女児霊といっしょに。シリーズ

黒糖はるる

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女児霊といっしょに。~学校の七不思議~

第六章:蝕愛 1

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 月曜日の朝礼。
 可児校長は開口早々謝罪し頭を下げていた。内容は勿論、オレが学習サポーターではなく対霊処の念導者だったということだ。子供達や保護者を不安にさせないためとはいえ嘘を伝えてしまったことについて一年生にも理解出来るよう話し、誠意を持って謝っていた。

「――それでは改めて紹介します。“対霊処あまみや”の天宮駆郎君だ」

 紹介と同時にオレは一歩前に出る。もう初日のような緊張はない。堂々と胸を張って壇上に立っている。

「彼はもう七不思議の内四つ解決してくれている。残りも頑張ってくれるので、みんなも知っていることがあったら色々教えてあげてほしいです」
「オレからもお願いします。あとの三週間で必ず解決してみせるから、みんなが見た物聞いた物、何でもオレに教えてくれ!」

 噛むこともなく、理想通りに言い切ることが出来た。
 おかげで子供達の反応も良好。「いいよー」「お兄さん頑張れー」と次々に送られる声援が残り半分をやり遂げる力を授けてくれた。

「駆郎にぃ、よかったね~」
「ああ。もっと頑張れそうだよ」
「でも、にやけ顔はどうかと思うよー」
「え!?オレそんな顔してる!?」
「うん」

 駄目だこりゃ。
 やっぱり格好良く決まらないのがオレらしい……のかなぁ。切ない。
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