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1章
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「ねぇ、それ!どこにあったの!?」
「ん?なんだい?これか?」
「ええ、そうよ。」
おじさんがそう言ってきて思いっきりあ私は頷いた。ちなみに、このおじさんはこのお店の店主らしい。そして、その隣にいる子供は店主の息子だった。
「これはなぁ、朝、漁に行ったらこれが釣れてよ、始めてる奴だからどうしようかと悩んでたんだよ。お嬢ちゃんも見るかい?」
「ええ!見てもいいの?おじさん。」
「ああ、ああ。遠慮なく見てくれよ。そこの君も見るか?」
「えっ?」
おじさんに言われてから気づいたけどすっかりルーカスの存在を忘れていましたわ。ごめんあそばせ。おほほほほ。
「見ていいのかい?」
「見ていいぞ。みんなで見た方が解決出来ると思うしな。」
と効果音が付くぐらいニカッと笑ってキランって感じでこの人は完全なるイケオジなんだなぁ。と感心していた。とても、場違いな考えだったけどね。
それから、再びそのタコみたいなものを見た。そしたら、本当にタコに似ていた。それを見た時についつい私は
「たこ焼き食べたい…。」
とついつい、ついつい言ってしまった。それを右隣にいた、ルーカスには
「えっ?なに?」
と言われ左隣にいた息子さんには席をガタンっと立たれて目を大きく開いてこちらを見てきた。
あら?そう言えば、息子さんの名前って何かしら?そう言えば、私も挨拶してなかったわね。たこ焼きのことを言ったのは失言だったけれどこの息子さん何か知ってそうね…。後で話してみましょうか…。とりあえず、自己紹介を先にしなければね。だって、もしかしたら今後関わるかもしれないでしょう?
「あら?そう言えば、自己紹介?してなかったね。」
そう私が言うとルーカスが
「そう言えば、そうだったね。自己紹介でもしようか。(シェリーどうする?シェリーはシェリエラと言う?)」
「(そうですわね。シェリエラと言いますわ。ですが、家名は言いません。ルーカスは?そのままルーカスなのですか?)」
「(そうだね。)」
「(分かりましたわ。)」
と二人でこっそり念話をしていた。
もちろん、その様子には気づかれないようにやりましたとも、本当はまったり生活をするために婚約者になりたくなかったのですけど、一応これでも次期国王陛下となる人と次期王妃になる(かも)しれないから周りには隙を見せないようにこれでも訓練されているのですよ。(とっても、とーってもめんどくさいのですが…ね。)
「私の名前はシェリエラです。リエラと呼んでね。よろしくね。」
愛称は変えさせてもらった。だ、だってなんか面倒くさそうな雰囲気だったからね。ルーカスは、公の場や王城では『私』と言うけど他の場所では『僕』と言う。
「僕はルーカス。ルーカスと呼んでね。」
ルーカスは愛称を言わないらしい。
「俺は、この店の店主のアーサンだ。適当に呼んでくれな。」
またまたニカッと笑った。イケオジだね。うんうん。
そして、最後に息子さん
「俺は、この店の店主の息子のヨハンだ。よろしく。」
「ええ!ヨハンよろしくね。」
「ヨハンよろしく。」
「ああ、リエラとルーカス。」
友達増えたわ!
「ちょっと、休むか。、ヨハン、リエラ、ルーカス。遊んできていいぞ。」
「分かった。」
「ええ!」
「分かったよ。」
外に遊びに行きますか。そこでたこ焼きのことでヨハンに話したいことあったしね。
まずは、外に出ることが先!
「行こう?ルーカス、ヨハン。」
「そうだね。」
「そうだな。」
「ん?なんだい?これか?」
「ええ、そうよ。」
おじさんがそう言ってきて思いっきりあ私は頷いた。ちなみに、このおじさんはこのお店の店主らしい。そして、その隣にいる子供は店主の息子だった。
「これはなぁ、朝、漁に行ったらこれが釣れてよ、始めてる奴だからどうしようかと悩んでたんだよ。お嬢ちゃんも見るかい?」
「ええ!見てもいいの?おじさん。」
「ああ、ああ。遠慮なく見てくれよ。そこの君も見るか?」
「えっ?」
おじさんに言われてから気づいたけどすっかりルーカスの存在を忘れていましたわ。ごめんあそばせ。おほほほほ。
「見ていいのかい?」
「見ていいぞ。みんなで見た方が解決出来ると思うしな。」
と効果音が付くぐらいニカッと笑ってキランって感じでこの人は完全なるイケオジなんだなぁ。と感心していた。とても、場違いな考えだったけどね。
それから、再びそのタコみたいなものを見た。そしたら、本当にタコに似ていた。それを見た時についつい私は
「たこ焼き食べたい…。」
とついつい、ついつい言ってしまった。それを右隣にいた、ルーカスには
「えっ?なに?」
と言われ左隣にいた息子さんには席をガタンっと立たれて目を大きく開いてこちらを見てきた。
あら?そう言えば、息子さんの名前って何かしら?そう言えば、私も挨拶してなかったわね。たこ焼きのことを言ったのは失言だったけれどこの息子さん何か知ってそうね…。後で話してみましょうか…。とりあえず、自己紹介を先にしなければね。だって、もしかしたら今後関わるかもしれないでしょう?
「あら?そう言えば、自己紹介?してなかったね。」
そう私が言うとルーカスが
「そう言えば、そうだったね。自己紹介でもしようか。(シェリーどうする?シェリーはシェリエラと言う?)」
「(そうですわね。シェリエラと言いますわ。ですが、家名は言いません。ルーカスは?そのままルーカスなのですか?)」
「(そうだね。)」
「(分かりましたわ。)」
と二人でこっそり念話をしていた。
もちろん、その様子には気づかれないようにやりましたとも、本当はまったり生活をするために婚約者になりたくなかったのですけど、一応これでも次期国王陛下となる人と次期王妃になる(かも)しれないから周りには隙を見せないようにこれでも訓練されているのですよ。(とっても、とーってもめんどくさいのですが…ね。)
「私の名前はシェリエラです。リエラと呼んでね。よろしくね。」
愛称は変えさせてもらった。だ、だってなんか面倒くさそうな雰囲気だったからね。ルーカスは、公の場や王城では『私』と言うけど他の場所では『僕』と言う。
「僕はルーカス。ルーカスと呼んでね。」
ルーカスは愛称を言わないらしい。
「俺は、この店の店主のアーサンだ。適当に呼んでくれな。」
またまたニカッと笑った。イケオジだね。うんうん。
そして、最後に息子さん
「俺は、この店の店主の息子のヨハンだ。よろしく。」
「ええ!ヨハンよろしくね。」
「ヨハンよろしく。」
「ああ、リエラとルーカス。」
友達増えたわ!
「ちょっと、休むか。、ヨハン、リエラ、ルーカス。遊んできていいぞ。」
「分かった。」
「ええ!」
「分かったよ。」
外に遊びに行きますか。そこでたこ焼きのことでヨハンに話したいことあったしね。
まずは、外に出ることが先!
「行こう?ルーカス、ヨハン。」
「そうだね。」
「そうだな。」
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