26 / 49
ダンジョン強化します&レアガチャ
しおりを挟む
「はい、ダンジョン強化企画~!」
「いえーい!」
「シュコー…………シュコー…………」
会食が終わり、次の依頼まで時間がとても空くので残った時間はダンジョンを強化する事にした。
「ところで、デスはどこ行った?」
「主人ヨ、ココニ」
闇から現れるように現れたデス。てか、ここ明るいのに闇から現れるように現れるってどんな原理なんだよ。
メジェドさんは特にすることなく無言で立っていて、金時はベチャッと液体になって広がっていた。あれ、生きてるよな?
まあ、生きてると信じよう。今は目の前にいるデスに魔王ウェーンが俺のダンジョンをどう勝手に弄ったかの報告を聞こう。
「マズ、我ラ主人ガ管理すルだんじょんノ現在ノ階層ハ計4層、第1層ハすらいむガ上かラ落ちテクル仕様ニ、第2層ハ調教サレたうるふガ徘徊、第3層は魔改造ごーれむガ配置、第4層ノぼす部屋ハ特ニ変ワリ無シ、トイッタトコロダ」
「魔改造ゴーレム?どんな風に魔改造されたんだ?」
「詳しクハ魔王ニ聞カナイト分カラヌ。アノ魔王ガごーれむヲ作ッテル時ハ悪イ笑ミヲシテいタコトハ確カダ」
うわぁ、嫌な予感がするぞ。これは後で検証だな。下手したらこのダンジョンが上位認定されて大体ランク1~2くらいの下級冒険者が入り辛くなる。それ以上のランクになる上位冒険者の出入りが多くなるだろうけど、命の危険がある以上期待はしづらいな。
まったく、あの魔王は何てことしてくれたんだ。ゴーレム階層で詰む冒険者が、いや、それ以前に1層のスライムの雨の時点で詰む冒険者がどれだけ出るのか分かってるのか?
これは適度にやってポイントを稼いで、ダンジョンを強化して強い奴だけを楽しませるための階層を作っていくのがダンジョンマスターの仕事だ。
なのに初っ端から詰むダンジョンなんて終わりだろ!強化するまでもなく楽しみもなくなるわ!
ったく、マジで出禁にしたいけど転移魔法陣を部屋に仕掛けられたら俺だと対処できない。
俺らの中で魔法と言ったらハピかデスだが、ハピはまだレベルもだいぶ低い上に種族的に破壊は向いてないので転移魔法陣を潰す出来ない。
一番希望があるのはデスだが、今現在では潰せる可能性は無く、潰すにはそれなりの力を持った生き物の魂を狩るしか方法は無い。その魂を狩るだけでも大変な事になるのに、みんな弱い今そんなリスクしかないのは出来ない。
まあ、権限ロックという便利なアプリを見つけたのでそれを使った。権限ロックは俺だけが知る暗証番号を入力しない限りダンジョンを弄ることは不可能になる。
これで魔王が勝手に俺のダンジョンを弄らせない為の対策はできた。さて、どうダンジョンを変えていくか。
「ここはシンプルに罠だけしかない階層とかどうかな?」
「いいと思いますよ!」
「シュコー…………シュコー…………」
こいつら本当に賛成しかしないな。今まで何かする時に魔王絡み以外だと大体賛成するんだよなぁ。それがテイマーの部下だからなのかもしれない。
さて、罠部屋となると死なない程度の嫌がらせがいいな。重戦士だけ落ちる落とし穴とか魔力が高い奴に反応して魔力を吸い上げる壁や床とか。あとベルトコンベアを敷いて気づくまで延々と歩かせるっていうのもいいかも。この世界にベルトコンベアなんてものは存在しないだろうし、反応が楽しみだな。
よし、まずは実行だ。端末を弄らなければ始まらない。『ダンジョン購入』をタップして購入画面を開く。
『ようこそダンジョン購入へ!何を購入しますか?
