アオハル〜学校はスクールカーストが全て?いやちがう〜

チロル

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アオハル〜カースト上位者は怖い〜2

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如月鈴「今年から美化委員は街のボランティアにも取り組もうと思う。これまでの美化委員の仕事は年に数回あるかないかのことばかり…
だから今年からは街の人たちとの交流も兼ねてボランティア活動にどんどん参加していく!」
松野絵小波「うんうん。活動の幅を広げていくのはいいことなのだよ!」
五谷隆昌「…」
光木真一「いい!実にいいよ!みんなで街をきれいにしよう!」
ワァー ワァー

あぁうん。クソだ。自己満乙!なんて言えたらいいのだが…あいにく相手は2年でも1.2を争う美人。俺なんかが『お前らの自己満に人を巻き込むなよ!』なんて言った日にはどこぞの白服が『アリーヴェデルチ』なんて言ってきそう

如月「反論があるものはいるか?」
「はぁ」

あ、やっちまったよ。これはあれだなうん。終わった…。まぁ悪くない学校生活だったかなってまだ1年ちょっとしか経ってないよ!俺に関しちゃ色々あって1年も経ってねぇよ!

松野絵「何?なんか文句あんの?」

えぇ?キャラ変わりすぎじゃないですかね?あぁもう怖い。本当怖い。まさに蛇に睨まれた蛙 母親に赤点がバレた息子 陽キャに睨まれた陰キャ 

足利「えっとですね。この街全体のボランティアに参加するってことですよね?で、美化委員は美化委員としてそれに参加するってことですよね?言ってないだけで全員が了承してるわけじゃないと思うんですが…」
松野絵「はぁ?活動としてやろうって言ってんじゃん。なに?参加できない理由でもあるの?」
足利「はぁ…。ボランティア活動をするのって基本休日ですよね?一様クラブ活動とかもあると思いますし色々用事とかもあるんじゃ…」
如月「む!確かにそうかも知れないな」

よかったよかった。如月さんは話のわかる人で。これで強制参加は無くなりそうだな

如月「よし!放課後だ!」

へ?そういうことじゃなかったんだが

五谷「すまないが放課後も参加できない。放課後は自主練がある」
如月「うむ。そういう者もいると思う。だが、美会委員になった以上それは仕方ないことだと思ってもらいたい。誰かだけしなくていいというのは違うと思うからな」

うん。根本的にする必要がないことだからね?
大前提としてやる必要がないことだからね??

五谷「すまない。自分は部活動で忙しい。できれば今すぐにでも部活に行きたいのだが…」
松野絵「鈴~ちょっと考え直してみない?やっぱり全員参加は厳しそうだよ」

あれれぇ~?おっかしいぞ~?俺が何か言ったらあんなに噛み付いてきたのに?陰キャは黙っとけってことですかこのやろう

如月「やはりそうか。仕方ないがこの話は一旦白紙に戻す。今日は時間をとってしまってすまなかった。ではまた来週。解散!」
五谷「お前足利だよな?」
足利「え、そうだけど…何かした俺?」
五谷「いや。そうじゃなくてな。俺本気で甲子園目指してるからさ。練習時間が無くなるのは嫌だったから助かったと思ってよ。ありがとな」
足利「え、あ、いや、別に…俺が休みの日まで外に出たくないだけだから別に気にしないでくれ」
五谷「そっか。でも、助かったよ。ありがとうな。あ、時間やべ。今度また話そうぜ」
タッ タッ タッ
足利「緊張した~。怖かった~。でも、悪いやつじゃなさそうだし。人の役に立ったならまぁいっか」
「足利」

あ、なんか嫌な予感。はい。如月さん~。今の聞かれてたのかな?もうだめだ。おしまいだー

如月「君!副委員長にならないか?明日返事を聞かせてくれ!」
タッ タッ タッ

ほえ?副委員長?何それ美味しいの?じゃなくてなんで俺なの?これ拒否権ないやつ??
うわ明日がこんな憂鬱なのはあの時以来か

翌日
「あの…。足利君」
足利「はいっ!?」
女子に声かけられた。あ、夢か!そうこれは夢だ!何も緊張する必要なんてない!
須々木「昨日はごめんなさい。私のせいで美化委員になってしまって…」

あれぇ~?夢じゃなさそうだけど

足利「え、いや、別に委員長に押し付けられたようなもんだし気にしてないよ」

めっちゃキョドった。キモすぎ案件なんだが。
年下ギャルにキモすぎっすよ~って言われそう

須々木「でも、私が返事をためらったせいで…」
足利「えっと…本当に大丈夫だから。気にしないで」
タッ タッ タッ

逃げてしまった。仕方ないよね物静かな子だからカーストは高くないけど男ウケ良さそうなこじんまりした子だもん。顔だけで言ったらほんと学年トップよ。そんな子と話してキョドらない陰キャがいるだろうか?いや、いないって何言っての俺。まぁ金輪際話すこともなさそうだしいい記念になりました。ごちそうさまです。

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