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チカちゃんも来てくれてありがとう
チカちゃんも来てくれてありがとう
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「それはオムツケーキよ。ご祝儀袋が三つあるでしょ?アタシとダーリンと、本庁の刑事、甲ちゃんからよ。ハルくんにはいつも世話になっているから、ハルくんの身内である四季くんの出産をお祝いしたいって二人から預かっていたの。お返しはいらないって言ってたわ」
「チカさんありがとうございます。甲ちゃんと大山さんにお礼を言わないと」
「ワタシから言っておくわ。凛ちゃん初めまして。チカお姉ちゃんよ。宜しくね」
ヤスお兄ちゃんの腕のなかにいる凛をそっと覗き込むと、
「いやぁ~~んもう、可愛い!」
両手をぱちんと叩き歓声をあげた。
「やっぱりチカさんか。声ですぐ分かったぞ」
「あら、斉木先生じゃないの。おひさ~~」
「いっきゃねうちにますます別嬪さんになって、一瞬誰かと思ったぞ」
「あらそう?もう~~やだ~~」
ビシバシと斉木先生の背中を叩くチカちゃん。
「いでから、叩くな」
斉木先生は困り顔になっていた。
「チカさん、四季さんを休ませてやっせ。三児のママとはいえ初産なんだ。あとくれぐれもデカイ声で……」
「分かってるって。以後気を付けます。あとは大人しくしてます」
「やけに素直じゃねぇか」
斉木先生は僕の体調を気にして様子をみにきてくれたみたいだった。
「何かあったら看護師を呼ぶんだぞ。俺も救急外来にいっから、遠慮はすんなよ」
「はい、ありがとうございます」
携帯に急患ですと連絡が入り斉木先生が慌ただしく救急外来に戻っていった。
「そういえばハチと青空が一階のカフェで仲良くお茶をしてたわよ。まわりがドン引きするくらい超ラブラブだったわよ」
「どうりで遅いわけだ」
ヤスお兄ちゃんが苦笑いを浮かべた。
「チカさんありがとうございます。甲ちゃんと大山さんにお礼を言わないと」
「ワタシから言っておくわ。凛ちゃん初めまして。チカお姉ちゃんよ。宜しくね」
ヤスお兄ちゃんの腕のなかにいる凛をそっと覗き込むと、
「いやぁ~~んもう、可愛い!」
両手をぱちんと叩き歓声をあげた。
「やっぱりチカさんか。声ですぐ分かったぞ」
「あら、斉木先生じゃないの。おひさ~~」
「いっきゃねうちにますます別嬪さんになって、一瞬誰かと思ったぞ」
「あらそう?もう~~やだ~~」
ビシバシと斉木先生の背中を叩くチカちゃん。
「いでから、叩くな」
斉木先生は困り顔になっていた。
「チカさん、四季さんを休ませてやっせ。三児のママとはいえ初産なんだ。あとくれぐれもデカイ声で……」
「分かってるって。以後気を付けます。あとは大人しくしてます」
「やけに素直じゃねぇか」
斉木先生は僕の体調を気にして様子をみにきてくれたみたいだった。
「何かあったら看護師を呼ぶんだぞ。俺も救急外来にいっから、遠慮はすんなよ」
「はい、ありがとうございます」
携帯に急患ですと連絡が入り斉木先生が慌ただしく救急外来に戻っていった。
「そういえばハチと青空が一階のカフェで仲良くお茶をしてたわよ。まわりがドン引きするくらい超ラブラブだったわよ」
「どうりで遅いわけだ」
ヤスお兄ちゃんが苦笑いを浮かべた。
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