43 / 46
第四章 逆行の真相
悪意
しおりを挟む
なんとデューイ様はこの件が解決するまでミディール学園に在籍する予定なのだそうだ。「短期留学ってやつだな」なんて楽しそうに言っていたけれど、国王が留学なんて聞いたことがない。きっと手続きにも時間がかかったことだろう。二人で同じ制服を着て話し込む姿はとても新鮮だった。
「ああ。リリー。待っていたよ。何事もなかった?」
「はい。ご心配には及びません」
私はルイ様の目をまっすぐ見て頷いた。
そして、デューイ様に持ってきたものを渡す。
「こちらが証拠の品です」
「ん」
デューイ様は私の言葉に短く応答した。視線は既に茶葉のほうへと奪われている。
じっくりと眺めたデューイ様は、「これは……」と言ったきり、口をつぐんでしまった。
「何か予想外のことでもあったか?」
「いや……。予想通り。この茶葉には軽い呪術がかけられている。ただ、茶葉自体というよりは……」
そう言ってデューイ様は茶葉の中に混ざっている赤い花びらをつまみ取った。
「これだな。この花弁に呪術がかけられている。しかも、鮮度が高いから少ない魔力で最大限の効果が期待できるな。これは興味深い……」
デューイ様は元々闇魔法の使用について研究もされていると聞く。すっかり研究者の顔で花弁を眺めている。
「デューイ。それはリリアーヌの命を脅かしていた元凶だぞ。言葉を慎め」
「リリアーヌすまん。そういう意図での発言ではなくて……」
「デューイ様、大丈夫です。わかっていますから」
私はデューイ様にそう断ってから、ルイ様の手を取った。
「ルイ様。ありがとうございます。これで私はあなたと生きていけます」
私の体調を狂わせ、最後には命まで奪ってみせたのはこの茶葉だったのだ。これさえ私の生活から取り除けば私の命は繋がる。よかった。
「リリー。おいで」
私はされるがままに、ルイ様の腕の中へと収まった。ルイ様の胸に私の涙が染み込んでいく……。そして化粧も……。
「ルイ様……。私のお化粧がルイ様の制服に……」
「いいよ。リリーを構成する全てのものは僕のものだから」
そう言いながら、ルイ様は私の頭をゆっくりと撫でてくれた。
「ルイ様すき……」
「僕もだよ」
どれくらい二人でそうしていただろうか。デューイ様は呪術を仕込まれた花弁に夢中だったし、ルイ様は私を全力で甘やかしてくれたし、私は自分の気持ちと向き合うのに必死だったから。
気がついたらピアノの音色は聞こえなくなっていて、代わりにアラスター様が姿を現していた。
どうしてそれがわかったかというと、私がルイ様の胸に押し付けていた顔を上げると、バッチリとアラスター様と目が合ったからだ。
アラスター様は私と目が合うとルイ様に視線を投げた。そしてこくりと一つ頷くと踵を返して入口の方向へと行ってしまった。
「リリー。この茶葉を仕入れて毎日リリーに飲ませていたのはシエンナという侍女で間違いないね?」
「はい。その通りです」
「その『シエンナ』がリリーのあとを追ってここまでやってきているらしいんだ。ついでに直接話を聞こうと思うんだけど、大丈夫?」
「はい。気持ちの整理はつきました」
「……もうちょっと甘えてくれてもいいんだよ?」
「今は時間がないので、あとで二人きりのときたっぷり甘えたいです。いいですか?」
「それはそれで……嬉しいけどつらいな」
「大丈夫。そのあと私がしてもらった以上にルイ様を甘やかしてあげます」
「本当に? 絶対だよ」
そんな会話をしていると、アラスター様に連れられてシエンナがやってきた。
全てが明らかになるときがやってきたのだ。私も目を逸らしていた現実に向き合うときだ。
「リリアーヌお嬢様……」
「もうあなたはジェセニア伯爵家から解雇されているわ。長い間私に仕えさせてしまって悪かったわね」