・ダンジョンフロア
・装飾、内装、トラップ
・魔物
・レアガチャ
まずはダンジョンフロアから購入しないとな。大きさは…………一番小さい100m×100mでいいか。当然迷宮タイプのやつで。タップすると小さな地震が起こった。ポイントは魔王来訪で大量に稼いでるから問題無し。
とゆうか、あの魔王って来るだけでポイントになるし、アルのレベル上げにも付き合ってくれる上にこのダンジョンで怪我したら負傷ボーナスが入るから相当な収入源だったんだと、今更ながら実感してきた。
だって、今の俺のダンジョンポイントがめちゃくちゃ余ってる。これは後でレアガチャを引くしかないな。
さて、本題のフロアだが2層から下を全て下げてこのトラップフロアを第2層にしようかなと思う。
タチの悪いダンジョンになるだろうが、ウルフが調教済みなら命令してある程度手加減はさせる、ことは難しいか。ウルフも命懸けの戦いをする訳だからな。
まあ、今の調教済みウルフがどれだけ強いのか分からないからなんとも言えないのが現状だ。せめてこの前の、俺のダンジョンを自分で攻略した時に出てきてくれたらなんとか調整出来たんだろうけど…………
あの魔王、酷いことにならない限り絶対に味方になってやらない。
地震も止まったことだし、まず『装飾、内装、トラップ』をタップしてトラップを選択する。そこから一番初めに入口付近に重戦士落としの落とし穴をセット。これに100ポイント使うのか。
底に何かを仕掛けるなら追加でポイントがいるが、別に入れる予定は無い。これは序盤だが気をつけろという警告でもあるからな。
そしてマップ確認して一直線上になる場所にはベルトコンベアを仕掛ける。これは2000ポイントとかなりお高めだが床と同化させるのもあって、延々と続いているように見えるだろう。動く床に気づかなければずっとそのままだからな…………
さて、他のはどうしよっかな。可燃性のトリモチとかいいかな?あと、突然壁が出てきて分断されるとかもいいな。
結果から言うと、似たようなトラップを大量に設置(特に重量に関わる落とし穴)を10個設置、ベルトコンベアは二箇所いいところがあったのでそこに置いた。
ベルトコンベアの所の壁には『魔力吸収壁』という壁を使用した。文字通り、その壁の近くにいるだけで魔力を吸い取られる壁だ。でも、1秒に1の魔力を数だけなので長時間居なければそこまで吸われない。まあ、ベルトコンベアに気づかなかったら長時間居ることになるけど。
「主人、魔王ニ劣ラぬ悪イ笑ミヲ浮カベテオル」
「げ、顔に出てた?」
「悪い顔ですけど、いい顔です~」
「シュコー…………シュコー…………」
んー、魔王と悪い顔が似てるとか失礼だが嫌な気分になる。確かに悪いことやってるのは自覚してるよ。
これは人を陥れるために作るダンジョン、人を貶める快楽は一度覚えたらなかなか離れられないから。とはいえまともに嵌めた事なんてないけど。
まあ、新しい階層に関してはこんなもんでいいだろう。さて、次はレアガチャを引くぞ!
「よーし、みんな集まれ」
うちの使い魔勢が周りに集まってくる。金時も普通のスライム型になってポヨンポヨンと跳ねてきた。なにあれ結構可愛い。
「それじゃ、何が出るか予想してみるか。俺は騎乗できるやつがいい。あ、四足歩行限定でな」
「私は同族がいいでーす!下級ピクシーでも可!」
「シュコー…………シュコー…………」
「デキレバれあクライデ扱イヤスイ者ガよイカト」
「…………………………………………」
ぷるるんっ!
うん、俺含めて三人分しか分からん!とりあえず俺は公的に足になる魔物が欲しいんだ。一応、テイマーだしな。
よーし、回すぞ。レアガチャをタップしてガチャを回す。
ガチャガチャガチャ、パンパカパーン!
