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2章

部活動体験 2

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私とチェリーは、文科系しか候補がないので外には出ないの。だから、のんびり歩いても大丈夫。私が前世で中学生だったときは2つぐらい選べた気がするのだけど、まぁ、世界が違うから構成が違うのは納得できるわ。



さて、まず最初に来たのは芸術部。私もチェリーも両方芸術部は候補に入れてたからね。
芸術部につく前に他にもいろんな部活があったんだけど全部の部活がお祭りみたいに、「へい、らっしゃい!」とか「入ってみてはいかが?」などなど。しかも、進むにつれどんどん近づいてくるような……?

芸術部の前についた。

「「ようこそいらっしゃいました。芸術部へ。ベリンダ様、ルーチェ様。ぜひ、体験してください。この、素晴らしい芸術をぉぉぉぉ!」」

「「は、はぁ。」」

「あなた方は、芸術部の部長とかですの?」

「「はい!申し訳ございません。ご挨拶もせずに。」」

「わたくしは、芸術部現部長のキハラですわ!」

「わたくしは、芸術部現副部長のヨハラですわ!」

「「わたくしたちは、双子ですわ!」」

「そう。キハラさんにヨハラさんね。わたくしはあなた方がおっしゃったようにベリンダよ。」

「私は、ルーチェよ。」

「「はい!存じ上げておりますわ!有名なお方ですもの!」」っと目を輝かせて言ってきた。

「「そうかしら?」」

「「はい!長話もなんですので、どうぞお入りくださいませ!」」

「ええ、お邪魔するわ。」

「「はい!どうぞどうぞお入りくださいませぇぇぇ!」」

この時、私は、何も知らずに入ってしまった。のちのち、衝撃を受けることになるとは思わずに……。




───────────────────
男子達side

「なぁ、カーロ今頃リン達はどこにいってると思う?」

「うーん、さっき聞いたら芸術部って言ってた。」

「そ、そうなのか。」

「ん?どうした?」

「いや、芸術部の噂を聞いたことがあってな。コショコショコショコショコショコショ」

これを聞いたカーロは顔をどんどんどんどん青くしていった。そして、明日を向いて遠い目をしていた。

ちなみに、カーロ達はその頃サッカー部に来ていた。
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