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第一章
21、いきなり乙女ゲーム的告白イベント
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ここにいるメンバーは皆知っていたようだけれど、只今第二王子殿下は、王太子殿下をどうにかして失脚させ、自分が王位に就きたいらしい。
そして立太子している第一王子殿下、今目の前にいるリオン殿下は王位につくという負担をいやという程見てきて、王位に魅力を全く感じないらしい。それはアレックス殿下も同じで、自分は外で暴れた方が性に合っているとさっさと冒険者登録をしてしまったらしい。それに付き合わされたのが、アレックス殿下の側近の二人。でも二人ともなんだかんだ冒険者生活は楽しんでいる模様。
そんな王位につきたくない二人だけれど、第二王子に王位を譲るというのだけはだめだと認識している。
第二王子は王になって好きなだけ贅沢して美女を侍らせて増税すると、前に側近と話しているのをたまたまアレックス殿下が聞いてしまって、あいつは王にしちゃだめだと二人で一致団結したらしい。そして王太子殿下が貧乏くじを引いたと。なかなか複雑。
「ま、まあ、王というものはなりたい者がなるよりも仕方なくやってやると言う者がなったほうが賢王になると言いますし……」
そんな裏事情は聞きたくなかったけどね。
今まではアレックス殿下も冒険者兼学生として外に出来る満々だったから第二王子も様子見だったらしいけれど、アレックス殿下が勇者になったことで情勢が変わってしまったらしい。
勇者の称号というのは、この世界ではかなりのアドバンテージがある。この国だけじゃなく、世界でも持っている人は稀。というかスピリットクリスタルの知識を引っ張り出してくると、勇者というのはレグノス君たちだけだったことから、今現在この世界で勇者の称号を持っているのは私達五人だけということになる。
マジか。シーマ様の言う通り、王位継承なんちゃらに片足ずっぷりはまってしまってる。
あと一年してアレックス殿下が学園を卒業したらグロリア様と婚約して、グロリア様が卒業したらブライド公爵家に婿に入るという算段も王太子殿下の頭の中ではあったらしいけれど。今の状態じゃ逆にグロリア様も勇者の称号を持っているので下手に二人をくっつけてしまうと王太子殿下よりも立場は上になってしまうと。
今までずっと頭を押さえ込んで、「リオン兄には勝てない」と大人しかった第二王子は、アレックス殿下が王位につくかもという噂を聞いて俄然ヤル気を出してしまったと。
「……ラティオがもっとましだったら、喜んで王位をやるのにな……」
「大抵王様になりたい奴なんて地位と金欲しさじゃねえか……」
達観した王子二人は、とても遠い目をして外に目を向けた。
「で、だ。こんな内輪の事情をただマーランド伯爵令嬢に話すために皆を呼んだわけではないんだ」
溜息と共に、王太子殿下は話を本筋に戻した。
「アレックスの言い分だと、この国の精霊様は復活したんだろう?」
「まあ、だな」
チラリとこっちに視線を向けてから、アレックス殿下は頷いた。
「下級悪魔を倒したと聞いた。大変だったな。流石はアレックスだ」
「心がこもってない」
「いいや、沢山込めたとも。という訳で、私から皆に依頼がある。君たちの力で、世界各国の精霊様を助けて欲しい」
王太子殿下のありがたいお言葉に、私たちは皆動きを止めた。
精霊様を助けてって簡単に言うけれど、私たちは全員学生なので学校がある。しかも私はまだ入って半年も経っていない。どうしろと。
でも、この流れは想像できなくはなかった。
だってあの精霊を助けるイベントはいわば序章だから。
そこから世界中をまたにかけ、精霊を助けて力を蓄え、最終的に魔王を倒すことになるから、この国で勇者が留まるのは流石に無理があるんだろう。なにせ本筋はどっちかというとスピリットクリスタル寄りだから。星火の乙女はあの学園内のみで完結しているし。
「そんなこと簡単に言うけど、俺とザッシュはいいとして、グロリア嬢もシーマもローズ嬢もまだまだ学園卒業できないって。どうしろっての」
「そもそも、アレックスに話を聞いた時点で、皆の学園での成績は把握している。マーランド伯爵令嬢も、ノアからとんでもなく優秀な頭脳を持っていることは聞いている。きっと学園の授業など物足りないだろう。だったら、世界各国を回った方が余程勉強になると思うが、マーランド伯爵令嬢はどう思うか」
世界各国を回る。
げんなりと皆の話を聞いていた私は、その一言に撃ち抜かれた。
これはもしかして、王太子殿下のお墨付きで外国を渡り歩けるのでは?
