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城下町での伯爵
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ザワザワとざわつく城下町。ここは数時間前に森から出て帰る際にグレイに連れられてミクも通った場所だ。ただその時には降りたりゆっくりと見る事も無かったためこうして歩くのは初めての事だった。
「さぁて、どうして聞こうか?」
「…それは…って、どうして私が聞く前提になってるんですか?」
「そりゃ、言い出したのは…」
そう言いかけたグレイの元に数人の子供が走り寄って来た。
「グレイ様!!グレイ様!」
「お、どうした?」
「グレイ様!今日こそは負けないよ!」
「へぇ、今日は勝てるっていうのかい?」
「そのつもりだ!!」
「そうだそうだ!!」
「…という事だ。ミク、あとは頼んだぞ?」
「ち、ちょっと!!」
そう言いながらグレイはその場にミクを残して子供達とどこかに行ってしまった。ぽつんと独りぼっちになってしまったミクの元に一人の恰幅の良い女性が近付いてきた。
「お嬢さんはグレイ様のお屋敷の子かい?」
「…え、っと…お屋敷の子と言うか…居候…?」
「珍しいねぇ。グレイ様が娘を取るなんて」
「え…あ、あの!別に付き合ってるとかじゃなくて…!」
「交際?……ははは!あの方は恐らく今は婚姻の予定はないと思うよ」
「……はぁ」
「おや!その子は新しい新入りか?」
「グレイ様の所にいるらしいんだよ!」
「ほう!珍しい!」
グレイの所に居ると話が出ればいつの間にかミクの周りに人の壁が出来ていた。そして、娘が入ったと言えば口をそろえて『珍しい』と応える始末。
「…そうは言ってもユリアさんもいるし。」
「あぁ、ユリアさんとカイルさんだろう?あの二人はもう馴染みだよ。」
「馴染み…ですか…」
「ましてやあのグリーンウッド伯爵の屋敷にメイドとして雇ってもらえるとかはまずないしね」
「…そうなんですか?」
「当然だろう!」
突如声を大にしてドンっと前に歩み出た男が居た。
「…あ、あの…詳しく教えてください…」
「グリーンウッド邸の従者にしろ、付き人にしろ!そう簡単になれる訳じゃないんだ!どれ程強い奴であっても、どれ程気立ての良い奴であっても、簡単にはいかないんだ!」
「だから…どうしてですか?あんなすごい広いお屋敷なのに…」
「だろう!?そう思うよな!」
うんうん、と腕を組み、想像を膨らませる男。かと思えばクワッと目を開いてミクを見つめた。
「グリーンウッド邸は屈指の伯爵を名乗れるお屋敷であり、お方なんだよ!そんな方が本来はこうして自分らの話を聞いたり…ましてや子供たちと遊んでくれるなんて!」
「あ、はい」
「どっちにしても素敵なお方だよ。あそこのお屋敷の人は皆代々優しいお方だよ」
いつしかミクから聞かなくても自然と民の話題はグレイのもので染まっていく。その時ハッとミクは気付いた。
『直接聞かなきゃ…』
『心を動かすには心だけ』
自分が言っていた、あの正論と振りかざした言葉は全てもう城下町の民に浸透していたのだ。
「何…言ってんだろ…私…」
「ん?どうかしたか!」
「なんでもない…です。あの…グレイさんがどこに居るか解りますか?」
「ん?グレイ様なら恐らく少し行った先の広場だろうが……え?」
「ありがとうございます…」
ペコリと頭を下げてミクは教えられた広場ん探しにその輪から飛び出した。残された民は唖然とした様子で、しかしすぐに笑みが広がっていく。
「これは…」
「聞く間違いではなさそうだよ、な」
「あぁ!確かに様ではなかった!」
「お后候補か…!?」
「いい知らせが聞ける日も近いんじゃぁ無いかい!?」
「だといいなぁ!!」
ミクのたったひと言で、知らぬ所で『后候補』とされている事は本人は露程にも思ってはいなかった。
見逃さぬ様にミクは歩いて広場に向かっていく。しかし見逃さない様に、というのは無意味な程に要らぬ心配だった。まだ姿が見えていないにも関わらず子供達の声だけでそこにグレイがいるのは、日を見るより明らかだったのだ。
「グレイ様!今度こそ僕が勝つ!」
「よし、来い!アリウォン!」
「待ってよ、ずるいよ!アリーばっかり!今度は俺だぞ!」
「まぁ待て、サリス。アリウォンの次には相手するから」
そう話す声は明るく、また視界に入るグレイのその姿もまた、本当に伯爵なのかと疑う様だった。
「あの、グレイさん?」