うおおっ!?まさかの虹色の玉が出たからレジェンドが出た!神獣クラスのが出ちゃうのか!?
そしてガチャから出てきたのは…………
「でちー…………」
この場にいる全員に囲まれてぷるぷる震えている二頭身の小人だった。いや、第一声がでちーってどこのちびキャラだよ。
さてさて、ステータスを確認……あ、ハピが金時に乗ってあのでちでち言ってる小人を追い回してる。小人は全力で逃げているのは放置しておこう。
名前・でち公(レベル1)
種族・でち公
体力・120
魔力・60
攻撃力・30
守備力・10
素早さ・800000000
運・0.001
スキル・鑑定(レベル5)、収集(レベル4)、製作(レベル5)、逃げ足(レベル4)、錬金(レベル5)
え、なにこの子のステータス?素早さとスキルに極振りじゃないか!素早さ8億とか馬鹿じゃないかというくらいの速さだよ!他のステータスが完全に死んでるけどな。
スキルに関しては最低でもレベル4ってどんだけだよ。アルもメジェドさんもステータスとスキルレベルがおかしいほど高かったけど、これはこれでビックリだわ。
鑑定持ちというベタなスキルも持ってるし、錬金や製作スキルも持ってるから完全に生産系の子だな。
「でちー!でちっ!」
あっ、派手にこけた。しかし本当にでちしか言わないな。名前も種族もでち公というし、唯一の個体なのか?ほれならレジェンドレアも頷ける。
まあいい。とりあえずでち公を持ち上げる。思ったより軽い。この小さな体に何が詰まってるんだ?いや、内臓だろうけどさ。
「でち公、これからよろしくな」
「でちちー!」
この後、でち公が俺らのパーティーに入った記念に軽いお祝いをした。他人には外に出て偶然テイムしたってことにすればいいだろう。
宿に戻るとでち公が可愛いと結構人気者になりでち公が追い回されたのは別の話。そして、近いうちに俺達はでち公の遥かに高い技術を目の当たりにするのであった……
「いえーい!」
「シュコー…………シュコー…………」
会食が終わり、次の依頼まで時間がとても空くので残った時間はダンジョンを強化する事にした。
「ところで、デスはどこ行った?」
「主人ヨ、ココニ」
闇から現れるように現れたデス。てか、ここ明るいのに闇から現れるように現れるってどんな原理なんだよ。
メジェドさんは特にすることなく無言で立っていて、金時はベチャッと液体になって広がっていた。あれ、生きてるよな?
まあ、生きてると信じよう。今は目の前にいるデスに魔王ウェーンが俺のダンジョンをどう勝手に弄ったかの報告を聞こう。
「マズ、我ラ主人ガ管理すルだんじょんノ現在ノ階層ハ計4層、第1層ハすらいむガ上かラ落ちテクル仕様ニ、第2層ハ調教サレたうるふガ徘徊、第3層は魔改造ごーれむガ配置、第4層ノぼす部屋ハ特ニ変ワリ無シ、トイッタトコロダ」
「魔改造ゴーレム?どんな風に魔改造されたんだ?」
「詳しクハ魔王ニ聞カナイト分カラヌ。アノ魔王ガごーれむヲ作ッテル時ハ悪イ笑ミヲシテいタコトハ確カダ」
うわぁ、嫌な予感がするぞ。これは後で検証だな。下手したらこのダンジョンが上位認定されて大体ランク1~2くらいの下級冒険者が入り辛くなる。それ以上のランクになる上位冒険者の出入りが多くなるだろうけど、命の危険がある以上期待はしづらいな。
まったく、あの魔王は何てことしてくれたんだ。ゴーレム階層で詰む冒険者が、いや、それ以前に1層のスライムの雨の時点で詰む冒険者がどれだけ出るのか分かってるのか?
