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第1章
精霊祭り帰り途中で 〈1〉
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はぁ~楽しかった。今日は馬車じゃなくて歩いてきたからね。家に歩いて帰ってるところ結構街にぎやかだよね~
提灯?みたいな物があって日本の夏祭りに来てる気分だった。
まぁ、多少服装や喋り方は変わっているけどね。
私ね、いちご飴が大好きだったんだ前世で。りんご飴もまぁまぁ好きだけど、いちご飴は私の所では大きな祭りのときしか食べれなくてね…懐かしいなぁ。でもね、りんご飴があったからそれ買ったんだ~すごく美味しかった。しかも、また名前が変わっててりんご飴はメリンゴアだった。メリンゴアって完璧にりんご飴を適当な言い方にしただけだよね!
後ね、他にも綿飴があったよ。綿飴前世で五年生のときに食べて以来だったから久しぶりに食べれて嬉しかった。何味食べたと思う?私はね、日本で言うメロン味食べたよ!皆んなだったら何味を食べたんだろうね…
他にも何やったか言いたい所なんだけど、言ったら明日まで時間が過ぎそうだからやめとくよ…
また、話す機会があったら話すね!多分無いかもだけど、あったとしても、私が忘れてるしね。笑
あっ!あそこ何やってるんだろう?行ってみたいなぁ。
「カルロス、クロエ、ドロシーあそこなにやっているの?」
「あ~なんだろうな?」
「人が結構いますわね。」
「こんなに人が集まることってあったかな?」
「さあ?」
「行ってみるか?ミシェル嬢。」
「行ってみたいわ!行きましょう!」
「「はい。」」
「おう!」
ざわざわざわざわ
「こいつが殺されたくなかったら持ってる金を全部出せ!」
「早くしろ。殺すぞ。」
「うぅぅぅいやだぁ死にたくないよぉたすけてぇ」
「ノエル!!!」
「おかぁさぁん!たすけてぇ」
「あの子誰かしら。ここの街の子供かしら?しかも、子供を人質に取るなんて最低ね。今までこんなことあったかしら?(こんなイベントあったかしら?なかったはずなのだけど…でも、まずはあの子を助けなきゃ。)」
「いや、今までこんなことなかったぞ。」
「…そう。カルロス、クロエ、ドロシー。」
「「はい。」」
「…なんでしょうか?ミシェル様。(こんな言い方今までなかったぞ。何かをしようとしているのか?全力で力を貸す。ミシェル嬢は分かってないかもしれないが、他にも、護衛は近くにいるしな。精霊にも力を借りるし)」
「クロエとドロシーは他の周りの人をそっと遠くに移動させて今すぐ」
「「はい。分かりました。ミシェル様。」」
「カルロスは他の護衛いるでしょう?近くに」
「ッッ…!よく気づきましたね。いますよ。」
「呼んでくれる?」
「はい。ユーリア、ユーキス、ユースケ」
「「「はい。」」」
「あなた達は子供を捕まえてる人を背後から捕まえなさい。そして、動かないように。子供は私が助けるわ。後、私が右手を上げた瞬間に子供を捕まえてる人を捕まえなさい。もし、子供を捕まえてる人が何かを犯したら、精霊に頼んで援護してもらえるように、頼みなさい。私もするわ。では、開始。」
「「「「はいっ!」」」」
「クロエ、ドロシー人を離せれましたか?」
「「はい!大丈夫です。」」
「分かったわ。(右手を上げる)」
「いい加減にしろ。」
「ユーリア、ユーキス、右の人を。俺とユースケは左の人を抑える。」
「「「はっ!」」」
「「な、何だ!!」」
「おいで。(グイッ)」
「うわぁぁぁぁん怖かったよぉお姉ちゃん!」
「この子の親は?」
「はい!ノエルッッ!ありがとうございます!」
「いえ、後にいなさい。」
「はい!」
「ミシェル様捕まえました。」
「ありがとう。そのまま捕まえておきなさい。クロエとドロシーは警備隊連れてきて。」
「「はい。」」
「何をする!ふざけんな。(風の精霊風を起こせ)」
ビュオオオオオオオオ
「ソイル(土の精霊)アイレ(風の精霊)アイレみんなを守って、ソイル風を拒否して」
『『分かった』』
ゴォォォォォォ
「あら?こちらのセリフですけど、あなた達は子供を人質にとって何をしてるのかしら?」
「あ?!金を取るために決まってんだろうが」
「だからって、子供を人質にする必要があるわけ?今日はこの日を待って楽しみにしていた人や一生懸命に準備してくれた人がいるのよ?!台無しにしないで」
「「ミシェル様~警備隊連れてきました!」」
「分かったわ。ありがとう。警備隊さん達この二人を捕まえてください。」
「「「「はっ。ありがとうございます!」」」」
「ふざけんなぁ!!」
「俺達は正しい事をしたんだぁぁぁぁぁ」
「何が正しい事をしたというんだ。悪いことしてるに決まってんでしょう。」
「アルベルト大公爵令嬢様と護衛の方達後ほどお話をお聞かせくださいますか?明日予定はアルベルト大公爵様にお伝えいたします。」
「分かったわ。明日よろしくお願いいたしますわ。」
「こちらこそ。宜しくお願いします。では、失礼いたします。」
「ええ。では、皆様大丈夫でしたか?」
ありがとうございます!
助けていただいて。
助かりました!
はい!
「そうでしたか。良かったです。今年の精霊祭りはこのような結果になってしまいましたが、来年も楽しみましょう。では、ごきげんよう。」
はい!
ありがとうございました!
