悪役転生〜主人公に全てを奪われて追放される踏み台悪役貴族に転生した〜

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可能性の扉

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「もう二度と使えない、本当にそうなのか?」
「はい。レクスさんは、魔力漏洩症マナリクシアという病をご存知ですか?」
「うむ。もちろん知っているぞ」

 俺は頷く。

「……はい私は、何年か前に、高熱を出して生死の境を彷徨いました。幸い命は助かったのですが、その後から全く魔術が使えなくなってしまいました」
「全く使えないのか?」
「はい。何度も、何度も使おうとしてみたんですが、魔力を練るたびに、全て体から漏れ出ていくような感覚があって……使おうとするたびに意識が遠くなり、何度も倒れました。いつも何故か体が疲れているような感覚が抜けなくて、色んなお医者様にも見てもらったのですが、魔力漏洩症ではないかと」
「なるほどな」
「治療法は不明だと……治った人も誰も知らないと、あちこちに相談したのですが……私の先生にも、村に住んでいる凄い有名な冒険者の人も色々調べてくれたんですけど、治療法は見つかりませんでした」
「なるほど、そうか」

 彼女の話は完全に【ブレイヴ・ヒストリア】のアリシアの設定のままだった。

「私、今でこそこんなですけど、昔は期待されてたんですよ。凄いね、凄いねって褒められて、村の誇りだって。調子に乗ってました。将来は、世界一の魔術師になるだなんて言って……夢を見て浮かれて。今思い出すと恥ずかしいですよ。今の私にできる事なんて……薬草を集めることぐらい——」

 パチパチという焚き火に照らされたアリシアは星を見るように空を見上げた。
 
「すいません、こんな話……何故か今日は色んなことを思い出してしまいますね」

 そして、目頭を拭うと微笑んだ。

「——もう、どうしようもない事なんですから」

 何度も、自分に言い聞かせた言葉。
 彼はどんな表情をしているのだろう。
 自分を憐れむのか。
 それとも、自らの身に起こった、不幸を面白がって聞いているのだろうか。
 
「いや、そんなことはないぞアリシア。今からでも夢を追えばいいのではないか……?」
「え……?」

 アリシアは驚いた顔をした。

「使えないなら、使える様にすれば良いのではないか」
「……いや、ですから……私の話を聞いてました?」
「ああ聞いていたさ、魔力漏洩症を治せば良い話ではないか」

 まるで、パンが無ければケーキを食べれば良いじゃない、というような気安さ。

「いや……だから、そんなのは無理ですよ……ッ! 誰に聞いたって、何をしたって。治った人も誰も知らないって……ッ!」

 身を乗り出すアリシア。

「前例が無いからといってそれは不可能ではないだろう。誰もいないなら、自分が最初の一人になればいい」
「そんなのは無理ですよ……ッ!」

 アリシアは立ち上がった。
 パチッと焚き火が火の粉を舞い上げて鳴った。

「無理じゃない。なんでも頭ごなしに無理だと決めつけるな」

 俺は言った。

「頭ごなしじゃないですッ! 何度も試して駄目で……ッ! もう散々ッ!」

 感情的になるアリシア。

「例え今迄、何度駄目でも、次は出来るかもしれないだろう? できるまで何度でも試すだけの事。そうすればいつかできるだろうさ……」
「口で言うだけなら簡単ですよ……でも、現実は……そんな簡単じゃないんですッ!」
「簡単さ。お前はまだ生きているんだ。なら、できる事があるだろう」
「思いつく事は全てやりましたよ……ッ!」
「なら、新しい手を考えるだけだな。それが駄目ならまた次の手を考えるのみ」
「……そんなの思いつきませんよッ! わ、私はもう……ッ!」
「諦めたのか? 自分に言い訳をして、無理だ、無理だ、と言いかせてるだけじゃないのか?」
「……ッ!」

(——なんで、この人は——)

 思わずアリシアは拳を握りしめた。

「どうして諦めるんだ? 一番になりたいんだろう? 言い訳をしてぬるま湯に浸かっている暇はないぞアリシア」
「……もう、昔の話ですよッ! それに、ぬるま湯……って。どんなに私が……レクスさんに……あなたに、何が分かるんですか……今日会ったばかりなのに——」
「過去の事は知らん、未来を見て生きろアリシア」
「そんな簡単に……そんなの……そんなのって」
「泣き言を言うな、アリシア。お前の夢を応援してくれている人の気持ちを考えろ」
「そんな人……もう、誰もいないですよ……ッ!」

 誰も期待などしていない。
 アリシア自身も自分に期待などしていない。
 自分に対して同情や憐れみの視線を向けるのみ。陰でひそひそと噂話をしている村人もいる。

「今ここに、この俺がいるではないか」
「あなただけですよ。今、そんな変な事を言う人は……」
「なら俺の気持ちを考えろ、俺のガラスのような繊細な心が傷ついてしまったら、どうする?」
「そんな繊細そうには見えませんけどね」
「やればできるって、気持ち問題だろう」
「気持ちの問題って……そんな簡単な話じゃないですよッ!」
「いいや、やる気の問題だ……方法なんてものは後からついてくる」
「そんな簡単な話じゃないです……ッ!」
「いいや、簡単な話だ……ッ!」
「簡単じゃないです——ッ!」
「いいや、簡単な話だ。いいかよく聞け」
「……簡単じゃないです」
「いいや、簡単だ」
「簡単じゃないですってば」
「いいや、簡単だ」
「……あなた子供ですか」
「いいや、俺は……」
「……」

 暫くの間、口論は続いた。
 子供の口喧嘩のように、どこか知的な議論のように、

(——この人は一体、何なんでしょう——)

 アリシアは思う。
 彼はとても弁が立つようだ。
 悲観論を全て論破して、好き勝手に持論を展開していく。
 だが、その発言には具体的な解決策や方法論もない。
 希望的観測や無根拠な励ましの単なる根性論。

「誰も今迄できなかった、それができれば一番だ。――今の状況を好機チャンスと捉えるんだ……ッ!」

 彼は今もこんな様子だ。
 ここ最近のアリシアはそんな言葉を掛けられた事が無かった。
 幼馴染の少年でさえ、最後には、もう諦めたほうがいいよ――そんな言葉を口にした。

「今迄……。誰も治らなかったんですよ……ッ! 私なんかにできるわけが……」

 望み願うからこその苦しみがあることを彼女は知っていた。
 夢見る少女は挫折と痛みを知り、
 この世界にはどんなに願っても叶わないものがあると知った。
 
「なら、アリシアは本当はどうしたいんだ?」
「どうしたいって……」
「いいか? 何よりも大事なのは、自分がどうしたいかだ」
「それは……」

 答えはアリシアの中にもあった。
 だが、それを言葉にする事さえ躊躇われた。

「このままいけば、お前の人生。どうせお前の体質に目をつけた、魔術師や貴族たちと結婚させられるのがオチじゃないのか?」
「……そうかもしれません」
「それとも、あのローランの嫁にでもなるのか?」
「……ローランを知っているんですか?」

 少し驚いた顔のアリシア。

「ああ、奴とは腐れ縁みたいなものさ」
「腐れ縁?」
「ああ、あいつはそれなりにいい男だ。ローランの嫁にでもなって、あの村で暮らせばそれなりに悪くない人生を送れるだろう」
「……そうだと思います……」

 視線を下げるアリシア。

「だが……お前は本当にそれで良いのか?」
「……だって……私には、他にどうしようもないじゃないですか」
「どうしようもなくはない、どうにかするのだ」
「どうにか……だ、なんて……」
「誰が無理だと不可能だと決めたのだ? それは他の誰でもないだろう、お前自身がそうだと決めたのだ」
「……」

