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episode 2(5)
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………………………………………………………………………
はぁ~っ、明日から仕事だ…もうそろそろ、家に帰らないと…準備もあるし……なんて切り出して帰ろうか…
昨日も帰ってから大変だった。荷物の片付け…食器や服、それに細々としたものまで…何とか無事終わったけど、買いすぎだよ…クローゼットも私の私物でいっぱいになった。
片付けもそこそこにご飯を作って、お風呂に入り…ベッドでイチャつき、またお風呂に入って…泥のように眠りについた。
激しすぎるよ…全く…休みなのに休んだ気がしない…
今日は朝からずっと楓さんの家にいた。午前中は楓さんも仕事をこなしてたから、私も昨日出来なかった片付けをしながら過ごした。仕事をしている楓さんの横顔…凄くカッコいい…長いまつ毛…鼻も高く、顎のラインが綺麗で…まさしく神系だわ…本当に私の恋人なの?と一人で自問自答しながらも、何度も見惚れて手を止める私を楓さんが笑った…
また….笑った顔がヤバイ…神級のお顔…こんな笑顔振り撒かれて、落ちない人種はいるの?
そんな事を考えながら悶々と過ごした…そしてもう夕方だ…楓さんはというと……仕事を片付けてからというもの、ずっと私にくっついている…ご飯を作る時も、食べる時も…片時も離れない…今もソファーに一緒に座っているけど…腰に手を回され、がっつりホールドされてる…
「楓さん…ちょっと離れて…」
「嫌だ」
今日一日ずっとこれを繰り返している。
「楓さん…明日は仕事だから…そろそろ…帰ろうかと…」
「ダメだ。仕事はここから通えば良い。仕事に来ていく服も全てここにある。帰る意味がない」
「そういう訳じゃなくて、家の用事も済ませないと…やらないといけない事が沢山あるんです…ね?」
「洗濯物ならここに持って来ればいい。じゃあ、今から取りに行くか。一緒に行く」
「あぁ~っ‼︎もぅッ‼︎一人で帰りますっ!楓さんも明日から仕事でしょ⁉︎ゆっくり休んだ方が良いですっ‼︎私も仕事の準備もしたいんで‼︎」
………
…ん?…沈黙??何で??
「玲奈…お前はいつ仕事を辞めるんだ?プロジェクトはもうすぐ終わるんだろ?ちゃんと退職届は出してるんだろうな?プロジェクトが終わるまでは待ってやろうとは思っていたが…まさか…出してない訳…ないよな…?」
こ、怖い…目も…声も…全部怖い~ッ‼︎‼︎
し、しかも…退職なんて…すっかり忘れてたわよ~っ!!
「えっ⁉︎何の…話…です⁉︎」
「玲奈」
「は、はい‼︎」
「会社に伝えてないのか?……全く……玲奈…明日、退職の意思を伝えろ。もう、これ以上は待てない。分かったか?」
ちょっと待って…何で楓さんに命令されないといけないの?しかもちょっとキレてる⁉︎何故⁇私の意思を無視して辞めろだなんて…酷すぎる…
こんなのって、あんまりだわ…
……何かイライラしてきた…私は私の意思で動く……
「あの、楓さん…私は仕事は辞めません。今の仕事にやり甲斐も感じてますし、公私共に充実しています。一方的に仕事を辞めろだなんて酷すぎる。それに…今辞めるのを良いとして…もし、私たちが別れたらどうするんですか?また私は仕事を辞めるんですか?次の就職先は?不確かな事を言っている自覚はあります…でも…私は自分の意思でここにいます。楓さんに言われたからじゃない。私は仕事は辞めないし、辞める時も自分の意思で辞めます‼︎」
「玲奈….無理を言っている事は承知だ。急に仕事を辞める事に不安を抱くのも分かる。だが……」
「だが?何ですか?」
「玲奈…俺の目の届く所にいて欲しい。……働くならうちの会社に来ればいい。それに別れる気は無い…離す気も更々無い」
「待って!そんな事分からないでしょ?簡単に言わないで!」
「安易に言っている訳ではない。俺は玲奈と一緒にいる。離れていたくない」
忘れていたとは言え…強引だ…でも流石に仕事を辞めるのは無理がある。どうしよう…
「あっ!じゃ、じゃぁ、週末は此処に泊まりに来てもいいですか?ほ、ほらっ!平日は楓さんも忙しいし!私も仕事で遅くなってしまう時もあるしっ!お互いの事を考えて週末だけ泊まりに来ますね‼︎ど、どうです?」
「ダメだ…此処に住め。退職するにしても玲奈のタイミングもあるだろう?自分の意思で辞めればいい。そこは譲る。だか仕事を辞める事と一緒に住む事は絶対に譲らない。これでも妥協案だ。本来なら今すぐにでも会社を辞めさせたい…これがどうゆう意味か分かるか?」
「ゔっ……」
あぁ~、無理矢理退職させるパターンね…どんな手を使うのか怖くて聞けないゎ……それでも……私の気持ちは?…聞いてもらえないの……?
