56 / 194
当て馬にスパダリ(やや社畜)婚約者ができました。編
第5話 新婚さん生活のイメージ
「ーーこれ、これがいい!」
ランゼの声にハッとなる。
かなり悩んだな。俺なんか会計終わっちゃったよ~。
「ん?どれーー」
その手にあるのは、白のブランケットと黒のブランケットだ。
「ん?自分用?」
ーーにしてはシブいチョイスだな。
「この、くろのはね、キサラの!」
笑顔のランゼに、俺はかたまった。
ーーあー、うー、えっとぉ………。
思わず自分の手にある会計済の紙袋を後ろに隠す。
「い、いいね!よく、似合うよ……」
「うん!!」
包んでもらう間もにこにこのランゼに、何が言えただろうーー。むしろ婚約者がチミっ子に好かれる性格だってことを、喜ばなきゃな………。
「キサラ!こっち、こっち!」
アスレチック遊具のてっぺんで跳ねるアイゼを、キサラがつかまえる。あんな高いとこでも、ひょいひょいと歩く。
いや、あの7歳児、末恐ろしいなーー。あれで、アザ花種って、誰がもらってくれるんだ?これからなよなよになるのかなーー。でも、本人がたくましさを希望してたら、なんか可哀想だよな……。
後天性のアザ花種に変化してから、だんだんと細くなってきた俺の腕ーー。その自覚はほぼないけど、いざというとき自分を守れるのか、少し不安があるよ。
力を使わなくても相手を制圧するようなーー、それこそ合気道みたいなの、誰か知らないかな……。
しかし、ここ遊具施設が充実してるなーー。やっぱりいいところの店は違うね。
陽当たりのいい中庭に、砂場、滑り台、ブランコなどの定番遊具に加え、木組みのアスレチック遊具。
それも頑丈なつくりで、ちゃんと命綱をつけるところもある(あのふたり付けてないけど。ーーダメだろ)。
「ーーあのひと、イケメンーー」
「若い親?かしらん」
「けど、イケメンすぎない?」
砂場の側で子供を見ているオカマみたいなひと達が、キサラを見てヒソヒソ話をする。そりゃそうでしょ。どこにもいないよ、あんなひと。
「キサラーー!」
俺が手を振ると、こちらを見てアイゼを抱えて降りてくる。着地の仕方が猫みたいに、すたって感じ。体重が感じられないの、なんでなんだ?
「買えたか?」
「うん……」
「自分でだしたか?」
ランゼは首にかけたポーチを持ち上げて頷いた。
「ーーうん…、」
足りない分をだしたのは内緒にしとこう。
「キサラ!腹減った!」
うんうん。子供はそうなるよねーー。さて、近くに子供が喜ぶお店があったかな……。
あっ、そうだ!
「ひゃあ!すごいーー!」
はしゃいだ声をアイゼがあげた。
近くの公園には、休みの日に屋台が来ることを思い出したんだ。色とりどりののぼりを見て、チミっ子ふたりのテンションがあがる。
「ぼく、ぐるぐるソーセージが食べたい!」
「わたし、クレープ食べたい」
「ふふっ。好きなもの全部頼んでね」
俺の言葉に、キサラの眉が寄る。
「ーーあまり甘やかすな」
「今日ぐらいいいじゃないか」
なんでも食べていいなんて、子供の夢だろ。
「くせになる」
「そうか?」
わりと細かいとこあるんだな……。
「ランゼ、トマトはいれるなよ」
ガレットっぽい、チーズやハムをはさんだクレープを欲しがるランゼに、キサラが注意をした。
「うん……」
「トマト?」
「食べると口のなかがかゆくなる」
「あー、アレルギーか……」
小さい子供は自分ではわからないときもあるから、そりゃ、まわりが気をつけないといけないよな。
反省しよう。よそのお子さんに簡単に食べ物をあげたらだめだ。取り返しがつかないこともある。
「アイゼくんはは大丈夫なのか?」
「あれは、川の水でもいける」
ーー基準がおかしいぜ……。
噴水の近くに並べられたテーブルとイスは、うまい具合に空きがあり、俺達はそこに座って買ったものを食べることにした。
「ーーおまえはこういうところに慣れてるんだな」
「ああ、前の俺がね」
「ーー前世か…」
と、いうことにしているし、あながち間違いでもないだろう。
「そうそう。そこじゃ普通の庶民でしたからねーー」
パクっと熱々のソーセージに食いつく。
「ふまい!」
ジューシーだな~、アイゼには熱いんじゃないのか?
