーー!
ゴールーーッ!
後はもう、好きにしてくださいーーッ!
「……ぅぅ゙ん…、ぅふッ……」
なんでこうキスってずっとしていられるんだろうーー。唇への甘咬みに腰が抜けるーー、もう、好き。好きだってーー、キサラしか好きになれないんだって……。
「…、好き、キサラ……」
「………、ああ……」
言葉は少ないけど愛はたっぷりくれる。俺ほんと、無口な男ってカッコいいと思う。
でも、無口すぎるわけじゃなくて、話したらちゃんと返事を返してくれるし、どんなしょうもないネタでも、最後まで相手をしてくれるーー。
ーー理想の恋人、なんだよ、げへっ。
「あっ!そこ、いやッ!」
お腹の奥がキュンキュンしてきた。
そんなに突かないでよ、すぐにイッちゃうからーー。
「…、だめッ!キサラッ~~~ン゙ッ!」
みっともなく喘ぐ俺に薄く笑み、彼が腰の動きを速める。あっ、ヤバい、すごいんだけどーー。
「~~~~~~ッ!!」
あーー、クるーー………。
「ッ!!」
「ーーンン゙ン゙ッ!、あんン゙ーーッ!!」
彼が俺のナカに熱を放つ。
ーーもちろん、だしたからってとまらないよ~。まだまだ夜は長いからね。もっと、も~っと、えっちなことするんだぞ~~~……♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます😄
続きになります🥹
また、読んでいただけたら、うれしいです☺️
「ああ」
「どうぞ良い夢をご覧くださいーー」
「?」
何だ?いままでそんなこと言ったことなかったのにーー。
不思議だなーー、と思いながらベッドに横になる。昔からアディオンがお気に入りの、バックスベアって会社が作ってるブランケットをかけて。うん、俺も気に入ったんだけどさ……。
って言うと、?、って思うよな。
俺は最初からアディオンだったわけじゃないんだ。
元は木更津与一、ってしがない大学生よ。それが向こうの世界で死んで、こっちでそのとき偶然にも死んじゃったアディオンに入っちゃったんだよ。
噂によく聞く、異世界転生、ってやつ?
それからは、アディオンとして生きてるんだ。ん?アディオンって何それ、だよな。
アディオンはアディオン・クロノ・アンガーティ・エウローペー、って、エウローペー国のアンガーティさん家のアディオン・クロノ君。父親のレディガンと兄貴のリディアンと弟のセディランの4人家族なんだ。なんとびっくり、このエウローペーって国の第2王子様よ。
母親は、って?
全然面白くない話なんだけど、この世界女性がいないんだよ。魔法科学センターでは、「数人いるらしい」、みたいな話はしてたけど、それはそれで可哀想だよな。俺だったら絶対に見つからないように隠れてるよ。
ああ、そうだーー。人類が滅びないように、魔法科学を異常に発達させて、男でも子供が産めるようになったんだ。
それが、『アザ花種』、そのひと達は子供を産むと、『お腹様』、とか呼ばれるんだけど、俺は母ちゃんと呼ばれたいと思っている。
残念ながら俺達の母ちゃんは、弟を産んですぐに亡くなった。珍しい話だが、親父は国王なのに再婚してないんだー、すごいだろ。
んで、ここ重要な話なんだけど、俺は生まれたときは普通で、途中からアザ花種になっちゃった珍しい人間だ。冗談きついよな。けど、いまとなってはそれがありがたいことになったんだよ~~~♡
何でだってーー?
それは、だね。
キイ………。
ほぼ、音もなくバルコニー側から彼の気配が入ってきた。俺はベッドのうえに上半身を起こして、そのひとを見る。
「ーーキサラ」
「よお」
ベッド脇に置かれた光石ランプをつける。これ、自然に光る光石を、スイッチひとつで発光を制御する優れものなんだ。室内や街灯の灯りは、すべてこの石でできてるんだぜ。エコロジーだよな。
えっ、それより、ちょっと待て。
帰ってくるのって、明日じゃなかったかーー?
「ーーマルスさんが風呂用意してくれてるから、入ってくる」
「え?」
マルス~~~、なぜ俺に言わない!絶対にわざとだろっ!!
