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第3章・刺客急襲暗殺計画 編
055:教楼
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055:教楼
隠し通路がある広場に入ったところで、天日王は逃げる用の通路に付けられている錠を外そうとする。
それは上手くガチャッと錠が外れたのである。
そして脱出しようと扉を開けようとしたが、グッと押しても扉は開かなかった。
どうなっているのかと、俺が変わって蹴破ろうとしたが扉はびくともしない。
「ど どうなってるんですか? どうして、こんなに動かないんですか」
「これは裏から鍵が掛かっているみたいだな。これは完全にやられたな………」
「まさか刺客たちに、ここを通るという事が」
「あぁ完全に読まれていたな」
どうして外側から鍵が掛けられているのかと、俺は天日王に「誰かに扉の事を教えたんですか?」と聞く。
すると天日王は「俺を合わせて3人しか知らない」と言って、誰が知っているのかを説明する。
「前国王である考烈王と、その懐刀と言っても過言ではない男………」
知っている人間は天日王と考烈王に、その考烈王の懐刀と呼ばれていた男だという。
その瞬間、真白が「まさか……」と呟く。
そして天日王は「駒井外務卿だっ!」と言い切った。
「なっ!? 駒井外務卿って陛下の後ろ盾になっている人じゃないんですか!?」
天日王が口にした名前は駒井外務卿だった。
本当ならば天日王の後ろ盾になっているはずの駒井外務卿が、天日王の命を狙っているみたいだ。
そして背後に気配を感じて振り返る。
するとそこに数人の刺客が来ていた。
俺は刺客の1番後ろに違和感を感じて、目を凝らして確認してみると「なっ!? 花菱かっ!」と叫ぶ。
そう刺客の中に居たのは花菱だった。
どうなっているのかと俺が困惑していると、天日王は花菱を含めて刺客たちの着ている服の刺繍に目をやる。
「あの桃と鳥居の刺繍は………」
「えっ! それってもしかして大和桃源教ですか?」
「あぁこの間、公国を滅亡させた宗教団体だ。京阪公国を中心に、他国にも広がっているとは聞いたが………まさかこんなところにもいるとは思わなかった」
刺客として現れたのは、百夜が2代目教祖を務める大和桃源教の信者だったのである。
そしてそれは花菱も同じだ。
俺は剣を抜いて花菱たちの方に向ける。
「どんな了見があって、こんな事をしてるのかは知らねぇが………花菱、テメェは刺客なんだな?」
「その通りだ、そこの天日王を殺す為に来たんだ」
「そうかそうか……まぁ同じ戦場で戦った仲だ。このまま素直に帰るっていうなら見逃してやるよ」
「それじゃあ天日王の首を貰って帰らせて貰う」
俺が見逃してやると言ったのに、天日王の首を取ってから帰ると俺の横を通ろうとした。
何をスッと俺の横を通ってんだと斬りかかる。
しかし花菱は俺の剣を、イナバウアーをするように体を逸らして避けるのである。
その俺の攻撃を避けるのと合わせて、カウンターのように剣を振るって来た。
それで俺の胸がスパッと切れて血が吹き出す。
普通の人間なら、ここで終わってもおかしくは無いが気合いで俺は花菱に向かって剣を振るう。
これも花菱に避けられてしまう。
花菱の動きは、どうなっているのかと不思議な動きで俺の攻撃を避けるのである。
「葵くんっ! 僕も手を貸そうかぁ?」
「良い! ここは俺がやる……お前は陛下の近くで、護衛に集中してろ! コイツの他にも刺客はいる。ソイツらに手を出させるんじゃねぇぞ!」
水城は心配して手を貸そうかと言ってくるが、それじゃあ俺の気が済まないので、天日王の近くにいて護衛するように言うのである。
そのまま俺と花菱の戦いは続くのだが、俺の攻撃をヒラヒラと避けるとカウンターを合わされる。
攻撃をしているのは、俺の方なのに向こうは傷ついておらず、俺の方が血を多く流している。
「何やってんだ! テメェは言ってる事とやってる事がアベコベだぞ………殺すって言ってんのに、テメェからは殺気を感じねぇしよ。戦争に出て歩兵を守ったり、刺客なんて女々しい事をやってる場合じゃねぇだろ!」
「お前なんかに……お前なんかに教楼の何が分かる!」
俺は避けるだけで、まともに殺しに来ない。
そんな花菱に俺は怒鳴るのである。
すると初めて覇気のある一撃を放って来た。
「大和桃源教の教楼か………」
