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25話 タングル・ライバーの小さな店
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タングル・ライバーの店、フィッシャーマンズ・オアシスは旧市街から港へと通じる運河の脇の道を歩いて行くと、いくつかの運河を渡る橋を越えた所にあった。店は運河の連結場所の近くに建っていて、店の裏手からは運河に直接通じる水路が準備されているのだ、とミラルダさんは言っていた。その辺りはTA時代とは違うというか、TA時代でも何度か大型の敵の襲来で壊れたり拡張の導入で新しい街が出来たりしたようなエリアで、中身がコロコロと変わっていた場所なのでその頃とは違っていてもまぁ仕方ないかと思う。
何時もの賑やかなバーニィとは違い、静かに一歩後ろをついて来ているスワリナと一緒にフィッシャーマンズ・オアシスを訪ねると、店の中には所狭しと釣竿が並べられ、糸やリール、ルアーなどの道具やそれを納める道具入れ、ポケットのたくさんついたチョッキなどが沢山展示してある。内部の一部分は喫茶スペースになっていて、日当たりの良いカウンターの中には壮年のドラゴニュート男性が一人、腰掛けてコーヒーを飲んでいる所だった。
「おや、いらっしゃい。何かご入用かね。」
「…ああ、すいません。私ココット・ジェリーと申しまして、旧市街のミラルダさんからの紹介で。ドラコルム・エアートラウト等のドラコルムで釣れる魚を卸せると伺ったのですが。」
「おお、ミラルダさんの紹介ですか。…失礼、私が店主のタングル・ライバーです。よろしく。みんな呼びづらいのか、ライバーと呼ぶ事が多いのですが、好きに呼んでくれて構いません。」
渋い竜人が歯を光らせながらニコリ、と笑う。僕は男だからアレだけど、女の人ならくらりと来るような笑顔な気がする…! と、振り返るとスワリナの頬が気付くか気付かない程度とはいえほんのりと赤く染まっている。…くっ、やるな、タングル・ライバー!相当CHAの値が高いに違いない。僕もそれなりにCHAは高いはずなんだけど、やはりキーパーソンは違うのだろう。
僕は彼と握手を交わすと、具体的な金額について詰めた。正直、そこまでお金にはならないだろうと思っていたのだけれど、サイズで結構値段が変わるようで、アイテムボックスに山程寝ていた魚は料理に加工した物も含めて金貨十数枚になるという結果になり、こんなに貰って大丈夫なのかと心配になる位になってしまった。ミラルディ・ハイドアウトに住むだけなら運河や池で毎日釣りをするだけで暮らせてしまう。
「私も料理はするんですがね、他の人の作った料理も乙なモノです。遠征の時に食べさせてもらいますよ。
…私が遠征で不在でも、その時には臨時の従業員が居ますから、買取は随時出来ますので納めて頂けると助かります。王都にある彼方此方の宿や酒場に卸してるものでね。ただ、無理はしないで構いません。」
「わかりました。遠征には近々行かれる予定があるのですか?」
この段階で”タングル・ライバーの小さな店”クエストは完了となり、デイリークエストとして受領可能なマークが視界の隅のミニマップに点灯する。クエストとしてはドラコルム内で獲れた魚を売却する、という内容なので、願ったり叶ったり。報酬も魚の売却益に加えて、店の売れ残りやタングル・ライバーが各地で拾って来た何かを一つ貰える権利、となっていた。
「遠征といっても、十日かそこらで帰って来る予定ですよ。
…ああ、忘れておりました。この鞄の中から何か一つ持っていって下さい。何が貰えるかは運次第。」
タングル・ライバーはそう言ってウインクすると、私に革の鞄を差し出した。鞄の中は暗く見えず、ええいままよ、と手を突っ込むと手にいくつかの物が当たる感触があった。
「大きいものでも小さいものでもなんでも構いませんよ。思い切って掴んで下さい。」
「むむっ」
僕は考えても仕方ないか、と今触っている物をそのまま掴んで引っ張り上げた。
「これは…網につける浮きですな。中々綺麗でしょう。」
「そうですね、綺麗ですね。」
日本じゃもう流れ着く事も稀な、ガラス玉の浮き。掴んだロープの先でゆらゆらと揺れていた。さすがに網で漁をする事もないだろうし、部屋のインテリアにするのが良いかなぁ。
「あ、話しが戻るんですが、遠征は何処に行かれるのですか?」
「何、火竜山脈に、ある希少価値の高い魚が釣れる場所があるのです。さる筋の方に採集を頼まれましてね。
実際には単にそこまで釣りに行く者も少ないという事だけで、現地では大して珍しくない魚でもこちらでは希少価値が出るという理屈でしてな。」