「ふがふが」
一生懸命にソーセージをかじる少年が、ときおり口のなかをはふはふして熱さを逃がしている。俺はそれを見て軽く吹いた。
ーー弟と暮らしてたら、こんなんだったのかな……。
ランゼも美味しそうにクレープを食べている。とても幸せそうな顔で俺もうれしいよーー。なんでか外で食べるものって、すっごい美味しく感じるよなーー。
「キサラ」
俺はこれでもかってぐらいにバターの良い匂いがするブリオッシュに、ソーセージと野菜を入れて半分に折り曲げ、彼に渡した。
「ーーああ」
受け取った彼の表情が、ほんの少し和らぐ。うん、こんなの俺達、新婚さんみたいだよな………、
カーーーッ!甘酸っぺえーー!超リア充じゃん!
いやん、キサラが食べてる~、カワイイ~♡ちょっと口が小さいから少しずつ食べるんだけど、それがツボる~~~。
「ーーなんだ?」
「え?あっ、う、美味い?」
「ああーー」
「へへっ。俺達、し、新婚さんみたいじゃ、ないかな!?」
「ーー新婚……」
俺の言葉にキサラが動きをとめた。あ、あれ?ひょ、表情がかたい……。
「ーー悪い」
「えっ!?な、何が!?」
新婚じゃないって!?そりゃそうだけどさ……。
「ーー一緒に食べるときが、少ないだろう、な」
………、あっーー、……そうだな…。
今日みたいな日が特別なんだもんな……。普段は潜入捜査がなければへブリーズ領にいるし、結婚してもそうご飯も一緒には食べられないよな……。
「ーーううん。さみしいけど大丈夫だよ。その分こんな日があると、すっごいうれしいんだーー」
「……」
その心配するような目に、俺の顔が熱くなってくる。いつも仕方ない、って言い聞かせてはいるんだけど、頭と心って別物だよな……。
たまに、聞き分けない自分がわがまま言ってくる。
『俺と仕事とどっちが大事なのーーッ!!』、ってーー。
エドアルドにも釘を刺されたのにな……。
俺の目とキサラの目がお互いを映し合い、他のものなんかはいる余地もないぐらい見つめあっちゃったりして……。どちらからとかじゃなく、互いの顔が自然に寄っていきーー………。
「キサラ、これいらない」
ーーいたな、お邪魔ムシが!
「ーーどれだ?」
「黄色いやつ」
アイゼがフルーツ串のパイナップルを指差す。それをキサラが横からパクっと食べた。
「……」
ーーいまの、最高だな。眼福レベルSSRだよ。
「はあー、帰るのが嫌になる」
「ーーそうだな」
食後は公園の遊具でふたりを遊ばせてから、帰路についた。いまチミっ子達は馬車のなかで爆睡中だ。
「なあ、今日からアイゼくん達と寝るのか?」
「寝かしたら行く」
おし!マルスにホットミルクという名の睡眠薬でも用意させよう。あっ、睡眠薬という名のホットミルクかーー(本音がダダ漏れだな)。
「すぐに寝てくれたらいいな……」
げへっ。
「ああ、義兄上様も近くにいるからな……」
「そっか……。兄上はテレゼちゃんと寝てるのか?」
「ーーーテレゼが離れないみたいだ……」
あちゃーー。兄貴、オナ○ーもできないな。
「ーー兄上は、テレゼちゃんだけなのかな……」
「…………」
俺が何気なくいった言葉に、キサラの顔の表情が曇っていく。どうしたんだろう、なんか俺変なこと言ったかな……。
「ーー何を買ったんだ?」
問われてドキッとする。
「あー、まあ、自分のだよーー」
ランゼちゃんのを使ってもらいたいし、これは洗替えにでもしたらいいか……。
「ーーそうか……」
馬車の外を見た彼の顔が、すねているみたいに見えて、俺は心臓がドキっとした。
ーーえ?何だよ……。何か、怒ってるのか?