これは適度にやってポイントを稼いで、ダンジョンを強化して強い奴だけを楽しませるための階層を作っていくのがダンジョンマスターの仕事だ。
なのに初っ端から詰むダンジョンなんて終わりだろ!強化するまでもなく楽しみもなくなるわ!
ったく、マジで出禁にしたいけど転移魔法陣を部屋に仕掛けられたら俺だと対処できない。
俺らの中で魔法と言ったらハピかデスだが、ハピはまだレベルもだいぶ低い上に種族的に破壊は向いてないので転移魔法陣を潰す出来ない。
一番希望があるのはデスだが、今現在では潰せる可能性は無く、潰すにはそれなりの力を持った生き物の魂を狩るしか方法は無い。その魂を狩るだけでも大変な事になるのに、みんな弱い今そんなリスクしかないのは出来ない。
まあ、権限ロックという便利なアプリを見つけたのでそれを使った。権限ロックは俺だけが知る暗証番号を入力しない限りダンジョンを弄ることは不可能になる。
これで魔王が勝手に俺のダンジョンを弄らせない為の対策はできた。さて、どうダンジョンを変えていくか。
「ここはシンプルに罠だけしかない階層とかどうかな?」
「いいと思いますよ!」
「シュコー…………シュコー…………」
こいつら本当に賛成しかしないな。今まで何かする時に魔王絡み以外だと大体賛成するんだよなぁ。それがテイマーの部下だからなのかもしれない。
さて、罠部屋となると死なない程度の嫌がらせがいいな。重戦士だけ落ちる落とし穴とか魔力が高い奴に反応して魔力を吸い上げる壁や床とか。あとベルトコンベアを敷いて気づくまで延々と歩かせるっていうのもいいかも。この世界にベルトコンベアなんてものは存在しないだろうし、反応が楽しみだな。
よし、まずは実行だ。端末を弄らなければ始まらない。『ダンジョン購入』をタップして購入画面を開く。
『ようこそダンジョン購入へ!何を購入しますか?
・ダンジョンフロア
・装飾、内装、トラップ
・魔物
・レアガチャ
まずはダンジョンフロアから購入しないとな。大きさは…………一番小さい100m×100mでいいか。当然迷宮タイプのやつで。タップすると小さな地震が起こった。ポイントは魔王来訪で大量に稼いでるから問題無し。
とゆうか、あの魔王って来るだけでポイントになるし、アルのレベル上げにも付き合ってくれる上にこのダンジョンで怪我したら負傷ボーナスが入るから相当な収入源だったんだと、今更ながら実感してきた。
だって、今の俺のダンジョンポイントがめちゃくちゃ余ってる。これは後でレアガチャを引くしかないな。
さて、本題のフロアだが2層から下を全て下げてこのトラップフロアを第2層にしようかなと思う。
タチの悪いダンジョンになるだろうが、ウルフが調教済みなら命令してある程度手加減はさせる、ことは難しいか。ウルフも命懸けの戦いをする訳だからな。
まあ、今の調教済みウルフがどれだけ強いのか分からないからなんとも言えないのが現状だ。せめてこの前の、俺のダンジョンを自分で攻略した時に出てきてくれたらなんとか調整出来たんだろうけど…………
あの魔王、酷いことにならない限り絶対に味方になってやらない。
地震も止まったことだし、まず『装飾、内装、トラップ』をタップしてトラップを選択する。そこから一番初めに入口付近に重戦士落としの落とし穴をセット。これに100ポイント使うのか。
底に何かを仕掛けるなら追加でポイントがいるが、別に入れる予定は無い。これは序盤だが気をつけろという警告でもあるからな。
そしてマップ確認して一直線上になる場所にはベルトコンベアを仕掛ける。これは2000ポイントとかなりお高めだが床と同化させるのもあって、延々と続いているように見えるだろう。動く床に気づかなければずっとそのままだからな…………
さて、他のはどうしよっかな。可燃性のトリモチとかいいかな?あと、突然壁が出てきて分断されるとかもいいな。
結果から言うと、似たようなトラップを大量に設置(特に重量に関わる落とし穴)を10個設置、ベルトコンベアは二箇所いいところがあったのでそこに置いた。
ベルトコンベアの所の壁には『魔力吸収壁』という壁を使用した。文字通り、その壁の近くにいるだけで魔力を吸い取られる壁だ。でも、1秒に1の魔力を数だけなので長時間居なければそこまで吸われない。まあ、ベルトコンベアに気づかなかったら長時間居ることになるけど。
「主人、魔王ニ劣ラぬ悪イ笑ミヲ浮カベテオル」
「げ、顔に出てた?」
「悪い顔ですけど、いい顔です~」
「シュコー…………シュコー…………」
んー、魔王と悪い顔が似てるとか失礼だが嫌な気分になる。確かに悪いことやってるのは自覚してるよ。
これは人を陥れるために作るダンジョン、人を貶める快楽は一度覚えたらなかなか離れられないから。とはいえまともに嵌めた事なんてないけど。
まあ、新しい階層に関してはこんなもんでいいだろう。さて、次はレアガチャを引くぞ!