「玲奈…分かってくれ…」
……こうなったら……もう引けない……
「………分かりました…楓さん…このお付き合い無かったことにして下さい。楓さんの気持ちばかり押し付けて、自分の意思も通じない人と一緒に居たいと思いません。私は楓さんの人形じゃありません。短い間でしたがお世話になりましたっ!」
言い切って勢いよくソファから立ち上がろうとした瞬間、物凄い力で手首を握られた…
「っ‼︎い…いたッ…やっ、離してっ!」
「………だと?」
「えっ?」
何て言ったのか分からない。顔も下を向いてて分からない………けど…な、なに?
「別れる…だと?」
「か、楓さんっ‼︎痛いッ‼︎は、離してッ‼︎きゃっ‼︎」
思い切り手を引かれ強引に楓さんの膝の上に乗せられた…
「あっ…っ‼︎」
楓さんと目が合い…思わず息を呑んだ…
「…玲奈………今何て言ったんだ?俺の聞き間違いか?」
ふっ…微笑で問いかけてくる……が目が笑ってない…
目も逸らせないまま固まっていると急に抱き抱えられた…
「ちょっ、ちょっと‼︎楓さんっ‼︎降ろしてっ‼︎きゃっ、やっ‼︎」
無言で二階に上がって行く。腕の中でジタバタと暴れてもびくともしない…こ、怖い…な、何が起こるの?
寝室の扉が無造作に開けられ、ベッドに放り投げられた…
「っ…‼︎」
本当に怖い…怖いのに…無表情のその顔はあまりにも綺麗過ぎて蛇に睨まれた蛙の様に指先ひとつ動かす事が出来ない…
「玲奈……さっきの言葉を取り消せ…」
「さっきの、言…葉…?」
「そうだ…別れる?そんな言葉……冗談でも許さない…」
「んっ…あっ、ん…ふ、あ…っ」
強引に触れられると思ったのに……凄く優しい…
優しく舌で唇を割り楓さんの舌がねっとりと絡みつく…
ちゅっ、ぴちゃっ…じゅるっ…
小さな音を鼓膜が拾う…身体に触れることはぜず、ただひたすら甘いキスが続く……ぞくんッ…身体に電気が走る…
「か、かえ…でさ…んっ、やっ、やめっ…」
楓さんは私の言っている事を無視して舌先をちゅぅっと吸い上げたり根元から舌を絡ませたり…息が上がる……
唇もぷっくり腫れる程吸い付かれた……キスしかしてないのにお腹の奥が熱い…
「玲奈…ん…ほら…さっきの言葉を…取り消して…はっ…足を擦り合わせて…玲奈は口の中も性感帯がいっぱいだからな…ここも…」
そう言うと上顎を舌でなぞられ、楓さんの指先が身体に優しく這う…布擦れの音が耳を犯す…ビクンッ‼︎身体が跳ねる…
「あっ、あ、んっ、ん…はっ、も、もぅっ‼︎」
「もう…なに?…ん、玲奈の甘い匂いが強くなってきたな…下は…ぐちょぐちょだな…」
耳元で囁く…楓さんの低くて甘いこの声…
楓さんの声に呼応するように、蜜が溢れ出す…
「やっ、んっ、ち、ちがっ、あっ、ん、」
すると突然、楓さんが人差し指を立て私の口元に押し当ててきた。えっ?
