転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~

ピエール

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第一章 おばあちゃん編

ここはどこ?

目が覚めた。

あー苦しかった。お迎えが来たと思ったけどまだだったのね。

喉の渇きを覚えふと周りを見ると、、、
あれ?老人ホームじゃない。ここ何処ですか?

バタン、
急に戸が開いて女の人が抱きついてきた。

あらあらあら、泣いてる!
でも何言ってもいるのかが分からないわ
ここ外国なの?
「私は日本人です。名前は光子です。」
伝わらないわ。どうしましょう。オロオロ

次に人形みたいな子がやって来て、ギャーギャー喚き出した。
後ろにいたドレスの人が、怒鳴っている。

急に<パチーン>と頬を叩かれ気を失なってしまった。

意識がもどったら 夜になっていた。
さっきの人達なんだったんでしょう ?

でも ここは何処だろう?と思いながら よっこらしょと身体を起こしてみたら、、、
なんと腰が軽い 。
よっこらしょとベッドから降りてみたら膝が痛く無い。嘘みたい。

嬉しくなって部屋を探検してみたの。

ふと鏡をみたら外国の女の子が写っていた
ギャー お化け———!

這々の体で逃げだしてベッドに潜り込み 仏様に手を合わせた、が、、、
手が小さい。足も小さい 。
ナニこの身体、プチパニック状態である

深呼吸して、落ち着いて考えてみよう。
鏡を再び見ると、そこには外人の子供が映っている。

私が手を上げると、その子も上げる。
私が横を向くと、その子も横を向く。
私は自分の顔をペタペタと触る。

あれ? この子 私?

私、外人の子供になったみたい。

そして時代はずっーと昔らしい
場所はフランス?
(ドレス着た人はマリーアントワネットしか知らないし)
タイムスリップしたのかも???

どうしよう、どうしよう、椿さんや孫達が心配してる。
急にいなくなって老人ホームの人達に迷惑かけてるじゃないのか?
頭の中は申し訳気持ちで一杯のおばあちゃんであった。


***************

朝が来た。

昨日からの事、考えてみた。
これってTVでよくみたタイムスリップとか孫の言ってた異世界転生かしらねぇ。

でも、夢じゃないし、実際ここにいるし、体も外国の子供になってるし。
考えても仕方ないから、取り敢えず様子みましょう。
(案外楽天的なおばあちゃんであった)

また、あのドレスの人と子供が来た。
どうやら親子のようだ。だって顔がソックリさん。
ギャーギャー喚いてる。
何言っているのか分からないわぁ
こういう時は言葉が解らないと便利ね。

私は、エプロンをした女の人に連れられて部屋を移動した。

邸の3階、四畳半位の広さにベッド 机、ハンガー
一人部屋だぁ
窓があって外が見える。
うーん いい眺め

連れて来てくれた女の人に抱きしめられて また泣かれちゃった。
うちの嫁と同じくらいの子だわ。

おばあちゃん英語なら少し分かるけれど、フランス語は全然わからないのよ!
困ったわ、、、、

*****************

[ちょっと人物紹介です。]



私の名前はどうやらマリアベルというらしい。 
年は12歳

そしてここはフランスじゃなくてオルファイド王国という国らしい

この屋敷はクラレンス侯爵の家。

泣いて抱きしめてくれる人は、クララさん。40才位
料理人 ピエールさん 40才
執事さん、セバスチャンさん 60才
お手伝いの子が、リリアンさん 17才
警備のディックさん 22才
庭師のジミーさん 60才
(年齢はそれ位かなぁと見た目判断です)

旦那様 ローガン
奥様 アイラ
お嬢様 アナベル

タイムスリップして一週間 簡単な単語は覚えたので仕事や生活する分にはそれほど困らなくなった。

ご飯も三度出る。それもパンとスープ
ぬるくて食べやすい おばあちゃんは猫舌なので さめてると助かるのよ。

老人ホームにいた頃は、もう年であまり食事が取れなかったからこれくらいの量が丁度いい。

お風呂も2日に一回入れるし
なんて素晴らしい職場なんだろう。

イジメなんて姑の意地悪に比べたら可愛いものよ。
一生ここで働きたいなぁ

天に向かってお礼を言おう
神様いい職場にタイムスリップしてくれてありがとう。
星がキラキラ輝いた。

***************
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