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【2】優しくないイケメン達
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教室に入り、私達は雑談を始めた。遠巻きにしていた人々は、この中には入ってこられない。人見知りらしく、私と二人きりになると、リヒト先輩はそれなりに口を開く。
「僕ってさ、どうして嫌われてるのかな?」
「嫌われていませんわ」
「――一度も女の子とも話したことがないし」
「あの、私は女性なのですが?」
「ごめん。考えた事が無かった」
素直なリヒト先輩の言葉に、私は遠い目をした。そこへ中央校舎から時計の鐘の音が響いてきて、講義開始時間となった。ほぼ同時に入ってきたのは、紺に金の縁どりの外套を羽織っている、ミネロム先生だった。暗めの金髪で、瞳の色も同じである。猫のように少し吊り目だが、大きな瞳をしている。
「始めるぞ」
ニッと笑って、彼が長い指揮杖を手にした。召喚獣の召喚は、オーケストラの指揮者のように白く細い杖を静かに握って行う。すると召喚旋律が流れて、事前に作っておいた召喚魔方陣が起動する。四角形の中に、多種多様な紋章を刻むことで、望む召喚獣を喚び出す事が可能なのだ。
現在私達が行っているのは、高知能の人型召喚獣の研究である。召喚獣の多くは人語を解するが、独自の言語は持たない。現在、人間の言語を逆輸入して、共通語として使っているらしいのだ。そのため、人間側は、かつては存在したらしい廃れていく召喚獣の言語が分からなくなってきている。それを保持している可能性が高いのは、人型召喚獣だ。
人型召喚獣は、非常に数が少ない。だがその全てが非常に高知能だという話で、長い時を生きている事も手伝い、場合により召喚者である私達よりも高い見識を持っているそうだ。
私達は、この人型召喚獣との契約を目指す事になる。
一週間後に、私とリヒト先輩はそれぞれ初挑戦するのだ。
それまでは、召喚魔方陣に刻む、召喚獣の古い言葉や紋章を、選んだり解読したりするという作業になる。
リヒト先輩とともに、私は素直に机に向かった。
人型の召喚獣で有名なのは、歴史書に出てくる、誰でも知っている二体が挙げられる。
一人はエリオット帝、召喚獣の王である。
もう一人は、そのエリオット帝をも凌ぐと言われる最強の力の持ち主だ。
だが、気まぐれで滅多に召喚には応じないとされる、クラインディルヴェルトである。
その下に四将軍として、左・央・右・境の召喚獣がいる。現在この国で喚び出すことが可能な範囲で、一番上の存在は、境の将軍ワーディラスである。いくらなんでもこのような上級の召喚獣を喚び出そうとしているわけではない。それは第一騎士団が専門に研究をしている。
私とリヒト先輩の目標は、四将軍の配下にいる、人型召喚獣の召喚である。
それが理想であり――実際にはさらにその下の、召喚獣世界で、日々自然に暮らしている人型の存在と、接触することができれば、十分すぎる成果となる。
「できたか? どれ」
見回りに来たミネロム先生が、私達の並んだ机の前に立った。
それからひとしきりリヒト先輩を褒め称えた。これは仕方がない。リヒト先輩には、私とても追いつくのは無理だ。だから悔しさなどない。
「イリス嬢は……――お前はやる気があるのか? 人型召喚獣のプライドが高いということを、俺に何度言わせる気だ? 参考文献にも嫌というほど書いてあるだろう。お前はこの召喚用の旋律が、上目線の高飛車な音楽じゃないと思うのか?」
「……も、申し訳ございません……」
「もっとわかりやすくスマートな旋律を考えろ」
ため息をついた後、ミネロム先生は端正な顔の中で、眉間を潜めた。
「お前は、召喚獣と平民を勘違いしていないか? 『どうせ聞いたことがないだろうから、この素晴らしい音楽をわざわざ弾いて差し上げます』――そういった内容だ。わかりやすく言うならな」
「そんなつもりでは――……」