馬車のなかを、静かで少し居心地の悪い空気が充満した。原因を考えながら、俺は城に戻っていくーー。
「ーー寝かしたら行くから」
「うん。待ってる」
キサラが7歳児と4歳児を軽々抱えながら歩いて行く。寝ぼけ眼のふたりは、俺のほうを向いて手を振る。
「ーーでんか、ありがと……」
ランゼは礼儀正しいな。
「また、あそんでやりゅかりゃーー」
アイゼ、予想はしてたよ。
ふふっ、と笑いながら自分の部屋に帰る。じろじろ見てきた衛兵達が、カツラを外すと一気に姿勢を正してくる。驚かせてすまないねーー。
はあー、楽しかったな……。いっぱいいられたしーー。
ランゼの声にハッとなる。
かなり悩んだな。俺なんか会計終わっちゃったよ~。
「ん?どれーー」
その手にあるのは、白のブランケットと黒のブランケットだ。
「ん?自分用?」
ーーにしてはシブいチョイスだな。
「この、くろのはね、キサラの!」
笑顔のランゼに、俺はかたまった。
ーーあー、うー、えっとぉ………。
思わず自分の手にある会計済の紙袋を後ろに隠す。
「い、いいね!よく、似合うよ……」
「うん!!」
包んでもらう間もにこにこのランゼに、何が言えただろうーー。むしろ婚約者がチミっ子に好かれる性格だってことを、喜ばなきゃな………。
「キサラ!こっち、こっち!」
アスレチック遊具のてっぺんで跳ねるアイゼを、キサラがつかまえる。あんな高いとこでも、ひょいひょいと歩く。
いや、あの7歳児、末恐ろしいなーー。あれで、アザ花種って、誰がもらってくれるんだ?これからなよなよになるのかなーー。でも、本人がたくましさを希望してたら、なんか可哀想だよな……。
後天性のアザ花種に変化してから、だんだんと細くなってきた俺の腕ーー。その自覚はほぼないけど、いざというとき自分を守れるのか、少し不安があるよ。
力を使わなくても相手を制圧するようなーー、それこそ合気道みたいなの、誰か知らないかな……。
しかし、ここ遊具施設が充実してるなーー。やっぱりいいところの店は違うね。
陽当たりのいい中庭に、砂場、滑り台、ブランコなどの定番遊具に加え、木組みのアスレチック遊具。
それも頑丈なつくりで、ちゃんと命綱をつけるところもある(あのふたり付けてないけど。ーーダメだろ)。
「ーーあのひと、イケメンーー」
「若い親?かしらん」
「けど、イケメンすぎない?」
砂場の側で子供を見ているオカマみたいなひと達が、キサラを見てヒソヒソ話をする。そりゃそうでしょ。どこにもいないよ、あんなひと。
「キサラーー!」
俺が手を振ると、こちらを見てアイゼを抱えて降りてくる。着地の仕方が猫みたいに、すたって感じ。体重が感じられないの、なんでなんだ?
「買えたか?」
「うん……」
「自分でだしたか?」
ランゼは首にかけたポーチを持ち上げて頷いた。
「ーーうん…、」
足りない分をだしたのは内緒にしとこう。
「キサラ!腹減った!」
うんうん。子供はそうなるよねーー。さて、近くに子供が喜ぶお店があったかな……。
あっ、そうだ!