私は昨日、父宛に今私に起こっている全てのことを記した手紙を届けてもらった。その返信に添付されていたシエンナの解雇通知をテーブルの上に置く。
「解雇……」
「ええ。これですっきりね。クラウスもシエンナも……。裏切りはもうたくさん」
「はは。はははははははははは……!」
シエンナはその場で天を仰ぎ、乾いた笑い声を辺りに響かせた。
「お前はお嬢様の一番ほしかったものを手に入れておいて……」
思えば私はいつもシエンナから「リリアーヌお嬢様」と呼ばれていた。ジェセニア伯爵家に「お嬢様」は私しかいないのにも関わらず。
――シエンナにとって本当に仕えるべきお嬢様は……。
私が深い悲しみに囚われそうになったとき、シエンナは一層声を張り上げて言った。
「お前さえ……! お前さえこの世に存在しなければ……! お嬢様はこんなに苦しむこともなく幸せになれたに違いないのに……!」
シエンナの身勝手な発言を受け、私は思うところがありすぎて、複雑な胸中を省みることしかできなかった。
そんな私を見かねてルイ様が口を開きかけたところで、その場の雰囲気にそぐわない華やかな声が割り入った。
「シエンナ」
シエンナはその声が聞こえた途端ピタリと動きを止めた。声の主の姿を見つけると、驚きの表情を見せた後、素早くそばまで駆け寄った。
「お嬢様……!」
「長いお勤めご苦労様でした。私はあなたを誇りに思うわ」
「どうしてこちらへいらしたのですか……」
「あなたの行いが明るみに出て、私まで辿り着かないはずがないもの。ルイナルド王太子殿下は無能ではありません」
今の話から察すると、シエンナは自身の犯行が見破られたと感じ、全部自分一人でやったことだと罪を被るつもりだったのだろう。
二人の間には理想的な主従関係があるように見えた。どこか歪に見えたのは、私の偏見からかもしれない。
華やかな笑みを浮かべるカトレア・スカーレット公爵令嬢はルイ様へと視線を移し、その場で社交界の華と呼ばれるのに相応しい、美しく優雅な礼を見せた。
「カトレア・スカーレットがルイナルド王太子殿下に拝謁いたします。呼ばれてもいないのに伺いまして申し訳ありません」
「いい。これから話を聞く予定だったからな。手間が省けた。質問に答えよ」
「はい。なんなりと」
私は落ち着いて居住まいを正した。
ここで真犯人の尋問が始まるのだ。
――逆行前は親友とも呼んでいたカトリーが真犯人……。
胸が軋むように痛むのは止めようがなかったけれど、すでに覚悟はできていた。
「私の愛する婚約者で未来の王太子妃となる予定のリリアーヌ・ジェセニアを呪い殺そうとしたのはお前だな」
「いいえ。恐れながら私がリリアーヌ・ジェセニア様を呪い殺そうとしたという事実はありません。なぜそのようなことをおっしゃるのか……私にはさっぱりわかりません」
「リリアーヌがそこにいる元侍女シエンナに毎日飲まされていた紅茶の茶葉にこの赤い花弁を混ぜたのはお前だろう。それは認めるか」
「はい。認めます。それは私が育てた薔薇の花弁です。これを混ぜると紅茶の香りがよくなるもので……」
「その花弁にリリアーヌを死に至らしめる呪術を仕込んだのはお前だろう」
「そんな……! そんなことは誓ってしておりません……!」
「では、お前はなぜ私からこのような尋問を受けていると考えているのだ?」
「リリアーヌ様に私が育てたものを勝手に茶葉へブレンドして飲ませ、それがきっかけで体調を崩されたから……と考えております」
「ほう。私が婚約者可愛さに理不尽な尋問をしていると申すか」
「めっそうもないことです……」
カトレアは平身低頭していたが、私を呪い殺そうとした事実はない、という主張を変えることはなかった。
――「知らなかった」と言いたいのね。そんなことあり得るのかしら……?
