大賢者の溺愛娘と錬金術師の後継者

如月えりか

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第一章

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「さすがレオンシオ殿。ヴィルヘンム王国の誇りですな!」
「大賢者の名は伊達じゃないと言うことですな。この度はご尽力、心から感謝します」

目の前のおじさん達国の重臣達がニコニコと話しかけてくる。
報酬の金貨の枚数をチェックする。…うん、金貨200枚か。まぁ妥当なところだろう。

国の古代文字を解読するだけの作業だ。これでエフェミアにオートクチュールのドレスでも…
うきうきと金貨を懐にしまう。

「レオンシオ殿、食事を用意させましたが」
「いいよ、家に戻るから」

手を挙げて断る。エフェミアがスープとパンとステーキと共に待っている。「早く帰ってきてね、パパ」…早く変えるに決まってるだろ、エフェミアァァァァ!

ニコニコと家路を急ぐ。待ってろ、エフェミア!



…レオンシオが去った城では、こんな会話がされていた。

「なんだ、今のおっさん?」
「お前知らないのか?彼の方がかのレオンシオ大賢者だぞ!」
「え、学校に入ってまず一番最初に教わる偉人の?
8カ国語を操ってあのダークドラゴンを従魔に従えて、大錬金術師のルーペルトと共に学術神と魔法神って言われてる?」
「そうだ」
「ひゃ~…弱点とかないんだろうなぁ、すごいな」
「あるぞ、弱点。…レオンシオ様、すんごい親馬鹿」
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