「ひゃあ!すごいーー!」
はしゃいだ声をアイゼがあげた。
近くの公園には、休みの日に屋台が来ることを思い出したんだ。色とりどりののぼりを見て、チミっ子ふたりのテンションがあがる。
「ぼく、ぐるぐるソーセージが食べたい!」
「わたし、クレープ食べたい」
「ふふっ。好きなもの全部頼んでね」
俺の言葉に、キサラの眉が寄る。
「ーーあまり甘やかすな」
「今日ぐらいいいじゃないか」
なんでも食べていいなんて、子供の夢だろ。
「くせになる」
「そうか?」
わりと細かいとこあるんだな……。
「ランゼ、トマトはいれるなよ」
ガレットっぽい、チーズやハムをはさんだクレープを欲しがるランゼに、キサラが注意をした。
「うん……」
「トマト?」
「食べると口のなかがかゆくなる」
「あー、アレルギーか……」
小さい子供は自分ではわからないときもあるから、そりゃ、まわりが気をつけないといけないよな。
反省しよう。よそのお子さんに簡単に食べ物をあげたらだめだ。取り返しがつかないこともある。
「アイゼくんはは大丈夫なのか?」
「あれは、川の水でもいける」
ーー基準がおかしいぜ……。
噴水の近くに並べられたテーブルとイスは、うまい具合に空きがあり、俺達はそこに座って買ったものを食べることにした。
「ーーおまえはこういうところに慣れてるんだな」
「ああ、前の俺がね」
「ーー前世か…」
と、いうことにしているし、あながち間違いでもないだろう。
「そうそう。そこじゃ普通の庶民でしたからねーー」
パクっと熱々のソーセージに食いつく。
「ふまい!」
ジューシーだな~、アイゼには熱いんじゃないのか?
「ふがふが」
一生懸命にソーセージをかじる少年が、ときおり口のなかをはふはふして熱さを逃がしている。俺はそれを見て軽く吹いた。
ーー弟と暮らしてたら、こんなんだったのかな……。
ランゼも美味しそうにクレープを食べている。とても幸せそうな顔で俺もうれしいよーー。なんでか外で食べるものって、すっごい美味しく感じるよなーー。
「キサラ」
俺はこれでもかってぐらいにバターの良い匂いがするブリオッシュに、ソーセージと野菜を入れて半分に折り曲げ、彼に渡した。
「ーーああ」
受け取った彼の表情が、ほんの少し和らぐ。うん、こんなの俺達、新婚さんみたいだよな………、
カーーーッ!甘酸っぺえーー!超リア充じゃん!
いやん、キサラが食べてる~、カワイイ~♡ちょっと口が小さいから少しずつ食べるんだけど、それがツボる~~~。
「ーーなんだ?」
「え?あっ、う、美味い?」
「ああーー」
「へへっ。俺達、し、新婚さんみたいじゃ、ないかな!?」
「ーー新婚……」
俺の言葉にキサラが動きをとめた。あ、あれ?ひょ、表情がかたい……。
「ーー悪い」
「えっ!?な、何が!?」
新婚じゃないって!?そりゃそうだけどさ……。
「ーー一緒に食べるときが、少ないだろう、な」
………、あっーー、……そうだな…。
今日みたいな日が特別なんだもんな……。普段は潜入捜査がなければへブリーズ領にいるし、結婚してもそうご飯も一緒には食べられないよな……。
「ーーううん。さみしいけど大丈夫だよ。その分こんな日があると、すっごいうれしいんだーー」
「……」
その心配するような目に、俺の顔が熱くなってくる。いつも仕方ない、って言い聞かせてはいるんだけど、頭と心って別物だよな……。
たまに、聞き分けない自分がわがまま言ってくる。
『俺と仕事とどっちが大事なのーーッ!!』、ってーー。
エドアルドにも釘を刺されたのにな……。
俺の目とキサラの目がお互いを映し合い、他のものなんかはいる余地もないぐらい見つめあっちゃったりして……。どちらからとかじゃなく、互いの顔が自然に寄っていきーー………。
「キサラ、これいらない」
ーーいたな、お邪魔ムシが!
「ーーどれだ?」
「黄色いやつ」
アイゼがフルーツ串のパイナップルを指差す。それをキサラが横からパクっと食べた。
「……」
ーーいまの、最高だな。眼福レベルSSRだよ。
「はあー、帰るのが嫌になる」
「ーーそうだな」
食後は公園の遊具でふたりを遊ばせてから、帰路についた。いまチミっ子達は馬車のなかで爆睡中だ。
「なあ、今日からアイゼくん達と寝るのか?」
「寝かしたら行く」
おし!マルスにホットミルクという名の睡眠薬でも用意させよう。あっ、睡眠薬という名のホットミルクかーー(本音がダダ漏れだな)。
「すぐに寝てくれたらいいな……」
げへっ。
「ああ、義兄上様も近くにいるからな……」
「そっか……。兄上はテレゼちゃんと寝てるのか?」
「ーーーテレゼが離れないみたいだ……」
あちゃーー。兄貴、オナ○ーもできないな。
「ーー兄上は、テレゼちゃんだけなのかな……」
「…………」
俺が何気なくいった言葉に、キサラの顔の表情が曇っていく。どうしたんだろう、なんか俺変なこと言ったかな……。
「ーー何を買ったんだ?」
問われてドキッとする。
「あー、まあ、自分のだよーー」
ランゼちゃんのを使ってもらいたいし、これは洗替えにでもしたらいいか……。
「ーーそうか……」
馬車の外を見た彼の顔が、すねているみたいに見えて、俺は心臓がドキっとした。
ーーえ?何だよ……。何か、怒ってるのか?