「何も違わない…ゆっくり息をしろ……そうだ…」
すると楓さんは私の足元に手を這わせた。膝を曲げて立たせた後、根元に手を滑り込ませてきた…
「静かに…」
そう言われて息を呑んだ時、膝を立てくっつけていた足を徐に楓さんの右手が静かに押し開いた瞬間…
………ぴちゃっ………
閉じていた蜜襞が開き卑猥な音が響く…あぁ、私は楓さんにキスされただけで、こんなに…
「っ…んっ!」
「聞こえたか?玲奈のやらしい音…俺が慣らした身体だ…どこに触れれば啼くか…俺しか知らない…俺だけのものだ…誰にもやらない…」
そう言いながら太腿から手を滑らせ付根に近づけてきた。
「…触って欲しいか?」
耳元で囁かれ下着の上から撫でるように触れてくる…硬くなった花芯を爪が掠めた。
「あんっ‼︎…か、かえで、さ…んっ‼︎やっ、あっ!」
「ほら、玲奈…ちゃんと言いなさい…あぁ…下着がベトベト…早く脱がせていっぱい舐めてイかせてやる…玲奈?別れたりしない…ずっと一緒にいるよな?…答えろ」
その間も爪で花芯をカリカリと擦ったり押し潰したり…くち、くちゅと音を奏でてる
あぁ…もうダメ…楓さんに慣らされた身体が勝手に反応してしまう…楓さんに触れられると思考が停止してしまう…
こんなに強引で俺様なのに…全てに絆されてしまう…
あぁ…離れるなんて無理だ…こんなに欲しくて仕方がないのに…もっと触れて欲しい…もっと…気持ち良くして……
「…別れ…なぃ…一緒に、い…る、んっ」
「本当か?二度目はないぞ……考える事さえ許さない…こら、こっちを見ろ…玲奈、分かったな?」
「ん…」
「いい子だ…ご褒美にいっぱい気持ち良くしてやる…」
「ぁんっ、んふ、んっ、あ、あぁぁっ!」
口を塞ぐのと同時に楓さんの指がトロトロに溶けた蜜路に入ってくる…
「俺なしでは生きていけなくなってしまえ…」
「あっ、あぁ、ん、っん、あっ、も、もぅっ!やっ、あぁぁっ!」
怖い事を言いながら、指が増えていく…長い指は中の蜜を掻き出すように蠢く…時折りねじ込むように回転しながら腹側のザラついだ壁を押し掻く…ぐじゅ、ぐちゅっ…
小刻みに揺れる指が私の身体を溶かしていく…気持ち良すぎて何も考えられない…楓さんの指を感じるたび肉壁が柔らかくなって指に絡んで離さない…
「もうイくのか?ふっ、可愛いな…腰が揺れてる…自分で気持ちいいトコロを探してるのか?玲奈の気持ちいいトコロは此処だろ?……ん?ほら…イけ…」
「あっ、あんっ、そ、そんな…に…動か、さっ、ない…で、あっ、んふっ、あ、も、もうっ!楓…さ、んっ!あぁ、イ、く、あっ、あ、あぁぁぁッ‼︎」
鋭い快感に身体を跳ね上げながら達した。
「……はっ、はぁ、はぁ、んっ、あっ、」
「中の痙攣が凄い…イッたのに俺の指を離さない。まだ足りないよな?おいで…もっと気持ち良くしてやる…」
その後は楓さんにされるがままドロドロに溶かされた…
はぁ~っ、明日から仕事だ…もうそろそろ、家に帰らないと…準備もあるし……なんて切り出して帰ろうか…
昨日も帰ってから大変だった。荷物の片付け…食器や服、それに細々としたものまで…何とか無事終わったけど、買いすぎだよ…クローゼットも私の私物でいっぱいになった。
片付けもそこそこにご飯を作って、お風呂に入り…ベッドでイチャつき、またお風呂に入って…泥のように眠りについた。
激しすぎるよ…全く…休みなのに休んだ気がしない…
今日は朝からずっと楓さんの家にいた。午前中は楓さんも仕事をこなしてたから、私も昨日出来なかった片付けをしながら過ごした。仕事をしている楓さんの横顔…凄くカッコいい…長いまつ毛…鼻も高く、顎のラインが綺麗で…まさしく神系だわ…本当に私の恋人なの?と一人で自問自答しながらも、何度も見惚れて手を止める私を楓さんが笑った…
また….笑った顔がヤバイ…神級のお顔…こんな笑顔振り撒かれて、落ちない人種はいるの?
