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第62話 ゴブゾウ一族
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「いいの? 放っておいて」
アーサーとジャンヌ、二人を認めたクレアが耳許で囁いてくる。
「どうしようもないだろ?」
「そうかしら? ウゥルカーヌスは物作りの神様なんでしょ。ジャンヌのあの物騒な剣もウゥルカーヌスが作ったっていうじゃない。なら――」
アーサーにも同じような剣を作ってやればいいとクレアはいう――が、今はまだその時ではない。
「その時じゃないってどういう意味よ」
「時期尚早ということだ」
「だからそれがどういう意味かって聞いてるんじゃない!」
癇癪を起こして怒鳴り散らしてくるクレアから離れるように、俺は自宅に向かって歩き出す。
今アーサーに武具を作ってやれば、きっとアーサーはすべての事柄を全部自分一人で解決しようとする。
慢心と正義感。
二つが合わされば厄介でしかない。
たとえ想像を絶するほどの軍隊が迫っていたとしても、自分ならやれると驕り高ぶったアーサーならば、みんなを守るという正義感から一人で立ち向かいかねない。
力を手に入れた人間は歯止めが効かなくなることがある。
だからこそアーサーには自分の弱さを、一人では何もできないということをまずは知ってもらいたい。
それがアーサーの為であり、延いては国の、民の為でもあるのだ。
その点、ジャンヌはアーサーを守るためだけに力を振るうという誓約を自分に課している。王の剣だという誇りがある限り、彼女が変に暴走することはないだろう。
「神様、明日はオラも一緒に連れて行ってほしいべ」
追いかけてきたゴブゾウが懇願してくるが、「ダメだ」一瞥して一掃する。
「どうしても行きたいべさ。――この通りだべ!」
俺を追い越し、お得意の五体投地を繰り出してくる。
「……はぁ」
思わずため息が漏れてしまう。
ゴブリンたちが心配な気持ちは分かるけど、黒翼馬が二頭しか残っていない以上、ゴブゾウを連れて行く余裕はない。
「わてらからもお願いするだがや!」
「小生たちは我慢するから、ゴブゾウだけでも連れて行ってやってほしいんだじょ!」
ゴブヘイとゴブスケは走り込んで来るなり、ゴブゾウの両隣で五体投地を繰り出した。
「ゴブヘイ、ゴブスケ!」
コブトリオお得意ダイレクトプレアーアタックに辟易してしまう。
「………」
無視して通り過ぎようとした俺に、「お願いします」少し離れた場所からゴブゾウの嫁、ゴブミちゃんが丁寧なお辞儀をしてくる。これにはさすがの俺も困惑していた。
「息子たちが、いないんです……」
涙声で口にするゴブミちゃんに、同情してしまった。
「16番目と、25番目、それに34番目もいねぇんだべ!」
「何匹居るんだよッ!?」
ゴブゾウ一族だけで村にやって来たときより多いじゃねぇかよ。
「それに孫も曾孫も玄孫もみんないなくなったんだべさ」
「ほんとんどお前んっとこの一族じゃねぇかよ!」
「当たり前だがや」
「小生たちの集落は元々小生たち三匹で築いたんだじょ」
「えっ……マジかよ。じゃああのホブゴブリンは?」
「ゴルマはゴブリン王国から追放されて一匹ぼっちだったから、オラが誘ったんだべ。強そうだったってのもあるべな」
ゴ、ゴブリン王国とはなんだ……!?
思わず目が点になってしまう。
「そういうことなら連れて行ってあげなさいよ」
「クレア!」
ヒステリックに喚き散らしていたクレアが、美しい銀灰色の髪を手で振り払いながらゴブゾウを連れて行ってやるという。
「ホントだべ! オラはエロッフなら分かってくれると思ってたべさ」
「エロッフ言うんじゃないわよッ! 脚にしがみつくんじゃないわよ。スリスリするなっ!」
クレアは家族という言葉に弱い。きっとベルゼブブとアルドラの絆を見て育った為だろう。
「連れて行ってやるって言うけどな――」
「もちろんあたしも行くわよ」
「黒翼馬は二頭しかいないのだぞ。一頭にはアーサーとジャンヌが乗る」
「もう一頭にあたしとこいつが騎乗すれば問題ないじゃない」
「俺はどうするっ!」
「ウゥルカーヌスは飛べるじゃない!」
「……ッ」
たしかに神の輪っかを使えば飛べるが、あれはMPをかなり消費して疲れる。あの状態で数日飛行など、苦行以外の何ものでもない。
それに、もしも冒険者たちに目撃されれば一発で俺が神だとバレてしまうじゃないか。
そんなのは絶対にダメだ。
「一頭にはアーサーとジャンヌ。もう一頭には俺が乗る。それでもどうしても行きたいと云うなら、どちらかだけだ! 両方は無理だ」
「何言ってんのよ。黒翼馬は元々あたしのなのよ。輪っかで飛びたくないって言うんなら、留守番はウゥルカーヌスの方よ」
「なっ、何を言ってんのだ! 俺は神だぞ!」
「あたしは妻よ!」
ドンッ!