「じゃ、じゃぁ、俺、ほ、ほぐしとこーー」
「ーー後で俺がやる」
くぅーーーーーッ!
いつ見てもイケメンだ。
俺、アザ花種になってよかったーー。いや、別にアザ花種じゃなくても結婚はできるけど、ほら、どうせなら子供がーーーーー、ぎゃぼぼぼっ!!
まっ、いろいろあって(はしょりすぎだよな)、婚約した俺達は、キサラが多忙なためほぼ会っていない。
彼は隣領へブリーズの領内捜査局という、ニホンでいう公安みたいな仕事をしていて(FBIのほうがしっくりくるか)、部下と一緒にあちこちで潜入捜査をしている。極秘な内容が多いから、仕事の話はしないけど、無事に帰って来てくれると、ほんとホッとする。
イケメンで仕事ができる、って最強だけど、ちょっと、いや、かなりさみしくはあるんだよなーー。1ヶ月会えないなんて、ざらだし……。なんか、魔法でワープとかできないか……。
ドキドキして待っていると、浴布で髪の毛を拭きながらキサラが戻ってきた。
「………」
全裸だ。
お、おいっ、全裸だよーー、ってまあそうなんだけど、も、もう自然に顔が火照ってくるなぁ。
「み、水あるよーー」
「ああ、悪い」
冷えた水を入れたコップを受け取り、キサラがぐっと飲む。
かぁ~ッ!、色ッペ~な~~~ッ!
ちなみに、毎晩マルスが置いてくれる水差しは、蓄冷ガラスでできている。これは冷たい温度を保ってくれるすばらしい素材を使ってるんだ。ーーってことは、その逆、畜温ガラスもあるんだよ~、便利だろ?
「ーー元気だった?」
「問題ない」
コップを置く音に俺はドキッとした。
だ、だって、これからするんだぜー。やる前ってそわそわするだろ?なんのクッションもなくはじまるほうが、緊張はしないと思うんだけどーー。何だろう、恋人時間っての?見てるだけで胸がいっぱい、っていう甘酸っぱいやつよーー。
「アディ……」
キサラが俺の髪を梳いた。
骨ばった手が、何度も髪の毛を撫でる。
ーーほら、こういう、、、えっちの前の空気感、慣れないーー。恥ずかしいんだよーー、苦しくて、どこ見ていいかわかんなくて、早くとどめを刺してほしいんだよ!
あっ、…目が合ったーー。
……好きだな………。
ゆっくりと髪を梳く指が、そのまま頬にきた。あーー、心臓がドクドクうるさいや。
「ーー痩せたか?」
「ん!?あ、ああ、っていうか俺、アザ花種に変異しただろ?それで、見た目がなよっちくなってきてるみたいなんだよ」
「そうか……」
「いや、力や体力は全然落ちてないと思うんだけどーー。後、魔法科学センターで診てもらってさ、子供ができるのはもうちょっと後になるかもだって」
「子供ーー」
あっ、これはよけいな話だった。いきなり子供の話なんかきついって、俺はほんとにデリカシーないなぁ。
「アディ……」
「ああ、うん。ごめん、変な話してーー」
これからそこと直結することするのに、萎えるよな……。
ちゅっ、とかわいい音のキスが唇におとされる。
「ん?」
ここはもっとぶちゅ~っときてくれないとさーー、と不満げな俺に、キサラがふれてははなれるようなキスを繰り返しーー、
「大事にする」
と、強い口調で言った。
「……」
その言葉に俺のときはとまる。
ど、どうしちゃったんだ?、キサラーー。
その真剣な、曇りなき眼に俺の心が動揺する。こんな顔をするひとだったんだな……。
「アディ……」
いつもより優しい唇に、俺の心臓がマキシマムを振り切る勢いでバクバクする。
「い、いや、だ、大事にするより、いまは、めちゃくちゃにしてほしい、っていうかーー」
わけのわからんことを言うな、俺はほんとにもうっ!!
