202 / 271
15 キミの名残り
14/14
しおりを挟む「……学校に来いとは言わねぇ。無理しなくていい。でも、ちゃんとしっかり食べて、元気でいてくれ……」
部屋を出て行く前に、おにぎりを作った。
前に美味しかったと喜んでくれたのと同じもの。
海苔も塩もない真っ白なおにぎりだったが、三個ならべてキッチンに置いた。
「またな、鶴見」
返事はなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
91
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる