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第7話 VSホブゴブリン
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俯瞰するように上空から村を見渡した。
村の東からゴブリンが攻め込んできている。数は全部で15匹ほど。奥には筋骨隆々とした巨大な体躯を有するホブゴブリンの姿。
『女子供が退避するまで時間を稼ぐんだ!』
村人たちは反対側――西側に避難をはじめている。男たちは鍬などを手に応戦。
なんとか村の東でゴブリンたちの進行を食い止めていた。
『ベンおじさん! 僕も戦うよ!』
『アーサー!? いかん! 子供はすぐに避難小屋に避難するんだ!』
木剣を手に駆けつけたアーサーに、壮年の男が引き返すように声を荒げる。
しかし、アーサーが従うことはない。
『僕はもう15です! 子供じゃないよ! ペンドラゴン家の人間として、僕にはこの村を守る義務がある!』
『あぁーくそっ、なら頼むから無茶だけはしないでくれよ。お前になにかあったら亡くなった親父さんに顔向けできんからな』
諦めたように髪をかきむしる男。
俺は報告書にあった村人たちのプロフィール写真を脳内で素早くめくる。
「ベン・ダルクか」
ジャンヌの父で正義感は強いようだが、戦闘には不向きのようだ。
村の東側ではいまも激しい怒号が飛び交っている。
男たちが総出でゴブリンに立ち向かっているが、すばしっこいゴブリンに悪戦苦闘。
徐々に劣勢に追い込まれていく。
『なんだありゃ!?』
『ホブゴブリンだァッ――!?』
いつまで経っても村を制圧しきれないゴブリンに苛立ちを覚えた巨大な怪物が、森の奥から姿をあらわした。
その怪力で巨木を引っこ抜く。
『どけぇッ――!』
ぶんっ!
『うわぁっ!?』
『なんちゅう馬鹿力だっ』
『下がれ下がれっ! 一旦退くんだ!』
敵味方入り混じる戦場で大木を力任せに振り回すホブゴブリン。
慌てて背を向けて逃げだす男たち。逃げ遅れた数匹が蹴り飛ばされたボールのように吹き飛んだ。
『下等な人間如きに何たるざまだッ! 貴様らそれでも獣鬼一族かァッ!』
叱責を飛ばすホブゴブリンに、脅えて萎縮するゴブリンたち。
やはり司令塔はあのゴリマッチョのようだ。
『あの化物はまずいぞっ!?』
まさかのホブゴブリンの登場に、村人たちの表情が絶望に染まりつつある。
しかし、怪物を前にしても彼だけは戦意を失うことはなかった。
迫りくるホブゴブリンに悠然と立ち向かうアーサー。
『それ以上村に入ることはこの僕が許さないぞ!』
『下等な人間如きがッ、我が前に立ちはだかるかァッ――!』
ぼんっ!
風を叩きつけるように巨木を横薙ぎに振り回すホブゴブリン。
『アーサーッ!?』
ベンが思わず息を飲む。
とっさに身を屈んだアーサーの頭上を、大樹が猛スピードで通りすぎる。遅れて突風が吹き荒れた。
飛ばされないように踏んばるアーサー。
大木を投げ捨てた怪物が力強く地面を蹴って突っ込んでくる。そのままアーサーの眼前で足を振り抜いた。
『ぐわぁぁあっ……』
天高く舞い上がるアーサー。
拳を握りしめ、真っ逆さまに落ちてくるアーサーを見据えるホブゴブリン。
その剛腕をもって撃ち抜かれればただでは済まない。
『くそったれぇっぇぇええええええええええッ』
亡き友人の子を救うべく、なけなしの勇気を振りしぼって突貫するベン・ダルク。
丸太のようなホブゴブリンに体当たり。
巨体を全身でロックする。
『あの子だけはっ、アヴァロンの王にだけはっ―――』
何度背中に拳を振り下ろされようと、ベンは決して怪物を離そうとしない。
『痛っ――』
吐血し、ベンは霞む視界の中で地面に転がる少年王の姿をとらえる。
一瞬安堵したように微笑んだ彼の全身から、スッと力が抜け落ちた。
刹那――蹴り飛ばされたベンの体が勢いよく地面を跳ねる。
『おじさんっ!?』
『―――っ』
彼は嘘みたいに晴れ渡る空を仰ぎ見て、自らの死を悟ったように呟いた。
『すまん……ウーゼル。守れなかった』
怪物は止めを刺そうと、なおもベンに突っ込んでくる。
『やめろぉぉおおおおおおおおおおッ!』
アーサーの叫びが殺伐とした村にこだまする。
その時――ベン・ダルクとホブゴブリンの間に黒い影が割り込んだ。
がんっ!