「自覚がなくともそうなっているんだ。まずは自分の性格を見直すことから始めたらどうだ? 平民出自だが教師として意見していい立場だから敢えて言うが、お前の振る舞いは鼻につく。見ていて鬱陶しい」
冷たく言い放たれた時、鐘の音がした。先生が出て行った。
厳しい言葉は私のためなのだろうが、もう少し優しい言い方をしてくれても良いと思う。
正直落ち込んだ私は、俯いて唇を引き結ぶ。
「イリス……」
すると、リヒト先輩が珍しく口を開いた。
「僕は君より若干家格が上だから贔屓されておだてられただけだ。それがなかったから、君はちょっと強く言われちゃったんだ。実際の完成度は、僕も君も最低レベルだと思う。だってイリスの論文は、ものすごくひどいし、僕は自分のどこが悪いかはわからないけど、イリスのはひどい」
必死に慰めてくれようとしているのだけはわかったが、泣きそうになった。止めを刺された気分だ。
贔屓云々は、リヒト先輩は実際にそう思っているのだろう。自分の才能に気づいていないのだから。
そして――正直者だから、私が自分の召喚用にまとめている論文の図式や旋律は、先輩から見てもよほどひどいのだろうと、改めてわかった。
リヒト先輩の優しさは、方向性が間違っている。フォローになっていない……。
涙ぐみながら、その日はこの講義だけだったので、私は帰ることにした。迎えの馬車には、執事のロビンが乗っていた。本日はこのまま、許婚との茶会に呼ばれているため、ロビンは先方の侍女達と打ち合わせをするためにやってきたのだろう。馬車に乗ると、ロビンに声をかけられた。
「お嬢様」
「何? 私今疲れているのよ」
「ええ、そのようですね。上辺の笑顔が崩れ去っているため、見るに無残なお疲れの表情をされていますよ。ドレスのリボンも傾いております。その格好で会いに来た許婚を見たら、私であれば破談を考えますが」
「……直します」
「そうして下さい。ただでさえひどい顔が、最悪です。私はお嬢様の顔がいかに崩れていても気になりませんが、一般的には皆様目を逸らすことは請け合いです」
私の事を思ってだとは分かるが、優しさが見えない言葉の数々だった。
こうして終始お小言を聞きながら服装を直し、私は茶会の場へと向かった。
到着時にはすべて直していたので、私は麗しい微笑を心がけた。
「お会いしたかったですわ、ヴォルフ様」
「――へぇ」
席についてすぐ、やってきたヴォルフ様に、私は声をかけた。
しかし気のない返事が返ってくる。
ヴォルフ・シュルラハロート侯爵は、実は私との許婚関係に乗り気ではないらしい。
許婚になったのは、私が十三歳、彼が二十五歳の頃だった。十二歳の年の差で、現在ヴォルフ様は、三十歳である。綺麗な金髪で緋色の瞳。服は目の色をさらに鮮やかにしたような緋色で統一されている。シュルラハロート侯爵家は、焔魔術の使い手としても名高い。庭の各地では、焔で出来た花や鳥、彫刻を見ることができる。噴水のような焔もある。彼は一切召喚獣には興味がない。そして――私にも興味がないらしい。
学校でのできごとや、美味しい紅茶について語る私を眺め、ずっと適当に相槌を打っている。ヴォルフ様は、この月に一度のお茶会自体を廃止したいらしい。だがシュルラハロートの前侯爵夫妻が強く言いつけ、欠席したら、家業を理由に手を回して、仕事をやめさせるとまで言ったらしい。シュルラハロート前侯爵夫妻は、私を既に可愛がってくれていて、私が可哀想であると判断したようだ。
実際……会ってもらえなくなったら、私は悲しい。
何故ならば、十三歳のあの日、私は彼に一目惚れをした。
ヴォルフ様の緋色の瞳に惹きつけられて、胸の中で何か、花が開いたような気がしたのである。だから相応しい大人の女性になりたくて、自分磨きも頑張ったつもりである。あれから五年。最初は子供扱いされて、時々玩具を贈ってくれたりしたが――今はそれもされなくなった。「うん」「そう」「へぇ」「興味ない」しか、言わなくなってしまったのである。このお茶会以外では、どうしても欠席できない仕事関連や王室関連の夜会に、出席する際に会うくらいだ。
ヴォルフ様はお仕事熱心なのだと思うことにしているが――私にもう少し興味を持って欲しい。優しさが見えない。
