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第8章 勇気の向こう側に
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ワッフルが鶴小島の街の門がある方向からジュン達の前にやってきた。
「この子がワッフル?」
「そう言えば、ウェンディは初見だったわね。この子が私の相棒のワッフルよ」
「奴が向かってくるよ、一発勝負だ」
「分かった、ジュン、ウェンディ乗って」
3人はワッフルに乗る。ちょうどその時、ローデンが地面に向かって突っ込んできた。
さっきの衝撃波が再びジュン達の方に向かって来た
。
「ワッフル、よろしく」
ルイーザがそう言うと、ワッフルは衝撃波の方に向かって走り出した。
「頑張って、ワッフル!」
ワッフルは猛スピードで突っ込む。その勢いは衝撃波にも勝る。そして・・・
「何だと!?」
予想通りだった。地面に勢いでぶつかって衝撃波を出しているからか、ローデンにもダメージを受けてて、動きが鈍っていた。その隙を見逃さなかった。
ジュンは大型剣でローデンの翼を斬る。
「ぐ、ぐわー」
悲鳴を上げたところでルイーザはボムの実をローデンの口の中に入れた。痛みのせいか、ローデンは口の中にボムの実が入った事に気づいていない。
しかし、ジュンが翼を斬ったおかげで飛ぶ能力を封じることに成功した。
「ぐっ、そんな馬鹿な・・・」
「これで君は飛ぶ事ができないわね」
「おのれ・・・貴様らぁー!」
ローデンの怒りが爆発した。元の人格が分からないくらい言葉遣いも変わっていた。
「ま、まだだ。火の玉の攻撃がある事を忘れるなよ」
反撃のチャンスが来たか?ローデンは火の玉を吐き出す。
ところが、普通に、いやそれ以上の威力とスピードで火の玉を吐き出してきた。
「な、なんで・・・」
「バカめ、ハイゴブリンのようにボムの実を使った作戦を考えたみたいだが、無駄だったな。逆に火の玉を強くさせてくれて感謝するぜ」
「マジかよ、そんなのありか!?」
まさか、ハイゴブリンを倒した時の作戦が通用しないとは。いや、無駄では無いかも。威力は増したが無理をしている気がする。高威力の火の玉を吐き出す代わりに体に負担がかかっているようにも感じる。
「2人とも、まだチャンスはあるかもしれない」
そんな3人の前に再び火の玉が向かってくる。バリアで防げる威力では無さそうだ。ふと、ジュンは思い付いた。
「ジュン、剣を構えて何を・・・?」
「まさかあなた!?」
ジュンは剣を構えて火の玉の方に向かっていく。さっき水の力を得たように火の力を自分のものにしようとしているのか?
「無茶よ、あの火の玉を取り込むなんて」
「やってみないと分からない!」
「この子がワッフル?」
「そう言えば、ウェンディは初見だったわね。この子が私の相棒のワッフルよ」
「奴が向かってくるよ、一発勝負だ」
「分かった、ジュン、ウェンディ乗って」
3人はワッフルに乗る。ちょうどその時、ローデンが地面に向かって突っ込んできた。
さっきの衝撃波が再びジュン達の方に向かって来た
。
「ワッフル、よろしく」
ルイーザがそう言うと、ワッフルは衝撃波の方に向かって走り出した。
「頑張って、ワッフル!」
ワッフルは猛スピードで突っ込む。その勢いは衝撃波にも勝る。そして・・・
「何だと!?」
予想通りだった。地面に勢いでぶつかって衝撃波を出しているからか、ローデンにもダメージを受けてて、動きが鈍っていた。その隙を見逃さなかった。
ジュンは大型剣でローデンの翼を斬る。
「ぐ、ぐわー」
悲鳴を上げたところでルイーザはボムの実をローデンの口の中に入れた。痛みのせいか、ローデンは口の中にボムの実が入った事に気づいていない。
しかし、ジュンが翼を斬ったおかげで飛ぶ能力を封じることに成功した。
「ぐっ、そんな馬鹿な・・・」
「これで君は飛ぶ事ができないわね」
「おのれ・・・貴様らぁー!」
ローデンの怒りが爆発した。元の人格が分からないくらい言葉遣いも変わっていた。
「ま、まだだ。火の玉の攻撃がある事を忘れるなよ」
反撃のチャンスが来たか?ローデンは火の玉を吐き出す。
ところが、普通に、いやそれ以上の威力とスピードで火の玉を吐き出してきた。
「な、なんで・・・」
「バカめ、ハイゴブリンのようにボムの実を使った作戦を考えたみたいだが、無駄だったな。逆に火の玉を強くさせてくれて感謝するぜ」
「マジかよ、そんなのありか!?」
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「まさかあなた!?」
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「無茶よ、あの火の玉を取り込むなんて」
「やってみないと分からない!」
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