そんな事を考えながら悶々と過ごした…そしてもう夕方だ…楓さんはというと……仕事を片付けてからというもの、ずっと私にくっついている…ご飯を作る時も、食べる時も…片時も離れない…今もソファーに一緒に座っているけど…腰に手を回され、がっつりホールドされてる…
「楓さん…ちょっと離れて…」
「嫌だ」
今日一日ずっとこれを繰り返している。
「楓さん…明日は仕事だから…そろそろ…帰ろうかと…」
「ダメだ。仕事はここから通えば良い。仕事に来ていく服も全てここにある。帰る意味がない」
「そういう訳じゃなくて、家の用事も済ませないと…やらないといけない事が沢山あるんです…ね?」
「洗濯物ならここに持って来ればいい。じゃあ、今から取りに行くか。一緒に行く」
「あぁ~っ‼︎もぅッ‼︎一人で帰りますっ!楓さんも明日から仕事でしょ⁉︎ゆっくり休んだ方が良いですっ‼︎私も仕事の準備もしたいんで‼︎」
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…ん?…沈黙??何で??
「玲奈…お前はいつ仕事を辞めるんだ?プロジェクトはもうすぐ終わるんだろ?ちゃんと退職届は出してるんだろうな?プロジェクトが終わるまでは待ってやろうとは思っていたが…まさか…出してない訳…ないよな…?」
こ、怖い…目も…声も…全部怖い~ッ‼︎‼︎
し、しかも…退職なんて…すっかり忘れてたわよ~っ!!
「えっ⁉︎何の…話…です⁉︎」
「玲奈」
「は、はい‼︎」
「会社に伝えてないのか?……全く……玲奈…明日、退職の意思を伝えろ。もう、これ以上は待てない。分かったか?」
ちょっと待って…何で楓さんに命令されないといけないの?しかもちょっとキレてる⁉︎何故⁇私の意思を無視して辞めろだなんて…酷すぎる…
こんなのって、あんまりだわ…
……何かイライラしてきた…私は私の意思で動く……
「あの、楓さん…私は仕事は辞めません。今の仕事にやり甲斐も感じてますし、公私共に充実しています。一方的に仕事を辞めろだなんて酷すぎる。それに…今辞めるのを良いとして…もし、私たちが別れたらどうするんですか?また私は仕事を辞めるんですか?次の就職先は?不確かな事を言っている自覚はあります…でも…私は自分の意思でここにいます。楓さんに言われたからじゃない。私は仕事は辞めないし、辞める時も自分の意思で辞めます‼︎」
「玲奈….無理を言っている事は承知だ。急に仕事を辞める事に不安を抱くのも分かる。だが……」
「だが?何ですか?」
「玲奈…俺の目の届く所にいて欲しい。……働くならうちの会社に来ればいい。それに別れる気は無い…離す気も更々無い」
「待って!そんな事分からないでしょ?簡単に言わないで!」
「安易に言っている訳ではない。俺は玲奈と一緒にいる。離れていたくない」
忘れていたとは言え…強引だ…でも流石に仕事を辞めるのは無理がある。どうしよう…
「あっ!じゃ、じゃぁ、週末は此処に泊まりに来てもいいですか?ほ、ほらっ!平日は楓さんも忙しいし!私も仕事で遅くなってしまう時もあるしっ!お互いの事を考えて週末だけ泊まりに来ますね‼︎ど、どうです?」
「ダメだ…此処に住め。退職するにしても玲奈のタイミングもあるだろう?自分の意思で辞めればいい。そこは譲る。だか仕事を辞める事と一緒に住む事は絶対に譲らない。これでも妥協案だ。本来なら今すぐにでも会社を辞めさせたい…これがどうゆう意味か分かるか?」
「ゔっ……」
あぁ~、無理矢理退職させるパターンね…どんな手を使うのか怖くて聞けないゎ……それでも……私の気持ちは?…聞いてもらえないの……?