馬車のなかを、静かで少し居心地の悪い空気が充満した。原因を考えながら、俺は城に戻っていくーー。
「ーー寝かしたら行くから」
「うん。待ってる」
キサラが7歳児と4歳児を軽々抱えながら歩いて行く。寝ぼけ眼のふたりは、俺のほうを向いて手を振る。
「ーーでんか、ありがと……」
ランゼは礼儀正しいな。
「また、あそんでやりゅかりゃーー」
アイゼ、予想はしてたよ。
ふふっ、と笑いながら自分の部屋に帰る。じろじろ見てきた衛兵達が、カツラを外すと一気に姿勢を正してくる。驚かせてすまないねーー。
はあー、楽しかったな……。いっぱいいられたしーー。
あなたにおすすめの小説
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
完結しました!ありがとうございました。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
【完結/番外編準備中】
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
----------
追記:読んでくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました!!
完結しましたが回収しきれていないエピソードが私の中でいくつかあるので笑、後日番外編をアップしたいなと現在準備中です。
詳しい更新日まだ未定ですが、もしよろしかったらゼヒまた覗いてやってくださいねー!
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
恋人に好きな人が出来たと思ったら、なにやら雲行きが怪しい。
めっちゃ抹茶
BL
突然だが、容姿も中身も平凡な俺には、超絶イケメンの王子と呼ばれる恋人がいる。付き合い始めてそろそろ一年が経つ。といってもまだキスもそれ以上もした事がない健全なお付き合い。王子は優しいけど意地悪で、いつも俺の心臓を高鳴らせてくる——だけどそれだけだ。この前、喧嘩をした。それきり彼と話していない。付き合っているのか定かじゃない関係。挙句に、今遠目から見つけた王子の側には可憐な女の子。彼女が彼に寄り掛かって二人がキスをしている。
その瞬間、目の前が真っ黒になった。もう無理だ。俺がスイッチが切れたようにその場に立ち尽くした、その時だった。前にいる彼から聞いたこともない怒声が俺の耳に届いたのは。
⚪︎佐藤玲央……微笑みの王子と呼ばれ、常に笑顔を絶やさない。物腰柔らかな姿勢に男女問わずモテる
⚪︎中田真……両親の転勤で引っ越してきた転校生。平凡な容姿で口が悪いがクラスに馴染めず誰とも話さないので王子しか知らないし、これからも多分バレない
※全四話、予約投稿済み。
本編に攻めの名前が出てこないの書き終わってから気が付いた。3/16タイトル少し変更しました。
※後日談を3/25に投稿予定←しました。Rを書くかはまだ悩み中
義理の家族に虐げられている伯爵令息ですが、気にしてないので平気です。王子にも興味はありません。
竜鳴躍
BL
性格の悪い傲慢な王太子のどこが素敵なのか分かりません。王妃なんて一番めんどくさいポジションだと思います。僕は一応伯爵令息ですが、子どもの頃に両親が亡くなって叔父家族が伯爵家を相続したので、居候のようなものです。
あれこれめんどくさいです。
学校も身づくろいも適当でいいんです。僕は、僕の才能を使いたい人のために使います。
冴えない取り柄もないと思っていた主人公が、実は…。
主人公は虐げる人の知らないところで輝いています。
全てを知って後悔するのは…。
☆2022年6月29日 BL 1位ありがとうございます!一瞬でも嬉しいです!
☆2,022年7月7日 実は子どもが主人公の話を始めてます。
囚われの親指王子が瀕死の騎士を助けたら、王子さまでした。https://www.alphapolis.co.jp/novel/355043923/237646317
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。