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万感
吐露 2
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二本目の煙草が
吸い終わる頃
漸く頭を上げた清人は
両サイドの髪を握り
前後に躰を揺らし
小声で呟く
「関さんに
お願いが あります」
「ん」
「僕が寝付く迄でいいので
いつもの様に
出掛けてくれませんか」
煙草を灰皿へ
捻り潰す関
「俺が居ると 嫌か?」
顔を上げた清人は
関と視線が合うと
両手で顔を覆い
「は…恥ずかしいです」
耳を赤らめ
再度 競馬機へ顔を隠す
意表を突く仕草に
面食らう関は
清人の羞恥心が伝わり
焦り応えた
「そうだな
そうする」
仕事とは云え
性行為をした相手と
肩を寄せ合い寝る事は
流石に無頓着過ぎる
「悪かった 清人
気づかなかった
けど 今夜だけは
勘弁してくれ」
コクコク清人が頷き
赤面する顔で
安堵の息を吐く
「兎に角
部屋へ戻ろう
疲れマラが勃つ前に
体力がもたねぇ」
冗談を混じえた言葉に
僅かばかり清人が笑った
部屋へ着くなり
ベッドの壁側に寝転ぶ関
関に背を向け
床側へ躰を倒す清人
寝付けず躰を揺らす関は
耐え切れず清人に話し掛けた
「駄目だ
腕が痛い」
清人の方へ横向きになる関は
負傷した左腕を
清人の躰の上に乗せ
「今夜だけな」
必死に言い訳する関に
清人は歯に噛みながら
関の腕を落とさぬ様
ゆっくりと躰を回転させ
関の胸に顔を埋めた
「今夜だけ
……僕も」
負傷した左手で
清人の躰を抱き寄せる関は
清人の頭に顎を乗せ
「甘ったれ」
軽い嫌味に
清人は笑みを浮かべ
数分と掛からず
眠りに堕ちていた
綺麗な横顔を晒し
寝息を立てる清人
柔らかな髪が
関の胸元を擽り
指先で絡めては
優しく撫でる関は
溜息を洩らした
幼い少年の寝顔を眺め
残像が蘇り重なる
〘…達き…そう〙
清人の躰が震え
肩が上がると
細く長い首を伸ばし
艶めかしい表情で
頭を反らしてゆく
巽組長に押し退けられた関は
妖艶な清人へ覆い被さり
筋肉質な腕で
清人の躰を包み込んでゆく姿を
眺めていた
細く しなやかな清人の腕が
肩幅広い巽組長の
刺青が施された背中を
掌でなぞり抱きつき
揺れ動きながら
密着度を高めてゆく
両脚と腹筋を震わす清人が
〘…達く〙
巽組長の耳元で囁き
腹に精子を放つと
躰をガクガクと震わせ
呼吸を荒らげた
二回程 腰を突き上げた巽組長は
奥までペニスを突き刺し
尻を数回痙攣させ
精子を絞り出すと
肩が揺れる荒い息をつく
ふたりの荒い息遣いが
重なり合い
巽組長は愛おしい女を
褒め讃える様に
濃厚な接吻をすると
応える様に
清人は舌を絡めていた
入り込めない妖艶なSEXに
息を飲んだ関
清人から降りた巽組長は
清人の躰を裏返し
消え去る傷跡へ指先を添え
傷跡を繋いでゆく
まるで性質の荒い猛獣が
心を赦す天女の傷を
舐め崇める様に
あどけない寝顔で
疲れ果てる清人が
全身全霊を込め
挑んだ性行為を目の当たりにし
〝次は無い〟
魑魅魍魎に睨まれた関は
重苦しい溜息を吐き捨てた
吸い終わる頃
漸く頭を上げた清人は
両サイドの髪を握り
前後に躰を揺らし
小声で呟く
「関さんに
お願いが あります」
「ん」
「僕が寝付く迄でいいので
いつもの様に
出掛けてくれませんか」
煙草を灰皿へ
捻り潰す関
「俺が居ると 嫌か?」
顔を上げた清人は
関と視線が合うと
両手で顔を覆い
「は…恥ずかしいです」
耳を赤らめ
再度 競馬機へ顔を隠す
意表を突く仕草に
面食らう関は
清人の羞恥心が伝わり
焦り応えた
「そうだな
そうする」
仕事とは云え
性行為をした相手と
肩を寄せ合い寝る事は
流石に無頓着過ぎる
「悪かった 清人
気づかなかった
けど 今夜だけは
勘弁してくれ」
コクコク清人が頷き
赤面する顔で
安堵の息を吐く
「兎に角
部屋へ戻ろう
疲れマラが勃つ前に
体力がもたねぇ」
冗談を混じえた言葉に
僅かばかり清人が笑った
部屋へ着くなり
ベッドの壁側に寝転ぶ関
関に背を向け
床側へ躰を倒す清人
寝付けず躰を揺らす関は
耐え切れず清人に話し掛けた
「駄目だ
腕が痛い」
清人の方へ横向きになる関は
負傷した左腕を
清人の躰の上に乗せ
「今夜だけな」
必死に言い訳する関に
清人は歯に噛みながら
関の腕を落とさぬ様
ゆっくりと躰を回転させ
関の胸に顔を埋めた
「今夜だけ
……僕も」
負傷した左手で
清人の躰を抱き寄せる関は
清人の頭に顎を乗せ
「甘ったれ」
軽い嫌味に
清人は笑みを浮かべ
数分と掛からず
眠りに堕ちていた
綺麗な横顔を晒し
寝息を立てる清人
柔らかな髪が
関の胸元を擽り
指先で絡めては
優しく撫でる関は
溜息を洩らした
幼い少年の寝顔を眺め
残像が蘇り重なる
〘…達き…そう〙
清人の躰が震え
肩が上がると
細く長い首を伸ばし
艶めかしい表情で
頭を反らしてゆく
巽組長に押し退けられた関は
妖艶な清人へ覆い被さり
筋肉質な腕で
清人の躰を包み込んでゆく姿を
眺めていた
細く しなやかな清人の腕が
肩幅広い巽組長の
刺青が施された背中を
掌でなぞり抱きつき
揺れ動きながら
密着度を高めてゆく
両脚と腹筋を震わす清人が
〘…達く〙
巽組長の耳元で囁き
腹に精子を放つと
躰をガクガクと震わせ
呼吸を荒らげた
二回程 腰を突き上げた巽組長は
奥までペニスを突き刺し
尻を数回痙攣させ
精子を絞り出すと
肩が揺れる荒い息をつく
ふたりの荒い息遣いが
重なり合い
巽組長は愛おしい女を
褒め讃える様に
濃厚な接吻をすると
応える様に
清人は舌を絡めていた
入り込めない妖艶なSEXに
息を飲んだ関
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清人の躰を裏返し
消え去る傷跡へ指先を添え
傷跡を繋いでゆく
まるで性質の荒い猛獣が
心を赦す天女の傷を
舐め崇める様に
あどけない寝顔で
疲れ果てる清人が
全身全霊を込め
挑んだ性行為を目の当たりにし
〝次は無い〟
魑魅魍魎に睨まれた関は
重苦しい溜息を吐き捨てた
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