たわわに実った胸を突き出してくるクレアの目が本気だった。
「お、お前、俺よりゴブゾウを乗せるというのか」
「隠し事ばっかりしてるからよ。少しは反省することね。明日早いから先に帰るわよ」
「………」
くそったれ。
クレアは薄々何かに勘づいているのかもしれない。
「神様、申し訳ねぇべ」
「そう思うならキャンセルすることもできるぞ」
「いくら神様のお願いでも今回ばかりは、申し訳ねぇべ」
お前たちはどうなんだと、ゴブスケ、ゴブヘイ、ゴブミちゃんに視線を流すと、彼らは揃ってペコリと頭を下げた。
クソ面白くもない。
「帰るッ!!」
◆
翌朝、日が昇る前にベッドから起き上がるクレア。
「先行くわよ」
「……」
俺ではなくゴブゾウを乗せるというクレアの言葉を無視して、俺は二度寝する。いわゆるふて寝だ。
「いいんですか? 行かなくて」
「どうせすぐに戻ってくる」
そう思ってベッドでゴロゴロしているうちに、本当に二度寝してしまった。
「………」
ゆっくりとベッドから起き上がり、窓から村を見渡す。子供たちが走りまわっている。
「うそ、だろ……?」
俺は慌てて社を飛び出し、厩舎まで全力ダッシュを決め込む。
「………はぁっ、はぁっ、クレアたちはっ!?」
近くにいた調教師の肩を掴んで詰めよると、「明朝には出ていったぺ?」俺はその場で見事な彫刻と化してしまう。
「ノォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ―――!!」
大砲をぶっ放したような俺の絶叫が、村中にこだまする昼下り。
「マジで置いて行きやがったッ! 俺は神様だぞッ!!」
信じられない、信じられない、信じられない、信じられない、信じられないッ―――
怒りで全身がプルプル震えてしまう。
――が、こんなことをしている場合ではない。
「す、すぐに追いかけないとっ」
懐に手を入れて輪っかを取り出そうと思ったのだけど、
「寝間着のままだった!」
急いで社に戻り着替えを済ませた俺は、村のことをミカエルとガウェインに任せて飛び立つ。
「輪っかでスピードに特化した黒翼馬に追いつけるのか?」
少々心配だったが、今は一秒でも早く追いつくために飛び続けるしかない。
アーサーとジャンヌ、二人を認めたクレアが耳許で囁いてくる。
「どうしようもないだろ?」
「そうかしら? ウゥルカーヌスは物作りの神様なんでしょ。ジャンヌのあの物騒な剣もウゥルカーヌスが作ったっていうじゃない。なら――」
アーサーにも同じような剣を作ってやればいいとクレアはいう――が、今はまだその時ではない。
「その時じゃないってどういう意味よ」
「時期尚早ということだ」
「だからそれがどういう意味かって聞いてるんじゃない!」
癇癪を起こして怒鳴り散らしてくるクレアから離れるように、俺は自宅に向かって歩き出す。
今アーサーに武具を作ってやれば、きっとアーサーはすべての事柄を全部自分一人で解決しようとする。
慢心と正義感。
二つが合わされば厄介でしかない。
たとえ想像を絶するほどの軍隊が迫っていたとしても、自分ならやれると驕り高ぶったアーサーならば、みんなを守るという正義感から一人で立ち向かいかねない。
力を手に入れた人間は歯止めが効かなくなることがある。
だからこそアーサーには自分の弱さを、一人では何もできないということをまずは知ってもらいたい。
それがアーサーの為であり、延いては国の、民の為でもあるのだ。
その点、ジャンヌはアーサーを守るためだけに力を振るうという誓約を自分に課している。王の剣だという誇りがある限り、彼女が変に暴走することはないだろう。
「神様、明日はオラも一緒に連れて行ってほしいべ」
追いかけてきたゴブゾウが懇願してくるが、「ダメだ」一瞥して一掃する。
「どうしても行きたいべさ。――この通りだべ!」
俺を追い越し、お得意の五体投地を繰り出してくる。
「……はぁ」
思わずため息が漏れてしまう。
ゴブリンたちが心配な気持ちは分かるけど、黒翼馬が二頭しか残っていない以上、ゴブゾウを連れて行く余裕はない。
「わてらからもお願いするだがや!」
「小生たちは我慢するから、ゴブゾウだけでも連れて行ってやってほしいんだじょ!」
ゴブヘイとゴブスケは走り込んで来るなり、ゴブゾウの両隣で五体投地を繰り出した。
「ゴブヘイ、ゴブスケ!」
コブトリオお得意ダイレクトプレアーアタックに辟易してしまう。
「………」
無視して通り過ぎようとした俺に、「お願いします」少し離れた場所からゴブゾウの嫁、ゴブミちゃんが丁寧なお辞儀をしてくる。これにはさすがの俺も困惑していた。
「息子たちが、いないんです……」
涙声で口にするゴブミちゃんに、同情してしまった。
「16番目と、25番目、それに34番目もいねぇんだべ!」
「何匹居るんだよッ!?」
ゴブゾウ一族だけで村にやって来たときより多いじゃねぇかよ。
「それに孫も曾孫も玄孫もみんないなくなったんだべさ」
「ほんとんどお前んっとこの一族じゃねぇかよ!」
「当たり前だがや」
「小生たちの集落は元々小生たち三匹で築いたんだじょ」
「えっ……マジかよ。じゃああのホブゴブリンは?」
「ゴルマはゴブリン王国から追放されて一匹ぼっちだったから、オラが誘ったんだべ。強そうだったってのもあるべな」
ゴ、ゴブリン王国とはなんだ……!?
