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序章
日常の終わり
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俺の名は桐生 健。
この春、専門学校に入学した。
今は専門学校の授業が終わり帰ろうとしていた所。
俺は出口前の席に座ってる女子が気になって声をかけた。
なんで気になったかは分からないが、俺は声をかけていた。
「ねぇ」
「はい??」
「この後、暇??」
「えぇ……まぁ……」
声をかけたのは言いものの……
会話がぎこちない!!!
なんでこんなへっぽこな話題しか出せない!?
「もうちょっと自然な話題は出せないのか」
一人、そんなことを考えていた俺に……
「伏せて。奴らが来る。」
「へ?」
彼女は鋭い目付きで遠くを見据える。
(待って!?急にどうした!?この子厨二病!?)
考える余裕なんて無かった。
ドガッ!
ガシャーン!!
ベキャッ!!!
「シールド・希望壁!!!」
突如として学校の校舎が崩れた。
同時に、なんかしらの技を唱える彼女の声。
「大丈夫??怪我はない??」
彼女の問いに、首を縦に振る。
砂埃がやんで視界にうつったのは、
自分の背丈よりも大きな盾を持った彼女。
宙に浮いてる男たち。
1人は分厚い本を。
もう1人の手は黒色の雷を持っている。
信じられない。
目の前で起きてることが…
「チッ。ここで仕留められれば、棺争いは勝てたのに……」
本を持つ待てる方の男が呟く。
「パートナーいねぇからカンタンだと思ったけどよぉ……」
「安心しろ。こいつは防御専門だから簡単に倒せるだろ。」
「それもそうだな!はははっ!」
彼女の表情は鋭いまま。
「「お嬢ちゃん悪く思うなよ!」」
雷を持った男が彼女に向かって走り出した。
攻撃。防御。攻撃。防御。攻撃。防御。……
絶え間なく続く戦い。
「オラオラ!どうした!?体力の限界か?」
雷は煽る。
「トドメさすぞ!!!」
本が雷に告げる。
「おうよ!」
雷が反応したと同時に、彼女が持ってた盾が俺の近くに飛んだ。
「「これで終わりじゃぁぁぁぁー!!!」」
(このままじゃ、あの子がやばい。)
俺は、彼女の盾に触れようとした。
「辞めろ!!!」
「私の盾に触るな!!!」
彼女の声が聞こえる。
「そんなこと言っていいの??あの盾が無いと君は死んじゃうんだよ??」
本が彼女に向かって煽る。
「私のことは気にすんな!」
俺の中に迷いが出来る。
「その盾に触れたらお前に呪いがかかる!!!」
「安心してください~私は彼の雷に触れたけど、呪いなんてありませんよ~」
「彼女のウソです!」
(どうする?どっちの話を信じる??彼女の話を信じたら、彼女は死ぬ。ならば……)
俺の手は迷わず盾を持った。
この春、専門学校に入学した。
今は専門学校の授業が終わり帰ろうとしていた所。
俺は出口前の席に座ってる女子が気になって声をかけた。
なんで気になったかは分からないが、俺は声をかけていた。
「ねぇ」
「はい??」
「この後、暇??」
「えぇ……まぁ……」
声をかけたのは言いものの……
会話がぎこちない!!!
なんでこんなへっぽこな話題しか出せない!?
「もうちょっと自然な話題は出せないのか」
一人、そんなことを考えていた俺に……
「伏せて。奴らが来る。」
「へ?」
彼女は鋭い目付きで遠くを見据える。
(待って!?急にどうした!?この子厨二病!?)
考える余裕なんて無かった。
ドガッ!
ガシャーン!!
ベキャッ!!!
「シールド・希望壁!!!」
突如として学校の校舎が崩れた。
同時に、なんかしらの技を唱える彼女の声。
「大丈夫??怪我はない??」
彼女の問いに、首を縦に振る。
砂埃がやんで視界にうつったのは、
自分の背丈よりも大きな盾を持った彼女。
宙に浮いてる男たち。
1人は分厚い本を。
もう1人の手は黒色の雷を持っている。
信じられない。
目の前で起きてることが…
「チッ。ここで仕留められれば、棺争いは勝てたのに……」
本を持つ待てる方の男が呟く。
「パートナーいねぇからカンタンだと思ったけどよぉ……」
「安心しろ。こいつは防御専門だから簡単に倒せるだろ。」
「それもそうだな!はははっ!」
彼女の表情は鋭いまま。
「「お嬢ちゃん悪く思うなよ!」」
雷を持った男が彼女に向かって走り出した。
攻撃。防御。攻撃。防御。攻撃。防御。……
絶え間なく続く戦い。
「オラオラ!どうした!?体力の限界か?」
雷は煽る。
「トドメさすぞ!!!」
本が雷に告げる。
「おうよ!」
雷が反応したと同時に、彼女が持ってた盾が俺の近くに飛んだ。
「「これで終わりじゃぁぁぁぁー!!!」」
(このままじゃ、あの子がやばい。)
俺は、彼女の盾に触れようとした。
「辞めろ!!!」
「私の盾に触るな!!!」
彼女の声が聞こえる。
「そんなこと言っていいの??あの盾が無いと君は死んじゃうんだよ??」
本が彼女に向かって煽る。
「私のことは気にすんな!」
俺の中に迷いが出来る。
「その盾に触れたらお前に呪いがかかる!!!」
「安心してください~私は彼の雷に触れたけど、呪いなんてありませんよ~」
「彼女のウソです!」
(どうする?どっちの話を信じる??彼女の話を信じたら、彼女は死ぬ。ならば……)
俺の手は迷わず盾を持った。
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