伯爵令嬢をやめて冒険者ギルドに登録して、冒険者として外に行かないとダメだと思っていたけれど、ワンチャンお墨付きで世界を回れるのでは。
脳内にドッケン氏の紡ぐ世界の見どころが次々浮かんでくる。
青い海、白い砂浜、美味しい魚介類(魔物)!
ああ、夢広がる!
「確かに、世界を回る方が学園内で座学を勉強するよりもよほど情勢を学べると思います!」
食い気味で返答すれば、皆がちょっと引いていた。
「えっと、じゃあ、ローズ嬢は勇者パーティーに入ってくれるってことか? 正直、誰よりも欲しい人材ではあるけど」
「勿論です! 是非よろしくお願いします!」
鼻息荒くフンスと答えると、王太子殿下が感心したような顔をした。
「ほう、アレックスに誰よりも欲しい人材と言わしめる程なのか、マーランド伯爵令嬢は」
「そりゃあ。彼女ほど魔物図鑑を読み込んでる人はいない。下手したらずっと魔物狩りして来た俺らより詳しいからな」
「ふむ、それは素晴らしい。では、勅令を出させてもらおう。あとは、支度金と通行証、ああ、国を出る前に冒険者登録もした方がいいな。狩った魔物は自分たちで手に入れていいので、更に余裕ができるだろう。あとは……アレックスは第三宝物庫から必要だと思うものを好きに持って行っていい。シーマとザッシュとグロリア嬢はどうする」
「俺は行く一択だな」
「僕も行きます。もう少し腕を上げたいので、いい経験になるかと」
目の前で、次々決まっていく。鑑定を使わなくてもわかる。ザッシュ様は世界中の甘味を食べようと思っているはず。目が輝いているもん。シーマ様はチラチラとグロリア様を見ているから、これでグロリア様の参加が決まれて一緒に旅が出来ると想っているのかもしれない。
そしてグロリア様はというと。
「すこし、父と相談してもいいでしょうか」
「もちろん。ブライド公爵家はグロリア嬢が婿を取り後を継ぐと聞いているからな。しっかり話し合って欲しい。ただし、もしラティオから婚約の釣書が行ったらその場で燃やして欲しい」
「燃やしたら不敬で捕まってしまいそうですわ。でしたら……仮に私が既に婚約していたら問題はないのではないでしょうか」
「まあ、行くにしろ行かないにしろ、アレックス以外なら私としてもその方がありがたいが……」
王太子の言葉の途中で、シーマ様がガタっと音を立てて椅子から立ち上った。
「そ、そ、それは、僕が立候補しても問題ないではないでしょうか! 我が家には優秀な跡取りがおりますし、全てが終わったら僕が婿に入っても、婿に、あの、婿に……結婚してください! グロリア嬢が他の方と婚約とか、考えただけで僕は断頭台の上に乗った気分になってしまいます! お慕いしています!」
「え……その、そんな、シーマ様……」
がっと頭を下げたシーマ様の言葉に、グロリア様が真っ赤になる。
ここで一つの乙女ゲームが完結しました。チラリと見た二人の状態は、シーマ様♥♥♥♥♥グロリア様♥♥♥♡♡だった。
今のドストレートな告白で、グロリア様のハートは撃ち抜かれてしまったようだ。ちょろくてとても可愛らしい。
「あの、でも私、とてもドジで、シーマ様に苦労を掛けてしまうと思うんです」
「そこがまた可愛らしくていいのです……! どうかグロリア様はそのままで、よければ僕と! 婚約を!」
二人の醸し出す雰囲気に、周りは誰も口を挟めなかった。
あー、もだもだするグロリア様可愛い。普段はクールを装っているシーマ様のぐいぐいくる姿もレア度高い。そして二人とも顔が真っ赤。
おめでとうございます。
私は心の中で盛大な拍手を贈った。
そして立太子している第一王子殿下、今目の前にいるリオン殿下は王位につくという負担をいやという程見てきて、王位に魅力を全く感じないらしい。それはアレックス殿下も同じで、自分は外で暴れた方が性に合っているとさっさと冒険者登録をしてしまったらしい。それに付き合わされたのが、アレックス殿下の側近の二人。でも二人ともなんだかんだ冒険者生活は楽しんでいる模様。