「じゃあ、またね」
薔薇園の奥の時計台から、お茶会終了時刻の鐘が聞こえた時、さっと立ち上がり、さっさとヴォルフ様は帰ってしまった。取り残された私は、俯いてため息をついたのだった。
「僕ってさ、どうして嫌われてるのかな?」
「嫌われていませんわ」
「――一度も女の子とも話したことがないし」
「あの、私は女性なのですが?」
「ごめん。考えた事が無かった」
素直なリヒト先輩の言葉に、私は遠い目をした。そこへ中央校舎から時計の鐘の音が響いてきて、講義開始時間となった。ほぼ同時に入ってきたのは、紺に金の縁どりの外套を羽織っている、ミネロム先生だった。暗めの金髪で、瞳の色も同じである。猫のように少し吊り目だが、大きな瞳をしている。
「始めるぞ」
ニッと笑って、彼が長い指揮杖を手にした。召喚獣の召喚は、オーケストラの指揮者のように白く細い杖を静かに握って行う。すると召喚旋律が流れて、事前に作っておいた召喚魔方陣が起動する。四角形の中に、多種多様な紋章を刻むことで、望む召喚獣を喚び出す事が可能なのだ。
現在私達が行っているのは、高知能の人型召喚獣の研究である。召喚獣の多くは人語を解するが、独自の言語は持たない。現在、人間の言語を逆輸入して、共通語として使っているらしいのだ。そのため、人間側は、かつては存在したらしい廃れていく召喚獣の言語が分からなくなってきている。それを保持している可能性が高いのは、人型召喚獣だ。
人型召喚獣は、非常に数が少ない。だがその全てが非常に高知能だという話で、長い時を生きている事も手伝い、場合により召喚者である私達よりも高い見識を持っているそうだ。
私達は、この人型召喚獣との契約を目指す事になる。
一週間後に、私とリヒト先輩はそれぞれ初挑戦するのだ。
それまでは、召喚魔方陣に刻む、召喚獣の古い言葉や紋章を、選んだり解読したりするという作業になる。
リヒト先輩とともに、私は素直に机に向かった。
人型の召喚獣で有名なのは、歴史書に出てくる、誰でも知っている二体が挙げられる。
一人はエリオット帝、召喚獣の王である。
もう一人は、そのエリオット帝をも凌ぐと言われる最強の力の持ち主だ。
だが、気まぐれで滅多に召喚には応じないとされる、クラインディルヴェルトである。
その下に四将軍として、左・央・右・境の召喚獣がいる。現在この国で喚び出すことが可能な範囲で、一番上の存在は、境の将軍ワーディラスである。いくらなんでもこのような上級の召喚獣を喚び出そうとしているわけではない。それは第一騎士団が専門に研究をしている。
私とリヒト先輩の目標は、四将軍の配下にいる、人型召喚獣の召喚である。
それが理想であり――実際にはさらにその下の、召喚獣世界で、日々自然に暮らしている人型の存在と、接触することができれば、十分すぎる成果となる。
「できたか? どれ」
見回りに来たミネロム先生が、私達の並んだ机の前に立った。
それからひとしきりリヒト先輩を褒め称えた。これは仕方がない。リヒト先輩には、私とても追いつくのは無理だ。だから悔しさなどない。
「イリス嬢は……――お前はやる気があるのか? 人型召喚獣のプライドが高いということを、俺に何度言わせる気だ? 参考文献にも嫌というほど書いてあるだろう。お前はこの召喚用の旋律が、上目線の高飛車な音楽じゃないと思うのか?」
「……も、申し訳ございません……」
「もっとわかりやすくスマートな旋律を考えろ」
ため息をついた後、ミネロム先生は端正な顔の中で、眉間を潜めた。
「お前は、召喚獣と平民を勘違いしていないか? 『どうせ聞いたことがないだろうから、この素晴らしい音楽をわざわざ弾いて差し上げます』――そういった内容だ。わかりやすく言うならな」
「そんなつもりでは――……」
「自覚がなくともそうなっているんだ。まずは自分の性格を見直すことから始めたらどうだ? 平民出自だが教師として意見していい立場だから敢えて言うが、お前の振る舞いは鼻につく。見ていて鬱陶しい」
冷たく言い放たれた時、鐘の音がした。先生が出て行った。
