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第7章 力ある者
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眠ってる2人をロープで縛って、動けなくした。
「とにかく侵入してみますか」
「この中には何があるのかなー?」
「2人とも気をつけてよ。ここは敵の本拠地のような場所なんだから」
3人は見張りを端っこに寄せて建物の中に侵入してみる。
建物の中は広い。学校で言えば、体育館くらいはあるんじゃないだろうか。というか、もしかしたら元は体育館だった場なのかもしれない。その中で多くの人が作業をしている。ここで作業してる人のほとんどは、リフィリア王国の騎士団やギルドの人だろう。手錠のような物をしているけど、何だろう?推測するに、あれをつけることで戦う力を奪っているのではないだろうか。あれを外してやれば彼らは戦う力を取り戻すのでは?
そして、造ってる物は、かつて舟堀タワーからリフィリア王国を狙った物と同じレーザー砲か。しかも、タワーにあったやつより遥かに大きい。間違いなく、ここから撃てばリフィリア王国に届くだろう。
「どうする?セト騎士団長に報告する?」
「そうだね、場所だけ見つけたことを報告した方が良さそうね」
その場から離れようとして振り返る。
「お前達、ここで何をしている?」
「うわっ」
振り返ると、武器を構えた男が1人立っている。
「侵入者か?リフィリア王国の手先か」
「あちゃー、見つかったよ」
「ルイーザ、呑気なことを言ってる場合じゃないわよ、どうするの?」
「逃げるという選択肢は無さそうだな、ウェンディ、覚悟を決めた方がいいぞ」
ジュンとルイーザのやり方に慣れたウェンディは、すんなりと覚悟を決める。
「分かったわよ、君達のやり方だもんね」
「なんだお前達、やろうっていうのか?」
「まあ、どうせ逃してくれないだろ?だったらこっちも覚悟を決めるまで」
すると、男は武器をジュン達の方に向けた。
「ほお、俺たちに戦いを挑んだ事を後悔させてやるよ」
ジュン達は戦いに挑んだ。ところが・・・
「って、あれ?」
「うん、意外とあっさり・・・」
ジュン達は特に苦戦することも無く相手をコテンパンに倒した。ジュン達と相手の男はレベル差はほとんど無いのだが。
(前回戦ったファランに比べたら、相手には悪いけど苦戦する方がどうかしてるわよね)
ファランに勝ったルイーザ探検隊のメンバーにとって、目の前の男は本当に苦戦するまでもない相手だったのだろう。ウェンディはそう分析した。
「ば、馬鹿な・・・お前ら一体何者だ!?」
「私達?私達はただの探検隊よ」
倒した男をロープで縛って動けなくした。
「これだけ騒ぎを起こしておいて援軍が来ないけど、まさかあなた1人なの?」
「そこに気づいたか。ここの見張りに人を置いていない理由を教えてやる」
男は口笛を吹いた。何かの合図だろうか。
すると、大きな機械の足音みたいな音が聞こえる。
その正体が、ジュン達の目の前に現れた。
「とにかく侵入してみますか」
「この中には何があるのかなー?」
「2人とも気をつけてよ。ここは敵の本拠地のような場所なんだから」
3人は見張りを端っこに寄せて建物の中に侵入してみる。
建物の中は広い。学校で言えば、体育館くらいはあるんじゃないだろうか。というか、もしかしたら元は体育館だった場なのかもしれない。その中で多くの人が作業をしている。ここで作業してる人のほとんどは、リフィリア王国の騎士団やギルドの人だろう。手錠のような物をしているけど、何だろう?推測するに、あれをつけることで戦う力を奪っているのではないだろうか。あれを外してやれば彼らは戦う力を取り戻すのでは?
そして、造ってる物は、かつて舟堀タワーからリフィリア王国を狙った物と同じレーザー砲か。しかも、タワーにあったやつより遥かに大きい。間違いなく、ここから撃てばリフィリア王国に届くだろう。
「どうする?セト騎士団長に報告する?」
「そうだね、場所だけ見つけたことを報告した方が良さそうね」
その場から離れようとして振り返る。
「お前達、ここで何をしている?」
「うわっ」
振り返ると、武器を構えた男が1人立っている。
「侵入者か?リフィリア王国の手先か」
「あちゃー、見つかったよ」
「ルイーザ、呑気なことを言ってる場合じゃないわよ、どうするの?」
「逃げるという選択肢は無さそうだな、ウェンディ、覚悟を決めた方がいいぞ」
ジュンとルイーザのやり方に慣れたウェンディは、すんなりと覚悟を決める。
「分かったわよ、君達のやり方だもんね」
「なんだお前達、やろうっていうのか?」
「まあ、どうせ逃してくれないだろ?だったらこっちも覚悟を決めるまで」
すると、男は武器をジュン達の方に向けた。
「ほお、俺たちに戦いを挑んだ事を後悔させてやるよ」
ジュン達は戦いに挑んだ。ところが・・・
「って、あれ?」
「うん、意外とあっさり・・・」
ジュン達は特に苦戦することも無く相手をコテンパンに倒した。ジュン達と相手の男はレベル差はほとんど無いのだが。
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「そこに気づいたか。ここの見張りに人を置いていない理由を教えてやる」
男は口笛を吹いた。何かの合図だろうか。
すると、大きな機械の足音みたいな音が聞こえる。
その正体が、ジュン達の目の前に現れた。
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