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・いろんなコトして遊びたい(R18/ローションガーゼ)
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しおりを挟む「んっ」
乱れた髪のあいだからのぞく小さくて可愛い耳にカプっと噛みつけば、優太はふるふる震えながらオレのほっぺを撫でてくれる。
「せ、ん、ひゃ……」
優太はゆっくりと、オレの腕から歯を放した。銀色に輝く糸が口角からつながり、やがて途切れた。
「大丈夫、優太。激しくやりすぎたかな……?」
くったりしたまま、はぁはぁってしてる体は快感に負けて疲れ切っているように見えた。
「ちょっと休憩しようか?」
「やだ……、もっろ……」
「え?」
「もっろ、いじめて、ほひ……。へへへっ」
汗だくの優兄は力なくフニャッと笑った。その儚くて切ない表情がたまらなく可愛くて、心臓がギュンとする。猛烈にドキドキしている。
オレがSであることを自覚しているように、優太のほうも自分がMであることを受け入れようとしている──そんな気がした。
「分かった。もっともっといっぱい、気持ちいいことしよ……」
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