そんな王位につきたくない二人だけれど、第二王子に王位を譲るというのだけはだめだと認識している。
第二王子は王になって好きなだけ贅沢して美女を侍らせて増税すると、前に側近と話しているのをたまたまアレックス殿下が聞いてしまって、あいつは王にしちゃだめだと二人で一致団結したらしい。そして王太子殿下が貧乏くじを引いたと。なかなか複雑。
「ま、まあ、王というものはなりたい者がなるよりも仕方なくやってやると言う者がなったほうが賢王になると言いますし……」
そんな裏事情は聞きたくなかったけどね。
今まではアレックス殿下も冒険者兼学生として外に出来る満々だったから第二王子も様子見だったらしいけれど、アレックス殿下が勇者になったことで情勢が変わってしまったらしい。
勇者の称号というのは、この世界ではかなりのアドバンテージがある。この国だけじゃなく、世界でも持っている人は稀。というかスピリットクリスタルの知識を引っ張り出してくると、勇者というのはレグノス君たちだけだったことから、今現在この世界で勇者の称号を持っているのは私達五人だけということになる。
マジか。シーマ様の言う通り、王位継承なんちゃらに片足ずっぷりはまってしまってる。
あと一年してアレックス殿下が学園を卒業したらグロリア様と婚約して、グロリア様が卒業したらブライド公爵家に婿に入るという算段も王太子殿下の頭の中ではあったらしいけれど。今の状態じゃ逆にグロリア様も勇者の称号を持っているので下手に二人をくっつけてしまうと王太子殿下よりも立場は上になってしまうと。
今までずっと頭を押さえ込んで、「リオン兄には勝てない」と大人しかった第二王子は、アレックス殿下が王位につくかもという噂を聞いて俄然ヤル気を出してしまったと。
「……ラティオがもっとましだったら、喜んで王位をやるのにな……」
「大抵王様になりたい奴なんて地位と金欲しさじゃねえか……」
達観した王子二人は、とても遠い目をして外に目を向けた。
「で、だ。こんな内輪の事情をただマーランド伯爵令嬢に話すために皆を呼んだわけではないんだ」
溜息と共に、王太子殿下は話を本筋に戻した。
「アレックスの言い分だと、この国の精霊様は復活したんだろう?」
「まあ、だな」
チラリとこっちに視線を向けてから、アレックス殿下は頷いた。
「下級悪魔を倒したと聞いた。大変だったな。流石はアレックスだ」
「心がこもってない」
「いいや、沢山込めたとも。という訳で、私から皆に依頼がある。君たちの力で、世界各国の精霊様を助けて欲しい」
王太子殿下のありがたいお言葉に、私たちは皆動きを止めた。
精霊様を助けてって簡単に言うけれど、私たちは全員学生なので学校がある。しかも私はまだ入って半年も経っていない。どうしろと。
でも、この流れは想像できなくはなかった。
だってあの精霊を助けるイベントはいわば序章だから。
そこから世界中をまたにかけ、精霊を助けて力を蓄え、最終的に魔王を倒すことになるから、この国で勇者が留まるのは流石に無理があるんだろう。なにせ本筋はどっちかというとスピリットクリスタル寄りだから。星火の乙女はあの学園内のみで完結しているし。
「そんなこと簡単に言うけど、俺とザッシュはいいとして、グロリア嬢もシーマもローズ嬢もまだまだ学園卒業できないって。どうしろっての」
「そもそも、アレックスに話を聞いた時点で、皆の学園での成績は把握している。マーランド伯爵令嬢も、ノアからとんでもなく優秀な頭脳を持っていることは聞いている。きっと学園の授業など物足りないだろう。だったら、世界各国を回った方が余程勉強になると思うが、マーランド伯爵令嬢はどう思うか」
世界各国を回る。
げんなりと皆の話を聞いていた私は、その一言に撃ち抜かれた。
これはもしかして、王太子殿下のお墨付きで外国を渡り歩けるのでは?
伯爵令嬢をやめて冒険者ギルドに登録して、冒険者として外に行かないとダメだと思っていたけれど、ワンチャンお墨付きで世界を回れるのでは。
脳内にドッケン氏の紡ぐ世界の見どころが次々浮かんでくる。
青い海、白い砂浜、美味しい魚介類(魔物)!
ああ、夢広がる!
「確かに、世界を回る方が学園内で座学を勉強するよりもよほど情勢を学べると思います!」
食い気味で返答すれば、皆がちょっと引いていた。
「えっと、じゃあ、ローズ嬢は勇者パーティーに入ってくれるってことか? 正直、誰よりも欲しい人材ではあるけど」
「勿論です! 是非よろしくお願いします!」
鼻息荒くフンスと答えると、王太子殿下が感心したような顔をした。
「ほう、アレックスに誰よりも欲しい人材と言わしめる程なのか、マーランド伯爵令嬢は」
「そりゃあ。彼女ほど魔物図鑑を読み込んでる人はいない。下手したらずっと魔物狩りして来た俺らより詳しいからな」
「ふむ、それは素晴らしい。では、勅令を出させてもらおう。あとは、支度金と通行証、ああ、国を出る前に冒険者登録もした方がいいな。狩った魔物は自分たちで手に入れていいので、更に余裕ができるだろう。あとは……アレックスは第三宝物庫から必要だと思うものを好きに持って行っていい。シーマとザッシュとグロリア嬢はどうする」
「俺は行く一択だな」
「僕も行きます。もう少し腕を上げたいので、いい経験になるかと」
目の前で、次々決まっていく。鑑定を使わなくてもわかる。ザッシュ様は世界中の甘味を食べようと思っているはず。目が輝いているもん。シーマ様はチラチラとグロリア様を見ているから、これでグロリア様の参加が決まれて一緒に旅が出来ると想っているのかもしれない。
そしてグロリア様はというと。
「すこし、父と相談してもいいでしょうか」
「もちろん。ブライド公爵家はグロリア嬢が婿を取り後を継ぐと聞いているからな。しっかり話し合って欲しい。ただし、もしラティオから婚約の釣書が行ったらその場で燃やして欲しい」
「燃やしたら不敬で捕まってしまいそうですわ。でしたら……仮に私が既に婚約していたら問題はないのではないでしょうか」
「まあ、行くにしろ行かないにしろ、アレックス以外なら私としてもその方がありがたいが……」
王太子の言葉の途中で、シーマ様がガタっと音を立てて椅子から立ち上った。
「そ、そ、それは、僕が立候補しても問題ないではないでしょうか! 我が家には優秀な跡取りがおりますし、全てが終わったら僕が婿に入っても、婿に、あの、婿に……結婚してください! グロリア嬢が他の方と婚約とか、考えただけで僕は断頭台の上に乗った気分になってしまいます! お慕いしています!」
「え……その、そんな、シーマ様……」
がっと頭を下げたシーマ様の言葉に、グロリア様が真っ赤になる。
ここで一つの乙女ゲームが完結しました。チラリと見た二人の状態は、シーマ様♥♥♥♥♥グロリア様♥♥♥♡♡だった。
今のドストレートな告白で、グロリア様のハートは撃ち抜かれてしまったようだ。ちょろくてとても可愛らしい。
「あの、でも私、とてもドジで、シーマ様に苦労を掛けてしまうと思うんです」
「そこがまた可愛らしくていいのです……! どうかグロリア様はそのままで、よければ僕と! 婚約を!」
二人の醸し出す雰囲気に、周りは誰も口を挟めなかった。
あー、もだもだするグロリア様可愛い。普段はクールを装っているシーマ様のぐいぐいくる姿もレア度高い。そして二人とも顔が真っ赤。
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私は心の中で盛大な拍手を贈った。
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