ルイ様はデューイ様に目配せし、花弁を入念に調べていたデューイ様がついにカトレアへと目を向けた。
そして呆れた表情で語りかけた。
「きみ、自分が闇の魔力保持者だって知ってるよね?」
「…………」
「ああ、そういえば挨拶がまだだったね。俺はデューイ・フィドヘル。職業はフィドヘル王国国王だけど、今は臨時休業中。スヴェロフ王立ミディール学園に短期留学中の身だよ」
一息にそう言ってデューイ様はにっこり笑った。対するカトレアの顔色は悪い。
顔色を変えながらも、カトレアは強気な表情でキッと鋭くデューイ様を見据えた。デューイ様は「おー。いいね」と嬉しそうに笑って言葉を続けた。
「結構強い闇魔力持ちだね。けど、満足に勉強できていないようだ」
「……。デューイ・フィドヘル国王陛下。カトレア・スカーレットがご挨拶を……」
「ああ。俺がいるからこの場の誰にもきみの力は効かないよ。それもわからないようだね」
「…………っ!」
「デューイ、どういうことだ?」
「ん。あとから説明するよ。とりあえず魔力保持報告義務違反で捕らえて、ゆっくり話を聞こうじゃないか」
デューイ様は不敵に微笑み、それを見たルイ様は頷いた。
「なるほど。助かる。イアン」
「はい。手配します」
「頼んだ」
「ああ。リリー。待っていたよ。何事もなかった?」
「はい。ご心配には及びません」
私はルイ様の目をまっすぐ見て頷いた。
そして、デューイ様に持ってきたものを渡す。
「こちらが証拠の品です」
「ん」
デューイ様は私の言葉に短く応答した。視線は既に茶葉のほうへと奪われている。
じっくりと眺めたデューイ様は、「これは……」と言ったきり、口をつぐんでしまった。
「何か予想外のことでもあったか?」
「いや……。予想通り。この茶葉には軽い呪術がかけられている。ただ、茶葉自体というよりは……」
そう言ってデューイ様は茶葉の中に混ざっている赤い花びらをつまみ取った。
「これだな。この花弁に呪術がかけられている。しかも、鮮度が高いから少ない魔力で最大限の効果が期待できるな。これは興味深い……」
デューイ様は元々闇魔法の使用について研究もされていると聞く。すっかり研究者の顔で花弁を眺めている。
「デューイ。それはリリアーヌの命を脅かしていた元凶だぞ。言葉を慎め」
「リリアーヌすまん。そういう意図での発言ではなくて……」
「デューイ様、大丈夫です。わかっていますから」
私はデューイ様にそう断ってから、ルイ様の手を取った。
「ルイ様。ありがとうございます。これで私はあなたと生きていけます」
私の体調を狂わせ、最後には命まで奪ってみせたのはこの茶葉だったのだ。これさえ私の生活から取り除けば私の命は繋がる。よかった。
「リリー。おいで」
私はされるがままに、ルイ様の腕の中へと収まった。ルイ様の胸に私の涙が染み込んでいく……。そして化粧も……。
「ルイ様……。私のお化粧がルイ様の制服に……」
「いいよ。リリーを構成する全てのものは僕のものだから」
そう言いながら、ルイ様は私の頭をゆっくりと撫でてくれた。
「ルイ様すき……」
「僕もだよ」
どれくらい二人でそうしていただろうか。デューイ様は呪術を仕込まれた花弁に夢中だったし、ルイ様は私を全力で甘やかしてくれたし、私は自分の気持ちと向き合うのに必死だったから。
気がついたらピアノの音色は聞こえなくなっていて、代わりにアラスター様が姿を現していた。
どうしてそれがわかったかというと、私がルイ様の胸に押し付けていた顔を上げると、バッチリとアラスター様と目が合ったからだ。
アラスター様は私と目が合うとルイ様に視線を投げた。そしてこくりと一つ頷くと踵を返して入口の方向へと行ってしまった。
「リリー。この茶葉を仕入れて毎日リリーに飲ませていたのはシエンナという侍女で間違いないね?」
「はい。その通りです」
「その『シエンナ』がリリーのあとを追ってここまでやってきているらしいんだ。ついでに直接話を聞こうと思うんだけど、大丈夫?」
「はい。気持ちの整理はつきました」
「……もうちょっと甘えてくれてもいいんだよ?」
「今は時間がないので、あとで二人きりのときたっぷり甘えたいです。いいですか?」
「それはそれで……嬉しいけどつらいな」
「大丈夫。そのあと私がしてもらった以上にルイ様を甘やかしてあげます」
「本当に? 絶対だよ」
そんな会話をしていると、アラスター様に連れられてシエンナがやってきた。
全てが明らかになるときがやってきたのだ。私も目を逸らしていた現実に向き合うときだ。
「リリアーヌお嬢様……」
「もうあなたはジェセニア伯爵家から解雇されているわ。長い間私に仕えさせてしまって悪かったわね」
私は昨日、父宛に今私に起こっている全てのことを記した手紙を届けてもらった。その返信に添付されていたシエンナの解雇通知をテーブルの上に置く。
「解雇……」
「ええ。これですっきりね。クラウスもシエンナも……。裏切りはもうたくさん」
「はは。はははははははははは……!」
シエンナはその場で天を仰ぎ、乾いた笑い声を辺りに響かせた。
「お前はお嬢様の一番ほしかったものを手に入れておいて……」
思えば私はいつもシエンナから「リリアーヌお嬢様」と呼ばれていた。ジェセニア伯爵家に「お嬢様」は私しかいないのにも関わらず。
――シエンナにとって本当に仕えるべきお嬢様は……。
私が深い悲しみに囚われそうになったとき、シエンナは一層声を張り上げて言った。
「お前さえ……! お前さえこの世に存在しなければ……! お嬢様はこんなに苦しむこともなく幸せになれたに違いないのに……!」
シエンナの身勝手な発言を受け、私は思うところがありすぎて、複雑な胸中を省みることしかできなかった。
そんな私を見かねてルイ様が口を開きかけたところで、その場の雰囲気にそぐわない華やかな声が割り入った。
「シエンナ」
シエンナはその声が聞こえた途端ピタリと動きを止めた。声の主の姿を見つけると、驚きの表情を見せた後、素早くそばまで駆け寄った。
「お嬢様……!」
「長いお勤めご苦労様でした。私はあなたを誇りに思うわ」
「どうしてこちらへいらしたのですか……」
「あなたの行いが明るみに出て、私まで辿り着かないはずがないもの。ルイナルド王太子殿下は無能ではありません」
今の話から察すると、シエンナは自身の犯行が見破られたと感じ、全部自分一人でやったことだと罪を被るつもりだったのだろう。
二人の間には理想的な主従関係があるように見えた。どこか歪に見えたのは、私の偏見からかもしれない。
華やかな笑みを浮かべるカトレア・スカーレット公爵令嬢はルイ様へと視線を移し、その場で社交界の華と呼ばれるのに相応しい、美しく優雅な礼を見せた。
「カトレア・スカーレットがルイナルド王太子殿下に拝謁いたします。呼ばれてもいないのに伺いまして申し訳ありません」
「いい。これから話を聞く予定だったからな。手間が省けた。質問に答えよ」
「はい。なんなりと」
私は落ち着いて居住まいを正した。
ここで真犯人の尋問が始まるのだ。
――逆行前は親友とも呼んでいたカトリーが真犯人……。
胸が軋むように痛むのは止めようがなかったけれど、すでに覚悟はできていた。
「私の愛する婚約者で未来の王太子妃となる予定のリリアーヌ・ジェセニアを呪い殺そうとしたのはお前だな」
「いいえ。恐れながら私がリリアーヌ・ジェセニア様を呪い殺そうとしたという事実はありません。なぜそのようなことをおっしゃるのか……私にはさっぱりわかりません」
「リリアーヌがそこにいる元侍女シエンナに毎日飲まされていた紅茶の茶葉にこの赤い花弁を混ぜたのはお前だろう。それは認めるか」
「はい。認めます。それは私が育てた薔薇の花弁です。これを混ぜると紅茶の香りがよくなるもので……」
「その花弁にリリアーヌを死に至らしめる呪術を仕込んだのはお前だろう」
「そんな……! そんなことは誓ってしておりません……!」
「では、お前はなぜ私からこのような尋問を受けていると考えているのだ?」
「リリアーヌ様に私が育てたものを勝手に茶葉へブレンドして飲ませ、それがきっかけで体調を崩されたから……と考えております」
「ほう。私が婚約者可愛さに理不尽な尋問をしていると申すか」
「めっそうもないことです……」
カトレアは平身低頭していたが、私を呪い殺そうとした事実はない、という主張を変えることはなかった。
――「知らなかった」と言いたいのね。そんなことあり得るのかしら……?