「では、行きましょう。」
「「はい。」」
「おう。」
「ユーリア、ユーキス、ユースケも行きましょう。」
「「「は、はい!」」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4歳の子がよくこんなことできるな~って思うかも知れませんが、転生者なのでまぁきにしないでください!(笑)
提灯?みたいな物があって日本の夏祭りに来てる気分だった。
まぁ、多少服装や喋り方は変わっているけどね。
私ね、いちご飴が大好きだったんだ前世で。りんご飴もまぁまぁ好きだけど、いちご飴は私の所では大きな祭りのときしか食べれなくてね…懐かしいなぁ。でもね、りんご飴があったからそれ買ったんだ~すごく美味しかった。しかも、また名前が変わっててりんご飴はメリンゴアだった。メリンゴアって完璧にりんご飴を適当な言い方にしただけだよね!
後ね、他にも綿飴があったよ。綿飴前世で五年生のときに食べて以来だったから久しぶりに食べれて嬉しかった。何味食べたと思う?私はね、日本で言うメロン味食べたよ!皆んなだったら何味を食べたんだろうね…
他にも何やったか言いたい所なんだけど、言ったら明日まで時間が過ぎそうだからやめとくよ…
また、話す機会があったら話すね!多分無いかもだけど、あったとしても、私が忘れてるしね。笑
あっ!あそこ何やってるんだろう?行ってみたいなぁ。
「カルロス、クロエ、ドロシーあそこなにやっているの?」
「あ~なんだろうな?」
「人が結構いますわね。」
「こんなに人が集まることってあったかな?」
「さあ?」
「行ってみるか?ミシェル嬢。」
「行ってみたいわ!行きましょう!」
「「はい。」」
「おう!」
ざわざわざわざわ
「こいつが殺されたくなかったら持ってる金を全部出せ!」
「早くしろ。殺すぞ。」
「うぅぅぅいやだぁ死にたくないよぉたすけてぇ」
「ノエル!!!」
「おかぁさぁん!たすけてぇ」
「あの子誰かしら。ここの街の子供かしら?しかも、子供を人質に取るなんて最低ね。今までこんなことあったかしら?(こんなイベントあったかしら?なかったはずなのだけど…でも、まずはあの子を助けなきゃ。)」
「いや、今までこんなことなかったぞ。」
「…そう。カルロス、クロエ、ドロシー。」
「「はい。」」
「…なんでしょうか?ミシェル様。(こんな言い方今までなかったぞ。何かをしようとしているのか?全力で力を貸す。ミシェル嬢は分かってないかもしれないが、他にも、護衛は近くにいるしな。精霊にも力を借りるし)」
「クロエとドロシーは他の周りの人をそっと遠くに移動させて今すぐ」
「「はい。分かりました。ミシェル様。」」
「カルロスは他の護衛いるでしょう?近くに」
「ッッ…!よく気づきましたね。いますよ。」
「呼んでくれる?」
「はい。ユーリア、ユーキス、ユースケ」
「「「はい。」」」
「あなた達は子供を捕まえてる人を背後から捕まえなさい。そして、動かないように。子供は私が助けるわ。後、私が右手を上げた瞬間に子供を捕まえてる人を捕まえなさい。もし、子供を捕まえてる人が何かを犯したら、精霊に頼んで援護してもらえるように、頼みなさい。私もするわ。では、開始。」
「「「「はいっ!」」」」
「クロエ、ドロシー人を離せれましたか?」
「「はい!大丈夫です。」」
「分かったわ。(右手を上げる)」
「いい加減にしろ。」
「ユーリア、ユーキス、右の人を。俺とユースケは左の人を抑える。」
「「「はっ!」」」
「「な、何だ!!」」
「おいで。(グイッ)」
「うわぁぁぁぁん怖かったよぉお姉ちゃん!」
「この子の親は?」
「はい!ノエルッッ!ありがとうございます!」
「いえ、後にいなさい。」
「はい!」
「ミシェル様捕まえました。」
「ありがとう。そのまま捕まえておきなさい。クロエとドロシーは警備隊連れてきて。」
「「はい。」」
「何をする!ふざけんな。(風の精霊風を起こせ)」
ビュオオオオオオオオ
「ソイル(土の精霊)アイレ(風の精霊)アイレみんなを守って、ソイル風を拒否して」
『『分かった』』
ゴォォォォォォ
「あら?こちらのセリフですけど、あなた達は子供を人質にとって何をしてるのかしら?」
「あ?!金を取るために決まってんだろうが」
「だからって、子供を人質にする必要があるわけ?今日はこの日を待って楽しみにしていた人や一生懸命に準備してくれた人がいるのよ?!台無しにしないで」
「「ミシェル様~警備隊連れてきました!」」
「分かったわ。ありがとう。警備隊さん達この二人を捕まえてください。」
「「「「はっ。ありがとうございます!」」」」
「ふざけんなぁ!!」
「俺達は正しい事をしたんだぁぁぁぁぁ」
「何が正しい事をしたというんだ。悪いことしてるに決まってんでしょう。」
「アルベルト大公爵令嬢様と護衛の方達後ほどお話をお聞かせくださいますか?明日予定はアルベルト大公爵様にお伝えいたします。」
「分かったわ。明日よろしくお願いいたしますわ。」
「こちらこそ。宜しくお願いします。では、失礼いたします。」
「ええ。では、皆様大丈夫でしたか?」
ありがとうございます!
助けていただいて。
助かりました!
はい!
「そうでしたか。良かったです。今年の精霊祭りはこのような結果になってしまいましたが、来年も楽しみましょう。では、ごきげんよう。」
はい!
ありがとうございました!
「では、行きましょう。」
「「はい。」」
「おう。」
「ユーリア、ユーキス、ユースケも行きましょう。」
「「「は、はい!」」」
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4歳の子がよくこんなことできるな~って思うかも知れませんが、転生者なのでまぁきにしないでください!(笑)
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