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第1章
精霊祭りに行こう! 〈3〉
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おー。なんか、乙女ゲームの内容と違う?私が全属性の精霊しかも、精霊王と契約したけど、ミーシャはどうなのかな?帰ったら聞こー。後、お父様達にも報告しなきゃー
まぁ、いいや…楽しもっと!
ギュルルルル
うっ!お腹空いたなぁ。なんかで店あるといいな。
「カルロスー」
「なんだ?ミシェル嬢」
「おなかすいた~」
「そうだな。昼時だしな。あっちにおすすめので店あるけど行くか?」
「(キラリーン)行く!!」
「あ、ああ。あっ、店に入ったらお嬢様な言葉で話してくれ。」
「えーどうして?」
「まぁ、結構高価な服来てるし、俺の知り合いもいるし働いてる場所知ってるし、一応そうしてくれな?」
「分かった~じゃあ、今からするね。」
「ああ、分かった。俺は、店に着いたらそうするよ」
「分かりましたわ。」
キャーお母さん!これ買って~
しょうがないな。今日だけだからね
わーい!やったぁ
ふふっ
「皆、楽しそうね。」
「そうだな。皆今日を楽しみに待ってたんだしな。」
「ええ。」
わぁぁ~お姉ちゃんきれ~
ほんとだぁお姫様みたい
かわいい~
「へっ?誰の事かしら?」
「ミシェル嬢貴方の事だ。周りにいないし」
「あら?そうね。ふふっ!うれしいわ。」
「(まぁ、実際そうだしな。旦那様は王弟だし、王家の血も流れてるし、実際お姫様だな。)」
「なんか言った?」
「いや、言ってないぞ。(偉い人の護衛になっちまったもんだ。)」
「そう?」
「おっ、着いたぞ。ミシェル嬢。今から、俺敬語で話すわ。」
「分かったわ。」
「では、入りましょう。ミシェルお嬢様?」
「ええ、そうね。カルロス」
チリンチリン
「へい!らっしゃい!おっ?カルロスじゃねぇか。久しぶりだな。」
「おう!久しぶりだな。2名だ。」
「おっ!ついに彼女か?」
「はぁ!?ちげぇよ。」
「なんだ、そうか。ついに、カルロスに春が来たと思ったのに…」
「おいっ!早く案内しろ。」
「おお!すまんな。こっちだ。」
「分かった。では、ミシェルお嬢様行きましょう。」
「うえっ!ミシェルお嬢様?あの、アルベルト大公爵様の娘様?」
「ああ、そうだ。」
「ッッ!大変申し訳ございませんでした!!」
「?」
「なんで謝るのって顔してますよ…」
「あら?普通ならそう思わないのかしら?」
「ええ、思いません。貴方より下の位の人達が貴方に挨拶もしないで話していたら、普通は怒ります。」
「あら?そうなの、でも、私は、久しぶりにあった人同士話していても問題ないと思うわ。だから、大丈夫よ。顔をあげなさい?私、お腹空いたの。」
「はぁ、ミシェルお嬢様はこういう方だ。皆普通に話していいぞ。では、お嬢様座りましょう。」
「ええ!おすすめってあるかしら?」
「そうだな。これなんかどうだ?」
「美味しそうっ!これがいいわ!」
「分かりました。」
「お待ちどうさまです!ごゆっくおめしあがりください。」
「ええ!頂きます!……わぁぁ~美味しいわっ!」
「良かったです。」
「また、きたいわ!」
「はい。また、来ましょう」
「(お嬢様って、だいたい騒がしくするのにこのお方だけ違うのか?)」
「(いや、普通はこの態度はしないと思うよ。)」
「(じゃあ、貴族の中でも、きっと美しい人なんだな。)」
「(そうね。私、ミシェル様のファンになりたいわ。)」
「(ファンクラブ作っていいか聞かないか)」
「(皆で、聞かない?)」
「(そうね。)」
「あの、ミシェル様…」
「あら?(モグモグ)何かしら?」
「あの…」
「「「私達にミシェル様のファンクラブを作らせてください!!平民用の」」」
「んっ?ゴホッゴホッファ、ファンクラブゥ?私の?」
「はい!そうです!いいでしょうか?」
「良いと思いますわ?」
「ミシェルお嬢様いいと思いますよ。」
「そうかしら?私に…」
「「「はい!ミシェル様のです!!」」」
「良いわよ。別に入る人なんているのかしら?」
「いますよ!絶対!」
「そう?じゃあ、宜しくね。」
「「「はい!」」」
「私、また遊びに来るから今度は貴方達がここを案内してくれるかしら?」
「「「はい!勿論です!」」」
「ええ、名前分からないし、名前教えてくれる?普通に話してくれて良いわよ?」
「はい!私は、アリシオと申します。」
「僕は、イアンと申します。」
「私はマリアナと申します。」
「「「宜しくお願いします!」」」
「宜しくね。一応名乗るけど、私はミシェル=ベル=アルベルトよ。宜しくね。アリシオ、イアン、マリアナ?」
「「「はい!私達でファンクラブを作ります!」」」
「ええ!では、そろそろ行くわね?行きましょう。カルロス」
「はい。そうですね。」
「じゃあね、また、食べに来るわ。」
「は、はい!また、お待ちしております!」
「(ニコッ)」
「じゃあ、またな。」
「あ、ああ…」
チリンチリン~
「偉いお客さんが来たもんだ…」
「ああ、そうだな。」
「うーん~あ~美味しかった!」
「そうだな。しかし、ファンクラブまでできるとは思ってなかったぞ。」
「そうだね!私もびっくりした。今度この街に来たときに楽しみだなぁ。」
「ああ、そうだな。」
「じゃあ、次行こ!」
「ああ!」
まぁ、いいや…楽しもっと!