声かけるミクの声など、一切にして聞こえていない様子のグレイ。周りの子供達の歓声も大きくなる一方だった。
「ほら!いけ!!今だッッ!!!…・・あぁーーーー」
「また俺の勝ちだな、アリウォン。」
「…何で勝てないんだよぉ!」
「鍛え方が違う!」
「って、その前に対格差もかなり違うし…大人と子供じゃん?」
「あぁ、ミク。居たのか」
「『あぁミク、いたのか』じゃないですよ!子供相手に本気になったら…」
「本気でやらねばどうする。」
「…え?」
「そうだぞ!姉ちゃん!」
「…はい?」
突如グレイと一緒に所謂『相撲』に似た事をしていた子供に呼ばれたミク。その子供の目線に膝をついて話を始めた。
「…あの、でも子供何だから大人のグレイとだと力の差がありすぎるよ?」
「グレイ『様』だ!!!それに子供扱いするな!」
「そうは言っても…」
「手を抜いてもらって勝つのなんて嫌だ!」
そう返事をする少年とグレイをそれぞれ見比べる様にしてミクはきょろきょろとしていればふっと笑ったグレイが、近付いてくる。
「そうだよな。俺だって訓練だとしたら手を抜かれて勝つのはごめんだ。」
「だよね!グレイ様ならわかってくれると思った!」
「でもな?アリウォン…?覚えておいてほしい。」
「何?…・・やっぱり手を抜こうって言うの?」
「いや、そうじゃない。」
視線はアリウォンに向いたままグレイはミクの腰に腕を回した。
「ち、ちょっと!!何するのよ!」
「この女性は俺の大事な人だ。加えて言えばこの人は俺の事を呼び捨てで呼ぶことだって構わない。」
「…そうなの?」
「あぁ。」
「……ごめんなさい。姉ちゃん」
さっきまでの威勢はどこへやらと言わんばかりに、しゅんっとするアリウォン。そんなアリウォンをみてミクもしゃがみこみ、話を始めた。
「…私の方こそごめんね?子供だから、なんて…本気だったんだよね」
「当然だろ!グレイ様と一緒に悪者を退治するんだ!」
「わ、るもの?」
ふふん!と誇らしげにじっと見つめてくるアリウォンの瞳が嘘をついているとは思えなかったミク。それでも何も言う事無く、ただ頭をなでて『がんばれ!』と伝えるだけだった。
「良し、じゃぁ最後にサリスと勝負して、今日は帰るよ。」
「えーー!じゃぁまた次来たら僕と勝負してね!」
「あ、俺も!!」
そういう子供達で溢れていく中、最後のひと勝負を終えたグレイだった。
「さぁて、どうして聞こうか?」
「…それは…って、どうして私が聞く前提になってるんですか?」
「そりゃ、言い出したのは…」
そう言いかけたグレイの元に数人の子供が走り寄って来た。
「グレイ様!!グレイ様!」
「お、どうした?」
「グレイ様!今日こそは負けないよ!」
「へぇ、今日は勝てるっていうのかい?」
「そのつもりだ!!」
「そうだそうだ!!」
「…という事だ。ミク、あとは頼んだぞ?」
「ち、ちょっと!!」
そう言いながらグレイはその場にミクを残して子供達とどこかに行ってしまった。ぽつんと独りぼっちになってしまったミクの元に一人の恰幅の良い女性が近付いてきた。
「お嬢さんはグレイ様のお屋敷の子かい?」
「…え、っと…お屋敷の子と言うか…居候…?」
「珍しいねぇ。グレイ様が娘を取るなんて」
「え…あ、あの!別に付き合ってるとかじゃなくて…!」
「交際?……ははは!あの方は恐らく今は婚姻の予定はないと思うよ」
「……はぁ」
「おや!その子は新しい新入りか?」
「グレイ様の所にいるらしいんだよ!」
「ほう!珍しい!」
グレイの所に居ると話が出ればいつの間にかミクの周りに人の壁が出来ていた。そして、娘が入ったと言えば口をそろえて『珍しい』と応える始末。
「…そうは言ってもユリアさんもいるし。」
「あぁ、ユリアさんとカイルさんだろう?あの二人はもう馴染みだよ。」
「馴染み…ですか…」
「ましてやあのグリーンウッド伯爵の屋敷にメイドとして雇ってもらえるとかはまずないしね」
「…そうなんですか?」
「当然だろう!」
突如声を大にしてドンっと前に歩み出た男が居た。
「…あ、あの…詳しく教えてください…」
「グリーンウッド邸の従者にしろ、付き人にしろ!そう簡単になれる訳じゃないんだ!どれ程強い奴であっても、どれ程気立ての良い奴であっても、簡単にはいかないんだ!」
「だから…どうしてですか?あんなすごい広いお屋敷なのに…」
「だろう!?そう思うよな!」
うんうん、と腕を組み、想像を膨らませる男。かと思えばクワッと目を開いてミクを見つめた。
