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『門の所に門番さんがいたんだよ!』
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「聞いてくれ!!!」
「今度はなんだ」
「何があった」
「聞いてくれ! 門番さんがいた!」
「Σ(゜Д゜)」
「どこに!?」
「どこ!」
「え。マジ??」
「門の所に門番さんがいた、的なネタはいらないからな」
「門の所に門番さんがいたんだよ!!!」
「だから、ネタは」
「ネタじゃねえんだよ!」
「は?」
「え」
「Σ(゜Д゜)マジ!?」
「門番さんに返り咲いた?」
「いやさ、トレの森から帰ってきたら門の所がめちゃくちゃ騒がしくて、何があったのかと思って近づいてみたら、門番さんが他の門番さんにもみくちゃにされて笑ってたんだよ」
「マジか! あ、それで、マーカー見たか?」
「見たけど。普通にNPCの色だった。でもあの顔は絶対に門番さんだった」
「薬師マックは?」
「いた……かなあ? 周りの門番さんの身長皆高えからいたのか正直わからね……あ、いたわ」
「なんだよ。どっちだよ」
「なんか門番さんたちの間からうさ耳見える」
「え、あ……wwwwwww」
「そっか……wwwwそれにしても、良かった。無事だったんだな」
「うさ耳……wwwwそれは身長底上げなるなwww」
「なんつーか……日常が戻って来た……うう、なんか感動」
「おいおい、遠くから門番さん集団を見て涙目のオヤジって傍から見てもやべえやつだからやめとけよ」
「俺のアバターは見た目イケメンだもーん。イケメンの眼に涙だもーん」
「あ、もしかしてお前あれか。門から5メートルくらい離れた木の下に立って泣きそうになってるの」
「え、あ、それ俺だ……」
「イケメン……ってより、美女……?」
「失礼な。しっかりと男性アバターだ」
「じゃあ、美青年……イケメンってのとはジャンル違いだと俺は思う。おま、アバターだからって整えすぎだろ!」
「そういうお前はゴツイな。漢って感じのやつがお前か」
「そうだよ!実際にはひょろいからアバターだけはってしたんだよ」
「こらこら、そういう会話は実際に逢って目の前でしなさい。薬師マック情報流れちゃうだろ。目の前にいるならほら」
「そうする」
「そうする」
「今度はなんだ」
「何があった」
「聞いてくれ! 門番さんがいた!」
「Σ(゜Д゜)」
「どこに!?」
「どこ!」
「え。マジ??」
「門の所に門番さんがいた、的なネタはいらないからな」
「門の所に門番さんがいたんだよ!!!」
「だから、ネタは」
「ネタじゃねえんだよ!」
「は?」
「え」
「Σ(゜Д゜)マジ!?」
「門番さんに返り咲いた?」
「いやさ、トレの森から帰ってきたら門の所がめちゃくちゃ騒がしくて、何があったのかと思って近づいてみたら、門番さんが他の門番さんにもみくちゃにされて笑ってたんだよ」
「マジか! あ、それで、マーカー見たか?」
「見たけど。普通にNPCの色だった。でもあの顔は絶対に門番さんだった」
「薬師マックは?」
「いた……かなあ? 周りの門番さんの身長皆高えからいたのか正直わからね……あ、いたわ」
「なんだよ。どっちだよ」
「なんか門番さんたちの間からうさ耳見える」
「え、あ……wwwwwww」
「そっか……wwwwそれにしても、良かった。無事だったんだな」
「うさ耳……wwwwそれは身長底上げなるなwww」
「なんつーか……日常が戻って来た……うう、なんか感動」
「おいおい、遠くから門番さん集団を見て涙目のオヤジって傍から見てもやべえやつだからやめとけよ」
「俺のアバターは見た目イケメンだもーん。イケメンの眼に涙だもーん」
「あ、もしかしてお前あれか。門から5メートルくらい離れた木の下に立って泣きそうになってるの」
「え、あ、それ俺だ……」
「イケメン……ってより、美女……?」
「失礼な。しっかりと男性アバターだ」
「じゃあ、美青年……イケメンってのとはジャンル違いだと俺は思う。おま、アバターだからって整えすぎだろ!」
「そういうお前はゴツイな。漢って感じのやつがお前か」
「そうだよ!実際にはひょろいからアバターだけはってしたんだよ」
「こらこら、そういう会話は実際に逢って目の前でしなさい。薬師マック情報流れちゃうだろ。目の前にいるならほら」
「そうする」
「そうする」
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