思わず目が点になってしまう。
「そういうことなら連れて行ってあげなさいよ」
「クレア!」
ヒステリックに喚き散らしていたクレアが、美しい銀灰色の髪を手で振り払いながらゴブゾウを連れて行ってやるという。
「ホントだべ! オラはエロッフなら分かってくれると思ってたべさ」
「エロッフ言うんじゃないわよッ! 脚にしがみつくんじゃないわよ。スリスリするなっ!」
クレアは家族という言葉に弱い。きっとベルゼブブとアルドラの絆を見て育った為だろう。
「連れて行ってやるって言うけどな――」
「もちろんあたしも行くわよ」
「黒翼馬は二頭しかいないのだぞ。一頭にはアーサーとジャンヌが乗る」
「もう一頭にあたしとこいつが騎乗すれば問題ないじゃない」
「俺はどうするっ!」
「ウゥルカーヌスは飛べるじゃない!」
「……ッ」
たしかに神の輪っかを使えば飛べるが、あれはMPをかなり消費して疲れる。あの状態で数日飛行など、苦行以外の何ものでもない。
それに、もしも冒険者たちに目撃されれば一発で俺が神だとバレてしまうじゃないか。
そんなのは絶対にダメだ。
「一頭にはアーサーとジャンヌ。もう一頭には俺が乗る。それでもどうしても行きたいと云うなら、どちらかだけだ! 両方は無理だ」
「何言ってんのよ。黒翼馬は元々あたしのなのよ。輪っかで飛びたくないって言うんなら、留守番はウゥルカーヌスの方よ」
「なっ、何を言ってんのだ! 俺は神だぞ!」
「あたしは妻よ!」
ドンッ!
たわわに実った胸を突き出してくるクレアの目が本気だった。
「お、お前、俺よりゴブゾウを乗せるというのか」
「隠し事ばっかりしてるからよ。少しは反省することね。明日早いから先に帰るわよ」
「………」
くそったれ。
クレアは薄々何かに勘づいているのかもしれない。
「神様、申し訳ねぇべ」
「そう思うならキャンセルすることもできるぞ」
「いくら神様のお願いでも今回ばかりは、申し訳ねぇべ」
お前たちはどうなんだと、ゴブスケ、ゴブヘイ、ゴブミちゃんに視線を流すと、彼らは揃ってペコリと頭を下げた。
クソ面白くもない。
「帰るッ!!」
◆
翌朝、日が昇る前にベッドから起き上がるクレア。
「先行くわよ」
「……」
俺ではなくゴブゾウを乗せるというクレアの言葉を無視して、俺は二度寝する。いわゆるふて寝だ。
「いいんですか? 行かなくて」
「どうせすぐに戻ってくる」
そう思ってベッドでゴロゴロしているうちに、本当に二度寝してしまった。
「………」
ゆっくりとベッドから起き上がり、窓から村を見渡す。子供たちが走りまわっている。
「うそ、だろ……?」
俺は慌てて社を飛び出し、厩舎まで全力ダッシュを決め込む。
「………はぁっ、はぁっ、クレアたちはっ!?」
近くにいた調教師の肩を掴んで詰めよると、「明朝には出ていったぺ?」俺はその場で見事な彫刻と化してしまう。
「ノォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ―――!!」
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信じられない、信じられない、信じられない、信じられない、信じられないッ―――
怒りで全身がプルプル震えてしまう。
――が、こんなことをしている場合ではない。
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