「グリーンウッド邸は屈指の伯爵を名乗れるお屋敷であり、お方なんだよ!そんな方が本来はこうして自分らの話を聞いたり…ましてや子供たちと遊んでくれるなんて!」
「あ、はい」
「どっちにしても素敵なお方だよ。あそこのお屋敷の人は皆代々優しいお方だよ」
いつしかミクから聞かなくても自然と民の話題はグレイのもので染まっていく。その時ハッとミクは気付いた。
『直接聞かなきゃ…』
『心を動かすには心だけ』
自分が言っていた、あの正論と振りかざした言葉は全てもう城下町の民に浸透していたのだ。
「何…言ってんだろ…私…」
「ん?どうかしたか!」
「なんでもない…です。あの…グレイさんがどこに居るか解りますか?」
「ん?グレイ様なら恐らく少し行った先の広場だろうが……え?」
「ありがとうございます…」
ペコリと頭を下げてミクは教えられた広場ん探しにその輪から飛び出した。残された民は唖然とした様子で、しかしすぐに笑みが広がっていく。
「これは…」
「聞く間違いではなさそうだよ、な」
「あぁ!確かに様ではなかった!」
「お后候補か…!?」
「いい知らせが聞ける日も近いんじゃぁ無いかい!?」
「だといいなぁ!!」
ミクのたったひと言で、知らぬ所で『后候補』とされている事は本人は露程にも思ってはいなかった。
見逃さぬ様にミクは歩いて広場に向かっていく。しかし見逃さない様に、というのは無意味な程に要らぬ心配だった。まだ姿が見えていないにも関わらず子供達の声だけでそこにグレイがいるのは、日を見るより明らかだったのだ。
「グレイ様!今度こそ僕が勝つ!」
「よし、来い!アリウォン!」
「待ってよ、ずるいよ!アリーばっかり!今度は俺だぞ!」
「まぁ待て、サリス。アリウォンの次には相手するから」
そう話す声は明るく、また視界に入るグレイのその姿もまた、本当に伯爵なのかと疑う様だった。
「あの、グレイさん?」
声かけるミクの声など、一切にして聞こえていない様子のグレイ。周りの子供達の歓声も大きくなる一方だった。
「ほら!いけ!!今だッッ!!!…・・あぁーーーー」
「また俺の勝ちだな、アリウォン。」
「…何で勝てないんだよぉ!」
「鍛え方が違う!」
「って、その前に対格差もかなり違うし…大人と子供じゃん?」
「あぁ、ミク。居たのか」
「『あぁミク、いたのか』じゃないですよ!子供相手に本気になったら…」
「本気でやらねばどうする。」
「…え?」
「そうだぞ!姉ちゃん!」
「…はい?」
突如グレイと一緒に所謂『相撲』に似た事をしていた子供に呼ばれたミク。その子供の目線に膝をついて話を始めた。
「…あの、でも子供何だから大人のグレイとだと力の差がありすぎるよ?」
「グレイ『様』だ!!!それに子供扱いするな!」
「そうは言っても…」
「手を抜いてもらって勝つのなんて嫌だ!」
そう返事をする少年とグレイをそれぞれ見比べる様にしてミクはきょろきょろとしていればふっと笑ったグレイが、近付いてくる。
「そうだよな。俺だって訓練だとしたら手を抜かれて勝つのはごめんだ。」
「だよね!グレイ様ならわかってくれると思った!」
「でもな?アリウォン…?覚えておいてほしい。」
「何?…・・やっぱり手を抜こうって言うの?」
「いや、そうじゃない。」
視線はアリウォンに向いたままグレイはミクの腰に腕を回した。
「ち、ちょっと!!何するのよ!」
「この女性は俺の大事な人だ。加えて言えばこの人は俺の事を呼び捨てで呼ぶことだって構わない。」
「…そうなの?」
「あぁ。」
「……ごめんなさい。姉ちゃん」
さっきまでの威勢はどこへやらと言わんばかりに、しゅんっとするアリウォン。そんなアリウォンをみてミクもしゃがみこみ、話を始めた。
「…私の方こそごめんね?子供だから、なんて…本気だったんだよね」
「当然だろ!グレイ様と一緒に悪者を退治するんだ!」
「わ、るもの?」
ふふん!と誇らしげにじっと見つめてくるアリウォンの瞳が嘘をついているとは思えなかったミク。それでも何も言う事無く、ただ頭をなでて『がんばれ!』と伝えるだけだった。
「良し、じゃぁ最後にサリスと勝負して、今日は帰るよ。」
「えーー!じゃぁまた次来たら僕と勝負してね!」
「あ、俺も!!」
そういう子供達で溢れていく中、最後のひと勝負を終えたグレイだった。
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物語の幕開けが魅力的だとワクワクすることができます。
素敵な作品ですね。
ありがとうございます。