凛くんはダメな子ほど愛しすぎるオカン体質で色々と苦労するらしい

7 罪は異なモノ味なモノ※

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　断固無視。
　誘っても誘ても手応えが無いことに痺れを切らしたのだろう。鶴見は口の端をゆがめて「むぅっ」とため息をもらすと、俺の制服のなかに手を差し入れてきた。
　ヘソのあたりから胸のほうへ、少しずつボタンを外しながらするすると撫であげてくる。

「やめろ。ダメだ」

　左右どちらの突起も探り当てられ、指の腹でしつこく転がされながらも俺は鶴見を拒んだ。

　微かに込み上げる甘い感覚は、奥歯で噛み殺す。