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第48話 ねだるな勝ち取れ!
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「ど、どうしようガウェイン! ゴブリンたちがこっちに向かってくるわ!?」
弓や石器を携えたゴブリンが、ぞろぞろと闇の中から姿を現した。
わたしはパニックを起こして今にも叫び出してしまいそうになるけど、震える男の子を守らなければという想いだけで、気を失いそうな自分を必死に奮い立たせた。
「落ち着け! やつらの槍は短い、中央に居れば刺される心配はない!」
「で、でも、あいつら弓も持ってるぜ! 狙い撃ちされたらどうなるんだ!」
「そ、それは……」
口ごもるガウェイン。
そんなところで黙り込んでしまえば、子供たちの不安を余計煽るだけになってしまう。
「だ、大丈夫よ! ゴッ、ゴブリンは弓が下手くそだから当たらないわ! そ、そうでしょ、ガウェイン!」
「あ、ああ! その通りだ!」
わたしの意図に気がついてくれたガウェインが、咄嗟に話に合わせてくれる。
「お前、飯運んでくる商人だべな!」
「貴方は、えー……と、ゴブヘイさん!」
「ゴブゾウだべ! この有難い腹巻きが目に入らねぇべか!」
「あははは……細かいことは良いじゃありませんか」
「オラの顔は細かくねぇべ!」
「それより、こんなところまでどうしたんです? 村からかなり離れていますよね?」
「ここは元々オラたちの村なんだけど、近頃この辺りを縄張りにしようとする連中がいるんだべ。商人が襲われたら危ねぇから、オラたちが警護するように云われたんだべ。お前がやって来る正確な時間が分からねぇから、オラたち三日も待ったべ」
「それはそれは、ご苦労さまです」
闇の中から姿を現した緑の軍団はまっすぐ商人の元に、ゴブリンを認めた商人も軽く頭を下げて親しげに会話をはじめる。
死の商人、やはり彼は異常だ。
魔物と、ゴブリンと親しげに会話をするだけでなく、怪物に今回の商品はこちらですよと満面の笑みを向けてくる。
「……飯は?」
不満そうにゴブリンが尋ねると、
「申し訳ありません。今回は彼らだけなんです。お嫌いですか?」
「いや、神様はむしろ人間が来るのを心待ちにしていたべ!」
ゴブリンたちが神と崇めるゴブリンロードは、牛や豚といった家畜よりも、人間の肉を好むという。なんとも悍ましい会話……。
「メスも居るだべな。子を孕ませて増やすのもありだべな」
「―――ひっ!?」
わたしたちにゴブリンの子を生ませるとでもいうのか。あるいはわたしたちに強制性交渉させ、繁殖させて人間牧場でも築こうというのか。
淫らな腰つきのゴブリンにゾットする。
「それはいいですね! でもそうなると、わたしが奴隷を連れてくる仕事がなくなってしまいそうですね」
悪魔のような計画を聞いた商人が愉快そうに大笑いしている。
この男を、わたしは同じ人間だとは思わない。
「オレと戦え、ゴブリンッ―――!!」
商人とゴブリンの悪魔的会話に黙って耳を傾けていたガウェインが、怒りに震えながら叫びを上げた。
「オレが貴様らに勝ったあかつきには、オレたちから手を引くと約束しろ!」
ゴブリンと商人はポカーンと気の抜けた顔を見せては、互いに顔を見合っている。
「あいつは何を言ってるべか?」
「彼は元々少年兵だったらしく、とにかく戦場が大好きなんです。いわゆる戦闘狂というやつですね」
「んっでぇ、戦いたいからって自分を戦場に送り返せって言ってるべか? 正気の沙汰じゃねぇべ。戦闘狂のリザードマンみたいなやつだべな」
商人とリーダーらしきゴブリンが、良くわからない会話をしている。
「分かったべ! けどお前が負けたら大人しくオラたちについてくるべ! そんで、誰にも迷惑かけねぇと誓うべや!」
「迷惑……? 脱走して貴様らの手を煩わせるなという意味か……。なめやがってッ! 上等だ!! 片腕だろうが素手だろうがッ、ゴブリン如きまとめて葬ってくれるッ!!」
全身から闘気をみなぎらせるガウェインは、わたしの目には英雄のように頼もしく映った。
勇者、そう呼ばれるものがいるとするなら、きっと彼のような人物なんだと思う。
「但し! これはオラとお前の一騎打ちだべさ」
「なに、一騎打ちだと!? 盲目で片腕の上に丸腰だからと、最弱モンスターがオレをなめるかゴブリンッ!!」
屈辱だと奥歯がへし折れそうなほど歯を食いしばるガウェインに対し、腹巻きゴブリンは余裕の笑みでこう言った。
「安心するべ、ちゃんと武器は貸してやるべな」
「なっ!? 武器を貸すだと!?」
「当然だべ。でも、オラの剣は人間には小さすぎるから、商人の護身用の剣を貸してやってほしいべ」
「それは構いませんが、よろしいんですか?」
「あとで卑怯だインチキだ言われて、神様の前でイチャモンつけられたらかなわねぇべ」
「なるほど。そういうことでしたら、わたしのをお貸ししましょう」
商人は御者台に置いていた護身用の剣を手に、檻の鍵を開けた。
ガウェインはじっと立ち尽くしている。音と気配でゴブリンも商人も本気なのだと理解しているのだ。ゆえに気味が悪い。
「どうかしましたか? さあ、出てください」
「貴様……本気か?」
「と、申されますと?」
「オレは目が見えずとも音と気配で十分戦える。万に一つ、ゴブリンなんぞに敗北することはない。それを知った上で、勝ち目のない……賭けにすらならないこのような戦いを認めると? 商人は皆、利口でずる賢いと聞いていたが、貴様はただのイカれ野郎だったか」
「仰る通り、わたしは勝ち目のある儲かる賭けにしか乗りませんよ」
「……っ。なめやがってッ」
片腕でめくらなお前は、最弱モンスターゴブリン一匹にすら勝てない。商人は暗にそう言っているのだ。
男としての、戦士としての誇りを踏みにじられたガウェインの怒りは、相当なものだったのだろう。
触れると火傷してしまいそうな程の闘気を身にまとう彼は、わたしの知るガウェインではない。そこには10年間戦場で剣を振り続けた、伝説の少年兵がいた。
彼は今一度、心を修羅へと還す。
そのあまりの迫力に一瞬、わたしは息をすることさえ忘れてしまう。
「姉ちゃん、おいら……兄ちゃんが怖ぇよ」
「……大丈夫。ガウェインはわたしたちの為に、もう一度鬼になってくれるの。だからこそ、わたしたちには彼の勇姿を見届ける義務がある。怖くても見るのよ!」
「姉ちゃん……。うん、わかった。おいら兄ちゃんを応援するよ!」
一歩踏み出すガウェインに、わたしは震える声で彼の名前を呼んだ。
「ガウェイン! ……勝って」
歩みを止めたガウェインがスッと息を飲み、吐き出した。
「――任せろッ!!」
勇ましい彼の雄叫びが、夜を激しく揺さぶる。
自らの手で自由を掴み取るため、ガウェインは檻の外に飛び出すのだ。
弓や石器を携えたゴブリンが、ぞろぞろと闇の中から姿を現した。
わたしはパニックを起こして今にも叫び出してしまいそうになるけど、震える男の子を守らなければという想いだけで、気を失いそうな自分を必死に奮い立たせた。
「落ち着け! やつらの槍は短い、中央に居れば刺される心配はない!」
「で、でも、あいつら弓も持ってるぜ! 狙い撃ちされたらどうなるんだ!」
「そ、それは……」
口ごもるガウェイン。
そんなところで黙り込んでしまえば、子供たちの不安を余計煽るだけになってしまう。
「だ、大丈夫よ! ゴッ、ゴブリンは弓が下手くそだから当たらないわ! そ、そうでしょ、ガウェイン!」
「あ、ああ! その通りだ!」
わたしの意図に気がついてくれたガウェインが、咄嗟に話に合わせてくれる。
「お前、飯運んでくる商人だべな!」
「貴方は、えー……と、ゴブヘイさん!」
「ゴブゾウだべ! この有難い腹巻きが目に入らねぇべか!」
「あははは……細かいことは良いじゃありませんか」
「オラの顔は細かくねぇべ!」
「それより、こんなところまでどうしたんです? 村からかなり離れていますよね?」
「ここは元々オラたちの村なんだけど、近頃この辺りを縄張りにしようとする連中がいるんだべ。商人が襲われたら危ねぇから、オラたちが警護するように云われたんだべ。お前がやって来る正確な時間が分からねぇから、オラたち三日も待ったべ」
「それはそれは、ご苦労さまです」
闇の中から姿を現した緑の軍団はまっすぐ商人の元に、ゴブリンを認めた商人も軽く頭を下げて親しげに会話をはじめる。
死の商人、やはり彼は異常だ。
魔物と、ゴブリンと親しげに会話をするだけでなく、怪物に今回の商品はこちらですよと満面の笑みを向けてくる。
「……飯は?」
不満そうにゴブリンが尋ねると、
「申し訳ありません。今回は彼らだけなんです。お嫌いですか?」
「いや、神様はむしろ人間が来るのを心待ちにしていたべ!」
ゴブリンたちが神と崇めるゴブリンロードは、牛や豚といった家畜よりも、人間の肉を好むという。なんとも悍ましい会話……。
「メスも居るだべな。子を孕ませて増やすのもありだべな」
「―――ひっ!?」
わたしたちにゴブリンの子を生ませるとでもいうのか。あるいはわたしたちに強制性交渉させ、繁殖させて人間牧場でも築こうというのか。
淫らな腰つきのゴブリンにゾットする。
「それはいいですね! でもそうなると、わたしが奴隷を連れてくる仕事がなくなってしまいそうですね」
悪魔のような計画を聞いた商人が愉快そうに大笑いしている。
この男を、わたしは同じ人間だとは思わない。
「オレと戦え、ゴブリンッ―――!!」
商人とゴブリンの悪魔的会話に黙って耳を傾けていたガウェインが、怒りに震えながら叫びを上げた。
「オレが貴様らに勝ったあかつきには、オレたちから手を引くと約束しろ!」
ゴブリンと商人はポカーンと気の抜けた顔を見せては、互いに顔を見合っている。
「あいつは何を言ってるべか?」
「彼は元々少年兵だったらしく、とにかく戦場が大好きなんです。いわゆる戦闘狂というやつですね」
「んっでぇ、戦いたいからって自分を戦場に送り返せって言ってるべか? 正気の沙汰じゃねぇべ。戦闘狂のリザードマンみたいなやつだべな」
商人とリーダーらしきゴブリンが、良くわからない会話をしている。
「分かったべ! けどお前が負けたら大人しくオラたちについてくるべ! そんで、誰にも迷惑かけねぇと誓うべや!」
「迷惑……? 脱走して貴様らの手を煩わせるなという意味か……。なめやがってッ! 上等だ!! 片腕だろうが素手だろうがッ、ゴブリン如きまとめて葬ってくれるッ!!」
全身から闘気をみなぎらせるガウェインは、わたしの目には英雄のように頼もしく映った。
勇者、そう呼ばれるものがいるとするなら、きっと彼のような人物なんだと思う。
「但し! これはオラとお前の一騎打ちだべさ」
「なに、一騎打ちだと!? 盲目で片腕の上に丸腰だからと、最弱モンスターがオレをなめるかゴブリンッ!!」
屈辱だと奥歯がへし折れそうなほど歯を食いしばるガウェインに対し、腹巻きゴブリンは余裕の笑みでこう言った。
「安心するべ、ちゃんと武器は貸してやるべな」
「なっ!? 武器を貸すだと!?」
「当然だべ。でも、オラの剣は人間には小さすぎるから、商人の護身用の剣を貸してやってほしいべ」
「それは構いませんが、よろしいんですか?」
「あとで卑怯だインチキだ言われて、神様の前でイチャモンつけられたらかなわねぇべ」
「なるほど。そういうことでしたら、わたしのをお貸ししましょう」
商人は御者台に置いていた護身用の剣を手に、檻の鍵を開けた。
ガウェインはじっと立ち尽くしている。音と気配でゴブリンも商人も本気なのだと理解しているのだ。ゆえに気味が悪い。
「どうかしましたか? さあ、出てください」
「貴様……本気か?」
「と、申されますと?」
「オレは目が見えずとも音と気配で十分戦える。万に一つ、ゴブリンなんぞに敗北することはない。それを知った上で、勝ち目のない……賭けにすらならないこのような戦いを認めると? 商人は皆、利口でずる賢いと聞いていたが、貴様はただのイカれ野郎だったか」
「仰る通り、わたしは勝ち目のある儲かる賭けにしか乗りませんよ」
「……っ。なめやがってッ」
片腕でめくらなお前は、最弱モンスターゴブリン一匹にすら勝てない。商人は暗にそう言っているのだ。
男としての、戦士としての誇りを踏みにじられたガウェインの怒りは、相当なものだったのだろう。
触れると火傷してしまいそうな程の闘気を身にまとう彼は、わたしの知るガウェインではない。そこには10年間戦場で剣を振り続けた、伝説の少年兵がいた。
彼は今一度、心を修羅へと還す。
そのあまりの迫力に一瞬、わたしは息をすることさえ忘れてしまう。
「姉ちゃん、おいら……兄ちゃんが怖ぇよ」
「……大丈夫。ガウェインはわたしたちの為に、もう一度鬼になってくれるの。だからこそ、わたしたちには彼の勇姿を見届ける義務がある。怖くても見るのよ!」
「姉ちゃん……。うん、わかった。おいら兄ちゃんを応援するよ!」
一歩踏み出すガウェインに、わたしは震える声で彼の名前を呼んだ。
「ガウェイン! ……勝って」
歩みを止めたガウェインがスッと息を飲み、吐き出した。
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勇ましい彼の雄叫びが、夜を激しく揺さぶる。
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