「火竜山脈というと、レヴォーグの迷宮に、キルフェの巣…ロード・キルフェを思い出すのですが。確かそのダンジョンの中に…。」
「そう、ココット氏は中々博識ですな。火属性の巨人の王、レヴォーグが治める迷宮に、多数のエレメンタルや火蜥蜴、炎の魔人などを従える火竜、キルフェ。そして、どちらにも煮えたぎる溶岩が流れ、その中でも生息する事が出来る火魚。」
「火魚にも確かエイの様な形のものや、鰻の様なタイプのものとか数種類居ましたよね?」
「おお、そうです、そうです。……ココット氏、私の代わりに釣りに行きませんか? そこまでお詳しいのであれば、行けるやも知れません。」
キラリ、と目を光らせたタングル・ライバーに向かって、僕はブンブンと首を振って否定する。あそこの推奨レベルは少なくても百のはず。何せ、TAリリース時のエンドコンテンツだった場所なのだ。レベル三十後半になったばかりの僕や四十ちょいのスワリナ、二十後半のバーニィではどう考えても歯が立たないのは間違いない。場所としてもそれなりに遠い場所だし、それにアルファテストではもう世界を楽しもう、と決めているからね。レベリングは特にしない予定だから、行けないと思う。
ハハハ、と笑って済ませてくれていたけれど、実際にはクエストを受けるかどうかのポップアップが視界の片隅に上がった事から考えても結構本気だったに違いない。即キャンセルしたけど。
ううむ、こんな感じで適当に話してる間にあちこち釣りに行くクエストが出るのかな。こっちが知っているポイントなんかを話してももしかするとクエストが発生するかも知れない。これは楽しみだね。ただ、TAVRになってからのワールドの実装がどこまで進んでいるか、というのもあるし、今実装されていないエリアもあるかも知れないからなぁ。
スワリナがコーヒーを飲んでいる間、僕は道具類のステータスを見て回った。値段もそれなりにする商品が多いけれど、釣りに補正が掛かったりする物が殆どで、道具入れなんかは釣りの道具に限るとはいえ、奥行き十五センチ、幅三十センチ、高さ十センチ程度の大きさなのに釣竿から何から入れられる擬似アイテムボックスといっても差し支えない代物らしい。釣り餌も入る、ということは大型の魚を釣る時にはイカや魚そのものを餌にする事も考えれば、魚そのものも入れられるだろうし、かなり汎用性が高そうである。ただ、お値段は金貨で五十枚。アイテムボックス持ちじゃないとか、もっていても(小)しかない人で釣りをかなりするなら買いな気がする。
他にも釣り用のポケットのたくさん付いたチョッキも、実は防御力がかなりお高めだったりした。そしてお値段もお高め。こちらは金貨三百枚。ルアーやら浮きやらは黙っていてもその内手に入るだろうし、と結局何も買う事なく、僕もコーヒーだけ頂いて帰ることにした。
何時もの賑やかなバーニィとは違い、静かに一歩後ろをついて来ているスワリナと一緒にフィッシャーマンズ・オアシスを訪ねると、店の中には所狭しと釣竿が並べられ、糸やリール、ルアーなどの道具やそれを納める道具入れ、ポケットのたくさんついたチョッキなどが沢山展示してある。内部の一部分は喫茶スペースになっていて、日当たりの良いカウンターの中には壮年のドラゴニュート男性が一人、腰掛けてコーヒーを飲んでいる所だった。
「おや、いらっしゃい。何かご入用かね。」
「…ああ、すいません。私ココット・ジェリーと申しまして、旧市街のミラルダさんからの紹介で。ドラコルム・エアートラウト等のドラコルムで釣れる魚を卸せると伺ったのですが。」
「おお、ミラルダさんの紹介ですか。…失礼、私が店主のタングル・ライバーです。よろしく。みんな呼びづらいのか、ライバーと呼ぶ事が多いのですが、好きに呼んでくれて構いません。」
渋い竜人が歯を光らせながらニコリ、と笑う。僕は男だからアレだけど、女の人ならくらりと来るような笑顔な気がする…! と、振り返るとスワリナの頬が気付くか気付かない程度とはいえほんのりと赤く染まっている。…くっ、やるな、タングル・ライバー!相当CHAの値が高いに違いない。僕もそれなりにCHAは高いはずなんだけど、やはりキーパーソンは違うのだろう。
僕は彼と握手を交わすと、具体的な金額について詰めた。正直、そこまでお金にはならないだろうと思っていたのだけれど、サイズで結構値段が変わるようで、アイテムボックスに山程寝ていた魚は料理に加工した物も含めて金貨十数枚になるという結果になり、こんなに貰って大丈夫なのかと心配になる位になってしまった。ミラルディ・ハイドアウトに住むだけなら運河や池で毎日釣りをするだけで暮らせてしまう。
「私も料理はするんですがね、他の人の作った料理も乙なモノです。遠征の時に食べさせてもらいますよ。