厳しい言葉は私のためなのだろうが、もう少し優しい言い方をしてくれても良いと思う。
正直落ち込んだ私は、俯いて唇を引き結ぶ。
「イリス……」
すると、リヒト先輩が珍しく口を開いた。
「僕は君より若干家格が上だから贔屓されておだてられただけだ。それがなかったから、君はちょっと強く言われちゃったんだ。実際の完成度は、僕も君も最低レベルだと思う。だってイリスの論文は、ものすごくひどいし、僕は自分のどこが悪いかはわからないけど、イリスのはひどい」
必死に慰めてくれようとしているのだけはわかったが、泣きそうになった。止めを刺された気分だ。
贔屓云々は、リヒト先輩は実際にそう思っているのだろう。自分の才能に気づいていないのだから。
そして――正直者だから、私が自分の召喚用にまとめている論文の図式や旋律は、先輩から見てもよほどひどいのだろうと、改めてわかった。
リヒト先輩の優しさは、方向性が間違っている。フォローになっていない……。
涙ぐみながら、その日はこの講義だけだったので、私は帰ることにした。迎えの馬車には、執事のロビンが乗っていた。本日はこのまま、許婚との茶会に呼ばれているため、ロビンは先方の侍女達と打ち合わせをするためにやってきたのだろう。馬車に乗ると、ロビンに声をかけられた。
「お嬢様」
「何? 私今疲れているのよ」
「ええ、そのようですね。上辺の笑顔が崩れ去っているため、見るに無残なお疲れの表情をされていますよ。ドレスのリボンも傾いております。その格好で会いに来た許婚を見たら、私であれば破談を考えますが」
「……直します」
「そうして下さい。ただでさえひどい顔が、最悪です。私はお嬢様の顔がいかに崩れていても気になりませんが、一般的には皆様目を逸らすことは請け合いです」
私の事を思ってだとは分かるが、優しさが見えない言葉の数々だった。
こうして終始お小言を聞きながら服装を直し、私は茶会の場へと向かった。
到着時にはすべて直していたので、私は麗しい微笑を心がけた。
「お会いしたかったですわ、ヴォルフ様」
「――へぇ」
席についてすぐ、やってきたヴォルフ様に、私は声をかけた。
しかし気のない返事が返ってくる。
ヴォルフ・シュルラハロート侯爵は、実は私との許婚関係に乗り気ではないらしい。
許婚になったのは、私が十三歳、彼が二十五歳の頃だった。十二歳の年の差で、現在ヴォルフ様は、三十歳である。綺麗な金髪で緋色の瞳。服は目の色をさらに鮮やかにしたような緋色で統一されている。シュルラハロート侯爵家は、焔魔術の使い手としても名高い。庭の各地では、焔で出来た花や鳥、彫刻を見ることができる。噴水のような焔もある。彼は一切召喚獣には興味がない。そして――私にも興味がないらしい。
学校でのできごとや、美味しい紅茶について語る私を眺め、ずっと適当に相槌を打っている。ヴォルフ様は、この月に一度のお茶会自体を廃止したいらしい。だがシュルラハロートの前侯爵夫妻が強く言いつけ、欠席したら、家業を理由に手を回して、仕事をやめさせるとまで言ったらしい。シュルラハロート前侯爵夫妻は、私を既に可愛がってくれていて、私が可哀想であると判断したようだ。
実際……会ってもらえなくなったら、私は悲しい。
何故ならば、十三歳のあの日、私は彼に一目惚れをした。
ヴォルフ様の緋色の瞳に惹きつけられて、胸の中で何か、花が開いたような気がしたのである。だから相応しい大人の女性になりたくて、自分磨きも頑張ったつもりである。あれから五年。最初は子供扱いされて、時々玩具を贈ってくれたりしたが――今はそれもされなくなった。「うん」「そう」「へぇ」「興味ない」しか、言わなくなってしまったのである。このお茶会以外では、どうしても欠席できない仕事関連や王室関連の夜会に、出席する際に会うくらいだ。
ヴォルフ様はお仕事熱心なのだと思うことにしているが――私にもう少し興味を持って欲しい。優しさが見えない。
「じゃあ、またね」
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