「陛下、その教楼っていうのを知っているんですか?」
「国王になったからな。大和全土の危険な存在についての情報は入ってくる………だが妙だな、教楼は随分前に絶滅したって聞いたんだがな」
どうやら天日王は教楼について知っているみたいだ。
俺は教楼なんて知ったこっちゃないが、その事を馬鹿にしたら花菱は怒りを露わにした。
それなら突いて行こうと思った。
「そんな大声は初めて聞いたな。刺客を馬鹿にされたのが、そんなに悔しいのか? だったら何度でも言ってやるよ………教楼も何もかれも全部がくだらねぇよ! 腕に自信があるなら戦争に出て、その腕っぷしを試せば良いだけの話だろうが」
「貴様……そんなに殺されたいか?」
「あぁやれるもんならやってみろ。お前の後ろにいる奴らもやらなきゃいけねぇからな、体力をできるだけ残しておきたいんだよ」
ここからまた俺たちの斬り合いはスタートする。
独特な戦闘スタイルで、俺の方は血が大量に出始めて見ている方からしたら冷や汗が出る戦いだ。
しかし俺の適応能力の方が上回っていく。
その為、俺の攻撃が次第に当たり始める。
俺のレベルが上がっているのに対して、花菱の方は次第に息が上がり始めるのである。
そんな2人の戦いを後方で眺めている大和桃源教の人間たちは、花菱の話をする。
その話題の中に出てくる言葉として「教楼」がある。
この教楼というのは、大和桃源教の中で重要な話だ。
大和桃源教の始まりは日本時代末期の事だ。
日本国内で革命が起きた際、矢面に立った人間として《根号 舞蹴流》がいる。
この根号は市民を率いて、新たな桃源郷となる国を作ろうという風に戦争を起こした。
「それが大和桃源教の前身組織である《大日本桃源教》というモノだ。そこから革命に成功し、日本は大きな派閥争いになった………」
「それから根号さまは、どうなったんですか?」
「権力を持ちすぎて、ある派閥によって殺された………そして現大和桃源教を改新させたのが、初代教祖であり2代目教祖の父である《百夜 有雄》さまだ」
そしてその有雄が教祖として、ある政策を打ち出したのが教楼というシステムである。
これは暴力主義であった有雄が、自分の組織の大幹部に相応しい人間を選ぶ際に用いられたものだ。
志願した人間たちで殺し合いをさせ、武で誇る人間たちを自分の配下にするというものだ。
これを教楼という。
隠し通路がある広場に入ったところで、天日王は逃げる用の通路に付けられている錠を外そうとする。
それは上手くガチャッと錠が外れたのである。
そして脱出しようと扉を開けようとしたが、グッと押しても扉は開かなかった。
どうなっているのかと、俺が変わって蹴破ろうとしたが扉はびくともしない。
「ど どうなってるんですか? どうして、こんなに動かないんですか」
「これは裏から鍵が掛かっているみたいだな。これは完全にやられたな………」
「まさか刺客たちに、ここを通るという事が」
「あぁ完全に読まれていたな」
どうして外側から鍵が掛けられているのかと、俺は天日王に「誰かに扉の事を教えたんですか?」と聞く。
すると天日王は「俺を合わせて3人しか知らない」と言って、誰が知っているのかを説明する。
「前国王である考烈王と、その懐刀と言っても過言ではない男………」
知っている人間は天日王と考烈王に、その考烈王の懐刀と呼ばれていた男だという。
その瞬間、真白が「まさか……」と呟く。
そして天日王は「駒井外務卿だっ!」と言い切った。
「なっ!? 駒井外務卿って陛下の後ろ盾になっている人じゃないんですか!?」
天日王が口にした名前は駒井外務卿だった。
本当ならば天日王の後ろ盾になっているはずの駒井外務卿が、天日王の命を狙っているみたいだ。
そして背後に気配を感じて振り返る。
するとそこに数人の刺客が来ていた。
俺は刺客の1番後ろに違和感を感じて、目を凝らして確認してみると「なっ!? 花菱かっ!」と叫ぶ。
そう刺客の中に居たのは花菱だった。
どうなっているのかと俺が困惑していると、天日王は花菱を含めて刺客たちの着ている服の刺繍に目をやる。
「あの桃と鳥居の刺繍は………」
「えっ! それってもしかして大和桃源教ですか?」
「あぁこの間、公国を滅亡させた宗教団体だ。京阪公国を中心に、他国にも広がっているとは聞いたが………まさかこんなところにもいるとは思わなかった」
刺客として現れたのは、百夜が2代目教祖を務める大和桃源教の信者だったのである。
