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今日は人生で1番幸せな日だった。
10年来の付き合いの彼女である未菜に結婚を承諾してもらったし、新作のゲームの当選通知も来た。未菜はいつも以上に可愛かったし、そんな彼女を独り占めできるということがとても嬉しかった。
だから車道側を歩くのは当然だし、愛する未菜を自分を犠牲にしても守りたいと思うのも当然だ。
何が言いたいかと言うと今日、俺は事故にあった。プログラムにエラーをおこし制御のきかなくなった車が俺たちに一直線に突っ込んできた。
反射で未菜を安全方向に突き飛ばし、気づいたら自分の体の感覚がなかった。
血が無くなっていくせいだろうかとても寒くて眠たかった。時間の流れが永遠のように感じた。
だけど、ひたすら考えたのは死にたくないということだった。
「死にたくない。死にたくない。」
気づいたら口に出していたがきっと聞こえてないだろう。
なんで自分なんだと思った。こんな幸せだった日にわざわざ突き落とさなくてもいいのではないか。痛みはもう感じなかった。
未菜は大丈夫だろうか。もう何も見えないけど、声だけは聞こえる。
「やだ、やだ、返事して、」
俺に必死に呼びかける未菜の声が聞こえる。都合のいい時だけ信じる神に彼女の無事を祈り深い眠りに落ちた。
10年来の付き合いの彼女である未菜に結婚を承諾してもらったし、新作のゲームの当選通知も来た。未菜はいつも以上に可愛かったし、そんな彼女を独り占めできるということがとても嬉しかった。
だから車道側を歩くのは当然だし、愛する未菜を自分を犠牲にしても守りたいと思うのも当然だ。
何が言いたいかと言うと今日、俺は事故にあった。プログラムにエラーをおこし制御のきかなくなった車が俺たちに一直線に突っ込んできた。
反射で未菜を安全方向に突き飛ばし、気づいたら自分の体の感覚がなかった。
血が無くなっていくせいだろうかとても寒くて眠たかった。時間の流れが永遠のように感じた。
だけど、ひたすら考えたのは死にたくないということだった。
「死にたくない。死にたくない。」
気づいたら口に出していたがきっと聞こえてないだろう。
なんで自分なんだと思った。こんな幸せだった日にわざわざ突き落とさなくてもいいのではないか。痛みはもう感じなかった。
未菜は大丈夫だろうか。もう何も見えないけど、声だけは聞こえる。
「やだ、やだ、返事して、」
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