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どーしようか?
なんだかな。
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やっぱり奇行に走る公子だったじゃないか。
自分の国でもなかなかの問題児だったんじゃ?
奇行子とはい言えて妙……。
と、微妙な顔してる兄君様の婚約者様。
だよね?
ちょっと心配になるよね?
「……これは、もう……私、早いとこ領地の方に引っ込むべきじゃないかな、と思うんですけど兄君様?」
心優しき兄君様と、その婚約者様が。
「妹が/義理妹が心配で!」
と、退去命令食らった私に付き添う形で一緒に退去。
奇行子がものすごく残念そうな顔してるのをナニ気にスルーして、婚約者様を家に送り届けた帰り。
馬車の中で、兄君様に改めて言ってみた。
どーせなら、私、このまま領地に向かった方が良くないですか? と。
兄君様は、ちょっと考えた後。
「……さすがにこのまま、というのはちょっと、ね? せめて深夜……と、いうか。明け方くらいに最小人数で出発、にした方がいいんじゃないか?」
兄君様曰く。
せめて父と母、執事長と侍女長に一言挨拶してからにしなさい、だ、そうな。
ナニかあるのかな?
自分の国でもなかなかの問題児だったんじゃ?
奇行子とはい言えて妙……。
と、微妙な顔してる兄君様の婚約者様。
だよね?
ちょっと心配になるよね?
「……これは、もう……私、早いとこ領地の方に引っ込むべきじゃないかな、と思うんですけど兄君様?」
心優しき兄君様と、その婚約者様が。
「妹が/義理妹が心配で!」
と、退去命令食らった私に付き添う形で一緒に退去。
奇行子がものすごく残念そうな顔してるのをナニ気にスルーして、婚約者様を家に送り届けた帰り。
馬車の中で、兄君様に改めて言ってみた。
どーせなら、私、このまま領地に向かった方が良くないですか? と。
兄君様は、ちょっと考えた後。
「……さすがにこのまま、というのはちょっと、ね? せめて深夜……と、いうか。明け方くらいに最小人数で出発、にした方がいいんじゃないか?」
兄君様曰く。
せめて父と母、執事長と侍女長に一言挨拶してからにしなさい、だ、そうな。
ナニかあるのかな?
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