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オモチャにされる。
軽くパニック入ってきたジェイド・フーガ。
50年近く抑圧されてたせいか?
ちょっと精神的に脆い気がする。
とにもかくにも、一旦休憩にするか。
その間に……銀竜よ。
お前とジェイド・フーガの間に何があったか、はっきりさせとこうか。
リッカさんの妄想竹の竹林が、異常繁殖して林どころじゃなくなってる。
おとなしくしてるジェイド・フーガの《鑑定》をする。
俺とミヤさん、スズの3人がかりで《鑑定》してから結果を擦り合わせる。
その結果、こんな感じで。
『ジェイド・フーガ』
獣人種、虎のライカン。
72歳。
幼い頃に虎の一族から放逐されたが、運良く養い親に出会う事が出来た。
それなりに健やかに育つ。
が、その養い親がおかしな錬金術師に捕らわれて、言いなりになる以外の道が無くなる。
地味に不幸。
そして、ライカンなのに人族に圧倒されるとか……マジで不幸。
ちなみに錬金術師には、おかしなコトはされてないし、妙な術式も仕掛けられていない。
不幸中の幸いか。
……単に錬金術師が仕掛けるのを、忘れていたのか必要無いと思ってたのか……。
知らないけどな。
まぁアレだ。
変態だから、妙な全能感に浸ってるのかもな。
知らんけど。
どーでもいいけど。
つか、知りたくもないけど。
「「「……………」」」
《鑑定》した俺ら3人とも、すっげ~微妙なカンジになった。
……ジェイド・フーガ自体には何の仕掛けもされてないってことが判明した。
良かった……のか?
「まぁ、銀さんがコウの前に、オカシなヤカラ連れてくるワケが無いけどな~」
スズはそう言うと、土下座姿勢のまま固まっているジェイド・フーガの側に行った。
ジェイド・フーガはビクッとしたが、その場から動かない。
……ん?
違うな。
これ、動かないんじゃなく、動けないんだな。
……足がシビれて。
楽な体勢になれば? と言ってるスズと違って、リッカさんは実に楽しそーに。
「長いこと正座して……っていうか、同じ体勢でいると、シビれてくるのよね~♪」
と、ジェイド・フーガの足を、思いっ切り突っついた。
「……っ!」
声も出さずに悶絶するジェイド・フーガ。
そーか、シビれてるのか……。
しびしびしてんのか……。
そしてリッカさん。
めっちゃ楽しそーだな。
……って、おいスズ。
お前も参加するのか。
危険が無いって分かったら、これかよ。
「ちょ……やめ……! っ!」
2人がかりで倒れ込んだジェイド・フーガを弄んでゐる。
「……非戦闘組にオモチャにされるライカンって……どうなのかな……?」
ミヤさんが、生温かい目できゃっきゃしている3人を眺めている。
なあ、銀竜よ……。
お前、ホントに何したの?
銀竜は平然と。
「初めはライカンとは思いもしなかったのですが……。捕獲する際に少々やり合いまして。……どうやら彼は生まれながらの身体能力に頼りきっていたようでして。なんと言うか……未熟、としか言いようが……。今までは、それで何とかなっていたのでしょうが、自分も伊達に何度も……何十度も死にかけながらも、生き残ってきた訳ではありません。あの程度の子猫相手に、手間取ることなどありません」
子猫……。
おい。
アイツのライカンとしてのプライド、複雑骨折させたのか。
「……いや、粉砕骨折したんじゃないかな?」
ミヤさんが半笑いになるのも分かる気がする。
ライカンとしては、若い方なのか? 72歳ってのは。
その内50年近く変態に服従せざるを得なくて、いろんな方向で成長が偏ってんのか。
ミヤさんが、ぽつりと言った。
「なんだがライカンとして生まれても、良いことなさそうだよね……」
ホントにな。
リドラさんといい、ジェイド・フーガといい……。
普通じゃ居られないのかね。
50年近く抑圧されてたせいか?