「よーし、みんな集まれ」
うちの使い魔勢が周りに集まってくる。金時も普通のスライム型になってポヨンポヨンと跳ねてきた。なにあれ結構可愛い。
「それじゃ、何が出るか予想してみるか。俺は騎乗できるやつがいい。あ、四足歩行限定でな」
「私は同族がいいでーす!下級ピクシーでも可!」
「シュコー…………シュコー…………」
「デキレバれあクライデ扱イヤスイ者ガよイカト」
「…………………………………………」
ぷるるんっ!
うん、俺含めて三人分しか分からん!とりあえず俺は公的に足になる魔物が欲しいんだ。一応、テイマーだしな。
よーし、回すぞ。レアガチャをタップしてガチャを回す。
ガチャガチャガチャ、パンパカパーン!
うおおっ!?まさかの虹色の玉が出たからレジェンドが出た!神獣クラスのが出ちゃうのか!?
そしてガチャから出てきたのは…………
「でちー…………」
この場にいる全員に囲まれてぷるぷる震えている二頭身の小人だった。いや、第一声がでちーってどこのちびキャラだよ。
さてさて、ステータスを確認……あ、ハピが金時に乗ってあのでちでち言ってる小人を追い回してる。小人は全力で逃げているのは放置しておこう。
名前・でち公(レベル1)
種族・でち公
体力・120
魔力・60
攻撃力・30
守備力・10
素早さ・800000000
運・0.001
スキル・鑑定(レベル5)、収集(レベル4)、製作(レベル5)、逃げ足(レベル4)、錬金(レベル5)
え、なにこの子のステータス?素早さとスキルに極振りじゃないか!素早さ8億とか馬鹿じゃないかというくらいの速さだよ!他のステータスが完全に死んでるけどな。
スキルに関しては最低でもレベル4ってどんだけだよ。アルもメジェドさんもステータスとスキルレベルがおかしいほど高かったけど、これはこれでビックリだわ。
鑑定持ちというベタなスキルも持ってるし、錬金や製作スキルも持ってるから完全に生産系の子だな。
「でちー!でちっ!」
あっ、派手にこけた。しかし本当にでちしか言わないな。名前も種族もでち公というし、唯一の個体なのか?ほれならレジェンドレアも頷ける。
まあいい。とりあえずでち公を持ち上げる。思ったより軽い。この小さな体に何が詰まってるんだ?いや、内臓だろうけどさ。
「でち公、これからよろしくな」
「でちちー!」
この後、でち公が俺らのパーティーに入った記念に軽いお祝いをした。他人には外に出て偶然テイムしたってことにすればいいだろう。
宿に戻るとでち公が可愛いと結構人気者になりでち公が追い回されたのは別の話。そして、近いうちに俺達はでち公の遥かに高い技術を目の当たりにするのであった……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる