日本大戦〜日本が大変な事になりました〜

湯崎noa

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第3章・刺客急襲暗殺計画 編

000:エピローグ

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000:エピローグ
 王宮の外に出た駒井外務卿たちは、馬車に乗り込もうとするのであるが、そこで有栖が質問をする。


「外務卿さま、1つ聞いてもよろしいでしょうか?」

「ん? なんだ言ってみろ」

「なぜ刺客に任せたんですか? この有栖に任せていただければ、確実に始末できましたのに」


 有栖は自分に任せてもらえれば、確実に天日王の首を挙げられたと言うのである。
 しかしそれに対して駒井外務卿は返す。


「それのどこが面白いんだ?」

「有栖は未だに外務卿の本質を理解できておらんな。外務卿は陛下の命を今、奪う事に固執しておらん。此度の一件は色々と考えはあったじゃろうが、核心にあるのは童心よりきておる」


 西東は駒井外務卿の核心にあるのは童心だという。
 どういう事なのかと有栖は「童心……」と呟く。


「遊び相手の山澄を失って暇なんじゃろうな」

「こら、先生っ!」


 西東は駒井外務卿が遊び相手を失ったから、暇なんだろうという風に表現した。
 それに対して笑いながら「先生!」と言って、外務卿派の独特な関係を物語る。



~~~~~~~~~~



 駒井外務卿たちが立ち去った俺たちは、あまりにも防戦一方という感じで空気が重い。
 それはいつも冷静な天日王を見たら分かる。
 天日王は自分の王座を、何回も蹴り飛ばしている。
 こんな光景を見た事がない伊永内務卿たちは、どうしたら良いのかと困惑している状況だ。
 そこで俺が立ち上がって「陛下っ!」と叫ぶ。
 すると視線が俺に集まるのである。


「落ち着いて下さい! トップであられる陛下が、そこまで取り乱されては、我々にも混乱が広がります。これくらいの敵でなければ面白くないでしょう!」


 俺は自分の気持ちを正直にブチ撒ける。
 もちろん不敬罪で処刑される事でだ。
 しかしそれを聞いた天日王は深呼吸をしてから、フゥと落ち着いて王座に座り謝罪した。
 その光景に伊永内務卿たちは安堵する。


「こんな風に焦っている場合では無い。今の我々の実力差は計り知れない………しかし! あの駒井外務卿も26年前までは、他国の普通の商人だった」

「駒井外務卿って他国の商人だったんですか!?」

「何より、もう少しで戦争が始まるという話もある。落ち込んでいる暇は無いぞ! これからは元内務卿派の人間たちも吸収して外務卿派に対抗する。まずは山澄を、我々の陣営に引き込む!」


 気合が入った我々は、元内務卿派の人間たちを吸収して外務卿派と対抗しうる組織を作り上げる事になる。
 しかしそう簡単では無い事くらいは俺にも分かる。
 ここからが激化していくのだ。
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