ちょっと精神的に脆い気がする。
とにもかくにも、一旦休憩にするか。
その間に……銀竜よ。
お前とジェイド・フーガの間に何があったか、はっきりさせとこうか。
リッカさんの妄想竹の竹林が、異常繁殖して林どころじゃなくなってる。
おとなしくしてるジェイド・フーガの《鑑定》をする。
俺とミヤさん、スズの3人がかりで《鑑定》してから結果を擦り合わせる。
その結果、こんな感じで。
『ジェイド・フーガ』
獣人種、虎のライカン。
72歳。
幼い頃に虎の一族から放逐されたが、運良く養い親に出会う事が出来た。
それなりに健やかに育つ。
が、その養い親がおかしな錬金術師に捕らわれて、言いなりになる以外の道が無くなる。
地味に不幸。
そして、ライカンなのに人族に圧倒されるとか……マジで不幸。
ちなみに錬金術師には、おかしなコトはされてないし、妙な術式も仕掛けられていない。
不幸中の幸いか。
……単に錬金術師が仕掛けるのを、忘れていたのか必要無いと思ってたのか……。
知らないけどな。
まぁアレだ。
変態だから、妙な全能感に浸ってるのかもな。
知らんけど。
どーでもいいけど。
つか、知りたくもないけど。
「「「……………」」」
《鑑定》した俺ら3人とも、すっげ~微妙なカンジになった。
……ジェイド・フーガ自体には何の仕掛けもされてないってことが判明した。
良かった……のか?
「まぁ、銀さんがコウの前に、オカシなヤカラ連れてくるワケが無いけどな~」
スズはそう言うと、土下座姿勢のまま固まっているジェイド・フーガの側に行った。
ジェイド・フーガはビクッとしたが、その場から動かない。
……ん?
違うな。
これ、動かないんじゃなく、動けないんだな。
……足がシビれて。
楽な体勢になれば? と言ってるスズと違って、リッカさんは実に楽しそーに。
「長いこと正座して……っていうか、同じ体勢でいると、シビれてくるのよね~♪」
と、ジェイド・フーガの足を、思いっ切り突っついた。
「……っ!」
声も出さずに悶絶するジェイド・フーガ。
そーか、シビれてるのか……。
しびしびしてんのか……。
そしてリッカさん。
めっちゃ楽しそーだな。
……って、おいスズ。
お前も参加するのか。
危険が無いって分かったら、これかよ。
「ちょ……やめ……! っ!」
2人がかりで倒れ込んだジェイド・フーガを弄んでゐる。
「……非戦闘組にオモチャにされるライカンって……どうなのかな……?」
ミヤさんが、生温かい目できゃっきゃしている3人を眺めている。
なあ、銀竜よ……。
お前、ホントに何したの?
銀竜は平然と。
「初めはライカンとは思いもしなかったのですが……。捕獲する際に少々やり合いまして。……どうやら彼は生まれながらの身体能力に頼りきっていたようでして。なんと言うか……未熟、としか言いようが……。今までは、それで何とかなっていたのでしょうが、自分も伊達に何度も……何十度も死にかけながらも、生き残ってきた訳ではありません。あの程度の子猫相手に、手間取ることなどありません」
子猫……。
おい。
アイツのライカンとしてのプライド、複雑骨折させたのか。
「……いや、粉砕骨折したんじゃないかな?」
ミヤさんが半笑いになるのも分かる気がする。
ライカンとしては、若い方なのか? 72歳ってのは。
その内50年近く変態に服従せざるを得なくて、いろんな方向で成長が偏ってんのか。
ミヤさんが、ぽつりと言った。
「なんだがライカンとして生まれても、良いことなさそうだよね……」
ホントにな。
リドラさんといい、ジェイド・フーガといい……。
普通じゃ居られないのかね。
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