女王様のゲーム盤

独りぼっちの少年

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リリィとユリス

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「リリィって子、腹立つわ。もう殺してしましょうか?でも、それじゃあ面白くないし。ねぇ、クーファどうしたらいいかな?」この説明するのは二回目だけどクーファは私の召し使いなの。私のお願いはは絶対に聞いてくれるのよ。
「ねぇ!あの子は今何をしているの!トランプ兵達はちゃんと見張っているんでしょうね!」ああ腹が立つ。あの子さえ来なければ、私はこんなにイライラしないのに。動きが遅い!全然思い通りに動かないし。すぐに殺されてもおかしくないのに‼何故街の者は皆あの者と仲良くするの!皆殺されたいの!それに、あの子が来てから、皆笑いだした‼もういいわ!
「クーファ!今すぐあの者を捕らえ牢獄に閉じ込めてしまいなさい!……何をしているの!早くなさい!私を怒らさないで!」なんで動かないの?早くして!時間の無駄よ!
「女王様。リリィさんの行方が不明です。」…何故!あの者は逃げ出したの!でもそんな事は出来ないはず!だってトランプ兵が見張ってるはずだもん。
「トランプ兵達は何をしているの!役立たずはすぐ捕らえ殺してしまいなさい。その場で始末してきて頂戴!首だけ持って帰って来てちょうだいね。」許さない許さない許さない許さない許さない許さない。だって、この私の世界から逃げ出そうとしているのよ。許せる訳がない。


「ハァハァ。ここまでこれば大丈夫よね。トランプ兵さんごめんなさいね。この世界も飽きてしまったの。」あのトランプ兵はきっと殺されてしまう。私のせいで。初めはこの世界は楽しそうに思えたわ。でも飽きてしまったの。だって、私がいた世界と変わらなかった。何かに怯えて生きる世界なんて、楽しくないもの。あの馬鹿げた女王様はきっと私を探しだし、殺す気だわ。だから、もっと遠くに逃げなければ!まだ大丈夫。今のうちに遠くへ逃げてしまわないと。

「クーファ!まだ見つからないの!トランプ兵どもは何をしているの!逃げられるなんて…絶対に逃がさない。街の者も協力させなさい!」この私から逃げれるわけがない。ここは私の世界。私の命令には逆らえない。こんな手は使いたくなかったわ。必ず見つけ出して、公開処刑にしてやる。斬首じゃ面白くないわね。そうだ!火あぶりにしましょう!苦しんでもらわないと、気がすまないもの!あぁ、早く殺したい!
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