凄まじい激突音と衝撃波が鳴り響く。
『バカなッ!? 下等な人間如きが我の一撃を防いだだと!』
『アーサー、無事かッ!』
そこには美しい茅色の髪をなびかせたジャンヌの姿があった。
彼女は『ふんっ』と木剣でホブゴブリンの強打を押し返す。
『僕よりおじさんがっ!』
アーサーの無事を確認したジャンヌは、ホッとした様子で息を吐き出す。
『アーサーが気に病むことではない。王の盾となり死ねたのなら父もさぞ本望だっただろう』
『親を勝手に殺すなっ―――! まだ生きとるわっ!』
『なんだ生きていたのか父上』
『お前ってやつはっ、お前ってやつはっ――』
こいつは本当にアーサー以外興味がないのだろうな。ある意味恐ろしい女だ。
なんてことを思わず思ってしまう。
『邪魔だ』
『うわぁっ!? ――親を足蹴りするんじゃない!』
ががんっ!
再び距離を詰めてくるホブゴブリン。木剣で岩のような拳を受け止めるジャンヌの目が微かに見開いた。
『その額の傷……あの時のホブゴブリンかッ!』
『見覚えのある面だと思ったら、いつぞやの小便臭い人間かッ!』
ということは、額の傷はウーゼル・ペンドラゴンがつけたものか。
『また漏らしてしまわぬうちに降伏するならば、子種を受け容れる器として飼ってくれる』
『なっ!? 王の剣たる私を愚弄するかァッ!』
白熱する打ち合い。
大気を震わせ轟音が鳴り響く。
ホブゴブリンの強烈な一撃を受け止めるたび、ジャンヌの木剣はミシミシと軋みはじめる。
そして遂に――バキッ!?
幾度となく振り抜かれた剛腕に耐えきれず、木剣は中央から真っ二つに折れてしまった。
『そんなっ!? ―――ぐわぁっ!?』
同時に振り抜かれた拳がジャンヌの顔面をとらえる。
吹き飛ぶジャンヌ。
『壊れろにんげぇぇえええええんッ――!!』
追い討ちをかけるべく大跳躍をみせるホブゴブリンが、彼女の真上から降ってくる。
殺られる……そう思った次の瞬間。
ごんっ!
『うぉぉおおおおおおおおおおッ!』
今度はアーサーが渾身の力でホブゴブリンののしかかりを受け止めていた。
『なにをしているアーサーッ!?』
『僕の大切な従者をッ、これ以上いじめるなァッ―――!!』
『人間風情がなめるなッ! ホブゴブリン120%!』
ただでさえごいつホブゴブリンの筋肉がさらに膨張。ムキムキと歪な音を立て、一層分厚い筋肉の鎧が怪物をさらなる化物へと進化させる。
『『うわぁぁああああッ!?』』
粉塵を巻きあげ弾き飛ばされるアーサーとジャンヌ。
『無理だ。あんな化物に勝てるわけねぇ』
『この村はもうおしまいだ……』
あきらめたようにその場にへたり込む村人たち。
ゴブリンたちは圧倒的な姿へと変貌を遂げた化物に、勝利を確信したように雄叫びをあげる。
『まだだっ……。まだ私はたたかえ――ぐわぁっ!?』
『動くな、人間ッ』
ホブゴブリンが指を弾くとジャンヌが吹き飛んだ。
『ジャンヌッ!?』
『なんだ……今のはっ!?』
何が起こっているのかもわからずに呆然となるアーサーや村人たち。
ジャンヌ本人も何がなんだかわからないといった表情を浮かべている。
指弾。
空気を指で弾いて風圧を弾丸に見立てて相手にぶつける武術の一種。
どうやらただのゴリマッチョではないということらしい。
『蜂の巣にしてくれるッ!』
両腕を突きだして指弾を連射するホブゴブリン。
目に見えない無数の弾丸が容赦なく二人を襲うと、舞い上がる砂塵によって二人の姿が見えなくなってしまう。
『そんな……ジャンヌ、アーサー………』
ベンの叫び声だけが虚しく吹き抜けた。
――が、砂埃が風に流されると、そこには二人の姿があった。
『バカなッ―――なんだあれはッ!?』
村の東からゴブリンが攻め込んできている。数は全部で15匹ほど。奥には筋骨隆々とした巨大な体躯を有するホブゴブリンの姿。
『女子供が退避するまで時間を稼ぐんだ!』
村人たちは反対側――西側に避難をはじめている。男たちは鍬などを手に応戦。
なんとか村の東でゴブリンたちの進行を食い止めていた。
『ベンおじさん! 僕も戦うよ!』
『アーサー!? いかん! 子供はすぐに避難小屋に避難するんだ!』
木剣を手に駆けつけたアーサーに、壮年の男が引き返すように声を荒げる。
しかし、アーサーが従うことはない。
『僕はもう15です! 子供じゃないよ! ペンドラゴン家の人間として、僕にはこの村を守る義務がある!』
『あぁーくそっ、なら頼むから無茶だけはしないでくれよ。お前になにかあったら亡くなった親父さんに顔向けできんからな』
諦めたように髪をかきむしる男。
俺は報告書にあった村人たちのプロフィール写真を脳内で素早くめくる。
「ベン・ダルクか」
ジャンヌの父で正義感は強いようだが、戦闘には不向きのようだ。
村の東側ではいまも激しい怒号が飛び交っている。
男たちが総出でゴブリンに立ち向かっているが、すばしっこいゴブリンに悪戦苦闘。
徐々に劣勢に追い込まれていく。
『なんだありゃ!?』
『ホブゴブリンだァッ――!?』
いつまで経っても村を制圧しきれないゴブリンに苛立ちを覚えた巨大な怪物が、森の奥から姿をあらわした。
その怪力で巨木を引っこ抜く。
『どけぇッ――!』
ぶんっ!
『うわぁっ!?』
『なんちゅう馬鹿力だっ』
『下がれ下がれっ! 一旦退くんだ!』
敵味方入り混じる戦場で大木を力任せに振り回すホブゴブリン。
慌てて背を向けて逃げだす男たち。逃げ遅れた数匹が蹴り飛ばされたボールのように吹き飛んだ。
『下等な人間如きに何たるざまだッ! 貴様らそれでも獣鬼一族かァッ!』
叱責を飛ばすホブゴブリンに、脅えて萎縮するゴブリンたち。
やはり司令塔はあのゴリマッチョのようだ。
『あの化物はまずいぞっ!?』
まさかのホブゴブリンの登場に、村人たちの表情が絶望に染まりつつある。
しかし、怪物を前にしても彼だけは戦意を失うことはなかった。
迫りくるホブゴブリンに悠然と立ち向かうアーサー。
『それ以上村に入ることはこの僕が許さないぞ!』
『下等な人間如きがッ、我が前に立ちはだかるかァッ――!』
ぼんっ!
風を叩きつけるように巨木を横薙ぎに振り回すホブゴブリン。
『アーサーッ!?』
ベンが思わず息を飲む。
とっさに身を屈んだアーサーの頭上を、大樹が猛スピードで通りすぎる。遅れて突風が吹き荒れた。
飛ばされないように踏んばるアーサー。
大木を投げ捨てた怪物が力強く地面を蹴って突っ込んでくる。そのままアーサーの眼前で足を振り抜いた。
『ぐわぁぁあっ……』
天高く舞い上がるアーサー。
拳を握りしめ、真っ逆さまに落ちてくるアーサーを見据えるホブゴブリン。
その剛腕をもって撃ち抜かれればただでは済まない。
『くそったれぇっぇぇええええええええええッ』
亡き友人の子を救うべく、なけなしの勇気を振りしぼって突貫するベン・ダルク。
丸太のようなホブゴブリンに体当たり。
巨体を全身でロックする。
『あの子だけはっ、アヴァロンの王にだけはっ―――』
何度背中に拳を振り下ろされようと、ベンは決して怪物を離そうとしない。
『痛っ――』
吐血し、ベンは霞む視界の中で地面に転がる少年王の姿をとらえる。
一瞬安堵したように微笑んだ彼の全身から、スッと力が抜け落ちた。
刹那――蹴り飛ばされたベンの体が勢いよく地面を跳ねる。
『おじさんっ!?』
『―――っ』
彼は嘘みたいに晴れ渡る空を仰ぎ見て、自らの死を悟ったように呟いた。
『すまん……ウーゼル。守れなかった』
怪物は止めを刺そうと、なおもベンに突っ込んでくる。
『やめろぉぉおおおおおおおおおおッ!』
アーサーの叫びが殺伐とした村にこだまする。
その時――ベン・ダルクとホブゴブリンの間に黒い影が割り込んだ。
がんっ!
凄まじい激突音と衝撃波が鳴り響く。
『バカなッ!? 下等な人間如きが我の一撃を防いだだと!』
『アーサー、無事かッ!』
そこには美しい茅色の髪をなびかせたジャンヌの姿があった。
彼女は『ふんっ』と木剣でホブゴブリンの強打を押し返す。
『僕よりおじさんがっ!』
アーサーの無事を確認したジャンヌは、ホッとした様子で息を吐き出す。
『アーサーが気に病むことではない。王の盾となり死ねたのなら父もさぞ本望だっただろう』
『親を勝手に殺すなっ―――! まだ生きとるわっ!』
『なんだ生きていたのか父上』
『お前ってやつはっ、お前ってやつはっ――』
こいつは本当にアーサー以外興味がないのだろうな。ある意味恐ろしい女だ。
なんてことを思わず思ってしまう。
『邪魔だ』
『うわぁっ!? ――親を足蹴りするんじゃない!』
ががんっ!
再び距離を詰めてくるホブゴブリン。木剣で岩のような拳を受け止めるジャンヌの目が微かに見開いた。
『その額の傷……あの時のホブゴブリンかッ!』
『見覚えのある面だと思ったら、いつぞやの小便臭い人間かッ!』
ということは、額の傷はウーゼル・ペンドラゴンがつけたものか。
『また漏らしてしまわぬうちに降伏するならば、子種を受け容れる器として飼ってくれる』
『なっ!? 王の剣たる私を愚弄するかァッ!』
白熱する打ち合い。
大気を震わせ轟音が鳴り響く。
ホブゴブリンの強烈な一撃を受け止めるたび、ジャンヌの木剣はミシミシと軋みはじめる。
そして遂に――バキッ!?
幾度となく振り抜かれた剛腕に耐えきれず、木剣は中央から真っ二つに折れてしまった。
『そんなっ!? ―――ぐわぁっ!?』
同時に振り抜かれた拳がジャンヌの顔面をとらえる。
吹き飛ぶジャンヌ。
『壊れろにんげぇぇえええええんッ――!!』
追い討ちをかけるべく大跳躍をみせるホブゴブリンが、彼女の真上から降ってくる。
殺られる……そう思った次の瞬間。
ごんっ!
『うぉぉおおおおおおおおおおッ!』
今度はアーサーが渾身の力でホブゴブリンののしかかりを受け止めていた。
『なにをしているアーサーッ!?』
『僕の大切な従者をッ、これ以上いじめるなァッ―――!!』
『人間風情がなめるなッ! ホブゴブリン120%!』
ただでさえごいつホブゴブリンの筋肉がさらに膨張。ムキムキと歪な音を立て、一層分厚い筋肉の鎧が怪物をさらなる化物へと進化させる。
『『うわぁぁああああッ!?』』
粉塵を巻きあげ弾き飛ばされるアーサーとジャンヌ。
『無理だ。あんな化物に勝てるわけねぇ』
『この村はもうおしまいだ……』
あきらめたようにその場にへたり込む村人たち。
ゴブリンたちは圧倒的な姿へと変貌を遂げた化物に、勝利を確信したように雄叫びをあげる。
『まだだっ……。まだ私はたたかえ――ぐわぁっ!?』
『動くな、人間ッ』
ホブゴブリンが指を弾くとジャンヌが吹き飛んだ。
『ジャンヌッ!?』
『なんだ……今のはっ!?』
何が起こっているのかもわからずに呆然となるアーサーや村人たち。
ジャンヌ本人も何がなんだかわからないといった表情を浮かべている。
指弾。
空気を指で弾いて風圧を弾丸に見立てて相手にぶつける武術の一種。
どうやらただのゴリマッチョではないということらしい。
『蜂の巣にしてくれるッ!』
両腕を突きだして指弾を連射するホブゴブリン。
目に見えない無数の弾丸が容赦なく二人を襲うと、舞い上がる砂塵によって二人の姿が見えなくなってしまう。
『そんな……ジャンヌ、アーサー………』
ベンの叫び声だけが虚しく吹き抜けた。
――が、砂埃が風に流されると、そこには二人の姿があった。
『バカなッ―――なんだあれはッ!?』
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