「玲奈…分かってくれ…」
……こうなったら……もう引けない……
「………分かりました…楓さん…このお付き合い無かったことにして下さい。楓さんの気持ちばかり押し付けて、自分の意思も通じない人と一緒に居たいと思いません。私は楓さんの人形じゃありません。短い間でしたがお世話になりましたっ!」
言い切って勢いよくソファから立ち上がろうとした瞬間、物凄い力で手首を握られた…
「っ‼︎い…いたッ…やっ、離してっ!」
「………だと?」
「えっ?」
何て言ったのか分からない。顔も下を向いてて分からない………けど…な、なに?
「別れる…だと?」
「か、楓さんっ‼︎痛いッ‼︎は、離してッ‼︎きゃっ‼︎」
思い切り手を引かれ強引に楓さんの膝の上に乗せられた…
「あっ…っ‼︎」
楓さんと目が合い…思わず息を呑んだ…
「…玲奈………今何て言ったんだ?俺の聞き間違いか?」
ふっ…微笑で問いかけてくる……が目が笑ってない…
目も逸らせないまま固まっていると急に抱き抱えられた…
「ちょっ、ちょっと‼︎楓さんっ‼︎降ろしてっ‼︎きゃっ、やっ‼︎」
無言で二階に上がって行く。腕の中でジタバタと暴れてもびくともしない…こ、怖い…な、何が起こるの?
寝室の扉が無造作に開けられ、ベッドに放り投げられた…
「っ…‼︎」
本当に怖い…怖いのに…無表情のその顔はあまりにも綺麗過ぎて蛇に睨まれた蛙の様に指先ひとつ動かす事が出来ない…
「玲奈……さっきの言葉を取り消せ…」
「さっきの、言…葉…?」
「そうだ…別れる?そんな言葉……冗談でも許さない…」
「んっ…あっ、ん…ふ、あ…っ」
強引に触れられると思ったのに……凄く優しい…
優しく舌で唇を割り楓さんの舌がねっとりと絡みつく…
ちゅっ、ぴちゃっ…じゅるっ…
小さな音を鼓膜が拾う…身体に触れることはぜず、ただひたすら甘いキスが続く……ぞくんッ…身体に電気が走る…
「か、かえ…でさ…んっ、やっ、やめっ…」
楓さんは私の言っている事を無視して舌先をちゅぅっと吸い上げたり根元から舌を絡ませたり…息が上がる……
唇もぷっくり腫れる程吸い付かれた……キスしかしてないのにお腹の奥が熱い…
「玲奈…ん…ほら…さっきの言葉を…取り消して…はっ…足を擦り合わせて…玲奈は口の中も性感帯がいっぱいだからな…ここも…」
そう言うと上顎を舌でなぞられ、楓さんの指先が身体に優しく這う…布擦れの音が耳を犯す…ビクンッ‼︎身体が跳ねる…
「あっ、あ、んっ、ん…はっ、も、もぅっ‼︎」
「もう…なに?…ん、玲奈の甘い匂いが強くなってきたな…下は…ぐちょぐちょだな…」
耳元で囁く…楓さんの低くて甘いこの声…
楓さんの声に呼応するように、蜜が溢れ出す…
「やっ、んっ、ち、ちがっ、あっ、ん、」
すると突然、楓さんが人差し指を立て私の口元に押し当ててきた。えっ?