そしてそれは花菱も同じだ。
俺は剣を抜いて花菱たちの方に向ける。
「どんな了見があって、こんな事をしてるのかは知らねぇが………花菱、テメェは刺客なんだな?」
「その通りだ、そこの天日王を殺す為に来たんだ」
「そうかそうか……まぁ同じ戦場で戦った仲だ。このまま素直に帰るっていうなら見逃してやるよ」
「それじゃあ天日王の首を貰って帰らせて貰う」
俺が見逃してやると言ったのに、天日王の首を取ってから帰ると俺の横を通ろうとした。
何をスッと俺の横を通ってんだと斬りかかる。
しかし花菱は俺の剣を、イナバウアーをするように体を逸らして避けるのである。
その俺の攻撃を避けるのと合わせて、カウンターのように剣を振るって来た。
それで俺の胸がスパッと切れて血が吹き出す。
普通の人間なら、ここで終わってもおかしくは無いが気合いで俺は花菱に向かって剣を振るう。
これも花菱に避けられてしまう。
花菱の動きは、どうなっているのかと不思議な動きで俺の攻撃を避けるのである。
「葵くんっ! 僕も手を貸そうかぁ?」
「良い! ここは俺がやる……お前は陛下の近くで、護衛に集中してろ! コイツの他にも刺客はいる。ソイツらに手を出させるんじゃねぇぞ!」
水城は心配して手を貸そうかと言ってくるが、それじゃあ俺の気が済まないので、天日王の近くにいて護衛するように言うのである。
そのまま俺と花菱の戦いは続くのだが、俺の攻撃をヒラヒラと避けるとカウンターを合わされる。
攻撃をしているのは、俺の方なのに向こうは傷ついておらず、俺の方が血を多く流している。
「何やってんだ! テメェは言ってる事とやってる事がアベコベだぞ………殺すって言ってんのに、テメェからは殺気を感じねぇしよ。戦争に出て歩兵を守ったり、刺客なんて女々しい事をやってる場合じゃねぇだろ!」
「お前なんかに……お前なんかに教楼の何が分かる!」
俺は避けるだけで、まともに殺しに来ない。
そんな花菱に俺は怒鳴るのである。
すると初めて覇気のある一撃を放って来た。
「大和桃源教の教楼か………」
「陛下、その教楼っていうのを知っているんですか?」
「国王になったからな。大和全土の危険な存在についての情報は入ってくる………だが妙だな、教楼は随分前に絶滅したって聞いたんだがな」
どうやら天日王は教楼について知っているみたいだ。
俺は教楼なんて知ったこっちゃないが、その事を馬鹿にしたら花菱は怒りを露わにした。
それなら突いて行こうと思った。
「そんな大声は初めて聞いたな。刺客を馬鹿にされたのが、そんなに悔しいのか? だったら何度でも言ってやるよ………教楼も何もかれも全部がくだらねぇよ! 腕に自信があるなら戦争に出て、その腕っぷしを試せば良いだけの話だろうが」
「貴様……そんなに殺されたいか?」
「あぁやれるもんならやってみろ。お前の後ろにいる奴らもやらなきゃいけねぇからな、体力をできるだけ残しておきたいんだよ」
ここからまた俺たちの斬り合いはスタートする。
独特な戦闘スタイルで、俺の方は血が大量に出始めて見ている方からしたら冷や汗が出る戦いだ。
しかし俺の適応能力の方が上回っていく。
その為、俺の攻撃が次第に当たり始める。
俺のレベルが上がっているのに対して、花菱の方は次第に息が上がり始めるのである。
そんな2人の戦いを後方で眺めている大和桃源教の人間たちは、花菱の話をする。
その話題の中に出てくる言葉として「教楼」がある。
この教楼というのは、大和桃源教の中で重要な話だ。
大和桃源教の始まりは日本時代末期の事だ。
日本国内で革命が起きた際、矢面に立った人間として《根号 舞蹴流》がいる。
この根号は市民を率いて、新たな桃源郷となる国を作ろうという風に戦争を起こした。
「それが大和桃源教の前身組織である《大日本桃源教》というモノだ。そこから革命に成功し、日本は大きな派閥争いになった………」
「それから根号さまは、どうなったんですか?」
「権力を持ちすぎて、ある派閥によって殺された………そして現大和桃源教を改新させたのが、初代教祖であり2代目教祖の父である《百夜 有雄》さまだ」
そしてその有雄が教祖として、ある政策を打ち出したのが教楼というシステムである。
これは暴力主義であった有雄が、自分の組織の大幹部に相応しい人間を選ぶ際に用いられたものだ。
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