ルイ様はデューイ様に目配せし、花弁を入念に調べていたデューイ様がついにカトレアへと目を向けた。
そして呆れた表情で語りかけた。
「きみ、自分が闇の魔力保持者だって知ってるよね?」
「…………」
「ああ、そういえば挨拶がまだだったね。俺はデューイ・フィドヘル。職業はフィドヘル王国国王だけど、今は臨時休業中。スヴェロフ王立ミディール学園に短期留学中の身だよ」
一息にそう言ってデューイ様はにっこり笑った。対するカトレアの顔色は悪い。
顔色を変えながらも、カトレアは強気な表情でキッと鋭くデューイ様を見据えた。デューイ様は「おー。いいね」と嬉しそうに笑って言葉を続けた。
「結構強い闇魔力持ちだね。けど、満足に勉強できていないようだ」
「……。デューイ・フィドヘル国王陛下。カトレア・スカーレットがご挨拶を……」
「ああ。俺がいるからこの場の誰にもきみの力は効かないよ。それもわからないようだね」
「…………っ!」
「デューイ、どういうことだ?」
「ん。あとから説明するよ。とりあえず魔力保持報告義務違反で捕らえて、ゆっくり話を聞こうじゃないか」
デューイ様は不敵に微笑み、それを見たルイ様は頷いた。
「なるほど。助かる。イアン」
「はい。手配します」
「頼んだ」
132
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
完結 貴族生活を棄てたら王子が追って来てメンドクサイ。
音爽(ネソウ)
恋愛
王子の婚約者になってから様々な嫌がらせを受けるようになった侯爵令嬢。
王子は助けてくれないし、母親と妹まで嫉妬を向ける始末。
貴族社会が嫌になった彼女は家出を決行した。
だが、有能がゆえに王子妃に選ばれた彼女は追われることに……
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
殿下が好きなのは私だった
棗
恋愛
魔王の補佐官を父に持つリシェルは、長年の婚約者であり片思いの相手ノアールから婚約破棄を告げられた。
理由は、彼の恋人の方が次期魔王たる自分の妻に相応しい魔力の持ち主だからだそう。
最初は仲が良かったのに、次第に彼に嫌われていったせいでリシェルは疲れていた。無様な姿を晒すくらいなら、晴れ晴れとした姿で婚約破棄を受け入れた。
のだが……婚約破棄をしたノアールは何故かリシェルに執着をし出して……。
更に、人間界には父の友人らしい天使?もいた……。
※カクヨムさん・なろうさんにも公開しております。
【完結】愛してるなんて言うから
空原海
恋愛
「メアリー、俺はこの婚約を破棄したい」
婚約が決まって、三年が経とうかという頃に切り出された婚約破棄。
婚約の理由は、アラン様のお父様とわたしのお母様が、昔恋人同士だったから。
――なんだそれ。ふざけてんのか。
わたし達は婚約解消を前提とした婚約を、互いに了承し合った。
第1部が恋物語。
第2部は裏事情の暴露大会。親世代の愛憎確執バトル、スタートッ!
※ 一話のみ挿絵があります。サブタイトルに(※挿絵あり)と表記しております。
苦手な方、ごめんなさい。挿絵の箇所は、するーっと流してくださると幸いです。
【完結】「君を愛することはない」と言われた公爵令嬢は思い出の夜を繰り返す
おのまとぺ
恋愛
「君を愛することはない!」
鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて、一目散に式場の扉へと走り出しました。
え?悲しくないのかですって?
そんなこと思うわけないじゃないですか。だって、私はこの三年間、一度たりとも彼を愛したことなどなかったのですから。私が本当に愛していたのはーーー
◇よくある婚約破棄
◇元サヤはないです
◇タグは増えたりします
◇薬物などの危険物が少し登場します
(完結)だったら、そちらと結婚したらいいでしょう?
青空一夏
恋愛
エレノアは美しく気高い公爵令嬢。彼女が婚約者に選んだのは、誰もが驚く相手――冴えない平民のデラノだった。太っていて吹き出物だらけ、クラスメイトにバカにされるような彼だったが、エレノアはそんなデラノに同情し、彼を変えようと決意する。
エレノアの尽力により、デラノは見違えるほど格好良く変身し、学園の女子たちから憧れの存在となる。彼女の用意した特別な食事や、励ましの言葉に支えられ、自信をつけたデラノ。しかし、彼の心は次第に傲慢に変わっていく・・・・・・
エレノアの献身を忘れ、身分の差にあぐらをかきはじめるデラノ。そんな彼に待っていたのは・・・・・・
※異世界、ゆるふわ設定。
【完結】長い眠りのその後で
maruko
恋愛
伯爵令嬢のアディルは王宮魔術師団の副団長サンディル・メイナードと結婚しました。
でも婚約してから婚姻まで一度も会えず、婚姻式でも、新居に向かう馬車の中でも目も合わせない旦那様。
いくら政略結婚でも幸せになりたいって思ってもいいでしょう?
このまま幸せになれるのかしらと思ってたら⋯⋯アレッ?旦那様が2人!!
どうして旦那様はずっと眠ってるの?
唖然としたけど強制的に旦那様の為に動かないと行けないみたい。
しょうがないアディル頑張りまーす!!
複雑な家庭環境で育って、醒めた目で世間を見ているアディルが幸せになるまでの物語です
全50話(2話分は登場人物と時系列の整理含む)
※他サイトでも投稿しております
ご都合主義、誤字脱字、未熟者ですが優しい目線で読んで頂けますと幸いです
※表紙 AIアプリ作成
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる