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ん?触られてるのかな?
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《初痴漢》
社会人になって数カ月…
いつもの時間に家を出て最寄りの駅から電車に乗り込む。
2駅先の乗り換えの駅に着いたので降りた。
いつもの場所で電車を待つ。
すると近づいて来て、横からチラッと顔を見てきたおじさんと目が合った。そのおじさんは私の後ろに並んだ。
間もなく電車が到着し、乗り換えの人々がゾロゾロと降りてくる。人の波が途切れるとみな足早に乗り込んでいく。
この駅から満員電車である。
(背が高くて良かった…低かったら息苦しい…)
つり革を持てる位置に立てなくてもフラつかない位サラリーマンとくっついているw
ドアが閉まって[ガタンッ]と動き出すと、お尻が何だか温かいと感じた。
しかしすぐに温かさが無くなったので、勘違いだったようだ。
しかしすぐまた温かい…
(んー?さっきから何だろう?)
しばらく繰り返されると、今度は完全に手のひらだと分かる形で温かい!
(これが痴漢?!)
(えーっ?!どうしよう…どうしよう…)
【この人、痴漢ですっ!!】
そう言える人すごいな…
あたし言えない…
次の乗り換えの駅に着き、ドアが開くとお尻から手が離れた。
(つづく)
社会人になって数カ月…
いつもの時間に家を出て最寄りの駅から電車に乗り込む。
2駅先の乗り換えの駅に着いたので降りた。
いつもの場所で電車を待つ。
すると近づいて来て、横からチラッと顔を見てきたおじさんと目が合った。そのおじさんは私の後ろに並んだ。
間もなく電車が到着し、乗り換えの人々がゾロゾロと降りてくる。人の波が途切れるとみな足早に乗り込んでいく。
この駅から満員電車である。
(背が高くて良かった…低かったら息苦しい…)
つり革を持てる位置に立てなくてもフラつかない位サラリーマンとくっついているw
ドアが閉まって[ガタンッ]と動き出すと、お尻が何だか温かいと感じた。
しかしすぐに温かさが無くなったので、勘違いだったようだ。
しかしすぐまた温かい…
(んー?さっきから何だろう?)
しばらく繰り返されると、今度は完全に手のひらだと分かる形で温かい!
(これが痴漢?!)
(えーっ?!どうしよう…どうしよう…)
【この人、痴漢ですっ!!】
そう言える人すごいな…
あたし言えない…
次の乗り換えの駅に着き、ドアが開くとお尻から手が離れた。
(つづく)
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