必ず会いに行くから、どうか待っていて

十時(如月皐)

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815 ※少々残酷表現あり

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「約束する。僕は生きるよ。弥生が願った世界で、弥生の隣に」
 今すぐにそれを出来ないことだけが無念でならないが、もうこの身体は動かない。だから、優は願う。
「ああ、約束しよう。ずっと、一緒だと」
 吐息を震わせながら、それでも弥生は笑みを浮かべる。ボロボロと頬を濡らしながら、優を見つめた。そしてそっと、唇を重ねる。瞼を開けば、優はまるで仕方のない子だといわんばかりに優しく微笑んでいて、その指先で涙を拭ってくれた。もはや言葉は必要なく、二人は幾度となく唇を重ね、サクラを抱き寄せて隙間なく寄り添いながら眠る。
 そして、夜半に小さな吐息がひとつ、零れ落ちた。
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