「何も違わない…ゆっくり息をしろ……そうだ…」
すると楓さんは私の足元に手を這わせた。膝を曲げて立たせた後、根元に手を滑り込ませてきた…
「静かに…」
そう言われて息を呑んだ時、膝を立てくっつけていた足を徐に楓さんの右手が静かに押し開いた瞬間…
………ぴちゃっ………
閉じていた蜜襞が開き卑猥な音が響く…あぁ、私は楓さんにキスされただけで、こんなに…
「っ…んっ!」
「聞こえたか?玲奈のやらしい音…俺が慣らした身体だ…どこに触れれば啼くか…俺しか知らない…俺だけのものだ…誰にもやらない…」
そう言いながら太腿から手を滑らせ付根に近づけてきた。
「…触って欲しいか?」
耳元で囁かれ下着の上から撫でるように触れてくる…硬くなった花芯を爪が掠めた。
「あんっ‼︎…か、かえで、さ…んっ‼︎やっ、あっ!」
「ほら、玲奈…ちゃんと言いなさい…あぁ…下着がベトベト…早く脱がせていっぱい舐めてイかせてやる…玲奈?別れたりしない…ずっと一緒にいるよな?…答えろ」
その間も爪で花芯をカリカリと擦ったり押し潰したり…くち、くちゅと音を奏でてる
あぁ…もうダメ…楓さんに慣らされた身体が勝手に反応してしまう…楓さんに触れられると思考が停止してしまう…
こんなに強引で俺様なのに…全てに絆されてしまう…
あぁ…離れるなんて無理だ…こんなに欲しくて仕方がないのに…もっと触れて欲しい…もっと…気持ち良くして……
「…別れ…なぃ…一緒に、い…る、んっ」
「本当か?二度目はないぞ……考える事さえ許さない…こら、こっちを見ろ…玲奈、分かったな?」
「ん…」
「いい子だ…ご褒美にいっぱい気持ち良くしてやる…」
「ぁんっ、んふ、んっ、あ、あぁぁっ!」
口を塞ぐのと同時に楓さんの指がトロトロに溶けた蜜路に入ってくる…
「俺なしでは生きていけなくなってしまえ…」
「あっ、あぁ、ん、っん、あっ、も、もぅっ!やっ、あぁぁっ!」
怖い事を言いながら、指が増えていく…長い指は中の蜜を掻き出すように蠢く…時折りねじ込むように回転しながら腹側のザラついだ壁を押し掻く…ぐじゅ、ぐちゅっ…
小刻みに揺れる指が私の身体を溶かしていく…気持ち良すぎて何も考えられない…楓さんの指を感じるたび肉壁が柔らかくなって指に絡んで離さない…
「もうイくのか?ふっ、可愛いな…腰が揺れてる…自分で気持ちいいトコロを探してるのか?玲奈の気持ちいいトコロは此処だろ?……ん?ほら…イけ…」
「あっ、あんっ、そ、そんな…に…動か、さっ、ない…で、あっ、んふっ、あ、も、もうっ!楓…さ、んっ!あぁ、イ、く、あっ、あ、あぁぁぁッ‼︎」
鋭い快感に身体を跳ね上げながら達した。
「……はっ、はぁ、はぁ、んっ、あっ、」
「中の痙攣が凄い…イッたのに俺の指を離さない。まだ足りないよな?おいで…もっと気持ち良くしてやる…」
その後は楓さんにされるがままドロドロに溶かされた…
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