 黙るアリシア。

「……なぁ、アリシア……、俺には夢がある。例え、何度、生まれ変わっても諦めきれない夢がある……」
「死んでも諦めきれない夢ですか……?」
「ああ、そうだ。その夢を叶える為に俺は、誰に無理だと言われようが、どんな障害があったとしても、止まる気はない。お前には無いのか? 諦めきれない夢が」
「……ありました……そんな夢が……」
「……お前は、捨てきれるのか?」
「でも、苦しくて、もう…辛くて……ッ!」
「辛かったら諦められるのか? 苦しかったら諦めきれる程度の夢なのか? お前の夢は……」
「……ッ! そんなの………ッ!」
「想像してみろ……また魔術が使えるようになった自分の姿を……前人未到の不可能を可能にした時の自分の姿を……たまらなくないか……?」
「……また魔術がつかえるようになる……」
「ああ、そうだとも……」
「も、もしかして……。レクスさんは何か魔力漏洩症の治療法をご存じなのですか……?」
「俺は知らんな」
「そうですよね……何期待してるんですかね、レクスさんと話してると、なんだかおかしくなりそうです。どうせ、夢を見るだけ、期待するだけ……」
「だが……」
「……?」
「俺はいつだって、不可能を可能にしてきた人間というのは決して諦めなかったという事を知っている」
「……決して諦めなかった?」
「そうさ、奴らはどんなに高い壁が立ち塞がったとしても、乗り越えたのさ。大事なことだ。諦めなければ道が見える。そして、可能性の扉は開く」
「諦めなければ……、可能性の扉が開く」

 言葉を繰り返すアリシア。

「ああ、不可能を可能にしてみせろアリシア。他の誰に何を言われても、自分だけを信じろ」
「自分を信じる……ですか?」
「ああ、そうだ。自分を信じろアリシア。他の誰にできなくても、誰に無理だと言われても、自分ならできると信じろ。何度失敗しても立ち上がれ……」

 しばらくの間沈黙が支配した。
 パチパチと言う焚き火の音以外の音はなく、二人は静かに視線を交わす。
 そして、

「……本当に、私に、できますかね……?」

 アリシアは言った。

「ああ、できる。必ず……俺はそう信じている」
「………なんでそんな事が言えるんですか?」
「決まっている。それは——この俺が……そう信じているからさ」
「………ふっ、何ですかそれ……」
「何故、笑う……?」
「だって……おかしくて……」
「何がおかしいと言うのだ? いいか……俺は」
「いえ……、なんか、もういいです。なんかレクスさんと話しているといろいろ、馬鹿馬鹿しくなってしまいます」

 言葉を遮るようにアリシアは言う。
 これ以上彼の言葉を聞いていたら、全身がむず痒くてたまらなくなりそうだった。

「俺は大真面目なのだが?」
「いえ、もう本当にいいです。何か、凄く変わった人ですね、レクスさんは……」
「そうとも言える、俺は特別だからな」
「まあ、そうですね」

 苦笑するアリシア。

「もし、アリシアがまた魔術を使えるようになったら、いつか俺の手伝いをしてくれないか?」
「……はぁ……。まぁ、良いですよ……」
「そうか……期待しているぞ」
「ま、まぁ? 使えるようになったらの話ですけどね?」

 少し照れたような表情を、月明かりに浮かべながらアリシアは言った。

「そうか、それは良かった」
「……なんといいますか。お料理冷めちゃいますね……早く食べましょう……」

 アリシアは、話題を変えるようにそう返す。
 薄明かりに照らされた、白い頬には少しだけ朱がさしていた。

「ふふ……、冷めても俺の料理は旨いがな……」
「……本当に面白い人ですね……」
「そうとも言えるだろう、ははははッ!」

 その後、二人は他愛もない会話と、魔術的な議論の行き来する会話をしながら夕食をとった。
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