(完結)主人公の当て馬幼なじみの俺は、出番がなくなったので自分の領地でのんびりしたいと思います。

濃子

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魔法とアザ花種 編

はじめての………。キサラ視点 ややお☆様

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 ーーいらなかったか……。



 少しぐらいは考えていた。指輪を用意しても受け取ってもらえないかもしれないと……。ただ、まさか自分がここまで落ち込むとは思わなかった。


 ーー嘘だろ……。泣いているのか……?俺が?


 騎士服では涙は拭けない。
 手で生温かい水をはらうと、俺はサシャラが宿泊している部屋に向かった。


 ーー祖父に拒絶されようが、家の者に無視されようが泣いたことなどなかったのに……。なんていう未練がましい奴だ。ーー嫌われたわけではないはず。何か、きっと何か理由があったんだーー。







 サシャラに一声かけ、逃げるようにへブリーズに戻った。俺の姿を見て、ダウリーは上機嫌で飲みに誘ってきたが、とても相手ができる状態じゃない。適当にかわすとマキラが来ていることを聞き、弟のところに顔をだすことにした。


「ーーまた、タキナと連絡がとれないんだけど……」
「ーー……」
 何回目の、また、だ。

「あ、後、ムサさんだっけ、うまく潜入できてます、って伝えといて、だって。くれぐれも休暇を楽しんでくださるように、って念を押されたよ。キサラは仕事人間だからねーー……、いや、仕事人間だったからね」
 にやにやうれしそうな顔をする弟を気にせずに、俺はソファーに腰をおろした。

「ーーなんか機嫌がよくないね」
 めずらしい……、とマキラに言われる。たしかに、普段から機嫌の悪さを表にだすことはしないーー……。いや、これは機嫌が悪いわけじゃない……、落ち込んでいる、それだけだがーー。

「ーー喜んでもらえなかった」
 マキラに指輪のはいった箱を渡す。弟はそれを開いて言葉を失った。

「すっご……。こんなアレキサンドライト見たことない………。これがだめって、さすがはエウローペーの王子様だね……。いつもどんなのつけてるの?」

 ーーいつも……。いつも、はしていないな……。



「ーー少し寝る……」
「あー、うん、どうぞ。ぼくは飲んでるからーー」
 まだ飲むのか……、テーブルにところ狭しと空いた酒瓶がある。それをちらっと見ると、マキラが不敵な笑みをもらした。

「打倒、エドアルドなんだ」

 無理だな。


 







 翌日、サシャラに用事があったのか部屋に兄が来た。レースがついたシャツといい、見た目もどんどんカマ臭くなっていく……。噂で聞いたが、ネコ側用の衣服デザインをサシャラと共に取り組んでいて、事業化の可能性がでてきたそうだ。

 自分はアザ花種だと世間にいうようなものだがなーー。だが、兄やサシャラが攫われるなど無いに等しいことだ、危機意識が薄いのだろう。




 マキラが兄に事情を説明する。どうせ話したところで何にもならない、と俺は会話に加わらなかった。


 しかしながら、兄からの答えは俺が思ってもみなかったことで、とても驚いた。冷静に考えれば兄のいうことがすべて正しい。

 いくら秘密にしたくとも、マルスさんにだけは確認を取ればよかったんだ……。



 






「ーーはい、そうです。坊っちゃまは装飾品を身につけると肌が痒くなります。その為、純金や純銀しかつけないようにしているのですよ。それも式典のみにしていますね……。一度痒くなってしまうと、かなり肌が荒れてしまうのでーー……」

 すぐに飛竜に乗ってエウローペーに飛んだ。そこであいつの金属アレルギーを確認する。

「ーー聞いておけばよかったな……」
「申し訳ございません。これはわたくしのミスです。ちゃんとお伝えしておけばよかったのに……」

 マルスにも気を使わせてしまった。本当に気持ちが先走りすぎだ。


「よし」
 謝ろうーー。

 思いやりにかけていたことを許してくれるかはわからないが、次はちゃんと希望を聞いてからつくろう。










 飛竜のブルーテイルは、エウローペーへの往復、それに加えて最近はロンドスタットの領都までの飛行で酷使してしまったからか、領都に着くなり剝れてしまった。

 暴れてしばらく手が付けられなかったが、好物のメロンでなんとか落ち着いた。メロンを大量に用意してくれたルカルドには、感謝しかない。
「ーーもう仲直り~?残念だわ~~~」
 顔が笑っているから、本心ではないのだろうーー。

 それよりも気になるのはコランティ卿だ。常にルカルドの側にいるそうだがーー。婚約者のいる身でそれはどうなのだろう……。ルカルドは良い奴だーー、まわりからおかしな噂を立てられるのは嫌なんだが……。


 俺が意味ありげに見すぎた所為で、コランティ卿からは睨まれることになる。彼に嫌われるのは別にかまわない、むしろこっちが嫌いだからな。

 ただ、「幸せそうでいいね……」、と悲しそうに言われたのは気になるところだーー……。














 結局、あいつの部屋に行くことができたのは、夜も深くなってからだ。寝ているのなら起こすのは可哀想だが、この時間ならどちらかわからない。本を読んでいるかもしれないしーー……。


 見廻りの警備兵に声をかけ、あいつの部屋のテラスにはいる。気を利かせた彼らが足早に去っていく。

 音ひとつ立てないように、掃き出し窓を開け部屋に滑り込む。ベッドをみると天蓋は閉められていた。だが、光石ランプの灯りがカーテン越しに見えるので、起きてはいるのだろうーー……。


 
 起きてはいる、がーー………。



「………んッ………。あっーー……」



 ーーちょっと待て。どういう状況だーー!?だ、誰かいるのかーー!け、気配はひとりのはずーーー!


 静かな部屋に衣擦れの音が響く。そして、婚約者のの声が、天蓋が閉められたベッドから微かに聞こえてきた。

 たぶん俺の顔色は真っ青になっている。大丈夫かーー?潜入捜査より心臓が痛いぞーー……。


 

 ーーここは去るほうがいいのかーー?いや、俺はアディの婚約者だ。誰かがいるのなら、そいつと戦うのみ!!


 内心、絶対に殺す、合意だろうが関係ない、と思いながら天蓋に手をかける。剣を抜こうか迷ったが、アディに限ってそんなはずはない、と思い直した。



 冷静になれ。アディを信じろーー……。ならーー……、中はいったいどういう状態だ?



 そっと気づかれないように、薄手のベルベット生地で作られたカーテンを開けーー……。



 



 ーーそこには、息がとまるような光景があった。いや、確実に俺は呼吸を止めて魅入ってしまった。




 視覚だけではなく、五感をすべて奪われるーー……、そんなものがあったなんてーー……。





「ぅ~ン……ッ……」
 色っぽい声に鳥肌が立つ。

 俺の上着に顔をつっ込んで、アディは自分のモノを擦っていた。寝衣の裾が乱れ、すらりと伸びた足の美しさが、いつもより妖艶に見える。


 ーーこれはやばいな……。


 意識が飛びかけた。

 アディは俺がベッド脇に立っても気づかず、うわ言のように俺の名前を呼びながら行為を続けている……。


 可愛すぎて、また意識が飛びそうだ……。


「ーーん…、キサラぁ……」
 そんな艶めかしい声で名前など呼ばれたら……。


 限界だーー……。





 



 ………。


 アディオンは俺が声をかけると、慌てふためいてこちらを見た。ただ、そのときの真っ赤になった顔は、とても愛らしく、とてもいじらしかったーー。


 俺の決意はまた固いものになった。


 この先も、死ぬまでこいつの側にいるのは俺だけだーー。誰にも渡さないーー、こいつは俺だけの伴侶だーー………。


 たとえ何があっても、俺はこの想いを生涯抱き続けるだろう。


 気絶するように眠りについてしまった婚約者の頬を撫でながら、俺は誓う。


 ーーそうだ。何があっても、な………。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
 テンションが低めのキサラの一人称です。ただ、だんだん面白いひとになってきてますよね。ずっと見ていたかったんでしょうが、我慢ができなくなったようです~~~😁





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