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〚プロローグ〛〜不幸な少女の”日常”編〜
〚プロローグ〛「日常と終わり」
しおりを挟む――これは少女の日常だった話――
朝早くに学校に行き学校に着くと鞄の唯一の中身、シャーペンをポケットへ隠す。
高校は虐めの限度が酷く、物が無くなるのは当たり前、先生たちも色々してくるのも当たり前…このまえだって男の先生に…いや…これはいいか…あと、暴力も勿論ある、それともうすぐ学校へ行けなくなる…学費が…もうないから。
そして家に帰って待っているのが、父親の性的虐待や暴力…ご飯は父親が残したコンビニ弁当。
1時に父親が寝るので、こっそり父親のパソコンでネット小説を見る、これが僕の唯一の心の支え。
5時になったら履歴を消して電源をオフにする、父親が何時に起きるかわからないので。
そして自分の部屋に行き窓を開け、朝日を眺めながら小説の余韻に浸り、異世界に行けたらなぁ…何てことを考えていると6時になるので寝る、その日の父親の気分で殴り起こされ性的虐待を受け起床。
それが僕の毎日…日常だ。
そして今日は…僕のワガママで、そんな日常は終わりを告げた。
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