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結婚式の夜
結婚式の夜
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「このクレープ、フルーツがいっぱい乗っているから美味しい」
「そう良かった」
「和真さんは食べないの?」
「俺は四季のほうがいいな」
「え?」
言葉の意味が分からずスプーンを咥えたままぽかーんとすると、
「実はまだホテルをキャンセルしていないだ」
「なんで?」
「なんでって初夜だよ」
困ったように苦笑いすると、右手がすっと伸びてきて、左手を掴まれると、スイと持ち上げられ、指先に軽くキスをされた。
「か、和真さん」
ビクッと肩を震わせ、顔を真っ赤にすると、
「お爺ちゃんたち言ってなかった?明日の昼までゆっくりしてきたらいいって。何があっても電話は掛けないって。抱き合って寝れればそれで十分だ。ホテルで結婚式を挙げたカップルが、当日スイートルームに一泊出来るサービスを使わないのは勿体ないだろう?」
「か、和真さん、ただ一緒に寝れればいいって」
部屋に入るなり横に抱っこされベッドに運ばれた。
「四季の身体はどこもかしこも砂糖菓子のように甘い。デザートを堪能しないとね」
後ろのファスナーを引き下ろし、ワンピースを腰まで下ろされた。
「すごく、綺麗だよ」
「見ないで……ほしい」
「なんで?」
「だって、その、恥ずかしいから」
「こんなにも綺麗なのに?」
くすりと笑うと、肌に彼の唇が下りてきた。
鎖骨の下の肌を吸われ、
「やぁ……っ」
身を捩ると、
「それに俺のモノだって証を残さないとね、悪い虫がついたから大変だろう?」
男の色香を漂わせた顔で見つめられ、ばんざいの格好をさせられて下着ごと脱がされた。
「そう良かった」
「和真さんは食べないの?」
「俺は四季のほうがいいな」
「え?」
言葉の意味が分からずスプーンを咥えたままぽかーんとすると、
「実はまだホテルをキャンセルしていないだ」
「なんで?」
「なんでって初夜だよ」
困ったように苦笑いすると、右手がすっと伸びてきて、左手を掴まれると、スイと持ち上げられ、指先に軽くキスをされた。
「か、和真さん」
ビクッと肩を震わせ、顔を真っ赤にすると、
「お爺ちゃんたち言ってなかった?明日の昼までゆっくりしてきたらいいって。何があっても電話は掛けないって。抱き合って寝れればそれで十分だ。ホテルで結婚式を挙げたカップルが、当日スイートルームに一泊出来るサービスを使わないのは勿体ないだろう?」
「か、和真さん、ただ一緒に寝れればいいって」
部屋に入るなり横に抱っこされベッドに運ばれた。
「四季の身体はどこもかしこも砂糖菓子のように甘い。デザートを堪能しないとね」
後ろのファスナーを引き下ろし、ワンピースを腰まで下ろされた。
「すごく、綺麗だよ」
「見ないで……ほしい」
「なんで?」
「だって、その、恥ずかしいから」
「こんなにも綺麗なのに?」
くすりと笑うと、肌に彼の唇が下りてきた。
鎖骨の下の肌を吸われ、
「やぁ……っ」
身を捩ると、
「それに俺のモノだって証を残さないとね、悪い虫がついたから大変だろう?」
男の色香を漂わせた顔で見つめられ、ばんざいの格好をさせられて下着ごと脱がされた。
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