ギュルルルル
うっ!お腹空いたなぁ。なんかで店あるといいな。
「カルロスー」
「なんだ?ミシェル嬢」
「おなかすいた~」
「そうだな。昼時だしな。あっちにおすすめので店あるけど行くか?」
「(キラリーン)行く!!」
「あ、ああ。あっ、店に入ったらお嬢様な言葉で話してくれ。」
「えーどうして?」
「まぁ、結構高価な服来てるし、俺の知り合いもいるし働いてる場所知ってるし、一応そうしてくれな?」
「分かった~じゃあ、今からするね。」
「ああ、分かった。俺は、店に着いたらそうするよ」
「分かりましたわ。」
キャーお母さん!これ買って~
しょうがないな。今日だけだからね
わーい!やったぁ
ふふっ
「皆、楽しそうね。」
「そうだな。皆今日を楽しみに待ってたんだしな。」
「ええ。」
わぁぁ~お姉ちゃんきれ~
ほんとだぁお姫様みたい
かわいい~
「へっ?誰の事かしら?」
「ミシェル嬢貴方の事だ。周りにいないし」
「あら?そうね。ふふっ!うれしいわ。」
「(まぁ、実際そうだしな。旦那様は王弟だし、王家の血も流れてるし、実際お姫様だな。)」
「なんか言った?」
「いや、言ってないぞ。(偉い人の護衛になっちまったもんだ。)」
「そう?」
「おっ、着いたぞ。ミシェル嬢。今から、俺敬語で話すわ。」
「分かったわ。」
「では、入りましょう。ミシェルお嬢様?」
「ええ、そうね。カルロス」
チリンチリン
「へい!らっしゃい!おっ?カルロスじゃねぇか。久しぶりだな。」
「おう!久しぶりだな。2名だ。」
「おっ!ついに彼女か?」
「はぁ!?ちげぇよ。」
「なんだ、そうか。ついに、カルロスに春が来たと思ったのに…」
「おいっ!早く案内しろ。」
「おお!すまんな。こっちだ。」
「分かった。では、ミシェルお嬢様行きましょう。」
「うえっ!ミシェルお嬢様?あの、アルベルト大公爵様の娘様?」
「ああ、そうだ。」
「ッッ!大変申し訳ございませんでした!!」
「?」
「なんで謝るのって顔してますよ…」
「あら?普通ならそう思わないのかしら?」
「ええ、思いません。貴方より下の位の人達が貴方に挨拶もしないで話していたら、普通は怒ります。」
「あら?そうなの、でも、私は、久しぶりにあった人同士話していても問題ないと思うわ。だから、大丈夫よ。顔をあげなさい?私、お腹空いたの。」
「はぁ、ミシェルお嬢様はこういう方だ。皆普通に話していいぞ。では、お嬢様座りましょう。」
「ええ!おすすめってあるかしら?」
「そうだな。これなんかどうだ?」
「美味しそうっ!これがいいわ!」
「分かりました。」
「お待ちどうさまです!ごゆっくおめしあがりください。」
「ええ!頂きます!……わぁぁ~美味しいわっ!」
「良かったです。」
「また、きたいわ!」
「はい。また、来ましょう」
「(お嬢様って、だいたい騒がしくするのにこのお方だけ違うのか?)」
「(いや、普通はこの態度はしないと思うよ。)」
「(じゃあ、貴族の中でも、きっと美しい人なんだな。)」
「(そうね。私、ミシェル様のファンになりたいわ。)」
「(ファンクラブ作っていいか聞かないか)」
「(皆で、聞かない?)」
「(そうね。)」
「あの、ミシェル様…」
「あら?(モグモグ)何かしら?」
「あの…」
「「「私達にミシェル様のファンクラブを作らせてください!!平民用の」」」
「んっ?ゴホッゴホッファ、ファンクラブゥ?私の?」
「はい!そうです!いいでしょうか?」
「良いと思いますわ?」
「ミシェルお嬢様いいと思いますよ。」
「そうかしら?私に…」
「「「はい!ミシェル様のです!!」」」
「良いわよ。別に入る人なんているのかしら?」
「いますよ!絶対!」
「そう?じゃあ、宜しくね。」
「「「はい!」」」
「私、また遊びに来るから今度は貴方達がここを案内してくれるかしら?」
「「「はい!勿論です!」」」
「ええ、名前分からないし、名前教えてくれる?普通に話してくれて良いわよ?」
「はい!私は、アリシオと申します。」
「僕は、イアンと申します。」
「私はマリアナと申します。」
「「「宜しくお願いします!」」」
「宜しくね。一応名乗るけど、私はミシェル=ベル=アルベルトよ。宜しくね。アリシオ、イアン、マリアナ?」
「「「はい!私達でファンクラブを作ります!」」」
「ええ!では、そろそろ行くわね?行きましょう。カルロス」
「はい。そうですね。」
「じゃあね、また、食べに来るわ。」
「は、はい!また、お待ちしております!」
「(ニコッ)」
「じゃあ、またな。」
「あ、ああ…」
チリンチリン~
「偉いお客さんが来たもんだ…」
「ああ、そうだな。」
「うーん~あ~美味しかった!」
「そうだな。しかし、ファンクラブまでできるとは思ってなかったぞ。」
「そうだね!私もびっくりした。今度この街に来たときに楽しみだなぁ。」
「ああ、そうだな。」
「じゃあ、次行こ!」
「ああ!」
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