…私が遠征で不在でも、その時には臨時の従業員が居ますから、買取は随時出来ますので納めて頂けると助かります。王都にある彼方此方の宿や酒場に卸してるものでね。ただ、無理はしないで構いません。」
「わかりました。遠征には近々行かれる予定があるのですか?」
この段階で”タングル・ライバーの小さな店”クエストは完了となり、デイリークエストとして受領可能なマークが視界の隅のミニマップに点灯する。クエストとしてはドラコルム内で獲れた魚を売却する、という内容なので、願ったり叶ったり。報酬も魚の売却益に加えて、店の売れ残りやタングル・ライバーが各地で拾って来た何かを一つ貰える権利、となっていた。
「遠征といっても、十日かそこらで帰って来る予定ですよ。
…ああ、忘れておりました。この鞄の中から何か一つ持っていって下さい。何が貰えるかは運次第。」
タングル・ライバーはそう言ってウインクすると、私に革の鞄を差し出した。鞄の中は暗く見えず、ええいままよ、と手を突っ込むと手にいくつかの物が当たる感触があった。
「大きいものでも小さいものでもなんでも構いませんよ。思い切って掴んで下さい。」
「むむっ」
僕は考えても仕方ないか、と今触っている物をそのまま掴んで引っ張り上げた。
「これは…網につける浮きですな。中々綺麗でしょう。」
「そうですね、綺麗ですね。」
日本じゃもう流れ着く事も稀な、ガラス玉の浮き。掴んだロープの先でゆらゆらと揺れていた。さすがに網で漁をする事もないだろうし、部屋のインテリアにするのが良いかなぁ。
「あ、話しが戻るんですが、遠征は何処に行かれるのですか?」
「何、火竜山脈に、ある希少価値の高い魚が釣れる場所があるのです。さる筋の方に採集を頼まれましてね。
実際には単にそこまで釣りに行く者も少ないという事だけで、現地では大して珍しくない魚でもこちらでは希少価値が出るという理屈でしてな。」
「火竜山脈というと、レヴォーグの迷宮に、キルフェの巣…ロード・キルフェを思い出すのですが。確かそのダンジョンの中に…。」
「そう、ココット氏は中々博識ですな。火属性の巨人の王、レヴォーグが治める迷宮に、多数のエレメンタルや火蜥蜴、炎の魔人などを従える火竜、キルフェ。そして、どちらにも煮えたぎる溶岩が流れ、その中でも生息する事が出来る火魚。」
「火魚にも確かエイの様な形のものや、鰻の様なタイプのものとか数種類居ましたよね?」
「おお、そうです、そうです。……ココット氏、私の代わりに釣りに行きませんか? そこまでお詳しいのであれば、行けるやも知れません。」
キラリ、と目を光らせたタングル・ライバーに向かって、僕はブンブンと首を振って否定する。あそこの推奨レベルは少なくても百のはず。何せ、TAリリース時のエンドコンテンツだった場所なのだ。レベル三十後半になったばかりの僕や四十ちょいのスワリナ、二十後半のバーニィではどう考えても歯が立たないのは間違いない。場所としてもそれなりに遠い場所だし、それにアルファテストではもう世界を楽しもう、と決めているからね。レベリングは特にしない予定だから、行けないと思う。
ハハハ、と笑って済ませてくれていたけれど、実際にはクエストを受けるかどうかのポップアップが視界の片隅に上がった事から考えても結構本気だったに違いない。即キャンセルしたけど。
ううむ、こんな感じで適当に話してる間にあちこち釣りに行くクエストが出るのかな。こっちが知っているポイントなんかを話してももしかするとクエストが発生するかも知れない。これは楽しみだね。ただ、TAVRになってからのワールドの実装がどこまで進んでいるか、というのもあるし、今実装されていないエリアもあるかも知れないからなぁ。
スワリナがコーヒーを飲んでいる間、僕は道具類のステータスを見て回った。値段もそれなりにする商品が多いけれど、釣りに補正が掛かったりする物が殆どで、道具入れなんかは釣りの道具に限るとはいえ、奥行き十五センチ、幅三十センチ、高さ十センチ程度の大きさなのに釣竿から何から入れられる擬似アイテムボックスといっても差し支えない代物らしい。釣り餌も入る、ということは大型の魚を釣る時にはイカや魚そのものを餌にする事も考えれば、魚そのものも入れられるだろうし、かなり汎用性が高そうである。ただ、お値段は金貨で五十枚。アイテムボックス持ちじゃないとか、もっていても(小)しかない人で釣りをかなりするなら買いな気がする。
他にも釣り用のポケットのたくさん付いたチョッキも、実は防御力がかなりお高めだったりした。そしてお値段もお高め。こちらは金貨三百枚。ルアーやら浮きやらは黙っていてもその内手に入るだろうし、と結局何も買う事なく、僕もコーヒーだけ頂いて帰ることにした。
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