「ああーー、」
キスが深くなる。
これもバックスベア社のさらさらした寝衣を脱がされ、俺の身体をキサラの唇が這っていく。優しく、少し痩せた身体を確かめるようなくちづけに、俺は赤面するしかない。
な、なんか受けのほうって、何するんだ?俺も男だから、あっちの国の動画で攻めるほうは勉強したよ。
けど、反対側は考えたことなかったからなーー。
いや、攻めの反対だから……、途中までは一緒だよな?……なら、アレもやるのかな……。いつも俺だけやってもらってるから、いい加減なんか動かないとキサラも嫌だろうしーー。
俺はキサラの下半身に手を伸ばそうとして、その手を恋人つなぎにされた。
「あ……」
また彼の唇が俺の口を覆う。柔らかくてしっかりした唇が、舌を吸い出すような動きをする。俺が舌をだすと、まるで飲み込むかのようにキサラの口のなかに引き込まれた。
いやらしい音をたてながら、俺達はしつこいぐらいに舌をからめあう。すぐに、俺の頭がボウっとなってきた。キサラとキスをするといつもこうだ。頭の中が冷静でいられない、勝手に涙もでてくるしーー、はっきりいって、変だ。
唇が離れ、垂れた唾液を手でぬぐうーー、何をやっても色気がヤバいよな。
「キサラ……」
下半身、というよりははっきり言おう。俺の尻の穴がムズムズしてきている。久しぶりにあの快感がくるのだと期待して、俺のムスコよりも異常に反応しまくってるんだよ~~~。
「ーー早く、ほしい……」
あー、言っちゃったーー。俺ってばはしたないーー。呆れた顔してるじゃん、もうっ!
「ああ……」
すまん、急かしちゃだめだよなーー。キサラのペースがあるもんな。
キサラが俺を横たえて、腕枕に頭を乗せた。
「!」
身体はぴったりと密着し、その状態で横から俺の尻に手をはわせて、穴をいじりだす。
ーーこ、これはっ、俺だけ感じちゃうパターンじゃないか……。しかも、キサラの超目の前でーー、と理性が働くのは一瞬だ。
彼の指に思考がとけていく。脳みそが、「大歓迎よ~♡」、とえっちなモードに切り替わる。
「き、キサラ……ッ」
腹に濡れた先端があたって、俺の身体にゾクゾクが走った。こ、これがこれから俺のナカにはいって、あんなことやこんなことをするんだよーー。
ーーいやん……。
「ーーいけるか……」
ーーもちろんだ!いつでも来い!
俺はゴールキーパーになった気分で(俺のポジションはFWだったが)、キサラのゴールを待ち構える。そう、すべてを受けとめる覚悟だ!
腕枕をはずされ身体がベッドに沈む。彼によって俺の足は広げられ、片足はとくに大きく開かれた。恋人は片手で俺の頬や髪を愛撫し、唇にはキスの雨をふらせていく。
ーーほわわ~ん~~。
「あ……ッ!」
その間にも下は下の行動だ。俺の尻穴にぐっときたアレが、ゴールに押し込まれる。これはもう、これはーー!
ゴールーーッ!
後はもう、好きにしてくださいーーッ!
「……ぅぅ゙ん…、ぅふッ……」
なんでこうキスってずっとしていられるんだろうーー。唇への甘咬みに腰が抜けるーー、もう、好き。好きだってーー、キサラしか好きになれないんだって……。
「…、好き、キサラ……」
「………、ああ……」
言葉は少ないけど愛はたっぷりくれる。俺ほんと、無口な男ってカッコいいと思う。
でも、無口すぎるわけじゃなくて、話したらちゃんと返事を返してくれるし、どんなしょうもないネタでも、最後まで相手をしてくれるーー。
ーー理想の恋人、なんだよ、げへっ。
「あっ!そこ、いやッ!」
お腹の奥がキュンキュンしてきた。
そんなに突かないでよ、すぐにイッちゃうからーー。
「…、だめッ!キサラッ~~~ン゙ッ!」
みっともなく喘ぐ俺に薄く笑み、彼が腰の動きを速める。あっ、ヤバい、すごいんだけどーー。
「~~~~~~ッ!!」
あーー、クるーー………。
「ッ!!」
「ーーンン゙ン゙ッ!、あんン゙ーーッ!!」
彼が俺のナカに熱を放つ。
ーーもちろん、だしたからってとまらないよ~。まだまだ夜は長いからね。もっと、も~っと、えっちなことするんだぞ~~~……♡
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いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます😄
続きになります🥹
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